6月1日より「債券ディーリングルーム」は会員制とさせていただきます。さっそく多くの方に申し込みいただきありがとうございます。払込をいただいた方には随時パスワードを発行させていただいています。会員制移行に伴い現在のホームページは一部機能制限をさせていただきます。「牛さん熊さんの本日の債券」は会員のみが専用ページにて閲覧可能となります。「臨機応変」は当月毎日更新分は会員専用ページのみですが、前月までのデータはフリーで閲覧可能となります。「若き知」は債券関係のものは会員専用ページのレポートに移し、日記等については会員外の方の閲覧も可能にします。牛熊インデックスもこのままフリーで置きますが、「週刊債券相場」は会員限定。リンク等もこのまま置いておきます。会員専用ページにはこれ以外に、「牛熊レポート」、「経済物理学レポート」、「債券運用の視点」といったレポートを掲載させていただきます。「日本国債入門」コーナーも新たに設置します。「カオスモデルの市場予測」は7月から本格的にスタートします。そして、「日本国債」でも紹介された「チャット」を牛熊コミュニティーとして会員の方専用にオープンします。「国債」「一般債」「為替」「デリバティブ」といったそれぞれのチャットに加え、お問い合わせ等にお答えできる掲示板も設置します。特に「国債」のチャットについては私も極力書き込みをいたしますので、牛熊の更新だけでなくリアルタイムでの情報交換(もちろんインサイダー情報、手口情報、価格操作、風説の流布等は厳禁)をさせていただきたいと思います。
ぜひ会員登録をお願いしたいと思います。お問い合わせは、メールもしくは電話(03−3512−0298)にお願いいたしますて。
担当:久保田博幸
なんと25日の日経夕刊に私が紹介された。会社のホームページのスタートとも重なりまさにタイムリー。しかし、写真付であれほど大きく取り上げていただけるとは。家族親戚に配るために近くの市ヶ谷駅で8部購入。その後、パーティーがありその席でも持ってきてくれた方にいただく。日経新聞さんには以前、日経マンデーで「牛熊友の会」を紹介していただいた。あのときも写真を載せていただいたが、集合写真であり私の顔はよくわからない。そのときはむしろそのほうが良いかなと思いあえてその写真を使っていただいたのだが、今回はしっかり顔写真が掲載されている。街中で妙に視線を感じるのは・・・やはり気のせいか。
リサーチアンドプライシングテクノロジー社(アールピーテック社)のホームページがオープンしました。同時に6月から会員制(有料)となります「債券ディーリングルーム」の会員募集も開始させていただきました。6月1日より会員制のページに移行します。「牛さん熊さんの本日の債券」を中心としてさらにコンテンツを充実させていきます。有料化となり皆様にはご負担をおかけいたしますがどうかよろしくお願いいたします。
新しい会社は九段にある。地下鉄は九段下から靖国神社の方に上がっていく。北の丸公園、千鳥が淵、そして武道館が見える。昔、はじめてコンサートを見に武道館に来たとき、九段下で降りてなんと日債銀の方に歩き出していった。武道館がないなあと知らない人に「武道館はどこですか」と聞いた。その人は私の方を指差した。後ろを振り向くと・・・あった。まさに田舎ものであった。そのときのコンサートは何を思ったかカルチャークラブのコンサート。たまたま上司が券が余ったとかでくれたものであった。その武道館で今日はB’sのコンサートがあるようである。コンサートの予定をチェックしておかないと帰りに人波に遭遇してしまう懸念もあるために要注意。九段はなかなかおしゃれな場所でもある。なぜか女子大も多いとか。丸の内や日本橋のオフィース街とはちょっと違った雰囲気のある街である。
「債券ディーリングルーム」は6月1日より会員制とさせていただきます。このためコンテンツもリニューアルいたします。日本初?カオスを使った相場分析をはじめ、カオスの権威の方々によるレポートや牛熊レポートなどレポートも充実させます。また、会員の方が自由に参加できるコミュニティー(チャット)もあります。小説「日本国債」にも登場していたような相場動向についての意見交換チャットや政治経済、金融政策等々に対する議論を可能にする掲示板、専門家以外の方からの質問等にもお答えできるようなコーナーなど会員の方が有意義に使っていただける「コミュニティー」を設置します。もちろん「牛さん熊さんの本日の債券」「臨機応変」「若き知」はそのままのかたちで継続します。詳しい内容につきましては後日、「アール・ピー・テック」社のホームページでご案内させていただきます。よろしくお願いいたします。
短資協会が発表した5月22日時点のコール市場残高は16兆6333億円と1988年12月31日(15兆6741億円)以来の低い水準となった(23日QUICKニュースより)。
本日の入札より落札結果の発表時間が1時半となった。もちろんこういった情報は早く流していただいたほうが良い。2時半発表が2時になり、さほど期間をおかずにまた三十分繰り上げられた。物理的にはまだ短縮は可能のようであるが、どこまで短縮できるかどうか。実際に国債入札の入力は日銀ネットを通じて電算機処理されており(ちょっと言い回しが古いかも)、余程の事がなければ締め切りの12時からいくらもたたずに発表は可能であろう。しかしもし仮に間違って「未達(みたつ)」が発生したときなどはそれなりの対処も必要とされるために、ある程度の余裕時間も必要か。また記者発表という形式もある程度時間短縮には障害となっているとも言われる。ネットを通じてサクっと発表してしまえばもっと速いかもしれない。10年国債はシ団形式が残っているために利率の発表(正確には提示)も朝の8時半。他の利付国債の利率の発表は10時半となっている。この時間もできれば統一してほしい。やはり早く発表してもらったほうが良いかもしれない。とにかく国債市場の改革は少しずつ進んでいることは確かである。
昨日は茨城県の「ポティロンの森」に久しぶりに出かけた。以前よりも人がたくさん入っていた感じである。テーマパークはディズニーランドとユニバーサルスタジオだけの二人勝ちかと思っていたが、どっこい地元もがんばっていたようである。ただ予想以上に人が入ったためか、地ビールが売れ切れていたのは残念であった。いつものように小動物広場に行き、長女と一緒にゴーカートにも乗った。子供たちの目的は押し花のキーホールダー。その間、スーパードライを飲みながらドイツの民族衣装を着た女性の踊りと歌を楽しんだ。帰り際に昆虫館というのに入った。小さな建物で期待しなかったのだが、なんと海外の生きているクワガタやカブトムシがいたのである。世界一大きなヘラクレスカブトムシ?も本物を見たのは初めてであった。そういえば海外の昆虫輸入が解禁されたことを思い出した。オオクワガタもいたが、何よりびっくりしたのは五秒で人が死んでしまう猛毒を持っているサソリもいたことである。輸入解禁とはいえこういったものも輸入され、もし逃げられでもしたら大変である。ただ怖いものみたさで真剣に見入ってしまったが。しかし暑い日であった。今年の夏は去年よりも暑いのかもしれない。
日本銀行は「金融市場調節の円滑化に向けた措置について」発表した。手形買入オペにおける手形期間を「3か月以内」から「6か月以内」に延長し手形買入(本店買入)オペにおける買入対象先数を10社増加することにした。加えてオペ入札におけるレートの刻み幅を0.01%から0.001%に統一し、国債買入オペにおける買入対象国債に2、4、5、6年国債を追加したのである。もちろんこれは今日で13日連続の札割れに対する対策である。本日の昨日は短期国債の買い切りにFBも追加。そして本日は買い切り額を1兆円にまで拡大した。その上さらに対策を講じたわけである。今回の措置の中でもっとも注目すべきは刻み幅の変更である。買い切りでは0.001%で行っていたのに現先オペは0.01%刻みであったことが、短期国債の買い現先オペの札割れの大きな要因であった。実勢ではすでに0.01%以下での取引が行われているにも関わらず、短期国債の現先オペでは0.01%が応札する金融機関、つまり資金調達側にとっての調達金利の下限となってしまい、これは逆鞘となるケースも多くなるのはと当然である。これは前々から指摘されていたことであるが、やっと7月下旬から刻み幅が統一されることになったのである。債券市場にとってインパクトがあったのは、対象銘柄に中期国債が加わったことである。ただ、これは増額を意味するものではない。日銀も「今は増額が必要という状況にはなっていない」とわざわざコメントしたぐらいであった。しかし、中期ゾーンを中心に投資家の買いが集まったことで相場は急反発した。先物のショートカバーを誘ったとも思われる。この対象銘柄の拡大もある程度想定されていたことではある。そうはいっても日銀もついにここまで追い込まれたのかといっ感は拭えない。つまりいずれ近いうちに国債の買い切り増額が実施される可能性がさらに高まったともいえる。ただ、国債の買い切りを増やすとますます短期国債に絡んだ「札割れ」が多発することは避けられない。国債買い切りによって長めの資金がさらに供給されることで短期の資金供給に対するニーズが薄まってしまうことが考えられるためである。そうなるとさらに国債買い切りを増やす必要性も出てしまう(東短リサーチ加藤氏のレポートより)。もちろんこれは大量の国債を発行している国にとっては願ってもない話となる(?)。これは財政の規律の問題になっていくのはこれまで何度か指摘したとおり。日銀の量的緩和への移行は大きな弊害も生む。ゼロ金利政策をとらずに量的緩和策をとってしまった日銀にも非はあるかもしれないが、「量的緩和」を導入してしまったことが大きな問題ではなかろうか。オペの未達ぐらいでそんなに騒ぐなとも思われるかもしれないが、この量的緩和が果たして有効に作用しているのであろうか。資金は前回のゼロ金利の時と同様に国債に向かっているだけである。短期金利はすでにミクロの決死圏に入っている(ちょっと古いか)。ナノテクを誇る日本にとっては腕の見せ所であるのかもしれないが、本当にこれで良いのであろうか。
郵便貯金、2年債46750億円、5年債42540億円、10年債68710億円、20年債0億円
簡易保険、2年債3600億円、5年債14400億円、10年債14400億円、20年債3600億円
年金資金、2年債19850億円、5年債44600億円、10年債49600億円、20年債4950億円
さっそく牛熊インデックスで制服についてアンケートを取らしていただいているが、廃止派がいまのところ多い。スーツと制服を一緒にしないほうがいいとのご意見もいただいたが、スーツもやはり制服のひとつとみなしてはいけないだろうか。ちょうど私が高校生だった10年前頃・・・えっ、すみません、25年前頃は高校の制服を廃止すべきとの運動が盛り上がっていた。私の出身高校は土浦第一高等学校という高校。茨城県には水戸一高というのがあって我々としてはライバル視していた。むこうにとっては我々はライバルとは思っていなかったかもしれない。当時は東大進学者は圧倒的に水戸一高が多かったのである。ただ前にも書いたが現在私の母校が公立では日本でトップのようである。いい後輩を持ったものである。それはともかく、そのライバル水戸一高は完全私服。年に一度交流会があったのだが、なんかうらやましかったのを覚えている。特に学ランが嫌いだったわけではないが。それもあってか私服化運動もあったが、アンケートをとると意外に制服継続の要望も強かったように記憶している。当時の高校生がおじさんになったころこんどは会社で服装のカジュアル化が進んだのもなにか関係があるのかもしれない。といってもカジュアル化はシリコンバレーが発祥の地のためたまたまなのかもしれい。とにかくスーツというのは便利ではある。着ているだけでちゃんとした社会人と一応見られるし。しかし夏の暑い日にも上着を着ているのを見るとなにかおかしく感じるのも確か。冷房の温度ももう少し上げられるのではないかとも思う。おじさんは半袖も嫌いな方が多い。なんか無理してはいまいか。この服装については人それぞれ異なった意見もあるかとは思う。とりあえずアンケートに答えていただければうれしい。
小説「日本国債」にも出てきた城山ヒルズに昨日おじゃました。某外資系金融機関さんのところへご挨拶。まるで「日本国債」に出ていた野田さんのような方ともお会いした。すっかり回復されたご様子であった(日本国債参照)。ディーリングルームにおじゃましたのだが、さすがに所狭しと機械が並び英語が飛び交っていた。多くの方がカジュアルで、特にディーリングを担当されている方々はラフな格好をされていた。昨日はご挨拶ということで私もネクタイを締めていたが、あたらしい会社はカジュアルも可。これはやはり楽である。IT企業を見習ってのカジュアル化とも言われているが、昔、中学や高校で起きた制服の廃止の動きがやっと企業にも飛び火したのかもしれない。これについては賛否両論ありそうであるが、さっそく牛熊インデックスでアンケートを取らしていただこうかとも思う。えーと、何の話だったか。そうそう、その城山ヒルズの外資系の方々のお話を聞けたことは大変有意義であった。ちょっと会社の宣伝なんぞもさせていただいた。なんでも今年大学を卒業した人たちで金融機関に就職を希望された方の多くが牛熊も見ていただいていることがわかった。これは意外であった。そこまで今の学生さんは下調べしているのであろうか。もしよろしければ学生の方からのメールもお待ちしている。特に女子大生・・・あっ、こういうことを書くといけないのである。今後もいろいろな金融機関さんにおじゃましてご挨拶させていただけたらと思う。うちに来てもいいよ、という方がいらっしゃいましたらぜひメールにてご連絡いただければうれしいです。
国民の期待を一身に背負って小泉政権が誕生した。マスコミ調査による内閣支持率も80%を越えており森内閣の反動もあったとはいえ異常なほどの高さである。これまで国民も本音では「痛み」は回避したいと考えていると見られていた。旧態依然とした景気対策は減税であったり公共投資を行ったりと国民のためと見られていた政策が実は自民党を中心としたこれまでの政権が既得権を逃さないための施策であったことを国民も理解してきたと思われる。公共事業においても地域住民にとってそれは利便をもたらしたかもしれないが無駄遣いと思えるものも数多い。本来ならば衰退企業に加わるはずの建設業界の従業員数はむしろ増加しており、、またいくら税金を投入しても銀行の抱える不良債権はいっこうに減らない。それならばとさらに資金を投入することとなり、それは結局つけを後回しにしているに過ぎなかった。そしてその借金は天文学的なにものにまで膨らんでしまった。しかし景気はいっこうに良くならず、むしろ拡大財政政策は構造改革を先送りさせ、本来ならば淘汰されるべき企業群を延命させるこ とになってしまった。まさに膿を膨らませただけである。 さすがにそれではいけないことに国民も気がついた。しかし利権の巣窟ともいえる自民党の政治を内部から変革することができるのか。それを断行しようとした小泉氏が本命視されていた橋本氏を破って総裁選で地滑り的な勝利を収めたことはある意味自然の流れであったのかもしれない。党三役や閣僚人事においても思い切った改革を進めている。本当に構造改革が実施できるのか。不良債権処理の具体案はあるのかといった疑問も残るが、公約通り体を張って実行してもらいたいものである。 さて、その小泉首相の登場によって債券市場はどのような動きをすると予想されるか。ここで少しまとめてみたい。 小泉首相は財政構造改革を進める上で2002年度の国債発行額を30兆円に抑えることを目標にした。この国債発行額というのは新規財源債のことであり、もちろん2001年度の総発行額である130兆円を30兆円にすることではないので念のため。「借換債」の60兆円、財投債などの公的引き受け分である40兆円は減額対象にはならない。財政の中期展望によると2002年度は33兆円程度の新規財源債の発行が想定されている。これを30兆円に減額するためには3兆円の減額となり、これはたいへんな努力が必要となる。小泉首相もさすがにこれについては公約はしなかった。そうは言ってもプライマリーバランスの均衡を達成しないと国債の発行残高の減少は望めない。プライマリーバランスの均衡とは国債の元利払いに充てる国債費と新規に発行する国債の金額がほぼ同額となることで、あらたな借金を増やさない政策ともいえる。こういった動きはもちろん国債の需給にとってはとりあえず好材料となる。 次に不良債権処理により構造改革が進展するならば、これは一時的にせよ景気を悪化させる要因ともなりうる。倒産件数や失業率の増加は免れない。経済指標のさらなる悪化も予想されることでこれも債券相場にとっては買い材料となりうる。また日銀は消費者物価指数がゼロになるまで量的緩和を実行することとしており、すでに短期国債の買い現先で札割れが起きており、国債の買い切り増もいずれ不可避。これも国債需給にとっては良い材料となる。そして、懸念されているムーディーズ等の格付け機関による日本国債の格下げについても構想改革が進展すれば見直しが入ることも考えられ、さらなる引き下げが回避される可能性も強くなる。 このように小泉首相の強力なリーダーシップが発揮され本当に構造改革が進展するならばいったんは債券相場は上昇し長期金利は低下すると思われる。しかし、構造改革の進展により景気が底入れしデフレ懸念が薄れてくると話が違ってくる。これまではどういったかたちにせよ国債に資金が集中するような国にとって願ってもないシステムができあがっていた。景気は回復できないような仕組みが形成され、それは結局資金を国債に向かわせるシステムを形成してきた。貸し出しは伸びず、また自己資本規制によりリスクのある融資より資金は安全な国債で運用せざるをえなかった。このために銀行に資金を投入してもこの資金の行き着く先は結局国債であった。そのシステムが小泉政権の誕生により崩壊する可能性が出てきた。また国債の新規財源債をたとえ30兆円に抑えても借換債の存在によって国債の発行残高は実はそう簡単に減らないどころかまだ増え続けていく。 物価が上昇するわけない、景気が回復するわけない、金利が上昇するわけはないと言われてもいるが、いったん流れが変わると一気に加速する可能性はある。景気回復に向かってさらに期待感が強まると、これまでの低迷が長かっただけにその反動で大きく揺り動かされる可能性も考えておく必要がある。債券市場においては良い金利上昇と悪い金利上昇が重なり合って国債市場が大きく崩れる懸念は絶対ないとは言い切れない。ただし、それがすぐにやってくることは今のところ考えられないが。
先週末から「RPTech」という新会社に移りました。リサーチ・アンド・プライシングテクノロジー株式会社というのが正式な社名ですが、アールピーテックと呼んでください。業務は金利全般の情報発信となれます。私はネットを主体にした債券中心の情報発信が主たる業務となります。このため、六月から「債券ディーリングルーム」はあらためて模様替えし有料会員制とさせていただくこととなります。国債を中心とした債券レポートを充実させチャットを会員の方に公開しネットならではの情報発信とその共有化を目指します。今月はそのための準備期間となります。皆様方からのアドバイスやアイデアといったこともぜひお聞かせ願えればと思っております。お問い合わせ等はメールもしくは直通電話(03−3512−0298)にてRPTechの久保田までお願いできればと考えております。どうかよろしくお願いいたします。
本日付けで19年間お世話になった水戸証券を退社します。19年間のうちの14年間は債券ディーリングを担当させていただきました。1986年の10月から債券先物を中心にディーリングをはじめました。しかし当時のディーリングは89回10年国債に代表されるように現物主導の相場となり、私も現物債のディーリングが次第に多くなっていきました。当時東証の債券先物は東証への直通電話にて注文を出していました。実栄証券さんがそれをまとめて手信号を使っての取引していました。それをまとめて中央の黒板に板を書き値段をつけていったのです。現物債はBBと呼ばれた日本相互証券さんに売買が集中していました。端末で板が見ることができるようになると視覚効果を狙った大口売買が入ってきました。まさに債券ディーリングの全盛時代でした。一銘柄のひとつのレートの売り板だけで数ページ数千億にも渡り、それをすべて買ってしまった大手証券のディーラーが存在していたほどです。公定歩合が高すぎるといった名言?もありました。タテホショックもありました。先物はシステム取引となり現物債の売買から債券ディーリングは先物主体の取引となっていきました。オプション取引も開始されスワップ取引も活発化してきました。バブル崩壊後の長期金利はほぼ一方通行で低下していきました。運用部ショックもありゼロ金利政策もありました。「債券ディーリングルーム」ができたのが1996年。ディーリングの片手間に行っていた更新がアクセス数の増加とともにルーチンワークとなり、気がつくと小説にまで登場させていただくこととなりました。大きなネットワークもできました。本当に多くの方に支えられ牛熊と呼ばれたホームページは大きくなっていきました。これはひとえに皆様のおかげです。本日で債券ディーリング業務からはいったん引退します。そしてその間に培ったものと、本当に大きくさせていただいたネットワークによって「使える債券情報」の発信を今後の業務にさせていただきます。今後ともあらためてご支援いただきますようお願い申し上げます。
国の財政におけるプライマリーバランスの均衡とは利払費及び債務償還費を除いた歳出が公債金収入(借金)以外の収入で賄われている状況を言います。この場合、現世代の受益と負担がちょうど均衡しています。近年のわが国のプライマリーバランスは大幅な赤字となっています。(財政の現状と今後のあり方、財務省) これは一般歳出及び地方交付税交付金の合計が、税収や税外収入である日銀納付金などの合計と同額になることを言います(2001年5月8日日経新聞)。つまり国債の元利払いに充てる国債費と新規に発行する国債の金額がほぼ同額となることで、あらたな借金を増やさない政策ともいえます。プライマリーバランスさえ均衡し、金利と名目成長率がほぼ同じであればあらたな借金が増えないということでもあります。しかし、2001年ですらすでに11兆円のプライマリーバランスの赤字となり、財政の中期展望からも今後はさらに赤字幅が増加すると予想されています。大幅な歳出カットや増税といったことが今後可能なのかどうか。いつまでも長期金利が低位安定しているとも思えず(といいつつ10年近くたちますが・・・)、今後は少子化といったことも影響し税収の伸びも期待できません。もちろん財政構造改革が進めば景気は立ち直り税収も増加するとは思いますが、それでもプライマリーバランスを均衡化するのは並大抵のことではありませんがまずは改革の道筋をつけることが大事であると思います。
7日付け官報の号外(89号)に財投債の4月分の公的機関の引き受け分の明細が掲載された。
2年債は郵貯が3500億円、簡保が300億円、年金基金が1701億。
5年債は郵貯が3200億円、簡保が1200億円、年金基金が3687億。
10年債は郵貯が5100億円、簡保が1200億円、年金基金が4073億円。
20年債は簡保が600億円、年金基金が790億円。
平成13年4月分 平成13年3月分 平成13年2月分 平成13年1月分 平成12年12月分 平成12年11月分 平成12年10月分 平成12年9月分 平成12年8月分 平成12年7月分 平成12年6月分 平成12年5月分 平成12年4月分 平成12年3月分 平成12年2月分 平成12年1月分 平成11年12月分 平成11年11月分 平成11年10月分 平成11年09月分 平成11年08月分 平成11年07月分 平成11年06月分 平成11年05月分 平成11年04月分 平成11年03月分 平成11年02月分 平成11年01月分 平成10年12月分 平成10年11月分 平成10年10月分 平成10年9月分 平成10年8月分 平成10年7月分 平成10年6月分 平成10年5月分 平成10年4月分 平成10年3月分 平成10年2月分(その2) 平成10年2月分(その1) 平成10年1月分(その2) 平成10年1月分(その1) 平成9年12月分 平成9年11月分 平成9年10月分 平成9年9月分 平成9年8月分