臨機応変


2018年1月19日
「米債の動向が気掛かり材料に」

ns長期先物2018年3月限
寄150円37銭、高150円39銭、安150円31銭、引150円31銭(-6銭)
7341億円
長期先物2018年3月限
寄150円34銭、高150円40銭、安150円28銭、引150円38銭(+1銭)
30968億円
超長期先物2018年3月限
寄円銭、高円銭、安円銭、引円銭(銭)
億円
2年384回 -0.135%(0.000%)、〜%
5年134回 -0.080%(0.000%)、-0.080〜-0.075%
10年349回 0.075%(0.000%)、0.075〜0.080%
20年163回 0.590%(-0.010%)、0.590〜0.600%
30年57回 0.830%(-0.005%)、0.830〜0.845%
40年10回 0.985%(-0.005%)、0.985〜1.000%
(現物債は15時現在の動きです)

昨日の米10年債利回りは2.62%と前日の2.59%から上昇し、昨年の3月13日以来、約8か月ぶりの水準に上昇してきた。中国の2017年10〜12月期GDPが予想を上回り、世界的な景気拡大が意識され、アップルなどが資金調達のために、保有の米国債を売却かとの思惑も。米10年債利回りはここから上抜けしてくる可能性もあり、注意が必要か。昨日の米国株式市場は相場上昇をけん引してきたボーイングが下落し、利益確定売り優勢となり、米長期金利の上昇もやや嫌気され、ダウ平均は97ドル安、ナスダックは2ポイント安となった。米原油在庫は9週連続の減少となったが、生産も増加していたことから、原油先物は小幅下落、WTI先物2月限は前日比2セント安の63.95ドル。昨日の欧州株式相場は反発、中国GDPが予想を上回ったことなど好感。ロンドン株式市場は続落。ドイツの10年債利回りは0.57%と前日の0.56%から上昇。フランスの10年債利回りは0.84%と前日とほぼ変わらず。英国の10年債利回りは1.33%と前日の1.31%から上昇した。ドル円は米株安によるリスク回避の動きから一時110円69銭まで下落した。ECBの緩和縮小観測などからユーロは円やドルに対してしっかり。本日の債券先物は前日比3銭安の150円34銭と小幅反落して寄り付いた。米10年債利回りが2.62%と昨年の3月13日以来の水準に上昇。これによる影響もあったようだが、大きく売られることはなかった。寄り付き後はやや売られ、150円28銭まで下落。しかし、ここが安値となり底堅い展開となった。10年債利回りは0.080%と小幅上昇。20年債利回りは0.600%をつけた。日銀は午前10時10分に国債買い入れをオファーした。対象は5年超10年以下4100億円、10年超25年以下1900億円、25年超800億円。オファー額はいずれも前回と変わらず。国債買入の結果は応札倍率が前回から低下するなどしっかり。これを受けて債券先物はじりじりと買い戻された。米債が東京時間でやや売られ、10年債利回りは節目とされる2.63%をつけた。今後さらに米10年債利回りが上昇する可能性も。東京株式市場は昨日のナイトセッションで先物が買い戻されていたことから、買い戻しが先行し日経平均は前日比90円高で寄り付いた。 日経平均は上げ幅が一時100円を超える場面もあったが、昨日の米株の下落もあり上値が抑えられた格好に。米暫定予算法案の行方が不透明であるのも不安要因に。ドル円の上値が重くなり、111円割れとなったことや、東京時間で米株価指数先物が下落していることも上値を重くさせた。


2018年1月18日
「30年債入札はやや低調、10年債利回りは一時0.090%」

ns長期先物2018年3月限
寄150円29銭、高150円34銭、安150円28銭、引150円28銭(-3銭)
7716億円
長期先物2018年3月限
寄150円25銭、高150円38銭、安150円25銭、引150円37銭(+6銭)
35443億円
超長期先物2018年3月限
寄円銭、高円銭、安円銭、引円銭(銭)
億円
6229 1994 2729 605 2年384回 -0.130%(+0.005%)、〜%
5年134回 -0.075%(+0.005%)、〜%
10年349回 0.080%(0.000%)、0.080〜0.090%
20年163回 0.595%(0.000%)、〜%
30年57回 0.835%(+0.005%)、0.830〜0.835%
40年10回 0.995%(+0.010%)、0.990〜0.995%
(現物債は15時現在の動きです)

昨日の米国株式市場では、ボーイングやアップルが大きく買われ、12月の米鉱工業生産指数が予想を上回ったことや、ベージュブックで賃金上昇圧力の高まりも指摘されていたことなども好感し、ダウ平均は322ドル高、ナスダックも74ポイントの上昇となった。ベージュブックでは、米景気の拡大基調も示されていたことから、今年も予定通りの利上げペースが維持されるとの見方も強まり、昨日の米10年債利回りは2.59%と前日の2.53%から上昇し、再び節目とみられる2.6%に接近した。OPEC加盟国による減産目標がしっかり順守されていたことが示され、原油先物は反発し、WTI先物2月限は前日比24セント高の63.97ドル。昨日の欧州株式相場、指標のストックス600指数は小幅安。ロンドン株式市場もバーバリーなどが売られて続落。ドイツの10年債利回りは0.56%と前日とほぼ変わらず。フランスの10年債利回りは0.84%と前日の0.83%から小幅上昇。英国の10年債利回りも1.31%と前日の1.30%から小幅上昇。対ユーロでドルが買い戻され、ドル円もあっさりと111円台を回復。ECBのコンスタンシオ副総裁などからユーロ高をけん制するような発言も。米10年債利回りが再び2.6%近くまで上昇し、本日の債券先物も売りが先行。前日比6銭安の150円25銭で寄り付いた。10年債は0.090%と0.1%に再び接近し、この水準からは売り込みづらい。このため、債券先物も膠着相場となった。本日の30年国債(利率0.8%、57回リオープン)の入札は、最低落札価格99円10銭、平均落札価格99円23銭となった。最低落札価格は予想をやや下回り、テールも13銭と前回の4銭から流れ、応札倍率も3.77倍と前回の4.38倍を下回り、やや低調な結果となった。しかし、これを受けた売りも限定的なものとなり、日経平均がマイナスに転じたこともあり、債券先物はやや買い戻されて150円37銭で引けた。米国株式市場が大きく上昇し、ドル円も111円台を回復したことから、東京株式市場は買いが先行。日経平均は取引時間中としては1991年11月18日以来の24000円台回復となった。ひとまず達成感も出たのか、その後は利益確定売りなどに押されて上げ幅を縮小させた。しかし、後場に入るとGLOBEXで米株価指数先物が上昇したこともあり、日経平均は再び24000円台を回復した。しかし、24000円台は定着できず、再び戻り売りに押され、日経平均はマイナスに転じた。日経平均の引けは104円安。


2018年1月17日
「債券先物主体に下落、現物は閑散」

ns長期先物2018年3月限
寄150円43銭、高150円47銭、安150円38銭、引150円39銭(-4銭)
9095億円
長期先物2018年3月限
寄150円42銭、高150円44銭、安150円31銭、引150円31銭(-12銭)
27974億円
1.9 超長期先物2018年3月限
寄円銭、高円銭、安円銭、引円銭(銭)
億円
3264 642 2014 426 181 2年384回 -0.130%(+0.010%)、-0.135〜-0.130%
5年134回 -0.080%(+0.010%)、-0.085〜-0.080%
10年349回 0.080%(+0.005%)、〜%
20年163回 0.590%(-0.005%)、〜%
30年57回 %(%)、〜%
40年10回 0.990%(0.000%)、〜%
(現物債は15時現在の動きです)

昨日の米国市場は米企業の業績期待から買いが先行し、ダウ平均の上げ幅は一時280ドルを超え、26000ドルを上回る場面も。しかし原油の反落もあり、石油関連株などに利益確定売りが入り、結局、ダウ平均は10ドル安。ナスダックは37ポイントの下落に。来週のECB理事会ではガイダンスの見直しは先送りされるとの見方が強まり、欧州の国債が総じてしっかりとなっていたことで、米債も買われ、昨日の米10年債利回りは2.53%と先週末の2.54%から低下した。ここにきて上昇を続けた原油先物は、高値警戒などから戻り売りに押された。シェールオイルの増産の動きなどに対する警戒感も。WTI先物2月限は57セント安の63.73ドル。昨日の欧州株式相場、指標のストックス600指数はほぼ変わらず。ロンドン株式市場は、石油関連株など主体に売られて続落となった。ドイツの10年債利回りは0.56%と前日の0.58%から低下。フランスの10年債利回りも0.83%と前日の0.86%から低下した。英国の10年債利回りも1.30%と前日の1.32%から低下。ドル円は110円台後半から110円20銭あたりまで下落し、そこからやや戻した。ユーロドルも持ち直して、3年ぶりの高値水準に。本日の債券先物は前日比1銭安の150円42銭で寄り付いた。寄り付き後の債券先物の動きは限られ、現物債も閑散。日銀は10時10分に国債買い入れをオファー。対象は1年以下500億円、1年超3年以下2500億円、3年超5年以下3000億円。オファー額はいずれも前回と変わらず。国債買入はやや弱めの結果と受け止められ、債券先物はこれを受けて売られた。ただし、現物債は後場超長期カレントの出合いがないなど動きは限られた。債券先物だけが商いを伴って今日も150円31銭の安値引けとなった。動きそのものは鈍いが、じりじりと下値を試すような展開となっている。債券先物には仕掛け的な動きが入っている可能性もある。ダウ平均は大きく上げたあとマイナスとなり、ナイトセッションで日経225先物が下落していたことから、本日の東京株式市場は売りが進行し、日経平均は168円安でスタート。石油関連株や銀行株が売られ、日経平均は200円を超す下げとなった。しかし、朝方発表された11月の機械受注は前月比5.7%増となり、機械株に買いが入り、トヨタなどもしっかり。日経平均は次第に下げ幅を縮小させた、引けは83円安となった。


2018年1月16日
「5年債入札は順調、株高で戻り売り」

ns長期先物2018年3月限
寄150円47銭、高150円49銭、安150円46銭、引150円46銭(-1銭)
2701億円
長期先物2018年3月限
寄150円44銭、高150円52銭、安150円43銭、引150円43銭(-4銭)
25770億円
超長期先物2018年3月限
寄円銭、高円銭、安円銭、引円銭(銭)
億円
4556 803 1649 2125 2年384回 -0.135%(+0.005%)、〜%
5年134回 -0.085%(-0.005%)、-0.090〜-0.080%
10年349回 0.075%(+0.005%)、0.070〜0.075%
20年163回 0.590%(0.000%)、〜%
30年57回 0.830%(0.000%)、0.825〜0.830%
40年10回 0.990%(0.000%)、0.985〜0.990%
(現物債は15時現在の動きです)

昨日の米国市場はキング牧師誕生日の祝日のため、全市場が休場。欧州の外為市場ではユーロがドルに対して上昇し、約3年ぶり高値をつけた。エストニア中銀総裁が域内の経済やインフレが予想通りに推移した場合に、ECBは9月以降、債券買い入れを一気に終了することが可能との見方を示した。ユーロ圏の景気拡大見通しもあり、ECBの緩和策の縮小が意識され、ドイツ政局の不透明感が和らいだこともあり、ユーロが買い進まれた。ドイツ連邦銀行が外貨準備に人民元を加えることを決定したこともドル安要因に。欧州の株式市場、指標のストックス600指数は反落となり、ポンド高が嫌気されてロンドン株式市場も小幅下落。ECBの緩和縮小も意識されてか、ユーロ圏の国債は総じて下落。ドイツの10年債利回りは0.58%と前日の0.57%から上昇し、フランスの10年債利回りは0.86%と前日の0.85%から上昇。英国の10年債利回りは1.32%とこちらは前日の1.34%から低下した。ドル円は一時110円30銭あたりまで下落した。本日の債券先物は前日比3銭安の150円44銭で寄り付いた。寄り付きの150円44銭が安値となり、その後やや買い戻された。現物債は引き続き閑散。本日の5年国債(利率0.1%、134回リオープン)の入札は、最低落札価格は100円90銭、平均落札価格100円91銭となった。最低落札価格は予想を上回り、テールは前回と同じ1銭。応札倍率は5.23倍と2013年8月の5.51倍以来の高さとなった。5年債入札が順調な結果となったことで、債券先物は一時150円52銭まで買われたが、その後は株価の上昇などから、次第に上値が重くなった。債券先物は前日比4銭安の150円43銭の安値引けとなった。現物債も後場一時買われたが、こちらも戻り売りに押された格好に。本日の東京株式市場、日経平均は小幅高でスタート。ドル円が110円半ばあたりからじりじりと上昇し、日経平均も値を戻す格好となった。GLOBEXでの米株価指数先物の上昇も影響したようである。日経平均は後場一段高となり、上げ幅は200円を超えて24000円に接近した。日経平均の引けは236円高となり、バブル崩壊後の高値を更新した格好に。


2018年1月15日
「債券先物は戻り売りに押される」

ns長期先物2018年3月限
寄150円47銭、高150円52銭、安150円44銭、引150円52銭(+4銭)
6231億円
長期先物2018年3月限
寄150円53銭、高150円56銭、安150円44銭、引150円47銭(-1銭)
20850億円
44-47 超長期先物2018年3月限
寄154円09銭、高154円09銭、安154円09銭、引154円09銭(-38銭)
6億円
2750 1212 1412 125 2年384回 %(%)、〜%
5年134回 -0.080%(+0.005%)、〜%
10年349回 0.075%(+0.005%)、0.070〜0.075%
20年163回 0.590%(+0.005%)、0.585〜0.590%
30年57回 0.830%(0.000%)、0.820〜0.830%
40年10回 0.990%(0.000%)、0.985〜0.995%
(現物債は15時現在の動きです)

12日発表の米小売売上高は予想を上回り、米企業の業績拡大への期待も加わり、12日の米国株式市場はボーイングやアマゾン、アップルなどが買い進まれた。ダウ平均は228ドル高、ナスダックも49ポイント高となり、主要3指数が連日の過去最高値更新。12日に発表の12月の米消費者物価指数はコア指数が前月比0.3%の上昇と昨年1月以来の大幅な伸びとなり、前年比もプラス1.8%の上昇となった。このCPIに加え、小売売上高が予想を上回ったこともあり、12日の米10年債利回りは2.54%と前日の2.53%から小幅上昇。米原油在庫の減少などから、原油先物は続伸。WTI先物2月限は前日比50セント高の64.30ドルと2014年12月以来の水準に。12日の欧州株式市場は上昇。ロンドン株式市場は自動車関連株が買われ、FTSE100指数は過去最高値を更新。ドイツ連銀のバイトマン総裁が差し迫った金利変更のリスクは低いと発言。ユーロ圏の国債は周辺国主体に総じてしっかりとなり、ドイツの10年債利回りは0.57%と前日の0.58%から低下し、フランスの10年債利回りは0.85%と前日の0.86%から低下。英国の10年債利回りは1.34%と前日の1.31%からこちらは上昇した。ドイツで二大政党が大連立協議入りで合意したのを手掛かりにユーロが買われ、ドル円は一時110円92銭と2017年11月27日以来の水準に下落した。債券先物は12日のナイトセッションで買われていたこともあり、先週末比5銭高の150円53銭で寄り付いた。10時10分に日銀は国債買入をオファー。対象は5年超10年以下4100億円、10年超25年以下1900億円、25年超800億円。オファー額はいずれも前回と変わらず。国債買入の結果は5年超10年以下と10年超25年以下がやや甘めの結果に。これを受けて現物債にはパラパラと売りが入った。債券先物は寄り付き後150円56銭まで買われたがそこが高値となり、株高などを受けて上値の重い展開となりじり安に。後場は特に様子見気分を強め後場の債券先物の値幅は3銭しかなかった。債券先物の引けは1銭安の150円47銭。先週末の米国株式市場で主要3指数が最高値を更新したことから、本日の東京株式市場は買いが先行し日経平均は174円高でスタート。しかし、ドル円が111円割れとなるなどしたことで日経平均は上値が重くなった。ただし本日のニューヨーク市場がキング牧師誕生日で休場となることで、様子見気分も強まった。日経平均の引けは61円高。日銀が発表した地域経済報告(さくらリポート)では、3地域が景気判断引き上げ、6地域が据え置きとなった。


2018年1月12日
「40年債入札は順調」

ns長期先物2018年3月限
寄150円47銭、高150円54銭、安150円43銭、引150円48銭(0銭)
5888億円
長期先物2018年3月限
寄150円46銭、高150円55銭、安150円44銭、引150円48銭(0銭)
23804億円
超長期先物2018年3月限
寄154円47銭、高154円47銭、安154円47銭、引154円47銭(銭)
3億円
5379 2320 1537 1359 2年384回 -0.135%(0.000%)、〜%
5年134回 -0.080%(+0.005%)、-0.085〜-0.080%
10年349回 0.070%(+0.005%)、〜%
20年163回 0.585%(-0.005%)、〜%
30年57回 0.830%(-0.010%)、0.825〜0.840%
40年10回 0.995%(-0.015%)、〜%
(現物債は15時現在の動きです)

発表されたECB理事会議事要旨で、今年の早い時期から金融政策姿勢やフォワードガイダンスを徐々に変更する可能性を示唆。正常化に向けたスタンスに変更してくる可能性が出てきたと。これを受けて昨日の欧州の債券市場では中核国主体に国債は下落。ドイツ国債の下落を受けて、米債も一時売られていたが、中国が米債投資見直しを巡る報道を否定したことや、昨日の米30年債入札が好調な結果となったことから、結局、昨日の米10年債利回りは2.53%と前日の2.55%から低下した。ドイツの10年債利回りは0.58%と前日の0.54%から上昇。フランスの10年債利回りも0.86%と前日の0.81%から上昇し、英国の10年債利回りも1.31%と前日の1.29%から上昇した。昨日の米国株式市場は業績への期待からボーイングが大きく買われ、原油高を受けてエネルギー関連株にも買いが入り、主要3指数が最高値更新。ダウ平均は205ドル高、ナスダックは58ポイントの上昇。北海ブレント原油は一時3年ぶりにバレル当たり70ドルを上回り、WTI先物2月限は前日比23セント高の63.80ドル。欧州株式市場はECBの金融政策の行方も意識されて、ストックス600指数は続落。ロンドン株式市場は鉱業株など主体に買われて、こちらは続伸。ECB理事会の議事要旨の内容を受けて、ユーロがドルや円に対して上昇した。本日の債券先物は前日比2銭安の150円46銭で寄り付いた。欧州市場ではドイツ国債など売られていたが、円債への影響は限定的か。むしろ、米債がしっかりしていたこともあり、債券先物はじりじりと値を戻す展開に。現物債は引き続き閑散小動き。本日の40年国債(利率0.9%、10回債)の入札は、募入最高利回りは0.985%(発行価格97円24銭)。応札倍率は3.67倍と前回を上回り順調な結果となった。債券先物はこれを受けて150円55銭まで買われたが、上値も重く膠着感の強い相場となった。米国株高などを背景に東京株式市場、日経平均は小幅高でスタートした。しかし、円高が上値を抑え日経平均はもみ合いに。 った。


2018年1月11日
「債券先物は買い戻される」

ns長期先物2018年3月限
寄150円35銭、高150円41銭、安150円30銭、引150円39銭(+4銭)
10529億円
長期先物2018年3月限
寄150円42銭、高150円53銭、安150円41銭、引150円48銭(+13銭)
31959億円
超長期先物2018年3月限
寄円銭、高円銭、安円銭、引円銭(銭)
億円
5885 1411 1978 1013 1491 2年384回 -0.130%(0.000%)、-0.135〜-0.130%
5年134回 -0.080%(0.000%)、-0.085〜-0.080%
10年349回 0.070%(-0.010%)、0.065〜0.075%
20年163回 0.590%(-0.010%)、0.590〜0.595%
30年57回 0.840%(-0.005%)、0.840〜0.845%
40年10回 1.010%(0.000%)、1.010〜1.015%
(現物債は15時現在の動きです)

中国当局が米国債の購入縮小もしくは停止を検討していると報じられ、昨日の米10年債利回りは一時2.59%まで上昇したが、昨日の米10年債入札が好調な結果となったことで買い戻され、米10年債利回りは2.55%と前日とほぼ変わらずに。昨日の米国株式市場は利益確定売りなどから下落した。トランプ大統領がNAFTAからの脱退を表明するようだとの観測も売り要因に。ダウ平均は反落し16ドル安、ナスダックも10ポイントの下落となった。EIAの統計で米原油在庫が8週連続で減少したことが明らかとなり、原油先物は続伸、WTI先物2月限は前日比61セント高の63.57ドルに。欧州の株式市場はドイツの長期金利の上昇など嫌気して下落。ロンドン株式市場は金利上昇で銀行株が買われてこちらは上昇。昨日のドイツの10年債入札は札割れとなった。昨日のドイツの10年債利回りは0.54%と前日の0.46%から上昇。フランスの10年債利回りは0.81%とこちらはほぼ変わらず。英国の10年債利回りは1.29%と前日の1.28%から小幅上昇。日銀の国債買入減額をきっかけとした円高進行が止まらない。米国のNAFTA離脱懸念でカナダ・ドルが急落。本日の債券先物は前日大きく売られた反動もあってか、買い戻しが先行し、7銭高の150円42銭で寄り付いた。日銀の国債買入に向けた思惑的な動きも。日銀は午前10時10分に国債買い入れをオファー。対象は1年超3年以下2500億円、3年超5年以下3000億円、5年超10年以下4100億円。オファー額はいずれも前回と変わらず。9日の超長期ゾーンのオペ減額をきっかけとした円高もあり、指し値オペや買入増額への思惑、減額への懸念等々あったようだが、日銀は動かず。買入の結果は中期ゾーンの応札倍率が高かったが影響は限定的。中国当局が米国債購入の縮小または停止を検討しているとの報道について、中国政府筋は11日、誤った情報に基づいている可能性があるとの見解を示した。これを受けて時間外取引で米債は買われ、これも円債の下支えに。現物債は中長期ゾーンを中心にしっかり。ドル円が111円台に下落するなどしたことで、東京株式市場は売りが先行した。日経平均は100円を超す下げとなった。しかし、銀行株などに買いが入り、ドル円も111円台前半から後半に上昇、日経平均は次第に下げ幅を縮小させてきた。


2018年1月10日
「10年債入札は無難、先物はジリ安に」

ns長期先物2018年3月限
寄150円62銭、高150円63銭、安150円44銭、引150円48銭(-15銭)
8181億円
長期先物2018年3月限
寄150円45銭、高150円49銭、安150円35銭、引150円35銭(-28銭)
36616億円
超長期先物2018年3月限
寄円銭、高円銭、安円銭、引円銭(銭)
億円
40 10 2 前場 後場20出合いなし 3889 1324 1250 1089 2年384回 -0.130%(+0.010%)、〜%
5年134回 -0.075%(+0.020%)、-0.080〜-0.075%
10年349回 0.080%(+0.015%)、〜%
20年163回 0.595%(+0.010%)、〜%
0.6 30年57回 0.845%(+0.015%)、〜%
40年10回 1.010%(+0.015%)、1.005〜1.010%
(現物債は15時現在の動きです)

昨日の米国株式市場では主要3指数が最高値を更新した。2017年の商用機の出荷機数が過去最高になったと発表したボーイングが買われ、原油高から石油関連が買われ、長期金利の上昇で金融株も買われた。ダウ平均は102ドル高と反発し、ナスダックも6ポイントの上昇。昨日の米債は売られ、10年債利回りは2.55%と前日の2.47%から大きく上昇。昨日の日銀による国債買入での減額が意識されやや過剰反応のような気もするが、日銀の動向にも神経質になっているのか、また、社債の発行や株価の上昇なども意識されたとみられる。世界的に供給がひっ迫しつつあるとの見方から、原油先物は大幅続伸。WTI先物2月限は1.23ドル高の62.96ドル、一時2014年12月以来の63ドル台に。欧州の企業に対する業績期待から、欧州の株式市場も上昇。ロンドン株式市場では、FTSE100が過去最高値を更新した。欧州の国債は、イタリアなどの国債発行などが意識され、日米の長期金利の上昇も影響してか、全般に利回りが上昇。ドイツの10年債利回りは0.46%と前日の0.43%から上昇。フランスの10年債利回りも0.81%と前日の0.79%から上昇した。英国の10年債利回りは1.28%と前日の1.24%から上昇。米10年債利回りが2.5%台に上昇したことから、本日の債券先物は売りが先行し、前日比18銭安の150円45銭で寄り付いた。10年債入札を控えてのヘッジ売りも入った可能性がある。本日の10年国債(利率0.1%。349回リオープン)の入札は、最低落札価格100円20銭、平均落札価格100円21銭となった。最低落札価格はほぼ予想の範囲内。テールは1銭と前回の5銭から縮小。応札倍率も3.74倍と前回の3.70倍を上回り、無難な結果となった。しかし、この結果を受けても債券先物の地合は好転せず、引けにかけてじりじりと売られ、先物は150円35銭の安値引けとなった。米債の今後の動向も気掛かりか。現物債の商いは10年債入札日でもあるにもかかわらず超閑散。ただし、20年債カレントの0.6%では買いも控えている様子。10年債利回りは0.08%の一本値。こちらも日銀のレンジとされる0.1%近くまで上昇してきたことから、この水準からの売りも慎重か。円高などから本日の東京株式市場はやや売りが先行。一時はプラス圏に浮上する場面もあったが、ドル円が112円台前半に下落し、日経平均は再びマイナスに。引けは61円安となった。


2018年1月9日
「日銀は超長期の買入を減額」

ns長期先物2018年3月限
寄150円71銭、高150円78銭、安150円70銭、引150円77銭(+5銭)
4609億円
長期先物2018年3月限
寄150円71銭、高150円73銭、安150円59銭、引150円63銭(-9銭)
26099億円
超長期先物2018年3月限
寄円銭、高円銭、安円銭、引円銭(銭)
億円
3566 1220 1208 1138 2年384回 -0.140%(0.000%)、〜%
2 5年134回 -0.095%(+0.005%)、〜%
10年349回 0.065%(+0.010%)、0.060〜0.065%
20年163回 0.585%(+0.010%)、0.575〜0.585%
30年57回 0.830%(+0.015%)、0.815〜0.830%
40年10回 0.995%(+0.020%)、〜%
(現物債は15時現在の動きです)

5日発表の12月の米雇用統計、非農業雇用者数は14.8万人増と予想を下回るが、失業率は前月と同じ4.1%と低水準となり、平均時給は前月比0.3%上昇。5日の米国株式市場は、ハイテク株やボーイングなど主体に買われ、ダウ平均は220ドル高、ナスダックも58ポイント高と3指数ともに高値更新。昨日はさすがに利益確定売りも入り、ダウ平均は12ドル安と反落となったが、ハイテク株はしっかりで、ナスダックは20ポイント高となり高値を更新。5日の米雇用統計を受けて、米債はいったん買われる場面もあったが、戻り売りに押され、米10年債利回りは2.47%と4日の2.45%から上昇。昨日もFRBの利上げペースは維持との見方から、2.48%と売られた。5日の原油先物は利益確定売りに押され、WTI先物2月限は57セント安の61.44ドル。昨日は供給増の懸念後退もあり、29セント高の61.73ドルとしっかり。5日の欧州株式相場は米株の上昇などから、ストックス600指数は上昇。昨日も資源株など主体に買われて、ストックス600指数は4日続伸。5日のロンドン株式市場は高値更新となるが、昨日は反落。欧州の国債は5日はあまり動意なく、昨日は周辺国の国債がしっかり。ドイツの10年債利回りは5日と8日が0.43%でほぼ変わらず。フランスの10年債利回りは5日が0.79%、8日が0.78%。英国の10年債利回りは5日と8日は1.24%とこちらも大きな動きなし。ドル円は113円台を回復するが、ユーロ円はポジション調整売りに押された格好。本日の債券先物は1銭安の150円71銭で寄り付いた。日銀は10時10分に国債買い入れをオファー。対象は10年超25年以、25年超、物価連動債。買入額は残存10年超25年以下が1900億円と前回の2000億円から減額され、残存25年超も800億円と前回までの900億円から減額された。来年度の国債発行計画でこの超長期ゾーンも含めて発行額が減額されることもあり、日銀は少し早めに手を打ってきたとみられる。イールドカーブがややフラット化していたことも要因か。減額そのものは想定内ではあってもタイミングがやや想定外。これを受けてやや材料難となって動きが限られていた外為市場が動意を示し、ドル円は113円近辺から112円台半ばに下落した。債券市場も明日の10年国債入札を控えていることもあり、売りに押され10年債利回りは0.065%に上昇した。国債の買入の結果は25年超の応札倍率がやや高く、甘めの結果に。このため債券先物は下げ幅を拡大させ、後場に入り150円59銭まで下落した。日本が連休中の欧米株がしっかりだったこともあり、東京株式市場も買いが先行し、日経平均は200円を超す上昇となった。日銀の国債買入の減額を受けてドル円が下落し、日経平均は上げ幅を縮小させた。しかし、売り一巡後は再び底堅い動きとなった。30 40 13時


2018年1月5日
「株高ながら円債の動きは引き続き鈍い」

ns長期先物2018年3月限
寄150円73銭、高150円78銭、安150円68銭、引150円78銭(+5銭)
4930億円
長期先物2018年3月限
寄150円75銭、高150円80銭、安150円71銭、引150円72銭(-1銭)
16157億円
超長期先物2018年3月限
寄円銭、高円銭、安円銭、引円銭(銭)
億円
3686 1090 1242 827 2年384回 -0.140%(0.000%)、-0.145〜-0.140%
2 5年134回 -0.100%(0.000%)、〜%
10年349回 0.055%(+0.005%)、0.050〜0.055%
20年163回 0.575%(+0.005%)、0.570〜0.575%
30年57回 0.815%(+0.005%)、0.810〜0.815%
40年10回 %(%)、〜%
(現物債は15時現在の動きです)

20 40 前場なし。 昨日の米国株式市場、ダウ平均は3日続伸となり、初めて25000ドル台に。世界的な景気拡大や企業業績の改善を期待した買いが入り、ダウ平均は152ドル高、ナスダックも12ポイントの上昇。S&P500種株価指数も3日続伸となり、主要3指数が過去最高を更新した。まさに今年の米国株式市場はロケットスタート。発表された12月米ADP全国雇用者数が予想を上回ったこともあり、昨日の米債は売られ、米10年債利回りは2.45%と前日の2.44%から上昇した。EIAの統計によると原油在庫は夏場以来の大幅減となり、WTIは約3年ぶりに62ドルを上回り、チャート上も上抜けた格好になりつつある。昨日のWTI先物2月限は前日比38セント高の62.01ドル。12月のユーロ圏のサービス部門購買担当者景気指数が7年ぶりの水準となり、昨日の欧州株式相場、指標のストックス600指数は大幅続伸。ロンドン株式市場も金融やエネルギー関連株が買われて続伸。欧州の国債はスペインの国債入札が順調だったことから周辺国は買われていたが、米債の下落もあってか、中核国の国債はやや上値が重かった。ドイツの10年債利回りは0.43%と前日とほぼ変わらず。フランスの10年債利回りは0.78%と前日の0.79%から小幅低下。英国の10年債利回りは1.23%と前日の1.21%から上昇した。ユーロ円は上昇トレンド形成中にみえるが、ドル円は綱引き相場か。本日の債券先物は前日比2銭高の150円75銭で寄り付いた。前場は150円70銭台後半での膠着相場に。本日の流動性供給入札(残存期間1年超5年以下)は、最大利回り格差がマイナス0.031%、平均利回り格差がマイナス0.033%。応札倍率は4.50倍と前回を下回ったが、結果はしっかり。しかし、日経平均が再び切り返してきたこともあり、債券先物は後場に入り水準を切り下げ、150円70銭台前半での膠着相場に。債券先物の引けは1銭安の150円72銭。日中値幅はわずかに9銭。米国株式市場は昨日も主要3指数が過去最高を更新。東京株式市場も買いが先行し、日経平均は100円を超す上昇となった。利益確定売りに押され、日経平均はいったん下げ幅を縮小させる場面もあったが、後場に入り再び上昇幅を拡大させてきた。日経平均の引けは208円高。ただし、出来高はさほど多くはない。ドル円は今日も動きが鈍かったが、じりじりと買われ、引けにかけて113円台を回復させてきた。


2018年1月4日
「日経平均は発会で急上昇、債券は様子見」

ns長期先物2018年3月限
寄150円77銭、高150円84銭、安150円77銭、引150円81銭(+3銭)
3277億円
長期先物2018年3月限
寄150円81銭、高150円81銭、安150円72銭、引150円73銭(-5銭)
17323億円
超長期先物2018年3月限
寄円銭、高円銭、安円銭、引円銭(銭)
億円
911 543 189 191 2年384回 -0.140%(0.000%)、〜%
2 5年134回 -0.100%(+0.005%)、〜%
10年349回 0.055%(+0.010%)、〜%
20年163回 0.570%(+0.005%)、〜%
30年57回 0.810%(+0.005%)、〜%
30 40年10回 0.970%(+0.005%)、〜%
(現物債は15時現在の動きです)

昨年12月29日の米国株式市場はアップルやゴールドマンが売られ、ダウ平均は118ドル安、ナスダックは46ポイントの下落となったが、2日には半導体など主体に買われダウは104ドル高、ナスダックは103ポイント高。昨日はIT関連株や石油株を主体にさらに買い進まれて3指数は最高値を更新。ダウ平均は98ドル、ナスダックは58ポイントの上昇となった。29日の米債は年末のポジション調整的な買いから10年債利回りは2.40%に低下。ECBが資産購入を継続しない可能性があるとのECB高官の発言を受け欧州債が下落。これを受けて2日の米債は下落し、10年債利回りは2.46%に上昇。2日発表のFOMC議事要旨で多くの委員が緩やかな利上げの継続を支持していた事で、3日の米債は少し買い戻されて2.44%に。米北東部を寒波が襲っていることなどから29日の原油先物は買い進まれ、WTI先物2月限は58セント高の60.42ドル、2日はやや売られ5セント安の60.37ドル。しかし、3日は1.26ドル高の61.63ドルと大きく上昇した。欧州株式相場、29日のストックス600指数は小幅下落、2日も続落、3日は反発。ロンドン株式市場、29日は続伸し過去最高値更新、ポンドの上昇で2日は反落。昨日は石油関連株など主体に買われて反発となった。ドイツの10年債利回りは29日が0.42%、2日が0.46%、3日が0.43%。フランスの10年債利回りは29日が0.77%、2日が0.81%、3日が0.79%。英国の10年債利回りは29日が1.19%、2日が1.29%、3日が1.21%と乱高下。ドル円は112円近くまで売られて切り返した格好。本日の債券先物は29日のナイトセッションの引け値と同値の3銭高の150円81銭で寄り付いた。しかし、寄り付きの150円81銭が高値となり、株高なとを受けて次第に上値が重くなった。日銀は午前10時10分に国債買い入れをオファー。対象は1年超3年以下2500億円、3年超5年以下3000億円、5年超10年以下4100億円。オファー額はいずれも前回と変わらず。現物市場は閑散、10年債カレントは前場の出合いなし。日銀の国債買入は総じてしっかりながら、市場への影響はほとんどなし。株価を見ながらの上値の重い展開となった。2日米国株式市場は3指数ともに過去最高値を更新していたことから、本日の東京株式市場も買いが先行、日経平均はあっさりと23000円の節目を抜けて寄り付いた。米株の上昇の背景ともなっていた世界的な景気の回復に加え、北朝鮮の金正恩委員長が韓国との対話に柔軟な姿勢を示唆し、平昌冬季五輪に選手団を派遣する可能性について検討する姿勢も示したことで、北朝鮮の地政学的リスクの後退なども材料視か。日経平均は741円高の高値引けとなった。