若き知
   
   
   



若き知


98.1.30 「1都3県」

大学時代、事情があり自宅から通っていた。一・二年は横浜の日吉に校舎があるために、茨城の田舎から1都3県をまたいで通学していた。自宅から今は廃線となった筑波鉄道という、一両か二両編成でドアは手で開ける列車に乗って土浦へ。そこから当時も人気ワースト1であった常磐線に乗り日暮里へ。日暮里で山の手に乗り換えて、渋谷へ。渋谷から東横線に乗って日吉へむかった。いやいや毎日が小旅行であった。電車も乗り継ぐにつれてきれいになり、乗っている人の雰囲気もちがっていった。別に茨城を非難するわけではないが、やはり私は生まれ育った横浜の雰囲気が好きである。大学の授業が終わると、当然ながら行きと反対コースとなる。多摩川を越え、隅田川を渡り、中川を眺め、江戸川に出る。まだ千葉県。そしていよいよ利根川を渡るといよいよ風景が一辺する。明かりがなくなってくるのである。川を渡るにつれて風景がかわってくるのを眺めているのも面白い。しかし、けっこうきつかった。ゼミは入ったがサークル活動はやめざるを得なかった。返す返す残念である。この年になっていうのもなんだが、サークル活動でもなにかやりましょうか。あっ、そういえば「牛熊友の会」もサークル活動といえますよね。


98.1.29 「CD−R」

また、高い買い物をしてしまった。子供たちの写真を整理していて、突然にCD−Rがほしくなったのである。ご存知の方も多いと思うが、CD−Rは、データをCDに一回だけ焼き付けることができる。最大600メガバイトのデータが入る。すでに時代はDVDになるという事は重々承知している。容量もCDの10倍近くある。しかし、現在、外部装置としてCD−ROMは必需品でありほとんどのPCに搭載されている。これが、すぐにDVDには置き換わらないであろう。CD−Rは、データの保管に限らず、CD−ROMということでほとんどのパソコンで使えるために、いろいろと応用がきく。たとえば、プレゼンスとかあったとき、ウィンドウズ対応のマシンさえ現場にあれば、特にノートパソコンとか持参する必要はない。CD−ROMに必要なデータを書き込み持参すればいい。CD−R用のCDは、一枚あたりなんと200円を割っている。600Mが190円程度なのである。必要経費も最低限で済む。何ができるか、いろいろと考えたい。とりあえず、デジカメの写真を整理したり、いずれはプリントスキャナーを使って当初の目的である、子供たちの写真をCD−ROMに焼き付けておこうと思っている。ただ、この機械、扱いには十分注意が必要である。なんと、CD−Rを使えば、音楽CDやパソコン用ソフト(CD−ROM)など、ほとんどのCDと呼ばれるもののコピーが可能なのである。たとえ、バックアップ目的でも個人で楽しむからという言い訳は通用しない。捕まりたくなければそれらのコピーは避けたほうがいい。ただ、こんなことまでできるのがCD−Rなのである。参考までに値段は4万円前後からある。


98.1.28 「ホームページへの規制」

個人でホームページを開くということは、たいへん得るものが多いもののリスクもある。特に自分の業務に関するものの情報発信に関してはいろいろと規制も働く。会社組織に属しているものに対しては、いろいろと制約もでてこよう。インターネットに接続することすら、規制が働いているところも多いと思う。ましてホームページとなると、何を書かれるかわからないという危険性を会社側が感じているのかもしれない。今後もいろいろな形で規制がかかってくる可能性も強い。特に、時代錯誤的な考え方を持つ金融業界にとってそれは顕著となるかもしれない。ここ1、2年あまりでたくさんの個人のホームページができた。相場情報に関係するものも多くなっている。ひとつのあり方としてFMLというものもできあがった。しかし、それを管理・運営している者も会社組織に属しており、何らかの規制がかかるという事態も起こり得る。ただ、そのホームページでの情報発信が、多少なり会社に貢献することもじゅうぶんに考えられる。また、FMLも新たな相場情報メディアとして、決して仕事にとってマイナスになることも考えづらい。相場参加者にとって会社の内部情報に対する取り扱いは、それぞれ十分認識しているはずである。とりあえず、インターネットに規制がかかる事態はなるべく避けたい。会社や協会への申請程度はいたしかたないにしろ、会社側からの一方的な規制には反対したいが、所詮サラリーマンであり限度もある。とにかく、理解を求めてゆくしかないのであろうか。


98.1.27 「一年生になったら」

長女が今年、小学校に入学する。そこで先週の日曜日に机を見に行った。一時流行ったスチール製のものは姿を消し(いつの時代だ?)、私の時代同様、木製のものがほとんどである。今年の流行はパソコン対応。袖机の高さが変更できたり、机の上にパソコンをおけるスペースがあったりする。私の娘だけに、パソコンはたぶん使うと思い(実際もう使っている)、そのへんを係りの人に聞いたのだが、さすがにちんぷんかんぷん。この大きさでは17インチのディスプレーは入らないでしょうと聞くと、学校で使うタイプはだいじょうぶと答えてきた。ここには、後ろのコードがじゃまで置けないはずと問うと、コンセントはこちらですと答えてきた。まあ、勉強よりパソコンを優先されてもこまるし、とりあえず勉強する環境を重視しようと思っている。当日はそういったことで決め兼ねてしまったのだが、小学校のお子さんを持っている方で、もしよきアドバイスをいただけるとうれしいのですが。机選びには、ここに注意といったことを教えていただけませんか。


98.1.26 「法律違反」

スピード違反で捕まった時、通常はアンラッキーと考えるであろう。そして、なんとか対策が打てないか考える者もいるかもしれない。どこかの偉い人を知っているから、なんとかしてもらおうと。しかし、現実に道路交通法という法律に違反しているわけだし、みんなやっているからなどとの言い訳は通用しない。すべての違反者を捕まえられないが、取り締まりをすることでドライバーに違反していることを知らしめる。今回、接待が問題化しているが金額の大小はともかく、明らかに法律違反であることは確かで、なんでこんな金額で捕まるんだなんて言い訳は当然通用しない。ほかの者もみんなやっているというのも理由にならない。社会の常識なんて言い訳はとんでもない。そんな法律を厳格に守っていたらなにもできなくなる、ともしお考えでしたら、もし自分のお子さんが万引きをして、「クラスのみんながやっているから」と言い訳したとき、それじゃあしょうがないなですませるのでしょうか。それはやってはいけない事であり、罰せられることである事を子どもには認識させなければならない。私も法律を厳守しているかと問われれば、たぶん守っていないものもある。今だ無事故無違反ではあるが、スピードは結構出しているし、麻雀とかも昔は良くやった。しかし、それらが法律に違反するという事実は認識している。これは良くないことで、法律にもそう書いてあるんだよと、知らしめる意味でも今回、あれだけ大騒ぎになったとしてもいたしかたない。世の中は確かに不平等である。しかし、旧態依然とした密室での取り決めといったものは、今後通用しなくなる。グローバル・スタンダードのいいところは、機会均等という点である。しっかりディスクロージャーされたなかで、チャンスをどういかせるかどうか、当人の力量次第というのは、ある意味で平等であり、アングロ・サクソン社会の良い点であると思う。今回の事件も、世の中が徐々にアングロサクソン流の社会に移行しつつあるという結果ではなかろうか。たぶん、今回もどこからかリークされたのであろうが、それを止めてしまうような妙な圧力が弱まっていることの査証でもある。社会の流れが変わってきている。


98.1.23 「がんばれ、一太郎」

ジャストシステムが98年3月期で経常損益が初の赤字になるという。「一太郎」のシェアも五割を割り込んだ。マイクロソフトは独占禁止法に絡んで調査が入っているようだが、日本のメーカーが発売しているソフトがプレインストールされたパソコンは、エクセル・ワードタイプか、ロータス123・一太郎タイプである。パソコンを新規購入する人から、どっちのタイプがいいのかよく質問を受けるが、私は常にエクセルタイプを推奨していた。残念ながら表計算に関しては、デフォルト・スタンダードじゃない、デファクト・スタンダードが確立されている。互換性はあるとはいうものの、エクセルに慣れておいた方がのちのち役立つはずと思ったためである。ロータス123は、MS−DOSのころはまさにデファクト・スタンダードで猫も杓子も私も必死になって使い方を覚えた。しかし、ウィンドウズとなってからはエクセルが徐々にシェアを伸ばした。ロータスはGUI環境への対応が遅れた。私もエクセルを使いたいがために、割安となったマックを買ったのである。別に当時流行っていたCD−ROMを見たいがためでは(たぶん)ない。このように表計算ソフトを考えれば、マイクロソフトバージョンを薦めたのだが、ワープロソフトはワードよりは一太郎の方が良いと思っている。何といっても日本語環境は日本のメーカーの方が優っているはずである。実際、ATOKの評判は高い。しかし、マイクロソフトオフィースとかで購入してしまうと、別途一太郎を購入するのはコストの関係から控えてしまう。そういうわけで、今は私も一太郎は使っていない。メーカーの方もぜひこの際、プレインストールもぜひエクセルと一太郎バージョンを作ってほしい。独禁法に絡んでマイクロソフトの圧力が弱まっているかもしれない、チャンスである。ジャストシステムが、このままロータスやアップル、ネットスケープのようにはなってほしくない。がんばれ一太郎、私も今度の所得税減税分で買うぞ・・・たぶん。


98.1.22 「スポーツ」

まもなく、長野で冬期オリンピックが開催される。あの札幌で歌われた「虹と雪のバラード」もコンサートでトワ・エ・モアが再結成して歌うとか。なつかしい。雪もなんとか降り、日本選手もがんばっている。景気の低迷からか、東京五輪や札幌五輪ほどの盛り上がりはないが、始まればみなさんテレビに釘付けとなるに違いない。スポーツは我々に夢を与えてくれる。しかし、このスポーツ選手の一部がとんでもない不祥事、いや凶悪犯罪を起こしていた。犯罪を起こしたのはなんと大学生である。実績あるラグビー部とアイスホッケー部らしいが、ともに婦女暴行で現役選手が逮捕された。まったく弁明の余地はない。健全なスポーツ選手というレッテルは古いかもしれないが、スポーツを愛する人間のあるまじき行為、いや人間としてのあるまじき行為である。景気もおかしいが世の中もおかしくなってきているのだろうか。それとも考えたくないが、こういった事は日常茶飯事で、たまたま発覚しただけなのだろうか。こういうケースは女性が泣き寝入りすることも多いと聞く。それをいいことに犯罪を重ねるものもいるらしい。しかし、その時のうけた肉体的・心理的な傷は一生続く。こういった泣き寝入りを少しでも防げるよう、われわれも含め警察の方々とかの努力を期待したい。とにかく、スポーツ選手が一生懸命がんばっている姿は見ているだけでも、たいへん気持ちがいい。スポーツ選手だから、というのはいけないかも知れないが、我々の夢の一部を託しているのも確かである。このような事件はもう絶対に起こしてほしくない。


98.1.21 「マニュアル」

最近、またフリーウェアーやシェアウェアソフトをいろいろ試している。結構便利なものがある。先日、ご紹介した画像が好きなチューチューマウス(?)や、ランチャー、メモといったものである。マックにもたくさんあったが、それらソフトをあまり置きすぎたせいか、動作が遅くなったりしたので、いったんすべて取り除いた。現在の会社・自宅のウィンドウズマシンは、さすがに高速でもあり多少ソフトを入れても今のところ問題はない。しかし、これらフリーウェアーやシェアウェアソフトを含めてパソコンのソフトは、いったんインストールすると、ほとんどそのままの状態で使ってしまい、再設定とかはあとでしなくなる。最初にマニュアルをちょっと読んだあとは、ほとんど見ない。これがあとから問題となる。パソコンに慣れてくると、「読んでね」とかのファイルをざっと眺めるだけで、とにかく操作はできる。しかし、使いこなすにはいろいろと設定を替えていかねばならない。作った方もいろいろと便利な機能をつけてくれているものが多い。市販ソフトを含めていろいろと使ってきたが、しっかりひとつひとつの機能を理解すれば、より使いこなせるはずなのであるが、なにせマニュアルも市販の参考書も厚くて読む気力もなくなる。エクセルなどまだ昔のバージョンでの使い方しか知らない。今使っているのはエクセル97だが、せっかくの高機能を生かしていない。もったいない話である。もったいないどころか、機能の使い方を知らないために効率も悪くさせる。はずかしい話であるが、先日大量のメールを送信したのであるが、今だに一斉送信の方法が良くわからない。一人一人の方に、ペーストアンドコピーでメールに文章を貼り付けた。うむ、パソコン歴が20年近くなるが、まったく自分の進歩がないと感じる今日このごろである。


98.1.20 「牛熊友の会」

「牛熊友の会」へ、たくさんの方から参加表明をいただきました。ほんとうにありがとうございます。会場の都合などから50名程度にさせていただこうかと思います。このため、いったん参加募集は締切らせていただきます。参加表明いただいた方にはメールにて明細をご連絡いたしましたが、もし届いていらっしゃらない方がおりましたら、私宛てメールにてご連絡ください。

cousin

COUSINというデュオがいるが、みなさん「いとこ」は何人いますか。私の年代の親は、いや親の親の時代は生めや増やせやの時代で、父方の兄弟は5人、母方は7人いる。このため父方の従兄弟は7人、母方の従兄弟はなんと、えーと、うーむ、確か16人いる。一番上はもう孫がいる。一番下は高校生。小さいころは兄弟のように遊んだものである。横浜から田舎のおばあちゃんのいる茨城にいくのが大変楽しみであった。今はなぜかその田舎に住んでしまったが。最近では、あまり顔を合わせなくなったものの正月や盆などには顔を合わせる。もうみんなで遊ぶという年ではなく、その従兄弟の子ども同士が仲良く遊んでいる。その私の従兄弟の一人が、なんとホームページを作っていた。そのページを見ていて、なんか感覚が似ているのである。やはり血が繋がっているのかなあと思う次第である。現在、そのページは一時的に閉鎖しているようである。再開次第、ご紹介したい。


98.1.19 チューチューマウス

ウィンドウズのチューチューマウスというシェアーウェアのソフトをご存知の方は多いと思う。名前だけは以前から知っていたが、デスクトップの飾り程度と思っていた。しかし、ある雑誌のおまけソフトに入っていて、説明書をふと読むと、どうやら単なる飾りではなさそうである。なんと、マウスの先読みソフトであった。PCを使っている方は当然、マウスを頻繁に使っていらっしゃるだろうが、実は一定のパターンで操作しているケースが非常に多い。たとえば、あるソフトを使うときにOKをクリックするように求めてくる時があるが、そんな時、マウスがひとりでにOKのボタン上に移動しているのである。最初、戸惑いが感じられるが慣れると爽快である。ひょっこひょっこ、先読みして動いてくれる。学習機能がついている。これはさっそく、料金を払おうと決心した。しかし、問題がある。自分で使っている分にはいいが、もし他人、たとえば家人などが、使って、チューチューの言うとおりマウスをクリックしていったら、いきついたところが、むふふのところだったりしたら・・・。料金を払うべきか払わざるべきか。


98.1.16 雪

しかし、今年はほんとうに良く降りますね、雪。「東京で降る雪は、これで、最後ねと」、気象庁も宣言してくれないでしょうか?。毎年、12月に家の車の一台のタイヤをスタッドレスに履き替えている。家には二台あるんですねえ、なにせ車がないと何もできないところなものですから。そのスタッドレスタイヤが今年は大活躍。去年はなんのために履き替えたのかと思い悩んでおりましたが。成人式を迎えた方はたいへんだったと思います。長靴で振り袖という方もいらっしゃったそうですが、背に腹は変えられません。この日は毎年、地元の地域住民の集まりがあるのです。おじさん、おばさんの会合と思っていたのが、いつのまにか私も出席するようになりました。どこどこの道に信号が必要とか、公民館でだれだれが鍋を使ったとか、まあ些細な事から、行政にからんだ事まで話合いが続くのです。一家で一人でるものですからけっこうな人数になります。なかなか議事も進んでくれません。外はしんしんと雪が積もってきています。やっと、では今後の要望事項とすることで、などとまとまりがつき、恒例の地区副会長の選挙。会長は前期の副会長がなるんです。いきなり記名投票。そんなだれを入れたらいいのか、わかるわけないでしょうと思っていると、ひそひそと名前が伝わってくるんです。漢字がわからんと、伝言ゲームのごとく伝わります。結果は、その方が95票とダントツで当選。その他は三人ほど一票ずつ。なんと無効はなし。ちゃんとみなさん漢字を間違えなかったようで。いやはや、すごい選挙でした。いったいどのような仕組みになっているのでしょうか。まあ、とにかく今年も無事、スタートしました。ちなみに私は班長という役についてしまいました。何をすればよいか皆目検討つきません。


98.1.14 What’s New

あまりに暇なもので、一部ページをリニューアルしました。まず表紙も一部変えました。そして、「始めていらした方へ」をリニューアルして、「内容のご案内」としました。内容の説明もやや手を入れましたのでよろしければ見てください。また、表紙の変更としては、お知らせ欄を作りました。さっそく、牛・熊友の会のご案内をさせていただきました。名刺交換会を兼ねて親睦会というか単なる飲み会というか、まあ良く言われるオフ会ですね、をやりたいと思っていたものですから。とりあえず場所は東京都下となります。2月の最終週あたりでいかがかと、まだ日付は未定です。もし、参加ご希望の方がいらしたら、メールいただけますか。また、その際、何日あたりが良いと書いていただければありがたいのですが。よろしくお願いいたします。そうそう、昨日までの日記は下の「平成10年1月分(その1)」にあります。