2004年度の借換債発行額は2003年度比8兆5804億円増の83兆5482億円の見込み。
概算要求は総額86兆4600億円の見込み。国債費は18兆4300億円。地方交付税交付金は19兆4900億円。財政投融資要求額は23兆3700億円(財務省)
日銀は昨日手形の買い切りオペを実施したが、来年5月までと長い期間の資金供給であり、金額も1兆円と大きかったことで、長期金利上昇に伴なう、短期金利の跳ね上がりを抑制しようとしたと思われる。実際に、そのオペレーションをきっかけにして先物には大口のショートカバーも入り、債券相場は急反発した。
長期金利があまりに早いピッチの上昇と、それによって短期金利にも上昇圧力がかかったことで、市場参加者からは日銀に対して何かしらの行動を求める声が強まっていた。それは、日銀総裁などによる金利上昇懸念表明期待であったりしたわけだが、日銀は言葉ではなく行動でそれを示した。ところが本日同じようなオペを実施したものの、売りオペとのツイストオペであったこともあり、ほとんど相場への影響はなかった。
そもそも日銀にとってある程度の長期金利の上昇はある程度容認しているものと思われる。議事要旨などからも、6月までの長期金利の低下が異常との懸念が一部審議委員から表明されていた。だから長期金利が上昇したからといって慌ててそれを阻止する行動を取る必要があるのかどうか。株価の上昇も伴なっており大手金融機関にとっては債券の下落による影響は少ない。住宅ローンなども含め貸し出し金利の上昇要因にはなっているが、そもそも10年の0.4%が異常であったと考えれば、1%以上も上昇したといっても1.5%程度にしかすぎない。
これまであまりに金利低下に慣れてしまい、この程度の金利上昇にもあたふたする必要は日銀ならずとあるとは思われない。確かにピッチ調整は必要かもしれない。市場に任せたら一方通行に走ってしまうと。ただ、金利上昇時だけの日銀頼みというのも都合が良すぎてはいまいか。
そもそも日銀は長期金利は市場の実勢に委ねている。それでもしかたなく取らされたのがゼロ金利政策であったが、それだけであの時の長期金利上昇が押さえられたわけではない。需給悪化による売りはトレンドを変えることはない。日銀が対応せずとも、長期金利は再び低下していたであろうことは言える。ただ、今回の金利上昇は、ファンダメンタルに即したものと言える。これにはまだまだ異論もあろうが。私はそのように見ている。それならば10年来のトレンドが大きく崩れることによって、その動きはかなり劇的なものが予想される。
ここ2か月の債券相場はたぶん序章にすぎない。そして、これまではデフレや低金利下、大きな問題ながらも結局はそれによって相場が崩されることのなかった国債需給が今度は売り材料としてあらためて表面化してくる可能性がある。景気が回復基調になれば、これまで資金を国債で運用していた金融機関が、その一部を当然ながら売却してくる。いや、すでに売却は決算対策という名のもとにスタートしている。しかもこのような金額ではたぶんすまない。今後の動きにはさらなる注意が必要であろう。
熊「何があったんだ、この相場は?」
牛「なんで現場にまかしてくれないんだ」
熊「えっ、あとは所轄に任せる。そりゃどういうことだ、室井さんよ」
牛「業務なんとか命令なんて聞いてないっすよ」
熊「ひととおりリスクは減らしてそれでしめいか?」
牛「こんなに現場荒らっしゃって」
熊「相場を会議室でやるから・・・」
牛「それを知ってか、外からの仕掛けも来るし」
熊「逃げるのも、早かったなあ・・・」
牛「日銀もなんか突然オペやるし」
熊「手形のオペそんな長いのするか普通」
牛「いくら態度で示すっていったって」
熊「短いところが一気に戻っちまった」
牛「明日の2年入札もこれでだいじょうぶすね」
熊「会議室の売りも当分でてこねえだろうな」
牛「でも、10年は1.55%から1.39%っすよ、和久さん」
熊「20年なんて、1.955%から1.795%だってよ、なんだかしんねえが」
牛「それ、エックステンションってやつでしょ」
熊「おれは、カタカナはきれえだ!」
牛「外人何か知ってたのかなあ」
熊「会議室や日銀の動きを察知していたか、単なる相場勘か」
牛「でも、現場に降りてきたはいいすけど。こりゃもみくちゃ相場になっている」
熊「決算前で、業務改善命令とかもあって、リスクはとらずに儲けろなんてどだい無理だろ」
牛「だから、なんでもかんでも売ってきたんじゃないすか」
熊「それでもってよ、みんななんか金利は上がるかもしれねえ気分になっちまって」
牛「生保さんとかの買いもいったん引いていたんでしょうね」
熊「で、これで、どこまで戻る」
牛「そんなの、室井さんにでも聞いてくださいよ」
熊「それがわかりゃ、苦労はしねえんだが、なーんてな」
牛「短いとこ中心に銀行さん買ってくるかなあ、現金ありそうだし」
熊「現金はねえが、達磨でもいくか、うさばらしによ」
猫「青島君、逃げたヘッジファンド、どうもまた狙っていると本店から」
熊「じゃ、俺は先行くからな」
猫「それと、室井さんが、今回の相場の報告書出せって」
牛「えっ、そんな、ねえ、変わってくんない?」
引退を表明している木内監督率いる常総学院が甲子園夏の大会で初優勝した。はっきり言って地元である。県代表どころか、隣の市である土浦市の高校である。しかも、木内監督の出身校と私の出身校は同じ土浦一高である。木内監督は母校である土浦一高の監督ののち取手二高の監督となった。土浦一高は進学校でもあり野球部は決して強くなかった(元阪神安藤監督が選手時代に一度だけ甲子園に出場)。また取手二高も元は女子高でもあり、こちらの野球部も決して強いものではなかったはずである。その取手二高の野球部を強くさせ、なんと清原・桑田率いる史上最強とも言われたPL学園を夏の大会決勝で打ち破っている。その後、私立の常総学院の監督となり、甲子園の常連高ともなり、春の大会でも優秀を飾っていた。ただ、私自身は私立ということもあって、選手が他県からの出身者が多いこともあってどうも地元の高校というイメージがなく、これまでもやや応援にも腰が引けていた。そうはいっても今回は木内監督の引退もあって、決勝戦だけは最初からテレビ観戦、いやテレビで応援していた。久しぶりに高校野球を見て、びっりしたのは、選手達のきびきびした態度であった。グラウンドや審判に対して、しっかりと礼を行ってからグラウンドに入るなり、タイムをかけていた。これは野球選手として当然といえば当然の行動なのかもしれないが、今の高校生からのイメージとはややかけ離れていたこともあって妙に新鮮であった。何かといえば、事件を起こしたり、妙なファッションに身を固め、人の迷惑など顧みず、我が物顔で街を練り歩く高校生らしきものがいかに多いものか。木内監督は甲子園こそ最大の人生の修行場であるといった表現をされていた。勝つためには、監督の言う事は絶対であり、特に「間違ったことは言わない」とまで生徒に言わしめた厳しい監督の言葉は選手達にとって絶対であったのであろう。木内監督は本当に意味での指導者であったのかもしれない。勝ったあとの選手達の涙も本物であった。泥まみれになりながら、必死にボールにくらいついた姿は、とにかく厳しい練習を耐え抜いてきたことをうかがわせた。今では高校の教師どころか中学校の教師も生徒を叱ったりはできはしない。生徒からの報復のみならず父兄の抗議にも怯えているかに思われる。先生とはとにかく無事に卒業してもらうことを目標としたサラリーマンではないはずである。生徒達の「指導者むでなければいけないはずである。先生ばかりに押し付けてとの反論もあろう。しかし、あのようにしっかりした指導者を見てしまうと今の先生の指導力が衰えてしまっているのではと、危惧すらしてしまう。甲子園のあの選手達は、街でごろごろしている連中とは確かに違っていた。時代錯誤といえばそれまでだが、強く粘り強い精神力、強靭な体力や瞬発力は、人を本当の意味で強くさせる。なよなよしながら、人を傷つけても何も思わず、自分勝手で、自殺を考えるような若者達に欠けているいるものを再確認させてくれた。木内監督、本当にお疲れ様でした。しかし、世の中、ごちゃっぺが多すぎますね。
9月10日に募集が開始される個人向けポスターは、すでに秋の香りのするものとなっているが、なかなかお洒落である。小雪さんも綺麗に映っている。9月2日の10年国債の落札価格次第ではあるが、本日の10年債利回りを基準にすれば初期利子は、0.5%程度となる。前回が異常ともいえる超低金利相場にぶつかってしまい、初期利子が最低保証利子の0.05%ということで、売行きはやや不調といえたが、今回はどうであろう。個人は金利変動には予想以上に敏感なだけに、金利が底打ちしたとの認識が広まれば、この10年国債の利回りに連動し、しかも0.8%しか引かない利子の設定は、かなり魅力のはずである。
セントルイス地区連銀総裁「FRBはただちに利上げする状況にない」「債券利回り上昇、米経済にとって問題ではない」
SF地区連銀総裁「景気低迷から抜け出すには数四半期以上かかる」「景気が強含んでも利上げを急ぐ必要はない」
ダラスの地区連銀総裁「米第2四半期GDP伸び率、3%以上に修正の見込み」「米第3四半期GDP伸び率は少なくとも3.5−4%に、ダラス地区連銀総裁」「米インフレが大きな問題になるまでは、かなり期間がある」
「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」興行収入が約111億円となり、実写の日本映画としての最高記録を20年ぶりに塗り替えたと毎日新聞などが伝えている。アニメも含めても、「千と千尋の神隠し」304億円、「もののけ姫」193億円に次いで、現時点で3位。果たしてどこまで伸ばせるのか。さすがに、アカデミー賞受賞作を抜くのは厳しいかもしれないが、「もののけ姫」を抜く可能はあるかもしれない。踊る好きの私としてはうれしい限りである。とにかくこれは楽しめる作品であり、今回の映画も我々の期待を裏切らず、その上いろいろな意味でスケールアップしているだけに、この記録も当然といえば当然とも言える。しかし、ややマニアックな部分もあってこれほどファンがいたというのも驚く。「若き知」ご覧いただいている方でも、たぶん「踊る大捜査線」を見たこともないという方も多いのではなかろうか。いきなり映画を観ても、本当の面白さはわからない。そんなにすごいなら観てやるかという方は、以前にも書かせていただいたように、テレビ版の最初からまず観てから映画館に足を運んでいただきたい。ちなみに、私はフジテレビとは何ら関わりはない・・・。
6月17日の20年国債入札をきっかけに債券相場は急落した。この時も落札結果自体は良かったにもかかわらず、セカンダリーニーズがなく、ヘッジ売りが入ったことと、銀行の中期ゾーンの売りが重なり、売りに拍車をかけるかたちになってしまった。7月4日には、10年251回は1.40%、20年62回は1.750%、5年27回は0.565%まで利回りが上昇した。しかし、かなりまとまった買いが現物10年債に入ったことで大きく値を戻し、いったん急落場面は修了し戻りを試すこととなった。先月の投資家別売買状況を見ると農林系が大きく買い越しとなっていたが、7月4日に大きく買った投資家ではないかとも推測される。
その後は日経平均の反落などによって債券相場は切り返し、7月24日の30年国債の入札も波乱なく、先物は28日に142円台をつけた。ただ、8月5日の10年国債入札も波乱なく、8月7日には10年債は0.9%を割り込んだ。この日、財務省は20年国債の増発を発表。8日には10年債は0.855%まで利回りが低下し、日経平均は9200円台まで下落していたが、この日発表された6月機械受注(船舶等除く民需)は前月比+2.4%とかなり良い数値となっていた。そして、12日に発表された4〜6月期実質GDPは前期比+0.6%、年率+2.3%と予想以上の良いものとなっていた。
このあたりから日経平均が切り返してきた。そして米国債も大きく下げ出し、再び6月の下落時と同じようなパターンとなった。10年債は1%台となり、海外ヘッジファンドなどが株先買い債先売りを出してきた。8月18日、日経平均は1万円台を回復、10年債は1.2%台そして20年は1.9%台をつけてきた。チャートは完全に下を示してきた。
そのような状況下で、昨日20年国債の入札が実施された。複利利回りでの62回債が1.7%台であったこともあり、利率は1.8%となった。前回のマルハチに比べ1%もの上昇となった。この入札の結果によって相場は大きな動きを見せるであろうことは、前日までの地合いから見て推測された。ただし、その結果とは落札結果自体ではない。セカンダリーを含めた投資家の動向が注目点になっていた。落札結果は市場予想を上回り良かったものの、応札倍率が1.62倍と低かった。そして、その結果発表後はいったんは先物は140円まで急上昇をしたが、それをまっていたかのような売りが入った。ヘッジファンドによる先物売りなどに加え、大手銀行がポートで抱えていた5年債の大量売りも入ったと思われる。
そして、注目された20年国債への投資家の買いは打診的なものでしかなかった。落札した業者はヘッジをかなりかけていたと思われるもののフルヘッジであったかどうか。また、落札結果を見てヘッジを解いたところもあったと見られ、その後の急反落であらためて売らざるを得なかったところもあったのではなかろうか。とにかく、20年国債入札を今回もひとつのきっかけとして債券全体が大きく売り込まれたのである。
この日、10年252回債は1.410%と7月の最高利回りを更新。20年62回は2.045%まで上昇。5年国債も0.600%まで上昇した。先物は138円を割り込んだ。そして翌20日は、短いところから長いところまでさらに売りが入りさらに値を下げた。すでに現物債は7月につけた利回りをさらに上回ることとなり、先物も137円65銭と7月の安値を更新した。2年や5年ゾーンなどこの水準は日銀の政策変更まで織り込む水準とも見られるが、そういったことはさておいて、リスク回避のための売りが入ったものと思われる。
ここで流れが止まらないとなれば、10年は2.0%を試しに行くことすら、可能性としては出てきているとも思われる。金利の大きな流れの反転しているとの見方はこの売りによってさらに強まった。このため、ここ10数年なかったような相場展開も考えられる。運用部ショックも日銀ショックも景況感の変化によるものではない。しかし、今回の下落は、市場参加者の景況感の変化によるものと見ざるを得ない。まだまだ懐疑的な方も多いかと思われるが、相場は先を読んで動くものでもある。それが正しいものであったかどうかは、いずれわかるときが来ると思われる。
日経平均が再び1万円台をつけており、債券は下げピッチを再び速めた。先物は140円を大きく割り込み139円50銭もイブニングセッションで割り込んだ。10年252回債は、1.210%をつけ1.2%台、30年11回は2.020%と2%台をつけてきた。5年29回も0.490%と0.5%に接近。そして明日入札を控えている20年62回債は1.900%まで利回りが上昇している。今日に限って言えば、完全に日経平均との連動性を高めている。ヘッジファンドなどが株先買い債先売りを仕掛け、そのアンワインドやポジション作りによって頻繁に売り買いしているとも聞かれる。これまでヘッジファンドは日本国債の格下げなどのタイミングで何度となく仕掛けては、失敗を繰り返していたとも思われる。異常なほど強い相場に売っても売ってもさらに買われることとなり、踏み上げられていたと思う。ところが今回はうまくいっているようで、さらにポジションを膨らませているとも言われる。これだけを見ても、相場の地合いがどこか変化しているとはいえまいか。仕掛け的な動きだけでは済ませられない。投資家の買いも引いている。10年の1.2%や30年の2%というのは、多少なり押し目買いも入ってもよさそうであるが、思ったほど入ってこない。もちろん明日の20年国債の入札を見てからというのも理解できる。それにしても買いが静か過ぎる。今月末はBPIが大きく伸びるためそれなりのエクステンションの買い期待もあるが、大手機関投資家はかなり引いている感じも受ける。明日の入札は大きく利率が引き上げられる。ただ、それだけで投資家が買ってくるかどうか。流れを見る限りにおいては、まだ売りに分がある。入札でその流れが止まるかどうか。明日の入札はかなり注目すべきものとなりそうである。
長期金利の上昇ピッチがさらに速くなってきた。30年債は1.9%に迫り、20年債は1.735%に利回りが上昇しており、イールドカーブもスティープ化を強めている。BPIが大きく伸びることで、月末にかけてエクステンションの買いも期待できるかもしれないが、それ以上の売り圧力にさらされる懸念も強まってきた。債券売りの根底にあるのが、市場参加者の景況感の変化によるものとすれば、ここ10年以上も続いた長期金利の低下トレンドが反転した可能性が強まる。大きな転換となるだけに、一時的にせよさらに大きな地殻変動が今後もありうる。市場参加者で若い方は、たぶん本格的な金利の上昇は経験していないのではなかろうか。運用部ショックや日銀ショックによる一時的な債券の下落は経験したかもしれないが、これらはトレンドが変わるような変化ではなかった。もちろん、今回の債券相場の下落によってトレンドが変化したと断言できるわけではない。小泉政権下、景気の本格回復はない。デフレの解消は無理といった悲観論も強い。しかし、火のないところに煙は立たない。日経平均の1万円乗せや、GDPなどの経済指標も変化の兆しを捕らえているとはいえまいか。私自身何事も楽観的に見てしまう懸念があることも確かであるが、それが絶対間違っているとも思えないのだが。
債券市場を取り巻く環境が再び6月中旬以降の急落場面と同じような状況下になってきた。米国債がモーゲージに絡んだ売りなどで乱高下したのち急落しており、10年は目先の節目と見られる4.59%に接近している。日経平均はGDPなどが予想を上回っていたことなどもあり、海外勢主体の買いが入った。日経平均は1万円に接近している。東証一部の出来高も14億株超に増加している。ヘッジファンドなどが、株先買い債先売りを仕掛けているとの見方もあるが、実際に債券先物6月限の建て玉は再び8兆円台となっている。株高・米国債安以外にはとりたてて材料はないと思われるものの、チーペストや長期、そして超長期にいたるまでかなり売り圧力が強まっている。店頭では買い一色といったところもあったようだが、それ以上に売りが入っているため、かなり腰の据わった売りにも見受けられる。ただし、銀行勢以外の売りがはっきり見えない。しかし、値動きからみて大手投資家のまとまった売りが入っていたとしてもおかしくはない。10年の1%は通過点となった。日経平均の1万円も同様に通過点となる可能性も高い。そうなると先物は140円を割り込み、下落ピッチを速める可能性もある。来週は20年債の入札も予定されているが、利回り上昇による押し目買いが期待される半面、相場の下値目途が見えないような状況になると、入札も予想以上に不調なものになる懸念もある。こうなると市場参加者が求めていた超長期の増発すらも意に反して売り材料としてしまう可能性もある。秋の補正予算編成の可能性はなくなったものの、総裁選も控えており、今後も神経質な展開も予想される。米国債はモーケージという別途要因で動いているとはいえ、FRBが超低金利を当面続けるとコメントしているにも関わらず、利回りを見るとすでに利上げすら織り込むレート設定になっている。日本国債の場合、これまでは市場参加者の景況感がほぼ一致しており、デフレはかなり継続するとの認識であった。しかし、その景況感にややばらつきが見え始めている。そうなると日銀の時間軸効果も米国債のように薄れてしまうことも考えられる。ファンダメンタルによる本格的な金利上昇が仮に始っているとすれば、日本国債の下落を加速させる要因として国債需給が表面化する恐れもある。これまではほとんど難なく消化してきた国債も、景気の低迷・デフレといった要因に大きく支えられていたのはご承知のとおり。トレンドが完全に変わったとはまだ言い切れないかもしれないが、その可能性が出てきたことは、いや、その可能性があると思う市場参加者が出てきただけでも市場の様相は変化しうる。かなり楽観的との批判もあろうが、私自身、その可能性はありうると思っている。
第一作以上にヒット作になりそうな勢いの「踊る大捜査線 ムービー2」を10日夜見てきた。日曜夜の8時半の開演にも関わらず、全席埋まっていた。フジテレビの今期収益予想を上方修正させた映画だけのことはあると妙に納得。内容はとにかく楽しめる。日本の映画館で映画を観る際には、小さな子供以外は静かに観ていることが多いと思われるが、この映画は随所でつい大人が声を出してしまう。本広監督の演出力か。はたまた君塚さんの脚本。もちろん、レギュラー陣の演技力がそうさせるのか。今回は画面もワイドになった分、仕掛けも多く、何度も観に来るリピーターも多いとか。3日間の興行収益で千と千尋の神隠しを上回ったそうだが、果たしてどこまで「踊る」のか。これまで「踊る」をまったく観ていない方は、ぜひテレビーシリーズからご覧ください。「ヒット作は会議室で生まれるんじゃない、映画館で生まれるんだ。そうだろ、室井さん!」
デジカメは当初出たばかりの頃買ったが(しかも3台も・・・全部35万画素)、その後は買うのを控えていた。運動会などはデジタルビデオがあるし、嫁さんは普通のカメラを使っていた。しかし、子供たちも自分達でカメラを映したいと言い出してきてフィルムの無駄?も考えて、江ノ島に行く機会にと生活防水のついたデジタルカメラを購入した。このデジタルカメラが出たばかりの頃は、画素数も少なく、普通のカメラを脅かすことはないと言われていた。しかし、パソコンを使っている者にとっては大変便利なものであった。このパソコンの普及やプリンターの低価格化に加えて、デジカメ自体の画素数も増え、カメラメーカーも軒並み参入してきたことで一気に普及してきた。一眼レフタイプのものまで出てきたが、デジカメだと自分なりに補正とかも可能であり、たとえばそれを壁紙やカレンダー、または年賀状に印刷するといったことも簡単に出来てしまう。ブロードバンドの普及によって、画素数が多くても映したものを送ることも容易になっている。レコードからCD、ビデオからDVDのようなデジタル化はカメラにも及んでいる。テレビもまもなくデジタル化される見込みとなっている。この流れは止めることはできないものと思う。「デジタル」はとにかく便利なのである。電気メーカーもデジタル化に乗っているところは、なんとか生き長らえている。そのなかにあってやや影が薄くなりつつあるのがソニーのような気もする。新しいもの好きの自分であるが、家の中にあるデジタル製品のなかでソニーの製品は、ソフトの関係でしかたなく買ったプレイステーション2ぐらいしかない。パソコン周りも、ビデオもデジカメも、ICレコーダーやPDAといったものもソニーの製品は買ったことがない。別にソニーが嫌いなわけではない。初めて買ったステレオもソニーであったしウォークマンも何台も買っていた。テレビもトリニトロンであった。でも、ソニーのデジタル製品には何故か魅力が見出せない。それはたぶん独創的な製品がないからとも言えるのではなかろうか。ということで、今回買ったデジカメは滝沢君のCMでおなじみのオリンパスのものであった。
預託金の残存期間別残高・・・財投債算出資料
平成15年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算(平成15年2月)・・・借換債算出資料
昨日、夕方6時に財務省の記者クラブにおいて、10月から20年国債を毎月発行とし発行額も一回あたり5000億円とすることを発表した。今年度の20年国債の発行予定では、隔月8000億円の発行で10月以降は2兆4000億円の発行が予定されていたが、毎 月5000億円となることで10月以降の合計発行額が3兆円となり、6000億円の増額となる。
財務省は同時に2年国債をやはり10月以降毎月1000億円ずつ減額すると発表した。10月以降の減額は都合6000億円となるため、今年度の国債総発行額には変化はない。
国債市場懇談会においても超長期国債の毎月発行を求める声が強かったことで、それに配慮したかたちとなる。ただし、一回あたりの発行額が5000億円と小さくなってしまうことと、11月と1月には30年国債も発行されることで、ひと月のうち超長期が2度発行される影響に対してもやや懸念が残る。投資家によっては、流動性を高めるためにもむしろ一回当たりの発行額を増加してほしいとの声もあり、その意味では四半期毎の発行といったことが現在の発行額からは望ましいとも思うのだが。もちろん、今後の国債の大量発行に備えてということも理解しているつもりである。なお30年国債については増発の要望もあろうが、入札方式の変更、日銀のオペ対象にするといった制度変更というよりも場合によっては20年国債との統合も含めて再検討する余地もあるものと考える。
2年国債の減額というのは、借換債の発行に配慮したものと思われる。この借換債発行は財務省にとっても大きな問題となっているはずである。期間の短い国債の発行量が増えるほど借換債の発行圧力がかかる。2年国債は2年後にその60分の58の割合の借換債を発行しなければならないが、20年国債ならば20年後に60分の40の割合で借換債を発行すればよい。これは国債に60年償還ルールが存在しているためである(詳しくは「日本国債は危なくない」39Pをご参照ください)
2008年問題といわれるものがある。これは1998年度に何でもありの経済対策を闇雲に実施してしまったことにより当時大量の10年国債が発行され、それにともなう借換債の大量発行が2008年度に生じるためである。それを均すために、財務省は今年からバイバックを実施している。しかし、借換債の発行額が2008年度にピークアウトするわけではない。1998年度以降も国債発行額は増加し続けており、借換債の発行も増加しつづけると試算されている。借換債の増加をなるべく押さえ発行残高全体を考慮すべきであるのも確かである。(財務省ホームページ内資料、財政の中期展望等の「平成15年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算」参)
やっと我が家にもブロードバンドが繋がった。フレッツADSLの12Mタイプのものになった。接続はすぐにできたが、電話がかけられない。ISDNからアナログに戻したために電話機の設定を変える必要があったのだが、その方法がわからない。なんとか説明書を見つけて設定しなおした。スピードは確かに速い。ただ、前の10倍程度の感覚なので実際には、6M程度なのかなとも思われる。メールの受信も格段に早くなった。さて、このブロードバンドをどのように生かしていくべきか。いろいろと可能性は広がりそうである。
今年の夏休みは、8月4日と5日、そして11日にいただく予定です。8月3日の早朝、家族で江ノ島に向かう。なんとか梅雨もあけ、好天に恵まれそう。朝7時ぐらいには現地に着いたが、江ノ島の中にある駐車場に車を止める。そこから橋を渡って、片瀬海岸に向かう。昨年と同じ海の家に行ったが、そこのおにいちゃんはしっかり覚えてくれていた。海の家もまだ準備作業中であったが、受付はすでにスタートしている。さっそく着替えをして海岸へ。まだ水は冷たいが、そのうち慣れてしまう。天気は予報どおりの快晴。見ると道路はすでに渋滞しはじめてていた。人が時間の経過とともに溢れ、テレビ局のクルーも出てきた。マスコミのヘリコプターも何機が近づき、今年初めてといえる夏らしい夏の江ノ島がニュースで取り上げられるのであろう。となりの若いお姉さんにはフジテレビの報道と書かれた腕輪をしているスタッフがインタビューしていた。3時過ぎには、江ノ島の民宿に向かったが、今度は帰りの車が大渋滞であった。エスカーに乗ってあたらしくできた展望台近くにある民宿に向かう。部屋は去年と同じであった。太平洋が一望できる。夕食は今年も豪華であった。江ノ島特産の、さざえのつぼ焼き、焼きはまぐり、生シラスにれたてのかさごの煮付け、お刺身盛り合わせに、最後にお好み焼きと今年も食べ切れなかった。夕食後、新しくできた展望台に上る。富士山のシルエットが綺麗であった。翌日も昨年同様、磯遊びをして江ノ島水族館に行く。この江ノ島水族館は来年リニューアルするとのことである。みなみぞうあざらしの「みなぞう君」は元気であった。
9月より新たに新ミニ講座「エクセルで学ぶ市場の数学」を設けることとなりました。パソコンの表計算ソフトのエクセルを使いながら、実務で使う数学を学ぶ画期的な通信講座です。理論・モデルをスプレッドシートに落とし込む技術に焦点を当て1カ月で完結します。!これであなたも「数学通」☆ ホームページ http://www.rptech.co.jp/math/
現在、長期金利(直近に入札が実施された10年国債の利回り)は25日現在、約1%前後での動きとなっているが、今回は6月中旬あたりからの長期金利の急上昇による我々の生活への影響といったものについて考えてみたい。
今回の長期金利の上昇は、あまりに急激であったためにテレビのニュースなどでも報道されていたが、通常はあまりニュースなどには出てこない。株式や為替の動きについてはコメントがあっても、長期金利の動向についてはほとんどコメントされることはない。これは我々の生活に対して、長期金利の動向によって、あまり直接的な影響を受けないためと思われる。
実際のところはどうなのであろうか。結論を先に言ってしまえば、やはり影響は限られる。しかしまったく無視できるものではないし、個人の資産運用などにおいても、長期金利の動向を把握することはたいへん大事なことではある。
長期金利の動向が我々の生活のうえにおいて一番影響するのが、住宅ローンの金利かと思われる。今回の金利上昇によってea2@金融機関は住宅ローンの金利をすでに引き上げている。また、住宅金融公庫の基準金利も、9月2日より引き上げられることがすでに発表されている。
長期金利が6月に0.43%と史上最低利回りをつけたことで、9月2日までの住宅金融公庫の基準金利も現在のところ史上最低となっている。債券市場参加者の多くは0.4%台の長期金利が異常であったと見ており、その見方が正しいとすれば、住宅金融公庫の融資を受けることを検討されている方は今のうちに申し込まれた方が良いかとも思う。
個人の資産運用という側面から見て、経済実態に即したものであれば金利の上昇は歓迎されるものとなる。国内の金利がある程度高くなれば、為替リスクを負ってまでの海外投資よりも国内金融資産への投資チャンスが広がる。ただし、短い期間の金利については、それほどの上昇は見込めない。今回、長期金利が上昇しても、預貯金金利の引き上げは行われていなかった。この大きな理由は、短期金利は日銀が操作しているためである。量的緩和策によって、短期金利がゼロ近くに押さえ込まれている。日銀の政策変更がない限りは、期間の短いところの金利上昇は見込まれない。
長期金利の上昇は、国債の価格から見ると価格の急落となり、それを大量に保有している金融機関への影響も大きい。しかし、今回は株高によってその損失は相殺されており、むしろ株高による収益性の改善幅の方が大きいことで、特に大手銀行の収益に与える影響は軽微と見てもよい。このため、今回の長期金利上昇によって景気に与える影響は限られたものとなる。
ただし問題となるのが長期金利の今後の見通しとなろう。もし金利が今後も上昇するとなれば、長期の固定金利のものへの投資は避けたほうが良い。また、景気が仮に本格的な回復の兆しを見せ始めれば、日銀の金融政策の変更も考えられる。その兆候が出るだけで、真っ先に反応するのも実は長期金利であるともいえる。現在の経済実態を見る限りにおいて、まだそこまで考える必要はないかもしれないが、一応可能性としてはないわけではない。今後もぜひ長期金利の動向についても注意を払っていただければと思う。
平成15年7月分 平成15年6月分 平成15年5月分 平成15年4月分 平成15年3月分 平成15年2月分 平成15年1月分 平成14年12月分 平成14年11月分 平成14年10月分 平成14年9月分 平成14年8月分 平成14年7月分 平成14年6月分 平成14年5月分 平成14年4月分 平成14年3月分 平成14年2月分 平成14年1月分 平成13年12月分 平成13年11月分 平成13年10月分 平成13年9月分 平成13年8月分 平成13年7月分 平成13年6月分 平成13年5月分 平成13年4月分 平成13年3月分 平成13年2月分 平成13年1月分 平成12年12月分 平成12年11月分 平成12年10月分 平成12年9月分 平成12年8月分 平成12年7月分 平成12年6月分 平成12年5月分 平成12年4月分 平成12年3月分 平成12年2月分 平成12年1月分 平成11年12月分 平成11年11月分 平成11年10月分 平成11年09月分 平成11年08月分 平成11年07月分 平成11年06月分 平成11年05月分 平成11年04月分 平成11年03月分 平成11年02月分 平成11年01月分 平成10年12月分 平成10年11月分 平成10年10月分 平成10年9月分 平成10年8月分 平成10年7月分 平成10年6月分 平成10年5月分 平成10年4月分 平成10年3月分 平成10年2月分(その2) 平成10年2月分(その1) 平成10年1月分(その2) 平成10年1月分(その1) 平成9年12月分 平成9年11月分 平成9年10月分 平成9年9月分 平成9年8月分