臨機応変


2019年7月19日
「」

長期先物2019年9月限(ナイトセッション)
寄153円44銭、高153円50銭、安153円41銭、引153円48銭(+5銭)
4096億円
長期先物2019年9月限
寄153円52銭、高153円59銭、安153円51銭、引153円55銭(+12銭)
22175億円
2年402回 -0.200%(-0.010%)、〜%
5年140回 -0.230%(-0.015%)、-0.230〜-0.225%
10年355回 -0.140%(-0.010%)、-0.140〜-0.135%
20年169回 0.225%(-0.010%)、〜%
30年63回 0.360%(-0.010%)、0.355〜0.360%
40年12回 0.395%(-0.005%)、0.390〜0.395%
(現物債は15時現在の動きです)



2019年7月18日
「円高株安、債券高」

長期先物2019年9月限(ナイトセッション)
寄153円44銭、高153円50銭、安153円41銭、引153円48銭(+5銭)
4096億円
長期先物2019年9月限
寄153円52銭、高153円59銭、安153円51銭、引153円55銭(+12銭)
22175億円
4827 1524 1419 1215 558 2年402回 -0.200%(-0.010%)、〜%
5年140回 -0.230%(-0.015%)、-0.230〜-0.225%
10年355回 -0.140%(-0.010%)、-0.140〜-0.135%
20年169回 0.225%(-0.010%)、〜%
30年63回 0.360%(-0.010%)、0.355〜0.360%
40年12回 0.395%(-0.005%)、0.390〜0.395%
(現物債は15時現在の動きです)

熊米中の貿易協議の停滞やそれによる米景気減速への警戒感に加え、米鉄道輸送大手CSXの四半期決算で利益が予想を下回り、米中の通商問題が輸送企業などに影響を与えていることなどが危惧され、昨日のダウ平均は115ドル安、ナスダックも37ポイントの下落となった。発表された6月の米住宅着工件数が市場予想を下回ったことなどから、米国の景気悪化が懸念されて、昨日の米債は買われ、米10年債利回りは2.04%と前日の2.10%から低下した。EIAの統計でガソリンなどの在庫が予想以上に増加したことが明らかになり、買い戻しが先行していた原油先物は再び売り込まれ、WTI先物8月限は84セント安の56.78ドル。原油安を受け石油株が売られ、欧州株式市場は反落。ロンドン株式市場も反落となった。世界経済の減速への懸念などから欧州の国債は総じて買い進まれた。ドイツの10年債利回りはマイナス0.29%と前日のマイナス0.25%から低下。フランスの10年債利回りもマイナス0.04%と前日の0.00%から低下。イタリアの10年債利回りも1.59%と前日の1.61%から低下した。英国の10年債利回りも0.76%と前日の0.82%から低下した。リスク回避の動きなどから、ドル円は再び108円割れに。米景気減速への警戒感などから昨日の米債は買われ、これを受けて本日の債券先物も買いが先行し、9銭高の153円52銭で寄り付いた。寄り付き後につけた153円51銭が安値となり、その後も株安などからしっかりした動きとなっていた。しかし、先行き不透明感も強く、積極的な買いも手控えられ上値は重くなった。本日は日銀による長期国債の買入は予定ないことで、手掛かり材料に乏しいことで様子見の参加者も多かったようである。債券先物の引けは12銭高の153円55銭。日中出来高は2.2兆円程度。値幅は8銭。現物債の商いは4800億円程度。米中貿易摩擦の長期化に対する懸念などから、昨日の米株は下落していたことに加え、リスク回避の動きからドル円は108円割れとなり、これらを受けて本日の東京株式市場は売りが先行し、日経平均は132円安でスタート。前場にドル円は107円60銭台まで下落し、東京株式市場も先物主導で売りが入り、日経平均は一時400円を超す下げに。チャートを意識したテクニカル的な動きも入っていたものとみられる。。


2019年7月17日
「20年国債入札は順調」

長期先物2019年9月限(ナイトセッション)
寄153円41銭、高153円45銭、安153円34銭、引153円41銭(-2銭)
4461億円
長期先物2019年9月限
寄153円41銭、高153円50銭、安153円36銭、引153円43銭(0銭)
24086億円
4884 2292 1330 761 502 2年402回 -0.190%(0.000%)、〜%
5年140回 -0.215%(0.000%)、〜%
10 10年355回 -0.130%(-0.005%)、-0.130〜-0.120%
20年168回 0.230%(-0.010%)、0.230〜0.245%
20年169回 0.240%、0.235〜0.240%
30年63回 0.370%(-0.010%)、0.370〜0.385%
40年12回 0.405%(0.000%)、0.400〜0.415%
(現物債は15時現在の動きです)

米国のトランプ大統領は16日の閣僚会議で米中交渉の合意には時間がかかると述べ、貿易摩擦の長期化への懸念が強まった。昨日の米国株式市場は、これを受けて上値が重くなり、昨日のダウ平均は反落し23ドル安、ナスダックも35ポイント安。6月の米小売売上高が予想を大幅に上回る伸びとなったことや、6月の米鉱工業生産指数も予想を上回ったことなどから、米債も上値は重くなり、10年債利回りは2.10%と前日の2.09%から上昇。イランはミサイル計画について話し合いに応じる用意を表明したとポンペオ米国務長官が述べたことで、緊張緩和への期待が広がり、原油先物は大幅に下落、WTI先物8月限は1.96ドル安の57.62ドル。バーバリーの好決算など好感され、ロンドン株式市場は続伸となり、欧州の株式市場も続伸。ECBの緩和策を期待してか、欧州の国債は周辺国がしっかり。ドイツの10年債利回りはマイナス0.25%と前日のマイナス0.26%から小幅上昇。フランスの10年債利回りは0.00%と前日の0.01%から小幅低下。イタリアの10年債利回りは1.61%と前日の1.64%から低下した。英国の10年債利回りは0.82%と前日の0.80%から上昇。予想上回る米小売売上高を受けて、ドル円は一時108円30銭台に。6月の米小売売上高が予想を上回ったことなどから昨日の米債は小幅ながら売られ、本日の債券先物は前日比2銭安の153円41銭で寄り付いた。その後は20年国債入札への警戒感などもあり、債券先物の上値は重くなった。本日の20年国債(利率0.3%、169回債)の入札は、最低落札価格100円95銭、平均落札価格100円96銭となった。最低落札価格は予想をやや上回り、テールは1銭と前回の8銭から縮小。応札倍率は4.89倍と前回の4.08倍を上回り、順調な結果となった。これを受けて債券先物は買い戻しの動きを強め、153円50銭まで上昇した。しかし、米中の通商交渉の行方、米国とイランとの関係など不透明要因もあることに加え、7月のFOMCで利下げ期待も強いなか、米国の経済指標がしっかりしているなど、やや矛盾な動きにもみえることから、積極的に買いも入れづらく、様子見気分も強まった。債券先物の引けは変わらずの153円43銭。日中出来高は2.4兆円程度。値幅は14銭。現物債の商いは4900億円程度。昨日の米国株市場で主要3指数は反落。これを受けて本日の東京株式市場は売りが先行し、日経平均は60円安でスタート。その後は米中通商交渉の行方に不透明感を強め、参院選後の日米貿易交渉の行方なども懸念材料となったようで、東京株式市場も様子見気分を強めた。日経平均の引けは66円安。


2019年7月16日
「買い戻し先行も買いは続かず」

長期先物2019年9月限(ナイトセッション)
寄153円38銭、高153円49銭、安153円32銭、引153円49銭(+11銭)
6272億円
長期先物2019年9月限
寄153円54銭、高153円56銭、安153円42銭、引153円43銭(+5銭)
19636億円
1992 794 428 550 220 2年402回 %(%)、〜%
5年140回 -0.220%(-0.010%)、〜%
10年355回 -0.125%(-0.005%)、-0.135〜-0.125%
20年168回 0.240%(-0.005%)、0.235〜0.240%
30年63回 0.380%(-0.005%)、0.370〜0.380%
40年12回 0.405%(-0.005%)、〜%
(現物債は15時現在の動きです)

12日の米国株式市場、今月のFOMCでの利下げ観測などから大きく買われ、ダウ平均は243ドル高、ナスダックは48ポイントの上昇でそれぞれ高値更新。昨日の米国株式市場も、利下げ観測から続伸となった。昨日のダウ平均は27ドル高で4日続伸、ナスダックも14ポイント高で高値更新。12日の米債は買い戻しの動きを強め、昨日も続伸となった。米10年債利回りは11日が2.14%、12日が2.12%、15日が2.09%。原油先物市場、12日のWTI先物8月限は、1セント高の60.21ドル。中国の景気減速による需要懸念などから、昨日の原油先物は下落し、昨日のWTI先物8月限は63セント安の59.58ドル。12日の欧州株式市場は小幅高、昨日はECBの緩和策への期待などから上昇。ロンドン株式市場は12日は下落したが、昨日は反発。昨日発表された中国の6月の鉱工業生産や小売統計は予想を上回っていたが、第2四半期の中国のGDPは27年ぶりの低い伸びに。12日の欧州の国債は総じて売られ、昨日は買い戻された格好に。ドイツの10年債利回りは11日がマイナス0.23%、12日がマイナス0.21%。15日はマイナス0.26%。フランスの10年債利回りは11日が0.01%と12日が0.06%、15日は0.01%。イタリアの10年債利回りは11日が1.70%、12日は1.73%、15日は1.64%。英国の10年債利回りは11日が0.83%、12日も0.83%、昨日は0.80%。米利下げ観測を背景にしたドル売りが継続、ユーロも円に対して下落した。12日から15日にかけて米債は続伸となっており、本日の債券先物も買いが先行し、先週末比16銭高の153円54銭で寄り付いた。しかし、買い戻し一巡後は次第に上値が重くなった。日銀は午前10時10分の金融調節で国債買い入れをオファー。対象は残存5年超10年以下で、買い入れ予定額は4800億円と前回と変わらず。予定通りで特に市場への影響はなかった模様。国債の買入は無難。東京時間で米債の上値が重くなったこともあるが、この米債もいったんピークアウトした可能性もあり、今月末のFOMCでの0.25%程度の利下げはすでに織り込み済みとみられ、その後のFRBの動きも予測が難しいこともあり、積極的には買いづらい状況になっているとみられる。債券先物の引けは5銭高の153円43銭。日中出来高は2兆円程度。値幅は14銭。現物債の商いは2000億円弱と超閑散。米利下げ観測を背景にしたドル売りが継続し、ドル円は107円台に下落。米国株式市場では3指数ともに過去最高値を更新するなどしていたが、円高も意識されて東京株式市場は上値が重くなり、日経平均は41円安でスタート。かんぽ生命が上場来安値更新するなどしたこともあり、日経平均は下げ幅を拡大させ100円を超す下落となった。日経平均の引けは150円安。ドル円はやや買い戻されて、108円台を回復してきた。


2019年7月12日
「欧米の国債が売られ、債券先物も下落」

長期先物2019年9月限(ナイトセッション)
寄153円61銭、高153円63銭、安153円46銭、引153円48銭(-14銭)
4795億円
長期先物2019年9月限
寄153円39銭、高153円46銭、安153円33銭、引153円38銭(-24銭)
36418億円
2年402回 -0.185%(+0.010%)、〜%
5年140回 -0.215%(+0.015%)、-0.210〜-0.215%
10年355回 -0.120%(+0.025%)、-0.125〜-0.120%
20年168回 0.245%(+0.025%)、0.240〜0.245%
30年63回 0.385%(+0.030%)、0.380〜0.390%
40年12回 0.415%(+0.035%)、0.405〜0.415%
(現物債は15時現在の動きです)

昨日発表された6月の米消費者物価指数は前年同月比1.6%上昇に止まった。しかし、エネルギーと食品を除いたコア指数は2.1%上昇となり、予想を上回る伸びとなったことに加え、昨日の米30年債入札がやや低調な結果となったことから、昨日の米債は売られ、米10年債利回りは2.14%と前日の2.06%から上昇した。昨日の米国株式市場、パウエル議長が昨日も利下げに前向きな姿勢を示し、さらにトランプ米政権が薬価設定に関する政策方針を撤回したことから、医療保険のユナイテッドヘルス・グループが買われたこともあって、ダウ平均227ドル高となり、S&P500も買われて最高値を更新したが、長期金利の上昇など嫌気されてハイテク株は売られ、ナスダックは6ポイント安。OPECが月報で弱い需要見通しを示したことなどから原油先物は反落。WTI先物8月限は23セント安の60.20ドルとなった。米政権が医療費削減に向けた計画を撤回したことから、欧州株式市場は製薬株が売られて続落となり、ロンドン株式市場もヘルスケア関連銘柄など売られて続落。欧州の国債はイタリアなど除いて、総じて売られた。ドイツの10年債利回りはマイナス0.23%と前日のマイナス0.31%から上昇。フランスの10年債利回りは、プラス0.01%と前日のマイナス0.02%から上昇。イタリアの10年債利回りは1.70%と前日の1.73%から低下。英国の10年債利回りは0.83%と前日の0.76%から上昇した。一時107円80銭台をつけたドル円は米長期金利上昇などから反発、108円台半ばに。昨日の米国市場では、6月のコアCPIが予想上回る伸びとなったことや、30年債入札低調などを理由に米債は下落したことや、欧州の国債もドイツ国債など戻り売りに押されたことから、本日の債券先物も売りが先行し、前日比23銭安の153円39銭で寄り付いた。ナイトセッションでも売られていたが、それをさらに下回る寄り付きとなった。特に悪材料が出たわけではないが、3連休も控えポジション調整も入ったものとみられる。10年債利回りもマイナス0.125%に上昇した。日銀は午前10時10分の金融調節で国債買い入れをオファー。対象は1年超3年以下3800億円、3年超5年以下3800億円、10年超25年以下1800億円、残存25年超400億円で、買入予定額は前回と変わらず。減額への思惑も一部にあったのか。これを確認して先物は買い戻しも入った。日銀による国債買入は総じてしっかりとなり、債券先物は153円46銭まで買い戻された。しかし、現物債は超長期主体に全般に利回りが上昇し、債券先物も上値が重くなった。債券先物の引けは24銭安の153円38銭。日中出来高は3.6兆円程度。値幅は13銭。昨日の米株はダウやS&P500は上昇したが、ナスダックは下落し、欧州の株式市場も下落しており、東京株式市場もやや不安定な動きとなった。日経平均は76円高でスタートしたが、その後前日比一時マイナスとなった。日経平均は昨日引け近辺での動きに。連休明けの16日約定分から決済期間がT+2に短縮されることもあり、海外投資家など様子見姿勢を強めた模様。日経平均の引けは42円高。ドル円は朝方の108円80銭近辺から108円30銭近辺に下落した。


2019年7月11日
「債券先物は小動き」

長期先物2019年9月限(ナイトセッション)
寄153円50銭、高153円59銭、安153円39銭、引153円57銭(+5銭)
8966億円
長期先物2019年9月限
寄153円63銭、高153円69銭、安153円60銭、引153円62銭(+10銭)
27245億円
6348 1592 2878 1787 110 2年402回 -0.195%(-0.005%)、-0.200〜-0.195%
5年140回 -0.225%(-0.010%)、-0.230〜-0.225%
10年355回 -0.140%(-0.010%)、〜%
20年168回 0.220%(-0.010%)、0.210〜0.220%
30年63回 0.355%(-0.010%)、0.340〜0.355%
40年12回 0.380%(-0.010%)、0.375〜0.380%
(現物債は15時現在の動きです)

パウエルFRB議長は昨日の米下院委員会の証言で、貿易摩擦や世界景気の減速で、米景気の不確実性が増していると指摘。6月の雇用統計を受けても米金融当局の見通しは変わらなかったとし、より緩和的な金融政策の必要性が高まっているとの認識を示した。これを受けて今月のFOMCで利下げに動く可能性が高まったと認識され、米債は中短期ゾーンが買い進まれたが、10年債入札がやや低調な結果となり、米10年債は戻り売りも入り、利回りは2.06%とほぼ前日比変わらずとなった。米国株式市場はハイテク株や石油関連株など主体に買われ、ダウ平均は一時、3日に付けた過去最高値を上回ったが、戻り売りに押され、昨日のダウ平均は76ドル高。ナスダックは60ポイント高となって過去最高値更新。メキシコ湾に位置する低気圧がハリケーンに発達する可能性があるとの予報や、原油在庫が大幅な取り崩しとなったことが好感されて、原油先物は大幅高となり、WTI先物8月限は2.60ドル高の60.43ドルとなった。米国の利下げ観測が強まったものの、先行きの不透明感は拭えず。昨日の欧州株式市場、ロンドン株式市場はともに続落。フランスとイタリアの鉱工業生産が予想を上回り、欧州の国債は総じて下落。ドイツの10年債利回りはマイナス0.31%と前日のマイナス0.36%から上昇。フランスの10年債利回りはマイナス0.02%と前日のマイナス0.06%から上昇。イタリアの10年債利回りは1.73%と前日とほぼ変わらず。英国の10年債利回りは0.76%と前日の0.72%から上昇した。今月のFOMCでの利下げ観測が強まり、ドルは円などに対して下落した。パウエルFRB議長の議会証言やFOMC議事要旨の内容などから、今月のFOMCでの利下げ観測があらためて強まったが、米10年債利回りはほぼ変わらず。欧州の国債は売られていたものの、本日の債券先物は昨日売られた反動などから買い戻しが先行、前日比11銭高の153円63銭で寄り付いた。寄り付き後は流動性供給入札も控えていることや国内要因では動きづらいこともあり、債券先物は小動きとなった。本日の流動性供給入札(残存期間5年超15.5年以下)の入札は、最大利回り格差がマイナス0.013%、平均利回り格差がマイナス0.015%。応札倍率は2.76倍と前回を下回ったが、まずまず無難な結果に。東京時間での米債がしっかりとなっていたが、日経平均もしっかりとなっており、債券先物は膠着相場が継続。現物債は全般にしっかり。債券先物の引けは10銭高の153円62銭。日中出来高は2.7兆円程度。値幅は9銭しかなかった。現物債の商いは6400億円程度とそこそこ出合った。昨日の米株はパウエルFRB議長の発言などを受けてしっかりとなっていたものの、米利下げ観測もあってドル円が下落しており、本日の東京株式市場、日経平均は13円高と小幅高でのスタートとなった。ドル円は108円を割り込んできたが、米株価指数先物はしっかりとなっており、日経平均もやや上げ幅を拡大させてきた。後場に入り日経平均は一時100円を超す上昇となった。日経平均の引けは110円高。


2019年7月10日
「円債も超長期主体に戻り売りに押される」

長期先物2019年9月限(ナイトセッション)
寄153円72銭、高153円72銭、安153円63銭、引153円63銭(-8銭)
4648億円
長期先物2019年9月限
寄153円67銭、高153円69銭、安153円49銭、引153円52銭(-19銭)
36518億円
7636 2936 2065 1980 655 2年402回 -0.190%(+0.010%)、〜%
5年140回 -0.215%(+0.015%)、-0.220〜-0.215%
10年355回 -0.130%(+0.015%)、-0.135〜-0.130%
20年168回 0.230%(+0.025%)、0.210〜0.230%
30年63回 0.365%(+0.025%)、0.345〜0.365%
40年12回 0.390%(+0.025%)、0.375〜0.395%
(現物債は15時現在の動きです)

パウエルFRB議長の議会証言を10〜11日に控え、昨日の米国株式市場は様子見気分が手伝って、まちまちとなり、ダウは続落し22ドル安、ナスダックは43ポイント高、S&P500も小幅反発。米債は昨日もポジション調整的な売りが入り、米10年債利回りは2.06%と前日の2.04%から上昇した。イランをめぐる地政学的リスクの高まりなどから、原油先物はしっかり。WTI先物8月限は17セント高の57.83ドル。米中貿易摩擦による化学や自動車関連会社への影響など危惧されて、欧州株式市場は続落となった。合意なき離脱への懸念などで英国のポンドが2年超ぶりの安値となっていたが、EU離脱の混乱を巡る懸念によって株も売られ、ロンドン株式市場は続落。イタリアの50年債へのニーズは強く、これも好感されて、昨日の欧州の国債は周辺国が買われたが、中核国は米債安に連動して売られ、ドイツの10年債利回りはマイナス0.36%と前日のマイナス0.37%から上昇。フランスの10年債利回りはマイナス0.06%と前日のマイナス0.07%から上昇。イタリアの10年債利回りは1.73%と前日の1.78%から低下した。英国の10年債利回りは0.72%と前日の0.71%から上昇した。FRBの利下げ観測の後退などからドル円はしっかりながら、109円の壁も。FRBのパウエル議長の議会証言を控えて、米債はポジション調整の売りも入り、昨日の米債は続落となった。これを受けて本日の債券先物も売りが先行し、前日比4銭安の153円67銭で寄り付いた。寄り付き後につけた153円69銭が高値となり、下値を試すような展開に。パウエルFRB議長の議会証言やFOMC議事要旨の発表なども控え、様子見気分も強まるなか、東京時間での米債も下落しており、これも債券先物の上値を重くした格好に。一部にあった日銀による追加緩和観測もやや後退しつつある模様だが、これもパウエル議長の発言次第ともなる。現物債は超長期主体に売りが入った。ただし、20年債の0.230%あたりでは押し目買いも入っていた模様。債券先物は153円49銭まで売られ、引けは19銭安の153円52銭。日中出来高は3.7兆円程度。値幅は20銭あった。現物債の商いは7700億円程度。昨日の米株はパウエルFRB議長の議会証言も控え、主要株価指数はまちまちとなった。本日の東京株式市場はやや売りが先行し、日経平均は65円安でスタート。ETF(上場投資信託)分配金捻出のための換金売りが出たとの観測も。売り一巡後は買い戻しも入り、日経平均はプラスに転じた。ドル円が109円に接近し、これもフォローとなった。しかし、ドル円は109円が心理的な壁となって押し戻され、中国株なども売られていたことで、日経平均は再びマイナスに転じるなど、やや方向感に乏しい展開となった。日経平均の引けは31円安。


2019年7月9日
「5年国債の入札は無難」

長期先物2019年9月限(ナイトセッション)
寄153円79銭、高153円80銭、安153円70銭、引153円71銭(-6銭)
3247億円
長期先物2019年9月限
寄153円71銭、高153円76銭、安153円70銭、引153円71銭(-6銭)
20277億円
4240 1172 748 1925 415 2年402回 -0.200%(+0.005%)、-0.205〜-0.200%
5年139回 -0.230%(+0.010%)、-0.235〜-0.230%
5年140回 -0.235%、-0.235〜-0.230%
10年355回 -0.145%(+0.010%)、-0.150〜-0.145%
20年168回 0.205%(-0.005%)、〜%
30年63回 0.335%(-0.015%)、〜%
40年12回 0.365%(-0.010%)、〜%
(現物債は15時現在の動きです)

昨日の米国株式市場は、FRBの早期の利下げ観測の後退に加え、iPhoneの販売が低調だと指摘されたアップルが売られ、737MAXの購入契約をサウジアラビア航空会社が取り消し、ボーイングも下落。昨日のダウ平均は115ドル安、ナスダックは63ポイントの下落となった。FRBのパウエル議長の議会証言を10日に控えて、米債はポジション調整売りが入り、昨日の米10年債利回りは2.04%と先週末の2.03%から小幅上昇。イランの核開発計画再開をめぐって、米国との緊張が高まる中、原油先物は小幅続伸、WTI先物8月限は15セント高の57.66ドル。大規模の事業再編計画を発表したドイツ銀行が売られ、欧州株式市場は小幅ながら下落。ロンドン株式市場も銀行株など売られて続落。ギリシャの総選挙で新民主主義党が単独で過半数議席を獲得し勝利。これが好感されて、ギリシャの10年債利回りは過去最低を更新した。ドイツの10年債利回りはマイナス0.37%と先週末とほぼ変わらず。フランスの10年債利回りはマイナス0.07%と先週末のマイナス0.09%から上昇。イタリアの10年債利回りは1.78%と先週末の1.74%から上昇。英国の10年債利回りは0.71%と先週末の0.73%から低下した。米長期金利の上昇などから、ドル円は一時108円80銭台に上昇した。昨日の米債は続落となり、本日の債券先物は売りが先行し、6銭安の153円71銭で寄り付いた。その後は5年国債の入札も控え、様子見気分を強めた。本日の5年国債(利率0.1%、140回債)の入札は、最低落札価格101円66銭、平均落札価格101円67銭となった。最低落札価格はほぼ予想通り。テールは前回と同じ1銭、応札倍率は4.34倍と前回の4.51倍は下回るが無難な結果となった。日経平均は後場に入りマイナスに転じたが、債券先物は動意薄。ここにきて米債等の影響も受けやすくなっており、FRBのパウエル議長の議会証言なども見極めたいと様子見気分を強めたものとみられる。債券先物の引けは6銭安の153円71銭。日中出来高は2兆円程度。値幅は6銭。現物債の商いは4300億円程度。超長期がしっかりだが商いは薄い。昨日の米株は下落したものの、ドル円が108円台後半まで進むなど円安が進行したことが好感され、本日の東京株式市場は買いが先行し、日経平均は63円高でスタート。iPhoneの販売が低調だと指摘されたアップルに絡んで電子部品など売られ、日経平均は次第に上げ幅を縮小させてきた。中国株が下落し、東京時間で米株価指数先物が下落し、後場に入り日経平均はマイナスに転じたが切り返して、引けは30円高。


2019年7月8日
「米利下げ観測後退し、円債も下落」

長期先物2019年9月限(ナイトセッション)
寄153円94銭、高153円94銭、安153円70銭、引153円79銭(-17銭)
4851億円
長期先物2019年9月限
寄153円76銭、高153円84銭、安153円75銭、引153円77銭(-19銭)
19082億円
3854 1318 1473 1062 2年402回 -0.210%(+0.005%)、-0.210〜-0.205%
5年139回 -0.240%(+0.015%)、〜%
10年355回 -0.155%(+0.015%)、-0.155〜-0.150%
20年168回 0.205%(+0.010%)、0.205〜0.220%
30年63回 0.350%(+0.020%)、0.345〜0.355%
40年12回 0.375%(+0.020%)、〜%
(現物債は15時現在の動きです)

米労働省が5日発表した6月の雇用統計では、非農業雇用者数は22.4万人増と5か月ぶりの大幅な伸びとなり予想も上回った。平均時給の伸び率は前年同月比3.1%増と市場予想からはやや縮小した。雇用統計を受けて、今月のFOMCの利下げについは不透明感を強めた格好となった。5日の米10年債利回りは2.03%と3日の1.95%から大きく上昇。5日の米国株式市場も高値警戒も手伝って売りに押され、ダウは一時232ドル安に。しかし米長期金利の上昇で金融株などに買いが入り、ダウは下げ幅を縮小。5日のダウ平均は43ドル安、ナスダックは8ポイント安となった。中東をめぐる地政学的リスクなどが意識されて原油先物は小幅上昇となり、WTI先物8月限は17セント高の57.51ドル。イタリア株が引き続き買われ、5日の欧州株式市場は続伸。鉱業株など売られ、ロンドン株式市場は続落。米債安を受けて、欧州の国債も総じて売られた。ドイツの10年債利回りはマイナス0.37%と前日のマイナス0.40%から上昇。フランスの10年債利回りもマイナス0.09%と前日のマイナス0.14%から上昇。イタリアの10年債利回りは1.74%と前日の1.67%から上昇。英国の10年債利回りは0.73%と前日の0.67%から上昇した。雇用統計を受けて利下げ観測がやや後退し、米長期金利が上昇、ドル円も上昇。5日に発表された米雇用統計を受けて、FRBの利下げ観測がやや後退し、米債売られ、欧州の国債も連れ安となった。これを受けて本日の債券先物は売りが先行し、20銭安の153円76銭で寄り付いた。寄り付き後は153円75銭が安値となって、底堅い動きとなった。月曜日ということもあるが、今日は日銀による国債買入はなく、10日のパウエルFRB議長の議会証言なども控え、様子見気分も強まった。本日、日銀の支店長会議が開かれた。総裁挨拶などはほとんど材料視されず。さくらレポート(地域経済報告)での景気判断はすべての地域で横ばいとなった。債券先物の引けは19銭安の153円77銭。日中出来高は1.9兆円程度。値幅は9銭しかなかった。現物債の商いも少なく3900億円程度。米雇用統計を受けて米国の利下げ期待がひとまず後退し、5日の米株は下落。これを受けて本日の東京市場も売りが先行し、日経平均は80円安でスタート。ETF(上場投信)の分配金支払いのための換金売りが出るとの思惑なども出て、日経平均は下げ幅を拡大させ、一時200円を超す下げに。米長期金利の上昇を受け、しっかりしていたドル円が下落してきたことや、東京時間で米株価指数先物も下落してきたことなども、日経平均の上値を抑えた格好に。日経平均の引けは212円安。


2019年7月5日
「債券先物は一時154円台を回復」

長期先物2019年9月限(ナイトセッション)
寄153円91銭、高153円95銭、安153円89銭、引153円94銭(+3銭)
2756億円
長期先物2019年9月限
寄153円99銭、高154円02銭、安153円91銭、引153円96銭(+5銭)
19858億円
5936 2203 1717 1872 149 2年402回 -0.215%(+0.005%)、-0.225〜-0.215%
5年139回 -0.250%(+0.005%)、-0.265〜-0.250%
10年355回 -0.165%(-0.005%)、-0.170〜-0.160%
20年168回 0.195%(-0.010%)、0.190〜0.200%
30年63回 0.330%(-0.015%)、0.325〜0.340%
40年12回 0.355%(-0.015%)、0.350〜0.355%
(現物債は15時現在の動きです)

昨日の米国市場は独立記念日で休場。イタリア政府は2019年の財政赤字目標を引き下げ、EU規則を完全に順守するとの見方を示した。これにより、イタリアは欧州連合(EU)の是正手続きを回避。これが好感されて、イタリアの株式市場は大きく上昇し、ECBの緩和観測も手伝い、昨日の欧州株式市場は続伸となり、1年ぶりの高値に。銅の価格下落などから鉱山株が売られ、ロンドン株式市場は小幅反落となった。昨日の欧州の債券市場では。周辺国の国債に利益確定売りが入るが、中核国の国債は買い進まれた。ドイツの10年債利回りはマイナス0.40%と前日のマイナス0.39%から低下。マイナス0.4%というのはECBの中銀預金金利であるマイナス0.4%と同水準。昨日のフランスとスペインの国債入札では落札利回りが過去最低となったが、フランスの10年債利回りもマイナス0.14%と前日のマイナス0.11%から低下した。イタリアの10年債利回りは1.67%と前日の1.58%から上昇。英国の10年債利回りは0.67%と前日の0.69%から低下した。昨日の原油先物市場。立会取引は休場となっていたが、電子取引で、WTI先物8月限は小幅安、ドル円は107円台後半でのもみ合いに。昨日の欧州の債券市場では、ECBの緩和観測などを背景にドイツなど中核国の国債が買い進まれ、本日の債券先物も買いが先行、8銭高の153円99銭で寄り付いた。寄り付き後、債券先物は154円台を回復した。現物債は超長期主体に買われた。日銀は午前10時10分の金融調節で、国債買い入れをオファー。対象は1年以下500億円、5年超10年以下4800億円、物価連動債250億円、買入予定額は前回と変わらず。日銀による国債買入の結果は長期ゾーンがやや弱含みとなるが、これによる影響は限定的。債券先物の154円台ではひとまず高値警戒も出たことに加え、本日の米雇用統計とそれによるFRBの動向も確認したいと次第に様子見気分も強まった。債券先物の引けは5銭高の153円96銭。日中出来高は2兆円程度。値幅は11銭。現物債の商いは6000億円程度。本日の東京株式市場、日経平均は1円高でスタート。昨日の米国株式市場は休場となり、ドル円の居所も大きくは変わらずとなり、ほぼ昨日の引け水準で寄り付いた。6月の米雇用統計の発表を控え、週末ということもあり、株式市場も様子見気分を強めた。6月の米雇用統計で非農業雇用者数は前月比プラス16万人程度との予想だが、株式市場は7月30、31日のFOMCでの利下げの可能性の有無を探っており、市場は雇用統計の悪化を望んでいるようにも。日経平均の引けは43円高。ドル円は107円90銭台に。


2019年7月4日
「30年国債入札は無難」

長期先物2019年9月限(ナイトセッション)
寄153円96銭、高153円96銭、安153円88銭、引153円91銭(-3銭)
4784億円
長期先物2019年9月限
寄153円89銭、高153円93銭、安153円86銭、引153円91銭(-3銭)
21129億円
5100 2910 1765 427 0 2年402回 -0.220%(+0.005%)、〜%
5年139回 -0.255%(+0.005%)、-0.255〜-0.250%
10年355回 -0.160%(0.000%)、-0.160〜-0.155%
20年168回 0.200%(-0.015%)、0.200〜0.215%
30年62回 0.335%(-0.010%)、0.335〜0.345%
30年63回 0.345%、0.345〜0.355%
40年12回 0.370%(-0.015%)、0.365〜0.375%
(現物債は15時現在の動きです)

昨日の米国株式市場は独立記念日の祝日を控えた短縮取引の中、経済指標の悪化などを受けたFRBの利下げ期待などから、昨日の米株主要3指数は揃って過去最高値を更新した。ダウ平均は179ドル高、ナスダックは61ポイントの上昇となった。ECBの次期総裁としてIMFのラガルド専務理事が指名されたことで、ECBによる現状の緩和的なスタンスが維持されるとの見方から、欧州の国債が総じて買い進まれたことで、米債も連れ高となり、昨日の米10年債利回りは1.95%と前日の1.97%から低下した。米国のガソリン在庫の減少などが好感されて原油先物は反発。WTI先物8月限は1.09ドル高の57.34ドル。欧州委員会が、イタリアに対する制裁手続き入りを先送りし、これを受けてイタリアの株など買われ、欧州株式市場は続伸。ロンドン株式市場もポンド安などが好感されて続伸。欧州の国債は周辺国の国債が大きく買い進まれ、中核国の国債も買われた。ベルギーの10年債利回りは初めてマイナスを付けた。イタリアの10年債利回りは1.58%と前日の1.84%からかなり大きく低下。ドイツの10年債利回りもマイナス0.39%と前日のマイナス0.37%から低下。フランスの10年債利回りもマイナス0.11%と前日のマイナス0.06%から低下。英国の10年債利回りも0.69%と前日の0.72%から低下した。ドル円は107円台後半での上げ下げ、金利差VS株高といった構図に。本日の債券先物は5銭安の153円89銭で寄り付いた。ECBの次期総裁にラガルド氏が指名され、緩和的なスタンスが維持されるとの見方から、欧州の国債が総じて買い進まれ米債も連れ高となったが、本日の30年国債の入札も控え債券先物はやや売りが先行した格好に。その後の債券先物は膠着相場となった。本日の30年国債(利率0.4%、63回債)の入札は、最低落札価格101円00銭、平均落札価格101円15銭となった。最低落札価格は予想の範囲内、テールは15銭とさすがに前回の87銭からは縮小、応札倍率は4.01倍と前回の3.47倍を上回り、無難な結果となった。債券先物は後場に入っても膠着相場が継続。欧米の国債は買われているが、米株価指数はそろって最高値を更新するなどいろいろとオーバーヒート気味でもあり、今日の米国市場は独立記念日で休場ということもあり、様子見気分を強めた格好に。現物債は30年債入札が無難な結果となったことで超長期債が買われたが、中期ゾーンは重く、その結果カーブはフラット化。債券先物の引けは3銭安の153円91銭。日中出来高は2.1兆円程度。値幅は7銭。現物債の商いは5100億円程度。昨日、米国の主要3指数が過去最高を更新したこともあり、本日の東京株式市場も買いが先行、日経平均は102円高でスタート。その後の東京株式市場は本日の米国株式市場が休場となることや、明日の米雇用統計の発表も控え、海外投資家の動きも鈍く、様子見気分を強めた。日経平均の引けは64円高。ドル円はしっかりとなり、107円80銭台に上昇。


2019年7月3日
「欧米の長期金利低下受け円債も買われる、国債買入では月間ペースで減額」

長期先物2019年9月限(ナイトセッション)
寄153円69銭、高153円77銭、安153円69銭、引153円77銭(+8銭)
3561億円
長期先物2019年9月限
寄153円78銭、高153円96銭、安153円78銭、引153円94銭(+25銭)
29026億円
7241 2566 2600 1984 90 2年402回 -0.225%(-0.005%)、-0.230〜-0.225%
5年139回 -0.255%(-0.015%)、-0.255〜-0.245%
10年355回 -0.155%(-0.020%)、-0.155〜-0.145%
20年168回 0.215%(-0.025%)、0.215〜0.230%
30年62回 0.345%(-0.035%)、0.345〜0.365%
40年12回 0.385%(-0.040%)、0.385〜0.400%
(現物債は15時現在の動きです)

欧州連合(EU)は2日ブリュッセルで開いた臨時首脳会議で(日経新聞)。ECB総裁にフランスのクリスティーヌ・ラガルドIMF専務理事、EUトップの欧州委員長にドイツのウルズラ・フォンデアライエン国防相を指名。2人の女性トップという大胆な提案で事態を打開したのはマクロン大統領だとか。BOEのカーニー総裁は世界的な貿易摩擦や英国の合意なきEU離脱リスクを指摘し、近いうちに政策対応が必要となる可能性があると述べたことで英国債が買われ、昨日の米債はこれに連れ高となった格好。昨日の米10年債利回りは1.97%と前日の2.02%から低下した。ラガルド氏のECB総裁指名も、金融緩和を進めるとの思惑となり、世界的に緩和的な金融環境が続くとの思惑などから米株もしっかり。昨日のダウ平均は69ドル高。ナスダックは17ポイント高。世界的なエネルギー需要の減退懸念を受けて原油先物は大幅反落となり、WTI先物8月限は2.84ドル安の56.25ドルとなった。欧州株式市場は続伸となり、カーニー総裁は発言を受けたポンド安もあり、ロンドン株式市場も続伸。2019年予算を巡りイタリア政府と欧州委員会が合意するとの期待などから、イタリアの10年債利回りは1.84%と28日の1.96%から大きく低下。ドイツの10年債利回りもマイナス0.37%と前日のマイナス0.36%から低下。フランスの10年債利回りもマイナス0.06%と前日のマイナス0.05%から低下。そして、英国の10年債利回りは0.72%と前日の0.81%から大きく低下した。欧米の長期金利の低下もあり、相対的に円が買われた格好に。BOEのカーニー総裁が緩和の可能性を指摘したことや、ECBの次期総裁にバイトマン氏ではなくラガルドIMF専務理事が指名され、緩和環境が継続かとの思惑から、欧米の国債は買われ、本日の債券先物も会が先行し、9銭高の153円78銭で寄り付いた。寄り付きの153円78銭が安値となり、先物はじりじりと上昇した。注目された日銀の国債買入では、1年超3年以下のオファー額は3800億円と前回の3500億円から増額する一方、3年超5年以下のオファー額は3800億円と前回の4000億円から200億円減額した。10年超25年以下のオファー額も1800億円と前回の2000億円から減額。25年超のオファー額は400億円とこちらは前回と変わらず。この結果、このペースでの月間の買入の予想は、残存10年超の超長期ゾーンが600億円の減額、残存1年超5年以下の中期ゾーンが400億円の増額となる。この調整はある程度想定されていたようで、債券先物はさらに買い進まれて、前場に153円91銭まで上昇した。国債の買入は総じて無難な結果となったものの、後場に入るとさすがに高値警戒も強まり、いったん上値が重くなった。しかし、引けにかけては東京時間での米債高なども意識されて、現物債が買われ、先物も153円96銭まで上昇した。先物の引けは25銭高の153円94銭。日中出来高は2.9兆円程度。値幅は18銭。現物債の商いは7200億円程度。昨日の米国株主要3指数はプラスとなっていたが、欧米の長期金利の低下もあって相対的に円は買われ、本日の東京株式市場はやや売りが先行、日経平均は70円安でスタート。ドル円は一時107円台半ばまで下落し、日経平均は100円を超す下げとなった。日経平均の引けは116円安。


2019年7月2日
「10年国債入札は無難、方向感に乏しい展開に」

長期先物2019年9月限(ナイトセッション)
寄153円70銭、高153円80銭、安153円70銭、引153円75銭(+3銭)
4551億円
長期先物2019年9月限
寄153円78銭、高153円79銭、安153円68銭、引153円69銭(-3銭)
26601億円
5827 2149 2868 810 2年402回 -0.220%(+0.005%)、-0.225〜-0.220%
5年139回 -0.240%(+0.010%)、-0.250〜-0.240%
10年354回 -0.145%(+0.005%)、-0.150〜-0.145%
10年355回 -0.135%、-0.140〜-0.135%
20年168回 0.240%(+0.005%)、0.225〜0.240%
30年62回 0.380%(+0.005%)、0.365〜0.380%
40年12回 0.425%(0.000%)、0.420〜0.425%
(現物債は15時現在の動きです)

29日の米中首脳会談で米中が通商協議の再開で合意したことや、ファーウェイへの制裁を一部緩和したことを好感し、昨日のダウ平均は一時290ドル高となる場面があった。しかし、FRBの利下げ観測が後退したことや、悪材料の出たボーイングが売られ、ダウは上げ幅縮小し117ドル高、ナスダックは84ポイント高、S&P500は最高値更新。米中が通商協議の再開で合意したことや米朝首脳会談を受け、米債はリスク回避の巻き戻しから売られたものの、下値も限定的。昨日の米10年債利回りは2.02%と先週末の2.00%から小幅上昇。OPECが産油量削減を来年3月末まで維持することを決めたことから、原油先物は買われ、WTI先物8月限は62セント高の59.09ドルとなった。欧州株式市場はハイテク株主体に買いが入って続伸となり、ロンドン株式市場も続伸。オランダ中銀総裁は悪化シナリオが表面化すればECBは断固として行動すると明言。これを受け欧州の国債利回りは低下し、軒並み過去最低水準を更新した。ドイツの10年債利回りはマイナス0.36と28日のマイナス0.33%から低下。フランスの10年債利回りもマイナス0.05%と28日のマイナス0.01%から低下。イタリアの10年債利回りも1.96%と28日の2.10から大きく低下。英国の10年債利回りは0.81%と28日の0.83%から低下した。欧州の国債利回りの低下などからユーロがドルや円に対して下落した。昨日の米債は売られたものの、欧州の国債はしっかり。香港でのデモ行動の激化に加え、米国がEUからの輸入品40億ドル相当への追加関税提案などもリスク回避要因となり、本日の債券先物は買い戻しが先行、6銭高の153円78銭で寄り付いた。寄り付き後は10年国債の入札を控え、次第に様子見気分を強めた。本日の10年国債(利率0.1%、355回)の入札は、最低落札価格102円40銭、平均落札価格102円42銭となった。最低落札価格はほぼ予想通り、テールは2銭と前回の3銭から縮小、応札倍率は3.92倍と前回の3.99倍を下回ったが無難な結果といえる。しかし、これによる債券市場への影響は限られ、後場に入っても債券先物は153円70銭台での膠着相場に。引けにかけて現物債にパラパラと売りが入り、債券先物も153円68銭まで売られ、引けは3銭安の153円69銭となった。日中出来高は2.7兆円程度。値幅は11銭。現物債の商いは5800億円程度。日経平均は昨日400円を超す上昇となったこともあり、その反動売りが先行し、本日の日経平均は30円安でスタート。寄り付き後は債券先物と同様に方向感に乏しい展開となった。大阪でのG20が終了、米中の通商交渉は継続されるが、今度は米国とEUとの貿易摩擦への懸念も強まり、先行きの不透明感も強め、ポジションも傾けづらく、様子見気分も強まってきた。日経平均の引けは24円高。ドル円は108円台前半でのもみ合いに。


2019年7月1日
「米中と米朝首脳会談受け、リスク回避の巻き戻しの動きに」

長期先物2019年9月限(ナイトセッション)
寄153円86銭、高153円90銭、安153円82銭、引153円86銭(+1銭)
4775億円
長期先物2019年9月限
寄153円72銭、高153円76銭、安153円65銭、引153円72銭(-13銭)
25287億円
4245 1359 1316 1358 210 2年402回 -0.225%(0.000%)、-0.230〜-0.225%
5年139回 -0.250%(+0.010%)、-0.250〜-0.245%
10年354回 -0.150%(+0.015%)、-0.150〜-0.145%
20年168回 0.240%(+0.020%)、0.240〜0.245%
30年62回 0.375%(+0.020%)、0.375〜0.385%
40年12回 0.425%(+0.020%)、0.425〜0.435%
(現物債は15時現在の動きです)

28日の米国株式市場は、29日に予定されていた米中首脳会談で、貿易協議が進展するとの期待から買いが入り、ダウ平均は反発し73ドル高、ナスダックは38ポイントの上昇となった。29日の米中首脳会談では貿易協議の再開で合意し、米国がすべての中国製品に関税をかける第4弾の発動は回避された。米国債券市場は米中首脳会談を29日に控え様子見気分も強まるなか、28日の米10年債利回りは2.00%と前日の2.01%から低下した。OPEC会合など控え、原油先物はポジション調整的な売りも入り、28日のWTI先物8月限は96セント安の58.47ドルとなった。ドイツ銀行など買われ、28日の欧州株式市場は上昇。ボリス・ジョンソン前外相が減税を進めるとの報道を受け、住宅建設銘柄などが買われ、ロンドン株式市場も反発。欧州の債券市場、ドイツの10年債利回りは過去最低を更新。ドイツの10年債利回りはマイナス0.33と前日のマイナス0.32%から低下し、フランスの10年債利回りもマイナス0.01%と前日の0.00%から低下。イタリアの10年債利回りも2.10%と前日の2.13から低下。英国の10年債利回りは0.83%と前日の0.82%から上昇した。29日の米中首脳会談では通商交渉の再開することで合意し、3000億ドル相当の中国製品への追加関税発動も先送りされた。30日にはサプライズともいえる事実上の3回目の米朝首脳会談が行われた。これらを受けて、リスク回避の巻き戻しからドル円は108円台に上昇した。本日の債券先物もリスク回避の巻き戻しが意識されて売りが先行し、先週末比13銭安の153円72銭で寄り付いた。朝方に発表された6月の日銀短観では、大企業・製造業DIがプラス7と予想を下回ったが、大企業・非製造業がしっかりとなるなどしたことで、短観そのものはあまり材料視されず。ドル円の上昇もあり、日経平均は寄り付きから大きく上昇しており、これも債券先物の上値を抑えた。現物債は超長期主体に売られたものの大きく崩れたわけでもなく、押し目買いも入っていた。債券先物の引けは13銭安の153円72銭。日中出来高は2.5兆円程度。値幅は11銭。現物債の商いは4300億円程度となった。中首脳会談では貿易協議の再開で合意、米朝首脳会談も加わり、リスクオンの動きから、ドル円は上昇し、本日の東京株式市場も買いが先行、日経平均は290円高でスタート。米株価指数先物も大きく反発。米国がファーウェイへの部品販売を認める方針に転じたことも好感され、日経平均はその後も上げ幅を拡大させた。先物などへの買い戻しの動きを強め、日経平均は後場に入り400円を超す上昇となった。日経平均の引けは454円高。ドル円も108円30銭台を回復させた。