臨機応変

○当日の債券相場の動きを中心にコメントしています。
○「過去データは一番下に移行しました」


平成12年12月29日
「大納会、債券先物急反発」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄134円71銭、高134円79銭、安134円59銭、引134円64銭(▲11銭)
1284億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄134円65銭、高135円12銭、安134円54銭、引134円90銭(+15銭)
11819億円

昨日の地合を引き継ぎ安寄りとなった。その後134円54銭をつけるが、これが安値となりじりじりと反発。日経平均は14000円近くで跳ね返され引けにかけて売り込まれた。このため債券は昨日の買い戻しも巻き込み急反発し135円台に。現物債は中期ゾーンに買いが入ったとの観測も。先物の今世紀最後の引け値は134円90銭となった。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄円銭、高円銭、安円銭、引円銭(▲銭)
億円

後場は大納会のため休場。

経済指標

金融関係ニュース

その他ニュース


平成12年12月28日
「ヘッジ売り?」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄135円46銭、高135円47銭、安135円40銭、引135円43銭(▲3銭)
382億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄135円27銭、高135円36銭、安134円97銭、引135円00銭(▲46銭)
10109億円

先物は板薄のなか寄り付きから売られた。大手証券グループの処分により1月の入札に対する懸念が広がったためとか、欧州系投資家の売りが入ったとか、今日最終売買日となる12月オプションに絡んだものか、スワップに絡んだものとかが指摘されていた。先物はじりじりと下落して135円を一時割り込んだ。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄135円02銭、高135円11銭、安134円73銭、引134円75銭(▲71銭)
11491億円

後場に入っても先物主体に売り込まれる。グローバルインデックスの円債比率の引き下げの噂や格下げの噂などもあり、外国人投資家の仕掛け的な売りではとの観測も。年末ということもあり、また入札を控えたヘッジ売りの動きが強まったのでないか。

経済指標

金融関係ニュース

その他ニュース


平成12年12月27日
「1月4日渡しとなるため超閑散」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄135円35銭、高135円41銭、安135円34銭、引135円38銭(+1銭)
234億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄135円48銭、高135円59銭、安135円45銭、引135円51銭(+14銭)
4571億円

株式が反落したことで債券先物は買いが先行。しかし現物債の取引は本日約定分の通常渡しが1月4日とRTGSのスタート日と重なるため売買が手控えられた。円安が進行し114円台に。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄135円50銭、高135円55銭、安135円45銭、引135円46銭(+9銭)
2760億円

後場は先物の出来高をみれば一目瞭然。226回債は1.585%で出会った。

経済指標

金融関係ニュース

その他ニュース


平成12年12月26日
「経済指標悪化債券先物堅調」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄135円23銭、高135円25銭、安135円22銭、引135円23銭(▲0銭)
192億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄135円35銭、高135円37銭、安135円22銭、引135円25銭(▲2銭)
4548億円

寄り前に、失業率や消費者物価、消費支出が発表されたが内容は良くない。このため債券先物は買いが先行した。しかし現物債の売買はほとんどなく先物の板もまるでイブニングセッションの様な状況に。日経平均が14000円トライとなったこともあり債券先物は反落。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄135円25銭、高135円40銭、安135円22銭、引135円37銭(+14銭)
4719億円

後場は前場に増して閑散な取引となった。日経平均は14000円を回復したが一時的。債券先物は前場の安値と面会わせ。その後はやや買い戻しが入り前場の高値を更新。まさに閑散に売りなし?。

経済指標
12月東京都区部消費者物価は前月比0.0%、前年比▲0.6%
11月勤労者世帯の消費者支出は前年比実質▲2.3%、名目▲3.0%
11月勤労者世帯の実収入は名目で前年比▲0.1%
平均消費性向は季節調整済みで69.3%、前年比0.9ポイント低下。
11月全国消費者物価指数は前月比▲0.2%、前年比▲0.5%
11月完全失業率は4.8%、前月比0.1ポイント上昇
11月有効求人倍率は0.65倍、前月比0.01ポイント上昇。
金融関係ニュース

その他ニュース


平成12年12月25日
「株高債券安」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄135円46銭、高135円47銭、安135円37銭、引135円38銭(▲10銭)
627億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄135円23銭、高135円35銭、安135円11銭、引135円30銭(▲18銭)
8016億円

先週末米国株式が大きく上昇したことや郵貯の自主運用の1割を株式市場にとの記事もあり東京株式市場も買いが先行。債券先物は 売り気配でスタート。海外での円債はあまり下げなかったもののさすがに東京市場では先週末比25銭安の135円23銭で寄りつく。その後135円11銭まで下落したものの下値には買い戻しの動きもありやや反発。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄135円29銭、高135円31銭、安135円21銭、引135円23銭(▲25銭)
9668億円

超閑散小動き。先物は後場の寄り付きで5千億のクロスが入ったがそれを除くと後場の出来高は5千億程度。現物債の売買もあまりなく先物の日計り主体の動きであったようてせある。日経平均500円上昇し高値引け。14000円に迫った。

経済指標

金融関係ニュース

その他ニュース


平成12年12月22日
「日銀総裁講演、デフレを懸念?」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄135円65銭、高135円70銭、安135円57銭、引135円57銭(▲12銭)
976億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄135円41銭、高135円61銭、安135円32銭、引135円60銭(▲9銭)
12165億円

ナスダック指数はかろうじてプラス。しかしCMEの日経平均は前日引けから250円程度戻しており、東京市場においても日経平均先物は買い気配スタート。この株の反発から債券先物は売りが先行。海外での安値も下回っての寄り付きとなった。しかしその後株が伸び悩み債券は徐々に買い戻され前場は高値近辺での引けとなる。現物債は中期ゾーンに買いも。また短期金利は日銀が年越え資金を吸収したこともあって上昇している。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄135円65銭、高135円83銭、安135円48銭、引135円48銭(▲21銭)
17029億円

速水日銀総裁が講演のなかでデフレの懸念に言及。このニュアンスの変更に債券相場は反応し先物主体に買われた。ただ現物債は年末、RTGS開始を控え流動性が低下。先物の上昇についてこなかった。日経平均先物が前場の安値を下回ったことで債券先物は135円83銭まで上昇した。しかし、日経平均が買い戻されたことで先物は日計りの投げや週末のポジション整理の売りも加わり急反落。荒い展開となった。

経済指標

金融関係ニュース

その他ニュース


平成12年12月21日
「日経平均急落!!、円債急騰」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄135円15銭、高135円20銭、安135円06銭、引135円08銭(▲12銭)
1389億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄135円70銭、高135円76銭、安135円46銭、引135円68銭(+48銭)
25856億円

米ナスダック指数が1999年3月以来の安値をつけたことから東京株式市場も続落。債券は先物に差し引き3000億円以上の買い物を集めて買い気配スタート。135円70銭に大口売り指し値があり70銭で寄りつく。どうやら海外からの買い戻しかといった見方も。しかし店頭には投資家からの利食い売りが殺到し相場は反落。ただ株の下げが止まらず先物は135円50銭割れがせいぜい。日銀の輪番オペなどをきっかけに再び反発。その後もみあいに。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄135円63銭、高135円88銭、安135円44銭、引135円69銭(+49銭)
19310億円

株式が日経平均連動債のノックインに対するヘッジ売りなどから日経平均は一時700円を超える下げとなった。このため債券先物は135円88銭まで上昇。しかし日経平均はここからやや反発したことで債券は利食い売りに押される。しかし日経平均の戻りも限られ、株・債券とも乱高下。債券先物はほぼ前場の寄り付き水準で引けたが日経平均先物は13250円の安値引け。

経済指標

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その他ニュース


平成12年12月20日
「米利下げなし、日経平均一時14000円割れ、債券先物135円突破」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄134円46銭、高134円49銭、安134円40銭、引134円49銭(+0銭)
552億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄134円59銭、高134円93銭、安134円59銭、引134円70銭(+21銭)
21905億円

来年度の国債発行計画が出されたが市場予想の範囲内ということから需給悪化懸念がや薄れた。米国は期待された利下げはなかったもののバイアスを緩和に変更。景気が減速していることが裏付けられてしまった格好となり米国株は下落。日経平均は14000円を割り込んだ。債券は先物主体に急上昇。先物は寄り付き直後から仕掛け的な買いが入り135円に迫る勢いだったが株の下げの勢いが静まったことで反落。参加者が少なく値動きは荒い。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄134円68銭、高135円20銭、安134円64銭、引135円20銭(+71銭)
22793億円

いったんは利食いに押されたものの現物債に投資家の買いが入ったようで先物も次第に買い戻される。日経平均が再び14000円を割り込み足の速い投資家中心に現物債への買いやスワップのレシーブが入り先物は前場の高値を抜き引け際135円も突破。135円20銭の高値引け。

経済指標

金融関係ニュース

その他ニュース


平成12年12月19日
「4月以降10年国債月々1兆7千億円、4、6年債を5年国債に統合」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄134円08銭、高134円11銭、安133円97銭、引133円97銭(▲13銭)
1433億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄134円14銭、高134円31銭、安134円12銭、引134円25銭(+15銭)
14257億円

来年度の国債発行額が市場の予想よりは減るのではとの観測と米ナスダック指数の下落などから債券は先物主体に買いが先行した。株式は先物に大口売りが入ったのではとの観測もあり日経平均は続落。債券先物は134円31銭まで買われたものの、米国利下げ期待やRTGSを控えてのポジション調整の売り等もあって上値も限られた。新規財源債は28兆3千億円。4月以降の10年国債は月々1兆7千億円に増額。また4、6年国債を5年国債に統合するといったコメントが蔵相からあった。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄134円30銭、高134円54銭、安134円29銭、引134円49銭(+39銭)
18658億円

昼休みの蔵相発言により5年債(4、6年債統合)と10年債がそれぞれ1千億円程度の増発で収まるとの見方が強まり、先物は買いが先行。株の弱さも手伝い大口買いも先物に入り時134円5銭まで上昇した。日経平均は終値で念書雷やすね更新。

経済指標
10月改訂行き動向指数は先行77.8%、速報は85.7%。
金融関係ニュース
速水日銀総裁
「輸出の伸び鈍化で景気回復の店舗が鈍化してきたとの印象」
「ゼロ金利解除の影響ではない(景気回復鈍化で)」
RTGSの実施日は2001年1月4日に正式決定
その他ニュース


平成12年12月18日
「米利下げ見通しなどから反落」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄134円38銭、高134円38銭、安134円26銭、引134円37銭(+1銭)
1306億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄134円43銭、高134円46銭、安134円28銭、引134円46銭(+8銭)
8812億円

米国株が続落し、来年度の国債発行に関わる新規財源債は30兆円以下となるとの報道があったにもかかわらず上値が重い。明日のFOMCでの米国の利下げ期待もあり来年度の国債発行計画が出るまでは動けない?。外資系中心にクリスマス休暇入りしている参加者も多いようである。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄134円42銭、高134円44銭、安134円06銭、引134円10銭(▲28銭)
16013億円

後場に入り相場は下落。WSJ紙に米国の利下げの可能性を示唆する記事が出たことや来年度国債の増発懸念などから先物中心に売り込まれた。現物債も中期ゾーンや超長期国債などに売りが入ったようである。グローベックスのS&Pが上昇。日経平均も値を戻した。またユーロ円金先も下げている。

経済指標

金融関係ニュース

その他ニュース


平成12年12月15日
「戻り売り」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄134円42銭、高134円43銭、安134円33銭、引134円39銭(▲銭)
1038億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄134円56銭、高134円56銭、安134円30銭、引134円35銭(▲4銭)
15475億円

マイクロソフトの業績見通しが下方修正され米国株式は引けあとも値を崩した。このため日経平均も反落。債券先物は買い気配でスタート。しかし、上値は重く500億の成り行き売りなども入ったことから結局反落。現物債も投資家は戻り売りスタンスのようである。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄134円37銭、高134円57銭、安134円36銭、引134円38銭(▲1銭)
15611億円

一部金融機関の破綻のニュースや株安などにより一時買われ前場の高値を更新したところでまた売りが入り結局もみあいに。方向感もなく参加者も限られ上下に揺れただけの展開に。本日よりレギュラー渡しとなる226回債のレポレートは急騰、玉の偏在が要因か。金融政策決定会合の終了も早く当然ながら現状維持。

経済指標

金融関係ニュース

その他ニュース


平成12年12月14日
「米大統領選決着」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄134円15銭、高134円18銭、安133円94銭、引133円95銭(▲18銭)
2749億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄134円13銭、高134円36銭、安133円95銭、引134円10銭(▲3銭)
22300億円

米大統領選は事実上決着。しかし米ナスダック指数は反落。東京株式市場も売りが先行。債券は先物主体に買い戻しの動きが強まる。現物債では特に226回債や超長期国債が買われた。しかし先物はヘッジ売りも入り一時134円割れ。値動きの荒い展開となる。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄134円15銭、高134円42銭、安134円13銭、引134円39銭(+26銭)
20047億円

後場はもみあい。前日、大きく動いた反動か。日経平均は15000円割れ。現物債は226回債だけでなく225回債あたりも買われた。先物は上下動を繰り返しながら本日の高値近くで引けた。

経済指標

金融関係ニュース

その他ニュース


平成12年12月13日
「日銀短観は良くなかったもののブッシュ氏の事実上の確定で円安株高、債券急落」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄134円75銭、高134円79銭、安134円73銭、引134円74銭(▲1銭)
1015億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄134円89銭、高135円20銭、安134円85銭、引135円06銭(+31銭)
20321億円

朝方発表された日銀短観は予想されたように景気の先行き不透明感が強まったことを受け債券は買いが先行。中期ゾーンにも買いが入ったようだがどちらかというと先物の買い戻しが先行。135円台を回復した。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄135円09銭、高135円09銭、安134円13銭、引134円13銭(▲62銭)
41177億円

米最高裁、州最高裁の決定を差し戻しを決定したことで事実上ブッシュ氏が次期大統領に決まったことでグローベックス市場で米国株式が急騰。東京株式市場も買いが先行。また円も売られ112円台に。これを受けて債券は先物中心に反落。チーペストに大量の売りが投資家から持ち込まれたとの観測もあり下げ足を早めた。先物は結局高値から1円以上も下落した。これは日銀短観を見てからの利食い売り観測や円安による外国人投資家の売りを懸念したものとかといった見方もあったが、結局下げが下げを呼ぶディーリング相場となってしまった。増発懸念も影響か。

経済指標
日銀短観 大企業製造業・業況判断指数+10%、3月予測+7%。
大企業非製造業・業況判断指数▲10%、3月予測▲8%。
中小製造業・業況判断指数▲16%、3月予測▲18%
金融関係ニュース

その他ニュース


平成12年12月12日
「株高、債券下値模索」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄134円80銭、高134円82銭、安134円62銭、引134円65銭(▲18銭)
1646億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄134円72銭、高134円80銭、安134円58銭、引134円59銭(▲24銭)
16027億円

米ナスダック指数は3000ポイントを突破。日経平均も上昇。ただ、昨日、短期金利が上昇したものの本日は下げておりなんらかの対策がとられたのではとの観測も。ユーロ円金先の上昇によりいったんは買い戻しの動きも入った債券先物は、日経平均が上昇基調を強めたことで引けにかけて売られた。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄134円60銭、高134円84銭、安135円55銭、引134円75銭(▲9銭)
19793億円

先物に大口買いが入ったものの上値は重い。15年変動利付国債の入札は大手投資家の大量落札(?)等で予想通りαは90bp近いものとなった。

経済指標

金融関係ニュース
15年変動利付国債、基準金利1.74%、α値▲89bp、応札倍率3.03倍
その他ニュース


平成12年12月11日
「株高債券安」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄135円20銭、高135円50銭、安135円20銭、引135円20銭(▲0銭)
1473億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄135円12銭、高135円12銭、安134円83銭、引134円88銭(▲32銭)
15656億円

次期大統領としてブッシュ氏が確定的となり米国株式は結局大きく上昇した。これを受けて東京株式市場も買い先行となった。債券はこの株高に加え年越えの短期金利が上昇。中短期債も売られてきたことから、先物もじりじりと下落。しかし現物の下げに比べれば3月限はややしっかり。今日は12月限の最終売買日ということで最後のロールも入っているようである。日経平均は15000円台を回復。債券先物3月限は135円割れ。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄134円87銭、高134円99銭、安134円83銭、引134円83銭(▲37銭)
12032億円

後場は典型的な月曜相場に。ただ上値が重く先物3月限も135円には戻せず結局先物は135円83銭と安値引け。日経平均は堅調地合を維持し15000円台の引けに。

経済指標

金融関係ニュース

その他ニュース


平成12年12月8日
「戻り売り、増発懸念?」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄135円42銭、高135円47銭、安135円37銭、引135円40銭(▲0銭)
1177億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄135円40銭、高135円48銭、安135円25銭、引135円48銭(+8銭)
15420億円

いったんは利食い売りが入り下げたものの引けにかけて反発。カレント近辺への買いが引き続き見られたようで大手投資家の買いは依然として止まらない。株式はSQの影響もあまりなかったようである。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄135円49銭、高135円58銭、安135円09銭、引135円20銭(▲20銭)
27385億円

いったんは前場の高値を抜いたものの戻りが入り反落。現物債の10年ゾーンや中期ゾーンにまとまった売りが入ったとの観測も。これまで積極的にレシーブが入っていたスワップ市場も今日は静か。ユーロ円金先なども3月限など売られた。来年度の国債発行に関して10年国債の増発の噂もあり先物は一時135円09銭まで下落した。ただ引けには買い戻しも入り135円20銭。結局、相場上昇のピッチが早かったこともあり週末ということも加わっての利食いの動きが強まったものと思われる。

経済指標

金融関係ニュース

その他ニュース


平成12年12月7日
「中心限月交代、6年国債入札」

☆Ev☆
長期先物2001年3限月
寄134円77銭、高134円86銭、安134円77銭、引134円83銭(▲0銭)
874億円

☆前場☆
長期先物2001年3限月
寄135円03銭、高135円16銭、安134円95銭、引135円11銭(+28銭)
13106億円

先物中心限月が3月限に移行した。3月限は米国株安などを背景に買いが先行しいきなり135円台に。6年国債の入札も控え中期ゾーン中心にに投資家の買いが入り相場を先導。カレント近辺には戻り売りも入ったが大手投資家の買いも入った模様。226回国債は1.6%割れ。

☆後場☆
長期先物2001年3限月
寄135円13銭、高135円52銭、安135円04銭、引135円40銭(+57銭)
24481億円

6年国債の入札はかなり加熱気味との予想。実際に落札結果は強気の予想をも上回った。大手証券などが積極的に落札。販売も順調とみられた。相場はスワップ市場でのレシーブの動きや現物カレント近辺への買いなども手伝いさらに上値を試す展開に。先物3月限はいきなり中心限月のギャップを埋める。ブリッジ短観は非製造業が悪化。これも来週の日銀短観を前にして材料視された模様。

経済指標

金融関係ニュース
6年国債入札、利率1.2%、発行額5千億円程度。
最低落札価格100円56銭、平均落札価格100円59銭、応札倍率3.42倍。
その他ニュース


平成12年12月6日
「来年4月以降運用部国債買い切り停止、米国株式ナスダックで史上最大の上昇率を記録」

☆Ev☆
長期先物2000年12限月
寄135円59銭、高135円60銭、安135円40銭、引135円40銭(▲20銭)
838億円

☆前場☆
長期先物2000年12限月
寄135円30銭、高135円52銭、安135円22銭、引135円38銭(▲22銭)
14492億円

昨夕の大蔵省での国債市場懇談会において4月以降の実質運用部の買い切り停止が発表された。またブッシュ氏が大統領にほぼ確定したことやグリーンスパンFRB議長が金融緩和を示唆する発言をしたことで米国株式はナスダックで史上最大の上昇率を示した。これにより日経平均も15000円を再び回復。債券は売りが先行し寄りつきこそ先物で135円30銭となったが、投資家の根強い押し目買い意向により急反発。また先物は限月移行が意識され薄い板の中買い進まれた。しかし投資家の買いが一巡すると日経平均が徐々に上値を試しにきたこともあり債券は上値が重くなってきた。

☆後場☆
長期先物2000年12限月
寄135円39銭、高135円47銭、安135円32銭、引135円38銭(▲22銭)
7569億円

限月移行を控え、また年末ということもありスワップと先物を絡めた取引のアンワインドの動きが強まったようである。スワップ市場は払いから金利は上昇ぎみだったものの債券先物はしっかり。また超長期ゾーンには投資家の売りも入り売られていた。先物は明日にも限月移行となりそうでスワップに絡んだものとロールに絡んだ動きが主体となった。様子見気分も強い。

経済指標

金融関係ニュース

その他ニュース


平成12年12月5日
「カレント締め上げ、国債市場懇談会」

☆Ev☆
長期先物2000年12限月
寄135円25銭、高135円26銭、安135円20銭、引135円22銭(▲2銭)
757億円

☆前場☆
長期先物2000年12限月
寄135円24銭、高135円33銭、安135円14銭、引135円25銭(+1銭)
19985億円

ゴア氏の訴え却下でNYダウが時上昇し時間外取引でナスダックも反発したことから東京株式市場も買いが先行し日経平均先物はいきなり15000円台を回復。しかし円債はあっさりと前日引け水準で寄りつく。昨日あたりから20年売り10年買いのトレードも入っていたようで本日も20年ゾーンに売りが入った。このためいったん下値を試しにいったものの下値も限定。株価が反落したこともあり債券先物は次第に買い戻しが入る。しかし参加者は限られ閑散。

☆後場☆
長期先物2000年12限月
寄135円23銭、高135円64銭、安135円23銭、引135円60銭(+36銭)
22102億円

株の反落もあったが後場の急騰の要因は投資家のカレントへの買いと思われる。大手機関投資家が超長期と短期債を売却し10年カレント近辺を大量買いとの観測があり10年ゾーンが急速に買われた。226回債は1.6%が買われたがレポレートも急速に締まっており踏み上げ的な様相も。橋本氏が行政改革担当相に内定による財政構造改革不安?や柳沢金融担当相がゼロ金利解除批判も間接的に影響か。

経済指標

金融関係ニュース
日銀、国債買い切り2000億円
12日入札予定の15年変動利付国債発行額8千億円(+2千億円)
国債市場懇談会
その他ニュース


平成12年12月4日
「7〜9月GDP」

☆Ev☆
長期先物2000年12限月
寄135円39銭、高135円40銭、安135円27銭、引135円27銭(▲15銭)
3091億円

☆前場☆
長期先物2000年12限月
寄135円35銭、高135円41銭、安135円22銭、引135円34銭(▲8銭)
13133億円

朝方発表された7〜9月期GDPは予想の範囲内。このため債券は135円35銭と海外の円債の終値に比べて上で寄りつく。しかし株式に買いが入っていたことで債券は特に12月先物がじりじりと下落した。限月間スプレッドは縮小。参加者も限られ典型的な月曜日相場に。

☆後場☆
長期先物2000年12限月
寄135円34銭、高135円35銭、安134円17銭、引135円24銭(▲18銭)
11704億円

後場は完全様子見状態ながらじりじりと先物は値を下げる。閑散の売りありの状態に。先物12月限は135円17銭の安値をつけたが引けはやや買い戻される。スプレッドに絡んだ売買が主体か。現物債はやや中短期ゾーンに売りが入ったようである。

経済指標
7〜9月期GDPは前期比+0.2%、年率+1.0%。
同設備投資は前期比+7.8%、民間在庫品増加は▲0.1%。
同GDP寄与度は内需+0.3%、外需▲0.1%。
同デフレータは▲1.5%。
同消費は+0.0%。
11月マネタリーベースは前年比+5.7%。
金融関係ニュース

その他ニュース


平成12年12月1日
「利食い売り」

☆Ev☆
長期先物2000年12限月
寄135円57銭、高135円57銭、安135円50銭、引135円54銭(+4銭)
1580億円

☆前場☆
長期先物2000年12限月
寄135円59銭、高135円62銭、安135円25銭、引135円39銭(▲11銭)
26721億円

寄りつきこそしっかりだったが、その後は株の堅調さもあってか利食い売りからじり安の展開に。オプションで権利行使されたものの利食い売りといったものも入ったと思われる。また、本日予想されていた運用部の買い切りが停止されるのではといった思惑もあったとか。それは否定されたが。蔵相と企画庁長官が債券にとって売りとも買いともとれる発言をしたことで一時狭いレンジで右往左往。結局昨日の後場の安値でもある135円30銭近辺では買い戻しの動きもあり下値も限られた。

☆後場☆
長期先物2000年12限月
寄135円38銭、高135円60銭、安135円34銭、引135円42銭(▲8銭)
18001億円

利食い売りから下げたものの現物債には投資家の押し目買いが入りスワップもレシーブの動きを強めたことから反発した。しかし前場の高値が抜けず株式の上昇ピッチが強まったことから再び上値が重くなった。株は「転換国債」やヘッジファンド破綻の思惑からの買いとの指摘もあったが・・・?。債券先物は引けにかけて利食い売りの動きが再び強まり結局売り物を残してのざら場引けとなった。

経済指標
10月完全失業率は0.64倍、前月と同水準。
10月有効求人倍率は0.64倍、前月比+0.02%。
11月東京都区部消費者物価は前月比▲0.4%。
10月全国消費者物価指数は前月比+0.1%、前年比▲0.9%。
10月勤労者世帯の消費支出は前年比実質▲0.1%、名目▲1.3%。
金融関係ニュース
2年国債入札、利率0.6%、発行額1兆4千億円。
最低落札価格100円08銭、平均100円09銭、応札倍率1.91倍。
その他ニュース


☆過去データ☆
平成12年11月分 平成12年10月分 平成12年9月分 平成12年8月分 平成12年7月分 平成12年6月分 平成12年5月分 平成12年4月分 平成12年3月分 平成12年2月分 平成12年1月分 平成11年12月分 平成11年11月分 平成11年10月分 平成11年09月分 平成11年08月分 平成11年07月分 平成11年06月分 平成11年05月分 平成11年04月分 平成11年03月分 平成11年02月分 平成11年01月分 平成10年12月分 平成10年11月分 平成10年10月分 平成10年9月分 平成10年8月分 平成10年7月分 平成10年6月分 平成10年5月分 平成10年4月分 平成10年3月分 平成10年2月分 平成10年1月分 平成9年12月分 平成9年11月分 平成9年10月分 平成9年9月分 平成9年9月分 平成9年8月分 平成9年7月分 平成9年6月分 平成9年5月分 平成9年4月分 平成9年3月分 平成9年2月分 平成9年1月分 平成8年12月分 平成8年11月分 平成8年10月分 平成8年9月分 平成8年8月分 平成8年7月分 平成8年6月分