臨機応変


2020年11月19日
「」

長期先物2020年12月限(ナイトセッション)
寄152円18銭、高152円20銭、安152円10銭、引152円10銭(-7銭)
5013億円
長期先物2020年12月限(日中)
寄152円16銭、高152円17銭、安152円13銭、引152円銭(+銭)
億円
2年418回 %(%)、〜%
5年145回 -0.120%(-0.005%)、〜%
10年360回 0.015%(-0.005%)、〜%
20年174回 0.385%(-0.015%)、0.385〜0.390%
30年68回 0.625%(-0.020%)、0.625〜0.640%
40年13回 0.665%(-0.020%)、〜%
(現物債は15時現在の動きです)


2020年11月18日
「20年債入札順調、債券は小動き、株は下落」

長期先物2020年12月限(ナイトセッション)
寄152円06銭、高152円16銭、安152円06銭、引152円16銭(+9銭)
4124億円
長期先物2020年12月限(日中)
寄152円14銭、高152円18銭、安152円12銭、引152円17銭(+10銭)
18779億円
2323 716 345 2年418回 %(%)、〜%
5年145回 -0.120%(-0.005%)、〜%
10年360回 0.015%(-0.005%)、〜%
20年174回 0.385%(-0.015%)、0.385〜0.390%
30年68回 0.625%(-0.020%)、0.625〜0.640%
40年13回 0.665%(-0.020%)、〜%
(現物債は15時現在の動きです)

昨日発表された10月の米小売売上高は前月比0.3%増と予想を下回り、新型コロナウイルスルの感染拡大を受けた消費減速が懸念され、昨日の米国株式市場は、消費関連株などを主体に売られ、ダウ反落し167ドル安、ナスダックは24ポイント安となった。小売売上高の伸びが市場予想を下回ったことなどから、昨日の米債は買われ、米10年債利回りは0.85%と前日の0.90%から低下。FRBのパウエル議長は新型コロナ感染の急拡大は景気回復に対する大きな懸念で、米国経済は財政政策と金融政策の双方の支援を引き続き必要としていると指摘。原油先物相場は小幅続伸。WTI先物12月限は12月限は9セント高の41.43ドル。ポンド高を受け輸出銘柄が売られ、ロンドン株式市場は反落。ジョンソン英首相はEUとの通商交渉について、合意には程遠いと述べた。欧州株式市場も反落となった。欧州の国債は総じて買われ、ドイツの10年債利回りは-0.56%と前日の-0.55%から低下。フランスの10年債利回りは-0.33%と前日の-0.31%から低下。イタリアの10年債利回りは0.64%と前日の0.65%から低下。英国の10年債利回りは0.32%と前日の0.35%から低下した。今朝のドル円は104円20銭近辺、ユーロ円は123円60銭近辺。ドル円は一時104円近くまで下落、再び104円割れとなることも。米小売売上高の伸びが市場予想を下回ったことなどから、昨日の米債は買われ、ナイトセッションの債券先物も買われたことから、本日の債券先物は7銭高の152円14銭で寄り付いた。その後は20年国債の入札も控え、様子見気分も強まり動きは鈍くなっていた。現物債は2年債、5年債、40年債のカレントは前場出合いなし。本日の20年国債(利率0.4%、174回リオープン)の入札は、最低落札価格100円15銭、平均落札価格100円22銭となった。最低落札価格は予想を上回った。テールは7銭と前回の5銭からやや流れ、応札倍率は3.61倍と前回の3.86倍を下回るが、順調な結果といえた。債券先物は後場に入っても膠着相場は継続。債券先物の引けは10銭高の152円17銭。日中出来高は1.9兆円程度、値幅は6銭。現物債の商いは3400億円程度。米国での新型コロナウイルスルの感染拡大を受けた消費減速が懸念され、昨日の米国株式市場は反落となり、ナイトセッションの日経平均先物も売られ、本日の東京株式市場も売りが先行し、日経平均は154円安でスタート。前場に日経平均は一時300円近い下落幅となったものの、押し目買いも入り下げ渋りの展開となった。しかし、後場に入り、東京都の新型コロナウイルスの1日の感染者が過去最多となったと報じられ、これを受けてドル円は104円を割り込み、日経平均も改めて下げ幅を拡大させてきた。国内要因で日経平均が反応するのは久しぶりのようにも。東京時間の米株価指数先物も下落した。日経平均の引けは、286円安。


2020年11月17日
「債券は売り買いともに仕掛けづらいか」

長期先物2020年12月限(ナイトセッション)
寄152円07銭、高152円13銭、安151円99銭、引152円07銭(-2銭)
6027億円
長期先物2020年12月限(日中)
寄152円05銭、高152円11銭、安152円05銭、引152円07銭(-2銭)
12367億円
2169 941 853 338 35 2年418回 -0.150%(0.000%)、〜%
5年145回 -0.115%(+0.005%)、〜%
10年360回 0.020%(0.000%)、〜%
20年174回 0.400%(-0.005%)、〜%
30年68回 0.645%(-0.010%)、0.645〜0.650%
40年13回 0.685%(-0.010%)、〜%
(現物債は15時現在の動きです)

米バイオ製薬のモデルナが16日、コロナワクチンの臨床試験の初期データで、94.5%の有効性が示されたと発表、数週間以内にFDAに緊急使用許可を申請する。このワクチンは扱いが容易で、2〜8度で30日間保管できるとか。ワクチンの普及で経済の正常化が進むとの期待が強まり、昨日の米国株式市場は、景気敏感株を中心に買いが優勢となり、ダウは470ドル高となり過去最高値更新、ナスダックは94ポイント高に。11月NY連銀製造業景気指数が予想を下回ったことなどから、米債はしっかり、昨日の米10年債利回りは0.90%と前日とほぼ変わらず。ワクチン開発進展への期待を背景に、原油先物は買われ、WTI先物12月限は1.21ドル高の41.34ドル。ワクチン開発への期待から、経済回復への期待も高まり、ロンドン株式市場は反発。銀行株など主体に買われ、欧州株式市場も上昇。欧州の国債は中核国の上値が重く、周辺国はしっかり。ドイツの10年債利回りは-0.55%と前日とほぼ変わらず。フランスの10年債利回りは-0.31%と前日とほ変わらず。イタリアの10年債利回りは0.65%と前日の0.66%から低下。英国の10年債利回りは0.35%と前日の0.34%から上昇した。今朝のドル円は104円60銭近辺、ユーロ円は123円90銭近辺。ドル円は一時105円台をつけたが、その後売られ再び104円台半ばに。新型コロンウイルスの開発への期待から、昨日の米国株式市場でダウ平均は過去最高値を更新した。米経済指標の悪化もあって米債は下値も限られ、10年債利回りは変わらずの0.90%。ナイトセッションの債券先物は小幅安。本日の債券先物は4銭安の152円05銭で寄り付いた。寄り付き後は引き続き狭い値幅内での小動きとなった。現物債の動きも限られた。日銀は10時10分の金融調節で国債買い入れオファー。対象は残存1年超3年以下5000億円、同3年超5年以下4200億円、同5年超10年以下4200億円、金額はいずれも前回と変わらず。日銀の国債買い入れは総じて無難。後場に入っても膠着相場は継続。債券先物の引けは2銭安の152円07銭。日中出来高は1.2兆円程度、値幅は6銭。現物債の商いは2200億円程度。昨日の米国株式市場ではダウとS&P500が過去最高値を更新、ナイトセッションの日経平均先物も買われた。本日の東京株式市場、日経平均は136円高でスタート。29年ぶりの高値を更新した。寄り付き後の日経平均は26000円近辺での一進一退となっていたが、東京時間の米株価指数先物は下落し、ここにきて大きく上昇していたこともあり、利益確定売りが入り日経平均は一時マイナスに転じる場面も。米国のバイデン政権下で米中関係が今よりは改善するとの思惑も出たようで、後場に入り日経平均は再び買われる場面も。日経平均の大引けは107円高。ドル円は104円台半ばでのもみ合いに。


2020年11月16日
「債券先物は底堅い動きとなる」

長期先物2020年12月限(ナイトセッション)
寄152円08銭、高152円12銭、安152円04銭、引152円07銭(-3銭)
4097億円
長期先物2020年12月限(日中)
寄152円05銭、高152円14銭、安152円05銭、引152円09銭(-1銭)
14387億円
2284 1762 407 95 20 2年418回 %(%)、〜%
5年145回 -0.120%(-0.005%)、-0.120〜-0.115%
10年360回 0.020%(0.000%)、〜%
20年174回 0.400%(-0.005%)、0.400〜0.405%
30年68回 0.655%(0.000%)、0.650〜0.655%
40年13回 0.690%(-0.005%)、0.690〜0.695%
(現物債は15時現在の動きです)

米国のバイデン氏の新型コロナ対策本部(タスクフォース)の共同議長が、経済活動は停止せず、特定の地域に絞った対策に重点を置く方針を示した。新型コロナワクチンの普及への期待もあらためて強まったことなどから、13日の米国株式市場は上昇し、S&P500種株価指数は過去最高値を更新。ダウ平均は399ドル高、ナスダックは119ポイント高となった。この米国株式市場の上昇を受け、リスク回避の巻き戻しから、13日の米債は売られ、米10年債利回りは0.90%と前日の0.88%から上昇。11月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値は10月確報値からは低下した。米国の主要都市で制限措置が厳しくなり、原油の需要が弱まるとの懸念から、原油先物は続落、WTI先物12月限は99セント安の40.13ドル。ポンド高から輸出関連株など売られ、ロンドン株式市場は続落。欧州株式市場は、ほぼ横ばい。ECB総裁はワクチン開発に対し不確実性があり、それほど熱狂したくないと発言。昨日の欧州の国債は総じてしっかり。ドイツの10年債利回りは-0.55%と-0.54%から低下。フランスの10年債利回りは-0.31%と-0.30%から低下。イタリアの10年債利回りは0.66%と前日の0.68%から低下。英国の10年債利回りは0.34%と前日の0.35%から低下した。今朝のドル円は104円60銭近辺、ユーロ円は123円90銭近辺。主要通貨でのドル売りが優勢になり、ドル円も105円割れに。13日の米株は買われ、S&P500種株価指数は過去最高値を更新。リスク回避の巻き戻しから米債は売られ、ナイトセッションの債券先物も小幅ながら下落した。本日の債券先物は5銭安の152円05銭で寄り付いた。日経平均も上昇したが、債券先物は閑散ななか底堅い動きとなり、寄り付きの152円05銭が当日の安値となった。朝方発表された7〜9月期実質GDPは年率換算で21.4増となり4四半期ぶりにプラス転換し、予想を上回る回復となったが、債券市場への影響は限定的となった。本日の流動性供給入札(残存期間5年超15.5年以下)は、最大利回り格差がマイナス0.005%、平均利回り格差はマイナス0.007%。応札倍率は3.26倍と前回を下回ったが、無難な結果と言えた。債券先物の引けは1銭安の152円09銭。日中出来高は1.4兆円程度、値幅は9銭。現物債の商いは2300億円程度しかなく、様子見の参加者が多かった模様。新型コロナワクチンの普及への期待もあらためて強まったことから、13日の米国株式市場は買い進まれ、本日の東京株式市場も買いが先行し、日経平均は266円高でスタート。7〜9月期実質GDPが予想以上に回復していたことも、株式市場は好感し、東京時間での米株価指数先物の上昇もあり、寄り付き後の日経平均は上げ幅を拡大させ、年初来高値を更新してきた。日経平均は後場に入り500円を超す上昇に。日経平均の引けは521円高。ドル円は104円台半ばでの動きに。


2020年11月13日
「新型コロナウイルスの感染拡大から株安債券高に」

長期先物2020年12月限(ナイトセッション)
寄151円98銭、高152円14銭、安151円98銭、引152円13銭(+13銭)
5153億円
長期先物2020年12月限(日中)
寄152円15銭、高152円15銭、安152円06銭、引152円10銭(+10銭)
19913億円
1437 950 486 930 2年418回 -0.150%(-0.005%)、-0.145〜-0.150%
5年145回 -0.115%(-0.010%)、-0.115〜-0.110%
10年360回 0.020%(-0.005%)、〜%
20年174回 0.405%(0.000%)、0.390〜0.405%
30年68回 0.655%(+0.005%)、0.640〜0.655%
40年13回 0.695%(+0.005%)、0.690〜0.695%
(現物債は15時現在の動きです)

米国のバイデン次期大統領の新型コロナ対策のアドバイザーが全米で4〜6週間のロックダウンが必要になるかもしれないと述べたとか。新型コロナウイルスの感染拡大による米景気への懸念などから、昨日の米国株式市場は景気敏感株などを中心に売られ、ダウ平均は続落し317ドル安、ナスダックは76ポイント安となった。10月の米消費者物価指数は、前月から横ばいとなり予想を下回った。新型コロナウイルス感染拡大の懸念もあり、昨日の米債は買われ、米10年債利回りは0.88%と11日の0.96%から低下した。予想外の米国の原油在庫の増加を嫌気して、昨日の原油先物は反落。WTI先物12月限は33セント安の41.12ドル。9月の英国のGDPが予想を下回り、ロンドン株式市場は9営業日ぶりに反落。金融関連株など売られ、欧州株式市場も反落となった。新型コロナウイルス感染の急増を受け、あらためてリスク回避の動きとなり、昨日の欧州の国債は総じて買い進まれた。ドイツの10年債利回りは-0.54%と-0.51%から低下。フランスの10年債利回りは-0.30%と-0.27%から低下。イタリアの10年債利回りは0.68%と前日の0.74%から低下。英国の10年債利回りは0.35%と前日の0.41%から低下した。今朝のドル円は105円10銭近辺、ユーロ円は124円10銭近辺。ドル円は一時105円に接近したが、とりあえず105円が下値の抵抗線に。新型コロナウイルスの感染拡大による景気への懸念などから、昨日の米債は買い戻され、ナイトセッションの債券先物も買われたことから、本日の債券先物は15銭高の152円15銭で寄り付いた。東京株式市場は下げていたものの、その後の債券先物は上値が重くなり、152円10銭を挟んでのもみ合いに。今日は利付国債の入札や日銀による国債買い入れの予定はない。現物債は中長期ゾーンが買われ、超長期が売られ、イールドカーブはややスティープ化。債券先物の引けは10銭高の152円10銭。日中出来高は2兆円程度、値幅は9銭。現物債の商いは短期債を除いて2900億円程度。新型コロナウイルスの感染再拡大の警戒感などから、昨日の米国株式市場は下落し、ナイトセッションの日経平均先物は下落し、本日の東京株式市場も売りが先行、日経平均は115円安でスタート。11月限オプションSQ(特別清算指数)算出日で、これに絡んだ売りも入った模様。東京時間の米株価指数先物も下落した。欧米のみならず国内でも前日の感染者数が過去最多を記録、国内での経済活動の制限への警戒もあり、日経平均は300円を超す下落となった。しかし、ファーストリテイリングが買われるなどしたことで、後場途中から日経平均は下げ幅を縮小させてきた。日経平均の引けは135円安。ドル円は105円割れとなった。


2020年11月12日
「5年債入札は順調、現物債の商いは超閑散」

長期先物2020年12月限(ナイトセッション)
寄151円82銭、高151円90銭、安151円78銭、引151円90銭(+6銭)
4973億円
長期先物2020年12月限(日中)
寄151円91銭、高152円03銭、安151円90銭、引152円00銭(+16銭)
22797億円
2200 671 791 673 65 2年418回 -0.145%(-0.005%)、-0.145〜-0.140%
5年145回 -0.110%(-0.015%)、-0.110〜-0.100%
10年360回 0.030%(-0.005%)、〜%
20年174回 0.405%(0.000%)、〜%
30年68回 0.650%(0.000%)、〜%
40年13回 0.690%(0.000%)、〜%
(現物債は15時現在の動きです)

ニューヨーク州のクオモ知事は11日、新型コロナウイルスが再拡大を受け、飲食店の営業規制を再び強化すると発表した。新型コロナウイルスの再拡大で景気回復は遅れるとの観測も強まり、昨日の米国株式市場、ダウ平均は一時100ドルを超す下げとなったが、ここにきて下げていたハイテク株には押し目買いが入り、結局、昨日のダウ平均は23ドル安、ナスダックは232ポイント高に。昨日の米国の債券市場はベテランズデーの祝日で休場。昨日の原油先物は小幅続伸、WTI先物12月限は9セント高の41.45ドル。新型コロナウイルスワクチンへの期待感から、ロンドン株式市場は続伸。ECBのラガルド総裁は11日、来月に予定する追加金融緩和ではパンデミック緊急購入プログラムや長期資金供給オペの拡大が焦点になると、この発言も好感されたようで、昨日の欧州株式市場も続伸となった。ラガルド総裁の発言を好感して、昨日の欧州のユーロ圏の国債は買われたが、英国債は上値が重くなっていた。ドイツの10年債利回りは-0.51%と-0.49%から低下。フランスの10年債利回りは-0.27%と-0.24%から低下。イタリアの10年債利回りは0.74%と前日の0.76%から低下。英国の10年債利回りは0.41%と前日の0.40%から上昇した。今朝のドル円は105円40銭近辺、ユーロ円は124円20銭近辺。ドル円は105円台半ばでのもみ合いに。昨日の米国の債券市場はベテランズデーの祝日で休場。ECBの追加緩和への期待もあり、ユーロ圏の国債は買われ、ナイトセッションの債券先物も小幅高に。本日の債券先物は7銭高の151円91銭で寄り付いた。寄り付き後につけた151円90銭が当日の安値となり、その後は徐々に買い戻された。本日の5年国債(利率0.1%、145回リオープン)の入札は、最低落札価格・平均落札価格ともに101円00銭。最低落札価格は予想上回り、テールはゼロと前回の1銭から縮小。応札倍率は3.52倍と前回の4.89倍を下回るが、順調な結果といえる。日経平均が一時マイナスになるなどしたこともあり、後場に入り債券先物は152円台を回復したが、上値も重くなり152円近辺でのもみ合いとなった。現物債は超閑散、後場に10年債カレントの出合いはなかった。債券先物の引けは16銭高の152円00銭。日中出来高は2.3兆円程度、値幅は13銭。現物債の商いは2200億円程度しかなかった。昨日の米国株式市場、ダウは下げたがナスダックはしっかり。ナイトセッションの日経平均先物は上昇していたこともあり、本日の東京株式市場も買いが先行し、日経平均は89円高でスタート。連日の年初来高値更新となった。その後は、利益確定売りも入り次第に上値が重くなった。東京時間での米株価指数先物が下落し、日経平均は一時マイナスとなる場面も。引けにかけては再び買われ、日経平均の引けは171円高。ドル円は105円半ばから戻り売りに押され105円10銭台に。


2020年11月11日
「債券先物の上値は重いものの動きも鈍い」

長期先物2020年12月限(ナイトセッション)
寄151円93銭、高151円93銭、安151円72銭、引151円84銭(-8銭)
10916億円
長期先物2020年12月限(日中)
寄151円86銭、高151円90銭、安151円81銭、引151円84銭(-8銭)
21657億円
3900 1426 1723 742 205 2年418回 -0.135%(+0.010%)、〜%
5年145回 -0.100%(+0.005%)、〜%
10年360回 0.035%(+0.005%)、0.035〜0.040%
20年174回 0.405%(0.000%)、〜%
30年68回 0.650%(+0.005%)、0.645〜0.650%
40年13回 0.690%(+0.010%)、0.680〜0.690%
(現物債は15時現在の動きです)

昨日の米国株式市場も新型コロナウイルスのワクチンの普及への期待から、景気敏感株への買いが続いたものの、在宅勤務や巣ごもり消費の恩恵を受けるとして上昇してきたハイテク株は売られ、昨日のダウ平均は続伸となり262ドル高、ナスダックは続落し159ポイント安に。経済の正常化への期待からリスク回避の巻き戻しの動きとなり、昨日の米10年債入札もやや低調な結果となったこともあり、米債は売られ、米10年債利回りは0.96%と前日の0.92%から上昇した。ワクチン開発が順調に進み、原油需要を押し上げるとの期待から、原油先物は続伸、WTI先物12月限は1.07ドル高の41.36ドルに。英国のスナク財務相は、EUとの通商交渉で大きな進展があったと発言。これも好感されて、昨日のロンドン株式市場は続伸となった。ドイツの11月のZEW景況感調査は予想以上の低下となったものの、ワクチンへの期待から、欧州株式市場も続伸。昨日の欧州の国債も、ギリシャなどを除いて総じて売られた。ドイツの10年債利回りは-0.49%と-0.51%から上昇。フランスの10年債利回りは-0.24%と-0.26%から上昇。イタリアの10年債利回りは0.76%と前日の0.75%から上昇。英国の10年債利回りは0.40%と前日の0.37%から上昇した。今朝のドル円は105円30銭近辺、ユーロ円は124円40銭近辺。ドル円は105円30銭近辺での膠着相場となっている。経済の正常化への期待からリスク回避の巻き戻しの動きとなり、昨日の米10年債利回りは0.96%に上昇した。ナイトセッションの債券先物も一時151円72銭まで下落。本日の債券先物は6銭安の151円86銭で寄り付いた。今のところ日銀のスタンスに変化が出るような兆しもなく、円債は大きく崩れることは考えづらいものの、米10年債利回りが1%に接近しつつあり、海外投資家の動向も気になり、買い方も慎重にならざるを得ない。日銀による地域金融機関の経営基盤強化に向けた取り組み強化は、特に市場に影響は与えないとみられる。寄り付き後の債券先物は151円80銭台主体の膠着相場となった。日銀は10時10分の金融調節で国債買い入れをオファー。対象は残存1年超3年以下5000億円、同3年超5年以下4200億円、同5年超10年以下4200億円、物価連動債同300億円、金額はいずれも全前回と変わらず。日銀による国債買い入れは総じて無難な結果となった。債券先物の引けは8銭安の151円84銭。日中出来高は2.2兆円程度、値幅は9銭。現物債の商いは3900億円程度。昨日の米国株式市場でダウは続伸、ナイトセッションの日経平均は買い進まれていたこともあり、本日の東京株式市場も買いが先行、日経平均は240円高でスタート。いったん戻り売りに押されたが、東京時間の米株価指数先物と歩調を合わせるように、その後再び上げ幅を拡大させ、後場に入り日経平均は一時500円を超す上昇となる場面も。連日の年初来高値更新となった。日経平均の引けは444円高となり、29年ぶりに25000円台を回復した。ドル円は105円近くまで下げた後、買い戻しが入り105円20銭台に。


2020年11月10日
「ワクチン開発への期待からリスク回避の巻き戻し」

長期先物2020年12月限(ナイトセッション)
寄152円16銭、高152円20銭、安151円75銭、引151円84銭(-34銭)
13887億円
長期先物2020年12月限(日中)
寄151円90銭、高151円97銭、安151円87銭、引151円92銭(-26銭)
32446億円
3990 1900 1325 419 400 2年418回 -0.145%(+0.005%)、-0.145〜-0.140%
5年145回 -0.105%(+0.015%)、〜%
10年360回 0.035%(+0.020%)、0.030〜0.035%
20年174回 0.405%(+0.020%)、0.400〜0.405%
30年68回 0.645(+0.020%)、〜%
40年13回 0.680%(+0.020%)、〜%
(現物債は15時現在の動きです)

ファイザーが独ビオンテックと共同開発するコロナワクチンの臨床試験で、9割以上の被験者に感染防止効果がみられたとの初期データを発表した。安全性の検証が終わり次第、11月第3週にもFDAに緊急使用許可を申請と。これを受け、昨日の米国株式市場でダウは一時、1610ドル高となり最高値を更新。引けにかけては、在宅勤務の関連銘柄など主力ハイテク株への売りが強まり、ダウは上げ幅を縮小させ834ドル高、ナスダックは181ポイント安に。ワクチン開発などを受けて、経済の正常化が進むとの見方から、昨日の米債は売られ、米10年債利回りは0.92%と前日の0.82%から上昇。ワクチン開発への期待を背景に、原油需要回復への期待が強まり、原油先物は大幅反発、WTI先物12月限は3.15ドル高の40.29ドルと40ドル台を回復。ワクチン開発への期待から、ロンドン株式市場は約3か月ぶりの高値に。米国との通商政策が安定するとの期待もあり、欧州株式市場も上昇した。リスク回避の巻き戻しの動きは、欧州の国債にも及び、昨日の欧州の国債は総じて大きく売られた。ドイツの10年債利回りは-0.51%と-0.62%から上昇。フランスの10年債利回りは-0.26%と-0.36%から上昇。イタリアの10年債利回りは0.75%と前日の0.64%から上昇。英国の10年債利回りは0.37%と前日の0.27%から上昇した。今朝のドル円は105円30銭近辺、ユーロ円は124円40銭近辺。リスク回避の巻き戻しから円安も進行、ドル円は105円台を回復。新型コロナウイルスのワクチン開発への期待が強まり、リスク回避の巻き戻しから昨日の米債は大きく売られ、ナイトセッションの債券先物も下落した。これを受けて本日の債券先物も売りが先行し、28銭安の151円90銭で寄り付いた。今年度第三次補正予算案の編成の行方もやや懸念材料に。10年債利回りは0.035%に上昇した。30年国債(利率0.6%、68回リオープン)の入札は、最低落札価格98円85銭、平均落札価格98円91銭となった。最低落札価格はほぼ予想通り、テールは6銭と前回の14銭から縮小、応札倍率は3.76倍と前回の3.51倍を上回り、無難な結果となった。債券先物は151円97銭まで買い戻されたが、ここから再び上値も重くなり、151円90銭近辺でのもみ合いに。債券先物の引けは26銭安の151円92銭。日中出来高は3.2兆円程度。値幅は10銭。現物債の商いは短期債を除いて、3500億円程度。ワクチン開発などを受けて昨日米国株式市場、ダウ平均は834ドル高となり、ナイトセッションの日経平均先物も買われていたことから、本日の東京株式市場も買いが先行し、日経平均は247円高でスタート、25000円台を回復し約29年ぶりの高値に。売買高も大きく増加した。これに対してマザーズ指数は下落、米国市場でもダウは上昇していたが、ナスダックは下落していた。東京時間での米株価指数先物が下落し、利益確定売りなどから、日経平均も次第に上げ幅を縮小させて、後場に一時マイナスに転じる場面もあった。日経平均の引けは65円高。


2020年11月9日
「バイデン氏勝利を好感し株高に。債券は売られた後、買い戻される」

長期先物2020年12月限(ナイトセッション)
寄152円18銭、高152円21銭、安152円00銭、引152円00銭(-17銭)
8321億円
長期先物2020年12月限(日中)
寄152円01銭、高152円20銭、安152円01銭、引152円18銭(+1銭)
19066億円
4740 1800 1035 726 777 2年418回 -0.150%(0.000%)、〜%
5年145回 -0.120%(0.000%)、-0.120〜-0.115%
10年360回 0.015%(0.000%)、0.015〜0.025%
20年174回 0.385%(-0.005%)、0.385〜0.405%
30年68回 0.625(0.000%)、0.625〜0.640%
40年13回 0.660%(0.000%)、0.660〜0.680%
(現物債は15時現在の動きです)

10月の米雇用統計、非農業雇用者数は前月比63.8万人増と予想を上回った。失業率も6.9%と9月の7.9%から低下し、6か月連続で改善した。6日の米国株式市場は、買われる場面もあったが、米大統領選の行方も気掛かりで、様子見気分も強まるなか、ダウ平均は反落し66ドル安、ナスダックは4ポイント高となった。米雇用の改善などから、6日の米債は売られ、米10年債利回りは0.82%と前日の0.76%から上昇した。米欧などでの新型コロナウイルス感染再拡大に加え、米大統領選の行方の不透明感が強まり、原油先物は続落。WTI先物12月限は1.65ドル安の37.14ドル。ロンドン株式市場はやや不安定な相場展開となるなか、小幅続伸。欧州での新型コロナウイルス感染拡大などから、欧州株式市場は小幅反落。イタリアの10年債債利回りが過去最低を更新したものの、6日の欧州の国債は総じて売られた。ドイツの10年債利回りは-0.62%と-0.64%から上昇。フランスの10年債利回りは-0.36%と-0.37%から上昇。イタリアの10年債利回りは0.64%と前日の0.67%から低下した。英国の10年債利回りは0.27%と前日の0.23%から上昇した。今朝のドル円は103円20銭近辺、ユーロ円は122円70銭近辺。米国大統領選挙では民主党のバイデン氏が当選を確実にした。米大統領選挙の不透明感が後退し、バイデン氏の勝利により米政権の安定度が回復する期待も強まり、市場はこの結果を受けてリスクオンの動きを強めた。また、6日の米雇用統計の改善などを受け、米債は下落し、ナイトセッションの債券先物も下落していたこともあり、本日の債券先物も売りが先行し16銭安の152円01銭で寄り付いた。しかし、寄り付き後は次第に押し目買いが優勢となり、寄り付きの152円01銭が当日の安値となり、前場の途中から徐々に買い戻された。日銀は10時10分の金融調節で国債買い入れをオファー。対象は残存1年以下1500億円 、同5年超10年以下4200億円、同10年超25年以下1200億円。1年以下のオファー額は予想通り増額され長期と超長期債は前回と変わらず。この国債入札が順調な結果となったこともあってか、債券先物は後場に入り152円20銭と先週末プラスを回復させてきた。先物に追随する格好で現物債も変わらず水準に戻してきた。債券先物の引けは1銭高の152円18銭。日中出来高は1.9兆円程度、値幅は19銭。現物債の商いは短期債を除いて4000億円程度。6日の米株はまちまちとなっていたが、米大統領選挙でのバイデン氏の勝利により、いろいろと不安材料が後退し、東京時間での米株価指数先物は上昇し、東京株式市場も買いが先行、日経平均も243円高でスタート。米株価指数先物はさらに上昇し、ドル円も103円20銭台から買い戻され、日経平均は500円を超す上昇となった。香港ハンセン指数、上海総合指数などのアジア株も上げ幅を拡大した。日経平均の引けは514円高となった。


2020年11月6日
「日経平均はバブル後の高値に、円債は膠着相場」

長期先物2020年12月限(ナイトセッション)
寄152円14銭、高152円18銭、安152円06銭、引152円14銭(0銭)
6915億円
長期先物2020年12月限(日中)
寄152円10銭、高152円19銭、安152円08銭、引152円17銭(+3銭)
19689億円
1871 925 1250 1184 2年418回 -0.150%(-0.010%)、-0.150〜-0.140%
5年145回 -0.120%(-0.005%)、-0.120〜-0.110%
10年360回 0.020%(+0.005%)、〜%
20年174回 0.390%(+0.010%)、0.385〜0.390%
30年68回 0.625(+0.015%)、0.615〜0.625%
40年13回 0.660%(+0.020%)、0.650〜0.660%
(現物債は15時現在の動きです)

米議会上院で共和党が多数派を維持する見通しで民主党が主張してきたハイテク企業への規制強化が過度に進まないとの見方から、昨日の米国株式市場は、ハイテク株を主体に続伸となり、ダウ平均は542ドル高、ナスダックは300ポイントの上昇に。昨日のFOMCでは、金融緩和策の現状維持を決定。景気回復支援に向けあらゆる手段を尽くすと改めて表明した。昨日の米10年債利回りは、一時0.72%あたりまで低下したが、その後戻り売りに押され、米10年債利回りは前日と変わらずの0.76%。原油先物市場は米大統領選の結果待ちの状態となり、小幅反落。WTI先物12月限は36セント安の38.79ドル。イングランド銀行のMPCでは、資産買入の1500億ポンド拡大を決定。英国政府の支援策の拡大もあり、ロンドン株式市場は続伸。欧州株式市場もハイテク株など買われて続伸となった。欧州の国債は変わらずが多かったが、イタリアの国債は買われ英国債は売られた。ドイツの10年債利回りは-0.64%と前日と変わらず。フランスの10年債利回りは-0.37%と前日と変わらず。イタリアの10年債利回りは0.67%と前日の0.69%から低下した。英国の10年債利回りは0.23%と前日の0.20%から上昇した。今朝のドル円は103円50銭近辺、ユーロ円は122円50銭近辺。ドル円は節目の104円を割り込み、103円台半ばまで大きく下げた。昨日の米債は前日とほぼ変わらず。本日の債券先物は4銭安の152円10銭で寄り付いた。ドル円が大きく下落し103円半ばとなったが、円債への影響は限定的か。株価がしっかりしていたこともあり、上値も抑えられた格好に。日本時間の朝、急遽行われたトランプ大統領の会見は、自分本位の主張をする場でしかなかった。寄り付き後の債券先物は膠着感を強めた。大統領選挙の行方については開票作業が続くが、何かしらの進展はなく、依然として結果は不透明。本日の10年物価連動国債の入札は順調な結果となったが、市場へ影響はほとんどなかった。後場に入っても債券先物は膠着相場が続いた。東京時間の米債も方向感に乏しい展開となった。債券先物の引けは3銭高の152円17銭。日中出来高は2兆円程度、値幅は11銭。現物債の商いは4000億円程度。昨日の米株は上昇していたが、米株価指数の下落や、ドル円が103円台半ばに下落するなどしたことで、本日の東京株式市場はやや売りが先行し、29円安でスタートした。業績見通しの上方修正が報じられたトヨタなど買われて、日経平均はプラスに転じた。その後も次第に上げ幅を拡大させた。後場に入り、やや膠着相場となり、利益確定売りに押される場面もあったが、大きく崩れることはなかった。日経平均の引けは219円高となり、引け値で2018年10月の24270円を上回り、1991年11月以来29年ぶり、バブル崩壊後の高値を更新した。ドル円は一時103円30銭台に下落。


2020年11月5日
「米議会のねじれが好感され、米債も円債も買われる。日経平均は今年の最高値更新」

長期先物2020年12月限(ナイトセッション)
寄151円98銭、高152円10銭、安151円93銭、引152円09銭(+11銭)
9597億円
長期先物2020年12月限(日中)
寄152円10銭、高152円18銭、安152円05銭、引152円14銭(+16銭)
24513億円
6216 2477 1832 1895 10 2年418回 -0.140%(-0.015%)、-0.140〜-0.130%
5年145回 -0.115%(-0.015%)、-0.115〜-0.110%
10年360回 0.020%(-0.015%)、0.015〜0.025%
20年174回 0.380%(-0.025%)、0.380〜0.395%
30年68回 0.610(-0.030%)、0.610〜0.620%
40年13回 0.640%(-0.035%)、0.640〜0.655%
(現物債は15時現在の動きです)

米国の大統領選挙は大混戦となったが、どうやらバイデン氏が追い込み、逃げ切る可能性も出てきたものの、トランプ陣営は最高裁に持ち込む構えも。米議会選挙では共和党が予想以上に健闘し、上院での多数派を維持するとの観測。民主党が掲げてきた規制強化などの政策リスクが後退するとの見方から、昨日の米国株式市場では、ハイテク株やヘルスケア株などが買われ、ダウ平均は3日続伸となり367ドル高、ナスダックは430ポイントの上昇となった。上院は共和党が過半数を維持するとの見方が強まり、国債増発観測の後退から、米10年債利回りは0.76%と前日の0.90%から大きく低下。来週実施される四半期定例入札で、国債発行額は過去最高の1220億ドルとなる。原油在庫が予想に反して前週から大きく減ったことなど好感し、原油先物は反発、WTIの12月限は1.49ドル高の39.15ドルに。ポンド安などから、ロンドン株式市場は続伸。ヘルスケア株など買われ、欧州株式市場も続伸となった。米債の反発などを受け、欧州の国債も総じて買われ、ドイツの10年債利回りは-0.64%と前日の-0.62%から低下。フランスの10年債利回りは-0.37%と前日の-0.35%から低下。イタリアの10年債利回りは0.69%と前日の0.73%から低下した。英国の10年債利回りは0.20%と前日の0.27%から低下。今朝のドル円は104円50銭近辺、ユーロ円は122円50銭近辺。ドル円は上げ下げしていたが、結局、昨日の朝の水準に戻っている。米大統領選挙の行方は混沌とし、結果が出るには時間が掛かりそう。これに対して米議会選挙では上院は共和党が過半数を維持するとの見方が強まり、ねじれ解消となりブルーウエーブ観測が後退、これによって大胆な経済政策の実施に不透明感も強まり、昨日の米10年債利回りは大きく低下した。欧州の国債も買われ、ナイトセッションの債券先物も上昇。本日の債券先物は12銭高の152円10銭で寄り付いた。寄り付き後、152円05銭まで売られたが、ここが安値となり、その後はじりじりと戻りを試すような展開となった。東京時間で米債が買われたことも影響か。大きなイベント終了で株も債券もアンワインド主体の動きになったようにも。財務省幹部は4日、新型コロナ対策に伴う累次の補正予算編成で膨らんだ国債発行総額について、全体として減額できるフェーズになれば短期債を減少させることで借換債を抑制するとの認識を示したとか。日銀は10時10分の金融調節で国債買い入れをオファー。対象は残存1年超3年以下5000億円、同3年超5年以下4200億円、同25年超300億円。今回の中期債の買入は回数が減ったが、オファー額は買い入れ予定で公表されたレンジの中央値付近に増額された。これはほぼ予想通り。国債買い入れは総じてしっかり。後場に入っても債券先物は上値模索のような展開となり、152円18銭まで上昇した引けは16銭高の152円14銭、日中出来高は2.5兆円程度、値幅は13銭。現物債は長いところ主体に買われ、商いも6200億円と多かった。昨日の米国株式市場では、ダウ平均は3日続伸となり、本日の東京株式市場も買いが先行、日経平均は80円高でスタート。東京時間の米株価指数先物も上昇し、日経平均も次第に上げ幅を拡大させ、一時1月22日以来となる24000円台回復となった。その後はいったん上値も重くなり、日経平均は一進一退となった。しかし、引けにかけて日経平均は再び上げ幅を拡大させ、引け値での最高値を突破した。日経平均の引けは、410円高の24105.28円。ドル円は104円30銭を挟んだもみ合いに。


2020年11月4日
「10年国債入札は順調、債券先物は買い戻される」

長期先物2020年12月限(ナイトセッション)
寄151円82銭、高151円84銭、安151円76銭、引151円77銭(-6銭)
4767億円
長期先物2020年12月限(日中)
寄151円67銭、高151円98銭、安151円63銭、引151円98銭(+15銭)
38332億円
3753 820 1607 986 340 2年418回 -0.125%(0.000%)、-0.125〜-0.120%
5年145回 -0.095%(0.000%)、-0.095〜-0.085%
10年360回 0.035%(-0.005%)、0.035〜0.050%
20年174回 0.405%(-0.005%)、0.405〜0.415%
30年68回 0.640%(+0.005%)、0.640〜0.650%
40年13回 0.675%(+0.005%)、0.675〜0.685%
(現物債は15時現在の動きです)

2日の米国株式市場は、中国や欧州の経済指標の改善や米国の10月ISM製造業景況指数が、2年1カ月ぶりの高さとなり、これらが好感され、ダウ平均は423ドル高、ナスダックは46ポイント高。3日の米国株式市場もバイデン氏優勢観測で大規模な経済対策の実施への期待から、ダウは続伸となり554ドル高、ナスダックは202ポイント高となった。2日の米債は大統領選前での、ポジション調整の買い戻しが入ったようだが、昨日はバイデン氏優勢との観測で、国債増発が意識されて米債は売られ、米10年債利回りは30日が0.87%、2日が0.84%、3日の0.90%に。ロシアがOPECプラスの減産縮小延期を協議との観測で2日の原油先物は反発。3日も続伸、WTI先物12月限は2日が1.02ドル高、3日は85セント高の37.66ドル。ロンドン株式市場は、2日から3日にかけて続伸、銀行株などが買われた。経済指標など好感し、欧州株式市場も2日から3日にかけて続伸となった。2日の欧州の国債は、総じてしっかりとなっていたが、昨日は中核国が売られ、イタリアなどの周辺国がしっかり。ドイツの10年債利回りは30日が-0.63%、2日が-0.64%、3日が-0.62%。フランスの10年債利回りは-30日が0.34%、2日が-0.36%、3日が-0.35%。イタリアの10年債利回りは30日が0.76%、2日が0.74%、3日が0.73%。英国の10年債利回りは30日が0.26%、2日が0.22%、3日が0.27%。今朝のドル円は104円50銭近辺、ユーロ円は122円50銭近辺。3日にユーロがドルや円に対して買い戻された。2日のナイトセッションで債券先物は売られ、3日の米10年債利回りは0.9%に上昇し、本日の10年国債の入札も控え、本日の債券先物は16銭安の151円67銭で寄り付いた。米大統領選挙の行方も気になるなか、東京時間で米債が買い戻され、債券先物も151円63銭が安値となり、そこから買い戻された格好となった。米大統領選挙の結果を確認するまでは不透明感が強いなかでの、本日の10年国債(利率0.1%、360回)の入札はやや警戒感もあったが、結果は最低落札価格100円52銭、平均落札価格100円53銭となった。最低落札価格は予想上回り、テールは前回と同じ1銭、応札倍率は4.13倍と前回の4.06倍を上回り、順調な結果となった。債券先物は後場に入っても買い戻しの動きを強め、152円に接近した。債券先物は15銭高の151円98銭と当日高値で引けた。日中出来高は3.8兆円程度、値幅は35銭と大きく動いた。ただし、現物債の商いは短期債を除いて3400億円程度しかなかった。2日から3日にかけての米国株式市場は続伸となり、本日の東京株式市場も買いが先行し、日経平均は324円高でスタート。寄り付き後は米国大統領選挙の行方を睨みながらの展開となった。日経平均は一時500円を超す上昇となったあと、東京時間の米株価指数先物の動きも睨みながら、やや上げ幅を縮小させた。徐々に米大統領選挙の結果が報じられたが、予想以上に現役のトランプ大統領が追い上げをみせていたことで、米大統領選挙の行方は不透明感を一層強めた格好となった。日経平均の引けは、399円高。ドル円は一時105円台を回復。


2020年11月2日
「債券先物は上値の重い膠着相場に」

長期先物2020年12月限(ナイトセッション)
寄151円91銭、高151円92銭、安151円76銭、引151円76銭(-12銭)
7493億円
長期先物2020年12月限(日中)
寄151円82銭、高151円86銭、安151円80銭、引151円83銭(-5銭)
15510億円
2229 444 790 355 640 2年418回 -0.125%(0.000%)、〜%
5年145回 -0.095%(+0.005%)、〜%
10年360回 0.040%(+0.005%)、〜%
20年174回 0.405%(-0.010%)、0.405〜0.415%
30年68回 0.635%(-0.005%)、〜%
40年13回 0.670%(-0.005%)、0.665〜0.675%
(現物債は15時現在の動きです)

29日の米国の新型コロナウイルスの1日当たり感染者数が過去最多を更新し、米国も外出自粛や経済活動の制限規制が強まるとの懸念が出たことや、7〜9月期決算でiPhoneの売上高が大幅に減ったアップルが売られ、30日の米国株式市場は反落。ダウ平均は157ドル安、ナスダックは274ポイント安となった。9月の米個人消費支出が市場予想以上に増えるなど米経済指標の改善や、今後の国債増発の懸念が米債には売り材料となり、30日の米債は続落、米10年債利回りは0.87%と前日の0.82%から上昇した。欧州でロックダウンの再導入が相次いだことなど懸念され、原油先物は続落、WTI先物12月限は38セント安の35.79ドル。ロンドン株式市場は薬品株などが売られて、続落となり、フランスの石油大手トタルやスペインの銀行株が決算を好感して買われ、欧州株式市場は反発。ユーロ圏の国債はギリシャなど除いて総じて売られた。ドイツの10年債利回りは-0.63%と前日の-0.64%から上昇。フランスの10年債利回りは-0.34%と前日の-0.36%から上昇。イタリアの10年債利回りは0.76%と前日の0.69%から上昇した。英国の10年債利回りは0.26%と前日の0.22%から上昇。今朝のドル円は104円60銭近辺、ユーロ円は121円80銭近辺。ドル円は104円近くまで売られても、とりあえず反発。30日の米債は続落となり、欧州の国債も総じて売られ、ナイトセッションの債券先物も下落。本日の債券先物は6銭安の151円82銭で寄り付いた。ナイトセッションでは151円76銭まで下げていたが、債券先物は安値が151円80銭となり、上値も限られて膠着相場となった。30日の夕方に発表された11月の日銀による国債買い入れ予定では、中短期債の回数を減少させ、レンジを引き上げた。これによる影響はそれほど大きくはなかった模様。本日は利付国債の入札、長期国債の日銀の買入の予定はなく、国内での材料難である上の月曜日、しかも明日は休日、さらに米国での大統領選挙も控えていることもあり、動きづらく様子見の参加者も多かった模様。10年債利回りは0.040%と小幅上昇。債券先物の引けは5銭安の151円83銭。日中出来高は1.6兆円程度、値幅は6銭。現物債の商いは短期債を除くと1600億円程度しかなかった。30日の米国株式市場は下落していたが、時間外取引で米株価指数先物は買い戻されており、ナイトセッションの日経平均先物も買い戻されていたことから、本日の東京株式市場は買い戻しが先行し、日経平均は133円高でスタート。32000円台を回復した。寄り付き後の日経平均はさらに上げ幅を拡大させ、300円を超す上昇となった。買い戻し一巡後は米国大統領選挙も控え、次第に動きが鈍くなった。アジア株もしっかり。ドル円は104円70銭近辺での推移。