「若き知」
「過去データは一番下に移行しました」
2002.6.27「少林サッカー」

昨夜の埼玉スタジアムでのワールドカップ準決勝、ブラジル対トルコは、ロナウドの貴重な1点を守ってブラジルが勝利。30日の横浜での決勝はブラジル対ドイツ。この2チーム、ワールドカップ出場回数が多いにもかかわらず初対決だそうである。これはさすがにサッカーファンは楽しみな対決となる。いてもたってもいられないのは、ドイツのシュミット首相も同じ。カナダのサミットを終えて、なんと小泉首相の乗る日本の政府専用機に同乗することとなったとか。それほどサッカーは熱狂的なファンが多く、歴史もあり、世界各地で楽しまれているスポーツである。そのサッカーが発祥の地イングランドから伝播していったのは、貿易を通じて海を経由したものである。だからこそサッカーはまず各国の港町で盛んになったとか。アジアにも伝わったわけであるが、特に英国植民地であった香港にも当然ながらサッカーが伝えられた。この香港において、英国系クラブに対抗して、本土つまり中国から流入した中国人によって1904年に設立されたのが南華体育会である。この南華体育会は別名「少林」とも呼ばれ、ここに入団する際に、マスコミなどは「入山」するといった表現をするとか。つまり少林寺をイメージしていたのである。(「サッカーの世紀」後藤健生著、文藝春秋)。「少林サッカー」という香港映画がヒットしているようだが、なぜ少林寺とサッカーがコラボレーションするのか、歴史を知っていないとわからない。映画は完全に少林寺をサッカーに取り入れるというコメディータッチのものではあるが、実は香港の人にとっては、サッカーと少林寺というのはずっと以前から結びついていたものなのである。世界の歴史とサッカーはかなり深い係わり合いがある。アジアで初めて開催されたワールドカップもあらたな歴史を刻むことであろう。


2002.6.26「国債ドリルの解答」

第1問、明治3年に鉄道敷設を目的とした九分利付外貨国債を発行したのはニューヨークにおいてである・・・ロンドンですので、×。

第2問、戦後初の国債(赤字国債)を発行したときの大蔵大臣は現福田官房長官のお父さんである。・・・ 昭和40年7月、佐藤栄作首相、福田赳夫蔵相のもと政府は財政投融資の増額と特例国債(赤字国債)発行を内容とする補正予算を決定しした。答えは、○です。

第3問、戦後初めて発行された国債は7年国債である。これも○。昭和47年の1月に国債は年限が7年から10年に延長されました。

第4問、公定歩合が年利建に移行したのは東京オリンピックの前である・・・昭和44年9月に公定歩合は年利建に移行しましたので、×です。

第5問、1971年のニクソンショックとはウォーターゲート事件のことを指す。・・・もちろん×。昭和46年8月15日に米国の国際収支の赤字を削減してドルの流出を防ぐ目的により、外国の通貨当局に対してドルと金との交換停止を通告し、これによって、戦後続いてきたドルを基軸通貨とする固定相場制は終了し変動相場制に移行したのです。これをニクソンショックと呼んでいます。


2002.6.25「国債ドリル」

第1問、明治3年に鉄道敷設を目的とした九分利付外貨国債を発行したのはニューヨークにおいてである。

第2問、戦後初の国債(赤字国債)を発行したときの大蔵大臣は現福田官房長官のお父さんである。

第3問、戦後初めて発行された国債は七年国債である。

第4問、公定歩合が年利建に移行したのは東京オリンピックの前である。

第5問、1971年のニクソンショックとはウォーターゲート事件のことを指す。

答えは明日


2002.6.25「国の債務」

2002年3月末の国の債務残高は607兆3122億円(財務省)、普通国債の残高は392兆4341億円。FBは50兆円。国民一人当たりの債務は477万円となる。(6月26日付日経新聞)


2002.6.24「米国売り」

昨年12月から今年3月にかけて「日本売り」から、日本の株・円・債券が売られトリプル安となった。今度はここにきて「米国売り」が出てきている。ニューヨークダウやナスダックすなどが大幅に下落し、対ユーロや円でもドルが売られている。その反面、米国債には質への逃避による買いが入り、日本のようなトリプル安にはならなかった。しかし、それでもこの影響は大きく、本日TOPIXは一時1000ポイントを割り込んだ。米国株の下落には、エンロンの問題から企業不信に繋がった上、テロの懸念、緊張する中東情勢などが影響していると言われる。ドル円は一時120円台まで円高が進行している。また、ブラジルの景気悪化やマレーシアでの政局不安などもあり、ロシア危機から南米、アジア危機などが誘発されたように、世界の市場が大きく揺らいでいる。日経平均の1万円割れは本日回避されたものの、今後の海外情勢次第ではさらに株が下落する恐れもある。


2002.6.21「サイン」

本日は世紀の決戦とも言われるブラジル対イングランド戦が静岡で行われる。日本ではどちらかというとブラジルファンが多かったはずであるが、若い女性中心にベッカムファンが急増。どうやら今回の一戦はイングランドへの声援が多いかと思われる。そのベッカムなどイングランドチームにサインをもらった小学生からそのサインを地区の教育委員会が回収したことが問題化した。サインをもらわなかった子供達にも平等にするためというのが教育委員会の言い分であり、しかもそれを児童には話しをしていなかった。サインを取り上げられ泣き出す子もいたようで、父兄から抗議が相次いだことで問題が表面化した。大人の論理を子供に押し付け、子供達の夢を壊すような教育委員会の態度には私もかなり腹が立った。別途選手たちにもらうならともかく、一人一人目の前でサインしてもらったものを取り上げるというのは何事であろうか。世界的な著名選手にサインをもらえるといった機会はめったにない。別途ほかの児童用にサインをもらうことはできなかったかもしれない。サイン帳やボールも教育委員会で用意したものであるらしい。そうかといって、目を輝かせながらサインしてもらったのは一人一人の子供達なのである。目の前でもらったサインは一生大切な宝物になるはずである。子供の夢や希望を打ち破る大人、しかもそれが教育者であったことに失望した。私の次女もやはり三年生であり、これは私にとっても他人事とは思えないまさに事件であった。


2002.6.20「相場動向」

19日に日経平均き今年最大の下げ幅を記録した。世界的な株安となり、米国株もさらに下げたことで、本日の東京か株式市場も大幅な下落も予想されたが、結果は買戻しが入り戻している。これは、昨日のまでの売りが、インデックスを中心としたものであり、そういったインデックスのショートカバーが本日の午後になって急に入り始めたといわれる。そういえば、株の空売り規制が入って75日。人の噂も75日といわれるが、その規制の効力を保つために、ヒアリングが実施されたのではといったまことしやかな噂もあった。為替市場では日経平均の下落による円売りは見られず、むしろ米国株の下落によるドル売りユーロ買いに誘われて円まで買われてしまっている。債券市場を見ると昨日は株価の下落によって、売られたように見られたが実際には都銀などの中期売りが要因ではといった見方もあり、本日は千億単位の買いが別な銀行から入ったとも言われ、長期とともにしっかりとなり、先物も反発。ただし138円50銭には戻り売りも入っているとみられたことで、ここでいったん戻りも止まってしまった。


2002.6.19「日本破れる、韓国はベスト8」

サッカーについてはあまり詳しくはない。しかし、今回のワールドカップの快進撃には驚かされるとともに、我々に感動を与えてくれた選手たちにはお礼が言いたい。昨日の試合は、まず天気が味方してくれなかったように思われる。選手も少し慎重になっていたのか動きに切れがなかった。これはどうやら雨のせいばかりではなかったようだ。予選ではトルシエ采配がずばり当たっていたかに思える。チュニジア戦の森島と市川投入は見事に結果を出した。ところが、昨日は先発を入れ替えてきた。研究していたトルコの裏を狙ったかにも思えたが、報道によるとあのスタメンでは練習もほとんどしたことがなかったとか。それでパスが通じず、かなりぎくしゃくしていたのか。やはり勝てる試合であったと思う。その後の韓国が見事なまでのパス回しで、あのイタリアを逆転しているだけに、できれば日本もベスト8に残っていてほしかった。とにかくお疲れ様でした。しかし、ワールドカップの面白さはこれからである。歴代の優勝チームが次々消えていったために、海外からの批判があるそうだが、ベスト8のメンバーを見れば、決してここまで勝ち進んだのが、運によるものでないことも明らか。新興のトルコやセネガル、韓国、アメリカに対してブラジル、イングランド、ドイツ、スペインは古豪のチーム。横浜で対戦するのははたしてどことどこになるのか。


2002.6.18「ワールドカップと国債格付け」

本日、宮城県スタジアムで待ちに待った決勝リーグ日本対トルコの試合が開始される。そのあとの韓国対イタリアの結果、ベストエイトが出揃うことになる。そのなかに是非日本も入っていてほしい。決勝リーグに進出したのは16カ国。それぞれの国をムーディーズの自国通貨建ての格付けとともに見ていきたい。まずは、15日のデンマーク(Aaa)対イングランド(英国Aaa)、トリプルA同士の戦いは、イングランドが0−3で勝利。17日のブラジル(B1)対ベルギー(Aa1)は2−0でブラジル。16日のスウェーデン(Aaa)対セネガル(格付けなし?)は、1−2でセネガル。そして本日のトルコ(B3)対日本(A2)。今度は韓国での試合。15日のドイツ(Aaa)対パラグアイ(B1)は1−0でドイツ。17日のメキシコ(Baa1)対米国(Aaa)の戦いは0−2で米国。16日にはスペイン(Aaa)対アイルランド(Aaa)は互角のトリプルA同士の戦いはPK戦となりスペイン勝利。そして、本日の韓国(A3)対イタリア(Aa2)となっている。これを見ると欧州勢は格付けが高く、南米やアジアの国の格付けが低いのがわかる。また格付けがサッカーの強さを示しているわけでもないようだ。当たり前といえば当たり前だが。


2002.6.17「勝利の歌」

金曜日の帰宅の時間帯には青い代表ユニフォームのレプリカを着た若者達が街や電車の中に溢れていた。皆、喜び顔。そりゃそうですね、ワールドカップの予選を日本代表が突破してしまったのですから。もう日本中の人がサッカーファン、にわか解説者や評論家となっているなかで何をコメントしてもいたしかたないが、何もかもがうまくいったことは賞賛に値しよう。ただし、予選突破はワールドカップ開催国にとっては必須ともいえる。義務は果たしたが、これから勝ち続ければさらにあらたな歴史は刻まれる。決勝リーグは予選とは違い負けたらおしまい。ただ、予選でも監督は引き分け狙いをしていたと思われるのに選手にはその気がなかった。完全に勝ちにいっている。あのゲームが続けばあといくつか勝利を重ねることは夢ではないと思う。明日はトルコ戦。がんばれニッポン。


2002.6.14「決戦」

いよいよ、対チュニジア戦が開始される。平日15時半開始ということで、いろいろなところでいろいろと画策されているようだが、ここまで日本も熱狂的になっている以上、押さえつけることはできないと思われる。職場などでの観戦も多くなろう。先発はロシア戦と同じと発表されている。負けることはまずないと思うが、何が起きるかわからないのがワールドカップでもある。すでにフランスやアルゼンチンまでもが予選で敗退しているぐらいである。もし今日勝てば文句なくH組の一位通過。決勝リーグの相手はトルコとなる。トルシエ監督は、決勝リーグはボーナスと言ったが、ベスト8にでも入れば、世界が日本のサッカーを再評価しよう。それだけのちからはつけているのではと、私も素人ながら考えたりする。とにかくがんばれ日本!!。


2002.6.13「悪い金利低下?」

よく「良い金利上昇」とか「悪い金利上昇」といった表現が使われる。「良い金利上昇」というのは景気が回復し、その回復速度にあわせて金利が上昇することである。実体経済に即した金利上昇ならば、景気回復の足かせにはならない。反対に「悪い金利上昇」というのは経済実態には関係なく、国債などの需給悪化によって金利が上昇してしまうことで、これはファンダメンタルにも影響を与える。小泉政権は財政規律を第一に考えていると思われ、国債需給悪化は今のところ考えられない。景況感がやや改善していることから、今後長期金利が上昇するとすればそれは「良い金利上昇」になると言われる。良い金利上昇があれば、良い金利低下ということもありうるかもしれない。ファンダメンタルに即した金利低下となるのであろうか。また、悪い金利低下は、ファンダメンタルではなく単に需給関係による金利低下となる。最近の社債の利回り低下などはその一例かもしれない。現在の可能性としては、良い金利低下が指摘されているが、どうも実感として回復しているのかどうか不透明。そのためか長期金利は低位安定している。国債需給もとりあえず良好となっているため、国債も意外に「悪い金利低下」基調なのかもしれない。


2002.6.12「チュニジア」

14日のワールドカップH組予選で決勝ラウンド目指して日本が戦う相手はチュニジアである。北アフリカにある観光資源に恵まれ、サッカーが盛んな国だとか。その大使館が実は弊社のすぐご近所にある。よくそばを通っていたが、はてチュニジアってどこの国だろうと考えていた。インド大使館なども近くにあるので、インドに近いのかとかってに想像していたがアフリカの国であった。私も地理が苦手である。いつも静かな大使館で、あまり人の出入りとかは見たことがなかった。外から見えるところに壷などが飾ってあるが、カルタゴの遺跡から発掘されたものであろうか。いよいよこのチュニジアとの世紀の一戦が行われる。チュニジアも勝てば決勝リーグ進出の可能性は残しているだけに、日本も油断大敵である。今度こそ、負けない試合をしなくてはいけない。がんばれニッポン。


2002.6.11「国の歴史」

国歌それぞれに国の歴史が刻まれている。ロシアは現在、旧ソ連の国歌が使われている。当初、ロシア国歌は曲だけだったようだが、それではよくないとソ連の国歌に歌詞を換えてプーチン大統領が戻してしまったとか。あれ、なんで映画「レッドオクトーバーを追え」の挿入歌が使われているんだと一瞬思ってしまったが・・・。君が代、国旗掲揚については賛否両論ある。国がある以上は、国旗があり国歌があってしかるべき。国債がここまで格下げられている以上は、はずかしくて国旗も掲げられないというのならば別であるが。それはともかく、国にはそれぞれ歴史がある。しかし、その歴史は為政者によって作りかえられている。歴史教科書問題もあったが、そもそも日本最初の歴史書である古事記、日本書紀自体からしてすでに時の為政者に都合の良い表記に換えられている。古事記、日本書紀というたいへん整っている歴史書の編纂以前に、同様の書がなかったはずはない。しかし、それがまったく存在しないこと自体、古事記以前の日本の歴史を喪失させてしまっている。中国秦の始皇帝の時代に焚書坑儒が行われたが、日本でも同様のことがあったとも指摘されている。だからこそ邪馬台国などにロマンを感じているのかもしれない。NHKの大河ドラマにも関係するが、徳川政権になって豊臣時代の歴史はかなり捻じ曲げられているといった見方もある。我々が学んだ歴史は当時の為政者が作ったものであることが多いことを理解すべきであろう。それは今でも同じなのかもしれない。


2002.6.10「日本対ロシア」

ワールドカップ予選H組。日本対ロシア戦が横浜で行われた。日本有利との報道も多かったが、実際には地の利はあるにしてもFIFAランキングでは日本を上回るロシアに勝てるとどれだけの人が真剣に考えていただろうか。もちろん、勝って欲しいという気持ちはだれもが持っていた試合でもある。これに負ければ、決勝リーグ進出の可能性はほとんどなくなる。そういった剣が峰の試合であることも理解している。だからこその応援だったのであろう。結果はもう日本人ならば誰もが知っているとおり、稲本のゴールによって日本にワールドカップ初勝利がたらされた。視聴率も60%を越えた。日本人の半分以上がスタジオのジョン・カビラ氏を見ていたことになる。試合後の稲本のインタビュー聞いて、まだ若者で髪の毛を茶色に染めていながらも、彼がたいへん落ち着いて冷静に判断していたことがわかった。一言一言しっかりと考えてインタビューに応じていた。切れることが多いといわれる若者達にとってのヒーローがこの稲本や中田となれば、日本の若者も変わってくるのかもしれない。四年前に中田英寿は国歌をダサイと言った。しかし昨日はあのヒデが大きな声を出して君が代を歌っていた姿がテレビにも映し出されている。何も君が代を歌ったからいいと言っているわけではない。この姿を見れば、大人になるというのはどういうことなのか、人が精神的にも肉体的にも成長するというのはどういうことなのか理解できるのではないか。彼らはそれを教えてくれたと思う。


2002.6.10「5月も預金通貨が増加」

日本銀行が10日発表した5月のマネーサプライ速報によると、普通預金や当座預金などの預金通貨の月中平均残高が前年同月比37.2%増の269兆1000億円と過去最大だった前月の38.6%増に次ぐ過去2番目の高い伸びとなった。現金通貨も同13.5%増の63兆9000億円と90年4月以来の高い伸びを記録している。また、定期預金が中心の「準通貨」は同13.6%減の318兆4000億円と68年1月の統計開始以来最低の伸び率を7か月連続で更新。ペイオフ解禁により定期性預金から流動性預金や現金への資金シフトが続いている。このシフトは来年4月の普通預金のペイオフ解禁でどう変化するのか。国債への資金集中も予想されるところである。


2002.6.7「金融リスク基礎講座」

またまた、「金融リスク基礎講座」七月生募集のお知らせです。まだ金融関係の仕事をされて間もない方、またすでに金融機関に内定ももらっている学生の方、また、直接、金融取引に携わってないがご興味のある方。そして藤原紀香のキャンペーンが気になり、国債市場についてお知りに成りたい方などなど。ぜひ、お申し込みください。詳しい内容のお問い合わせは、電話、03−3512−0298か、メールにてお願いいたします。ホームページは、こちらです。


2002.6.6「藤原紀香」

新聞報道などによると、財務省は今月21日より個人に向けての国債キャンペーンを実施する。ボーナス期を狙いテレビ、ラジオ、新聞、雑誌等々で国債のCMが始る。イメージキャラクターは、前回の竹下景子さんに代わり、藤原紀香さん。今をときめく、CMの女王であり、また日韓親善大使としても活躍されている。私個人としても、ぜひキャンペーンには藤原紀香さんと押していたのだが、まさか現実になるとは思わなかった。国債に対するイメージアップを図る上でも、まさにびったりのキャラクターであると思う。個人的な好みといったものはとりあえず置いといても・・・。昨日、記者会見で発表されたわけだが、なぜ昨日かといえば、「証券決済システム改革法」が昨日参院本会議で与党3党などの賛成多数で可決成立し、国債の電子決済導入や個人向け国債の発行が正式にスタートすることとなったためと思われる。

2001年12月末時点で、国債残存に占める個人の比率は2.5%にすぎなかった。しかし、ペイオフ解禁や金融機関による積極的な国債販売などもあり、かなりその比率は上昇している。反面、国債格下げなどを睨んでの海外投資家の売りもあり、2001年12月時点で5%あった海外による国債所有比率は大きく低下していると思われる。個人と海外シェアが逆転するのは時間の問題とみられ、国債の安定消化先として個人がさらにクローズアップされるものと思われる。

ただし、国債をそんなに個人に押し付けて、あとで国債急落で個人が馬鹿を見るといった声が金融関係者からも聞こえてくるが、そういった方々は国債の保有構成がどのようになっているのか、また個人の国債保有がどうなっているのか、といったことをご存知なのであろうか。国債が暴落して馬鹿を見るのは国債を買っている個人だけではない。国債を保有しているのは、間接的にせよ我々自身である。預貯金、生損保、年金など我々が預けている資金の多くは国債で運用されている。また、国債が暴落すれば、それを大量に保有している日銀にも影響が出る。資産の劣化で日銀の信用で発行している円が急落する。国債暴落で被害を受けるのはまさに全国民であり、国債を買っている個人だけではない。しかも、その国債を買っている個人は、2年利付とか3年割国といったように期間が短いものを主体に購入しており(日銀の資料からも明らか)、しかもほとんどが満期まで保有する。途中で国債の価格が大きく下落しても、途中売却して損をするといったことは個人についてはあまり考えられない。むしろ個人が国債を直接、大量に保有すれば途中で売却する懸念のある金融機関などよりも安定的な消化先となり、国債需給に対しても好材料となる。もちろん、だから国債を大量に発行できるということではない。安定して買ってくれるところがあるうちに、少しでも全体の残高を増やさないようにしなければならないのは当然のことではある。

とにかく、藤原紀香効果で国債に対してのイメージアップに繋がるかどうか。新聞報道などでは、予想以上に今回のキャンペーンが好意的に取られているだけに期待したい。


2002.6.5「日本対ベルギー」

昨日は少し早く会社を出て、自宅に向かう。途中酒屋に寄って日本酒を買ってくる。家に帰ると子供達の姿がない。水泳教室か。風呂の用意をして、カラスの行水状態で、居間に向かう。冷蔵庫のビールのチェックも完了。いよいよワールドカップの日本代表の緒戦が始った。ベルギーは確かに強い。しかし、最低でも引き分けないと決勝トーナメント出場は危ない。トルシエ監督は、引き分け狙いと言っていたが、勝ちにいかないと引き分けすら難しくなる。しかももし負けたりするとワールドカップの歴史に名を残してしまう。開催国は緒戦で負けたことが過去ないのである。前半は動きは鈍いながらも、なんとか点を入れさせなかったが、結局先取点はベルギー。やはり実力差があるのかと思いきや、点を入れられてからの動きが良くなる。さすがに中田英寿である。点を入れられてから闘志を燃やせるのは、海外での修羅場を潜り抜けたからであろう。それは小野にも稲本にも言える。日本の同点打はアントラーズの鈴木が押し込んだ。しかし、これぞゴールというものを見せたのが稲本。まさにゴールシュートであった。その後同点にされ、稲本の追加点は反則を取られてならなかったが、審判に文句を言ってもしかたがない。それもサッカーなのである。点を取るたびに大声を出して、帰ってきた娘たちは何事かと驚いていた。これで日曜日のロシア戦が楽しみになってきた。ロシア戦に望むものは勝利でしかありえない。ただ、金曜日のアルゼンチンとイングランドの試合の方もかなり気になるところではあるが。とにもかくにも、ガンバレニッポン。


2002.6.3「日韓共催ワールドカップがスタート」

31日に韓国の開会式後のフランス・セネガル戦を皮切りに、世界最高のスポーツの祭典とも言われるワールドカップがスタートした。緒戦はまさかのフランス敗北。なぜか市場関係者と焼肉屋でこれを観戦。その後、日本でも各地でゲームが行われた。しかし、さすがに世界最高レベルの争いだけに、テレビ観戦でも十分に楽しめる。私でも名前ぐらいは知っているバティーが点を取り、ベッカムのキックがアシストするなど、緒戦から見所は多い。今日はイタリア戦があり、明日はいよいよ日本代表がベルギー戦に挑む。日本対しての評価はいろいろと分かれてはいるが、実力をつけていることも確か。目標の決勝トーナメント進出には、ベルギー戦で引き分けを狙うより勝ちにいかなけれぱ厳しいであろう。明日の夕方は、会社も商店街も閑古鳥が鳴いていそうである。とにかく、がんばれ日本!!。


2002.6.3「債券ディーリングルーム」

債券ディーリングルームが会員制に移行してから、はやくも一年が経過いたしました。昨年5月に会員お申し込みいただいた方々には、今回、更新を行っていただき、本当にありがとうございました。これから一年もさらに試行錯誤の上、ネットを使った新しい情報発信ならばに共有化といった方法を探ってまいります。あらためまして今後もまた、どうかよろしくお願いいたします。


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