「若き知」

98.9.30「期末」

今期末の株価は結局安値引け。こが底であってほしいのですが、まだまだ景気の回復の兆しはありません。しかし、来期こそは少しでも明るい兆しが見えてくれるとうれしいのですが。なにはともあれ、今期も終了しました。ひとつの区切りでもあり、とりあえずご挨拶を。おかげさまで、「債券ディーリングルーム」は景気に逆行して上昇している債券相場にも助けられてか、ますます多くの方にご覧いただいております。最近ではindexページで毎日1200人ぐらいの方にご覧いただいたおります。昨日はなんと1500人近くにもなりました。また、先日の日経ホームページランキングにおきましても6位となることができました。オフ会組織「牛熊友の会」には100名を超す方々にご参加いただいております。本当にありがとうございます。金融不安の増大により、私を含め、このページをご覧いただいている多くの金融関係者の方々も今後の先行きに対して大なり小なり不安を抱いていることも事実だと思います。多くの提携、合併が発表されまた給与体系も変化してきております。そんななか、例えばインターネットを通じた人材交流といったものもたいへん重要視されるものと思われます。「牛熊友の会」といった形で、少しでもこのページが皆様のお役にたてていただければ幸いです。また、ホームページのコンテンツにおいても、既存の情報メディアとは多少なり異なった情報提供ができればと思い試行錯誤しております。なんといっても作っている本人の知識不足があり、皆さんのご期待に添うものとはなっていないかもしれません。あらためて、ご覧いただいている方々のご指導ご鞭撻をお願いしたいと思います。ホームページを最初にアップして2年半近くになります。パソコンのハードの飛躍的に進歩に伴い、プラウザーもだいぶ進歩してまいりました。とにかく「見やすい」という画面作りの基本は守っていくつもりですが、多少なり新しいものを取り入れ、新たなページ作りにもチャレンジしていくつもりです。暗い金融界にあって、一息できる場としてこのホームページをご活用ねがえたら幸いです。今後もどうかよろしくお願いいたします。

98.9.29「日経ホームページランキング」

日経ホームページランキングの資産運用の部におきまして、6位に入ることができました。投票最終日一日だけホームページ上でご協力をお願いいたしましたが、ご投票いただいた方々、また、それ以前に投票いただいた方々、本当にありがとうございました。これまで何度か「資産運用」のランキングが発表されておりました。できれば上位にランクできればいいなと思っていたのですが、今回やっと思いがかないました。この「日経ホームページランキング」自体はあまり注目度は高くないようですが、実は主催が日経新聞だけに付随的な影響力が大きいのです。債券というあまり一般の方にはなじみのない分野だけに、常日頃少しでも多くの方に関心を持っていただければと考えておりました。こういう機会を利用させていただくのが良い方法とも考え、みなさんのご協力をお願いした次第です。総合ともいうべき「良く利用」という分野でも今回18位にランクインされました。今後ともみなさまのご期待にそえるよう、いっそうの充実を計ってゆくつもりでおります。今後もどうかよろしくお願いいたします。

98.9.28「熱と運動会」

先週、風邪が悪化し24日には39度近くまで上がってしまった。これまで、風邪といえば鼻かぜだったのが今回は喉がやられた。22日にあまりに咳がでるため、医者に見てもらったところやはり喉が腫れているようで、薬をもらった。薬の中に解熱剤が入っているのが気になっていたのだが、さすが医者である、熱が出ることを察知していたようだ。24日と25日と2日続けて休みを取らせてもらい、なんと期せずして5連休。しかし、最初の2日間は寝ていた。そして、26日は長女の運動会。風邪とはいえ役員である以上出ないとまずい。熱も少しさがっていたため、6時前に学校に行き、実行するか中止するか決定打ちあわせに出る。あいにくの小雨ながら決行が決定。したとたんに、大雨。おいおい、俺が嵐を呼ぶ男と知らなかったわけではなかろうに・・・。はとにかく、その雨も30分程度で小雨になり、実際に運動会がスタートした時は、雨は止んだ。最初は一年生のかけっこ。長女は残念ながら4等。1等になったらポケモンスタジアムを買ってやると、物でつろうとしたのが裏目に出たか。地区対抗リレーに夫婦揃って参加。予選を通過してしまい、決勝に進出。結局3位となったが、実はここで走ったことが後で影響した。運動会も無事終了。役員はテントや椅子・机、入場門等の片づけの後、反省会。そのころまた雨が本降りに。良かった良かったと帰宅する。家に帰るとまた、咳がひどくなる。翌日曜日にはまた熱が出てきた。今日、昼休みに医者に行ったのだが、先生になんでこんなに熱が下がらないのかと不思議な顔をされ、結局、肺炎の疑いもあるとレントゲンも撮る。特に異常はなく、やはり運動会と、アルコールと風呂が原因と指摘される。熱が下がるまで、運動はむろん、アルコールと風呂は禁止。うむ、つらい。

「落語を聞く会」

22日に「落語を聞く会」を開催。参加者は私を含めて3人。台風も近づいており、また私自身の体調も良くなかったが、とにかく鈴本へ。鈴本前には、某生保の方がすでに待っていた。初めてお会いする方である。名刺交換をして、話をしているうちにもう一人、私の古くからの友人でもある税理士の松本氏が到着。さっそく、2800円の入場料を払い中に入る。今回は真打披露ということもあって出演者がけっこう豪華であった。私が一度は生で聞きたかった古今亭志ん朝。さすがに違う。味があるというか。そして、鈴々舎馬風。この人は迫力がある。落語というより身内話であったが、なかなかおもしろかった。そして懐かしい三遊亭金馬。あのだみ声の落語が聞けるとは。今回は、この金馬師匠の息子さん、三遊亭金時さんの真打披露だったのである。この真打ち披露の口上がたいへんおもしろい、もちろん落語家らしく外すところは外してしめるところはしめる。入船亭扇橋師匠が司会を進行、さきほど述べた3人の師匠があいさつした。まあ、口上の楽しさも実際見てみないとわからない。是非機会があったら行ってみてください。今回もまた、しっかり落語を堪能した。終わって鈴本を出ると、雨は降っておらずどうやら台風の影響はあまりなかった様子。しかし、体調がおもわしくないため私は電車に急いだ。残りお2人も上野駅で別れたが、あとからいただいたメールでは、それから2人で飲みに行ったとのこと。そしてなんと同じ大学の先輩後輩であることが判明。いやあ、偶然とはおそろしい。

98.9.22「不器用」

自慢ではないが、私は不器用である。先日も長女に栗を剥いてほしいと頼まれ、ナイフを使い、しっかり指を怪我してしまった。妹夫婦主催のバーベキュー大会で、しこたま飲んでいたときだけに、つい手がすべったというより、不器用だったためといったほうがいいのかもしれない。幸い(?)私の妹は看護婦を資格を持つ保健婦(保健婦さんはすべて看護婦の資格はもっているそうであるが)。止血作業は任せた。しかし、ほとんど痛みがなかったのは、たぶんアルコール消毒をすでにしっかり実施していたせいであろうか。結局、医者にも行かずに済んだが今だに包帯をしている。そんな不器用さが遺伝したのか、まもなく運動会をむかえる長女のかけっこが遅いことが判明した。私も(逃げ)足は速く、家人もとりあえずスポーツはこなしている。では何故と見ていると、よーいドンのタイミングが掴めていない。スタートして回りを気にしている。手の振りがいいかげんであることがわかった。これらはある程度感覚でつかめるものであるが、実は不器用な人間はそれがすぐに掴めないのである。私自身もそんな経験は数多く、けっこう苦労している。どうやらそういったところが遺伝したようである。公園であらためて走り方を教えると多少はスピードがアップしてきた。せっかくハンディーカムを持っていくのであるから、「いいところを写さねば」って、やっぱり親ばかか。

98.9.21「Tomorrow Never Dies」

たまに気分転換にビデオを借りてくる。ほとんどがあまり考えなくてもすむアクション映画が多い。ビールを飲みながら没頭できる。現実回避手段ともいえるが、まあストレス解消の一環か。そのアクション映画の老舗といえば007シリーズ。最新作の「Tomorrow Never Dies」がビデオ化された。ピアース・ブロスナンも前作、ゴールデン・アイに引き続いてのボンド役であるが、けっこうはまっている。もちろん初代のショーン・コネリーは最高であったが、現代の007にはブロスナンが適役ではなかろうか。ロジャー・ムーアも嫌いではないが、ちょっとマスクが甘すぎた(?)。今回のミッションは、メディア王の仕掛ける英中戦争をなんとか食い止めようとするもので、ボンドガールは中国の女スパイ。カンフーがちょっと古臭い気もするがご愛敬。アクションシーンは最初からかなり派手であった。またBMWの新型車を改造したボンドカーは、なんと携帯電話型モバイルコンピュータで操作する。なんとなくありそうでおもしろかった。まあ内容はあまりない。しかし、仕掛けはたくさん。007のテーマもタイミング良く流れてくる。これもひとつの映画のあり方だと思う。実際、私自信、あまり思い悩むことが好きではない。真剣に人間とは、といった追求をされる映画はちょっと見るのが苦手である。現実逃避というのも確かに状況によっては問題であるし、現実をしっかり見詰めなければならないのも確か。でも、映画ぐらい楽しんでみたいなとも思っている。とにかく何かスカットしたものが見たい時、この007は御勧めである。

98.9.18「金融再生関連法案」

まだ、決着していない。自民党はかなり野党案に歩み寄ったものの、党首会談もまだ開かれていない。与野党の協議は混迷したままである。長銀行問題と大蔵省の財政・金融部門の分離問題の二点で調整に手間取っているようである。『長銀への対応について自民党は野党側の求める一時国有化方式を原則として受け入れた。しかし金融機関の破たん前処理の新スキームを作り、それを長銀にも適用するとの考えを示したことに野党側が反発。野党側は長銀を野党案の破たん処理策にある特別公的管理(一時国有化)で対応することを明確にするよう迫った。』(日経新聞)。いったい長銀の実状はどうなっているのであろうか。日銀は特融を行わないと言っているが、今月はかなり資金繰りが苦しいというのも事実のはずである。いろいろと手を変え品を変え手段を講じているようであるが、処理策が決着をつかない限りさらに状況は悪化する。しかし、決着をつけるにはしっかりとした状況把握も必要である。与党自民党は債務超過ではないと言いきっているが、野党側としてはそれを認めていない。決着がつかないのもいたしかたない。まして自民党は弱体化しており、首相にリーダシップを求めるのも無理がある。首相って誰でしたっけ?。野党もなんとかまとまりを見せているが、結束が強いというわけではない。どうやら、金融再生関連法案に対する決着は首相の渡米後という可能性すら出てきた。クリントン大統領に対するお土産がこれではなくなってしまうため、自民党としてもなんとか決着をつけたいのだろうが、時間はまだかかりそうである。時間がかかればかかるほど、株式相場は下落する。債券は買われ続ける。市場参加者は政治家に対する不信をさらに強めそうである。

98.9.17「台風5号」

昨日、台風5号は早朝、御前崎に上陸しそのまま日本列島を縦断した。さすがに朝はいつもより早起きして、支度を急いだ。雨・風が強くなっており、家人に車で駅まで送ってもらう。もちろん、テレビでは首都圏の鉄道各線は動いていると確認して出かけた。駅に着き、少し様子を見て待っているとの家人に、だいじょうぶと言って帰す。改札に行くと人だかり。なんと始発からストップしているとのこと。おいおい、常磐線は首都圏を走る電車じゃないの?、と思っても後の祭り。台風はますます近づいており、どう考えてもすぐに動き出すとは思えない。携帯で家に電話してまた迎えにきてもらう。ちょっと待っていてもらえば済んだことなのに失敗、失敗。家に帰り、ふたたび寝間着に着替えて台風に備える(?)。インターネットに繋ぎ、台風の進路を確認。うむうむ確かに近づいている。ホームページの更新ができないむねアップする。代替輸送手段がない以上、あきらめが肝心である。ポジションもなかったし、ちょっと風邪もぶりかえしたし(なぜか必死に自分に言い分けしているような)。会社にも連絡。皆がんばって来ている。いつもお世話になっている違う会社の方々も、皆がんばって来ているようだ。私は家でのんびり。そうこうしているうちに、雨と風はさらに強まる。窓の外は視界が次第に悪くなる。木々が大きく揺れている。物が飛んでる音がする。バケツが飛んだ。外に置いてあるケースのふたが開く。そのふたを締めに外に出る。あっと言う間にびしょぬれ。すべて着替えて違う寝間着に。NHKニュースで、私の家のすぐ近くを通過したことを知った。このような雨や風を見たのは始めてである。しかし、小学校から連絡。11時30分から授業が開始されるとのこと。おいおい、無理じゃないかと思ったら、あっという間に台風一過。青空すら見え始めた。いやはや。しかし、常磐線は一部の区間でやはりストップ。駅に行って待っていればたぶん行けるとは思ったが、なにごとも無理は禁物と、昼食をのんびりと取る。ということで結局、会社は休んでしまった。今回の台風でも各地で被害が出た。被害にあわれた方にはお見舞い申し上げます。しかし、本当にすごい台風であった。実感。

98.9.14「ウエアラブル・パソコン」

12日の日経新聞によると日本IBMは「ウエアラブル(着られる)・パソコン」を開発したそうである。SF映画に出てくる戦士のように片目に超小型のディスプレーをかざし、手元の超小型コントローラーで操作する。あとはスーツにヘルメットさえ装着すれば宇宙警備隊??。いよいよモバイルの本命が生まれそうである。CPUはMMXの233、メモリーは64搭載されるようで、通常業務で使用するにはとりあえず問題ない。発売は来年まで待たなければならないが、これは使えそうである。作業現場とかでももちろんであるが、通勤タイムのモバイラーにとっても朗報であろう。ウォークマンのような使い方ができそうである。問題は価格である。10万円台ならちょっと買ってもいいかなと。そういえば、NORIKOさんのページで、ポケットボードのことが書かれていたが、ついに女子高生の間でも、電子メールが普及しだしたようである。私はこれまで、重いという理由でモバイルは避けてきたが(それにしては鞄は重い・・・何が入っているんだ?)、ポケットボードぐらいの軽さなら、いいかなと。でも、考えてみると通勤途中でも見なければならないメールはない。うむ、余計な出費は押さえておかないとこの御時世、いつ何があるかわからないし、でも時流に乗りたいし・・・どうしよう。

98.9.11「車窓より」

朝方、風邪により体調が悪く起きることができなかった。しっかり睡眠もとったのだが。昨日の今日であるし(昨日、金融緩和が実施され大きく相場上昇)、またポジションもあったことで休みをとるというわけにもいかなかった。結局、10時ごろ家を出た。外はまさに秋晴れ。心地よい風も吹いており、ひさしぶりに「いい感じ」。平日の昼間は静かである。電車も空いている。いつもは寝ていることも多い車内だが、今日はぼーと車窓から外を眺めていた。川の流れが心地よい。田んぼでは稲刈りが盛んである。もうそんな季節なんですね。しかし、外を良くみているとカメラを持つ人がたくさんいる。もちろん私を撮っているわけではない。電車のマニアの方とは思うが、なんだろう。私の電車を写しているようではなく、どうやら後続の電車が目的らしい。普通列車に乗っていたので途中駅で特急に抜かれた。どんな特急かなと見ると、スーパーひたちでもなく、新型のフレッシュひたちでもなかった。普通のひたち号である。それを見てやっと理解できた。この旧型のひたちは10月のダイヤ改正で引退してしまうのである。それで記念に写真を撮っていたのである。こういったシーンも昼間の電車だからこそ見られた。会社についたのは、後場が寄るか寄らないかのタイミング。重役出勤である。遅刻した分、仕事が忙しかったが、なんとなく得をしたような日であった。しかし、なぜこんな気持ちの良い日に都会の雑踏のなかでディスプレーに集中しなくてはならないのであろうか。ちょっと忘れていたものを思い出したような一日であった。

98.9.10「落語を聞く会」

3年ぶりの金融緩和で市場はたいへんなことになっておりますが、それはとりあえず置いておきまして、突然ですが「落語」を見にいきませんか。そう言えば去年の9月17日に私にとって最初のオフ会となる「落語を聞く会」を開催させていただきました。私とワゴンさんと、商社の方と生命保険の方に参加いただきました。あれから一年たったんですよね。そこで、急きょ、また落語を聞きに行きたくなったのです。これに関しましては「牛熊友の会」のメンバーには限定せず、落語を聞いたことがないが一度は聞いてみたい方、また御興味がある方を募集させていただきたいと思います。とりあえず、9月22日(火曜日)に場所は上野の鈴本で、時間は6時45分集合ということでいかがでしょうか。人数は去年が4人でしたので、できれば5人ぐらいでどうかと思います。年齢性別等は問いません。ご希望の方がいらっしゃいましたら、ぜひ、「落語の会」参加希望とメールをいただければ幸いです。そうそう、今回の落語家さんのメンバーは結構すごいです。その分、料金が割高(2800円)となっていますのでご了承ください。弁当とビール代で5000円ぐらいが予算かなと思います。(2次会がある場合は別途)

98.9.9「牛熊友の会」

そろそろ「牛熊友の会」の開催準備をすすめようかと思っている。これまで2月、6月と大きな会を開かせていただいたが、次回は11月あたりに開きたい。これまでも一応二ヶ月前あたりから準備をすすめてきた。11月とするとそろそろ準備にかからなければならない。すでに会員の方も100名を超しており、次回も多くの方にご参加いただければと思っている。しかし、問題はやはりまず場所である。これまでの会では60人ぐらいの方に集まっていただいたが、60人が一同に介して、なおかつみんなで盛り上がることができるような体制が望ましい。そういう意味では前回の屋形船は最適であったと思う。ともすれば名刺交換会となってしまう可能性もあるため、極力みなさんに楽しんでいただくためには、場所そしてイベント等を考慮しなければならない。もしうまいアイデアとかあれば、ぜひ書き込み等していただきたい。とりあえず、牛熊友の会の方は、専用ページをご覧ください。

98.9.8「黒沢明監督」

世界のクロサワが亡くなった。そのニュースを最初に目にしたとき、ついにこの日が来てしまったと思わずにはいられなかった。もし日本映画で一番好きなものはと問われれば「七人の侍」と答えている。中学生のころ「荒野の七人」という映画を見た。ユル・ブリンナー、ロバート・ワグナー、ロバート・ボーン、チャールズ・ブロンソン等々そうそうたる配役陣であった。そしてその映画のもとになっているのが、なんと黒沢明監督の「七人の侍」であるのを知った。当時はビデオもなく、テレビで「七人の侍」は放映されず、映画館でも上映されていなかった。やっと見ることかできたのはそれから数年後の映画館であった。確か3時間を超すタイタニック並みに長い映画で、途中に休憩が入った。そんなことより、とにかく白黒なのにもかかららずその迫力はものすごいものがあった。ジョン・フォード監督、ジョン・ウェインのデビュー作となった白黒映画の「駅馬車」の馬の迫力を出したいと願っていた黒沢監督の希望が、まさに結実したのであろうか、みごとな騎馬シーンであった。そして、刀を何本も地面に突き刺して、刀を取り替えながら敵を打つシーンなどリアリティあふれるものであった。名作という言い方で良いのかわからないが、映画のもつ楽しさすごさを極めた作品であったと思う。そのほかの作品も例えば「用心棒」はクリント・イーストウッドの出世作の「荒野の用心棒」となり、「スター・ウォーズ」のR2D2とC3POも黒沢作品のある登場人物がモデルになっている。ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグ、フランシス・コッポラなど今をときめく世界的な監督に大きな影響を与えた黒沢監督。世界に通用する貴重な人物を失ってしまった。

98.9.7「レイアウト変更」

表紙のページのレイアウトを変更した。大きな変更はこれで3回目である。最初の表紙にはディーリングルームの写真を載せてバックは青であった。その後、表の形式を応用することで2段に分けてより見やすいページ作りを目指した。当初手元のパソコンがWIN3.1タイプだったこともあり、どのようなプラウザでも見られるようにと、あまり複雑なタグは使用しなかった(できなかった?)。表紙の読み込みにもなるべく時間がかからないようにしたつもりである。しかし、ハードの性能も向上しインターネットエクスプローラーが無料となったこともあって、多少凝った作りにしても表示速度には影響しなくなってきた。私のページのアクセスログをご覧いただくとおわかりのように、90%以上の方のプラウザはネットスケープかエクスプローラーのVer3以上となっている。それならばちょっと手をくわえてもいいかなと、参考になるページを探した。そして、なかなかおもしろい作りをしているページがあったために、それをもとにして私もページを作り替えたのである。新しいタグを使っている事から、私の目指した形で見られるのはIE4だけであるが、ネットスケープでもご覧いただくのには問題はない。新しくしたことで、なんとなく親しみがなくなったとの意見もいただいたが、いかがであろうか。今後も皆様のご意見を伺いながらホームページを改善していくつもりである。牛熊ページを含めて少しずつ手を加えたい。最近では、表紙のページだけで一日1200人ぐらいの方に見ていただいている。牛熊等を含めると数千という数になる。ヒット数はその数倍といわれるが、一日に万というヒットが出ていてかもしれない。これほどまで多くの方にご覧いただいている以上、今後もますます充実したページ作りを目指していかなければならない。ぜひ皆様のご意見等もお待ちしております。

98.9.3「日経新聞、見出しより」

世界の金融市場はこれまでにない衝撃を受けている。日本の景気低迷というのが、その大きな要因となっていることは確かである。これまで日本の金融市場は自国の事情により影響を受けていたが、日本の地震が津波となって、世界の金融市場に被害をもたらせた。その津波は地球を回って日本にしっかり帰ってきている。本日の日経新聞の見出しから現在の世界の金融市場について概観してみたい。まず、日本国内の景気低迷については、ついに「日立、初の赤字」という事態にまで陥った。半導体不況をもろにかぶったことは確かであるが、設備投資・個人消費の低迷が大きく影響しているはずである。そして、日本の景気悪化の最大要因はやはり「金融再生法案」でもめている金融機関処理問題である。長銀一行でこれだけごたごたしているということは、問題解決にはかなりの時間が必要とされそうである。それより解決の糸口さえいまのところ見出されない。この銀行の不良債権処理にさらに悪影響を与えているのが、アジア市場である。ついに「マレーシア固定制へ」そして「香港は空売り禁止」、まさに時代に逆行する施策を取らざるをえない事態にまで発展してしまった。香港には中国の元切り下げ懸念が大きく影響している。そして、このアジアの金融危機が飛び火したのがロシアと中南米である。「米露首脳会談」がモスクワで開かれているが、ルーブルを切り下げてもさらに混乱を加速させたロシアは、首相の承認すらままならない。エリツィン大統領もかなり追い込まれている。そして、先進国で唯一景気がしっかりしていた米国が揺れている。「スイス金融機関も損失」の原因がロシアであったようにロシアの金融危機がユーロに影響を与え、また「メキシコ、大幅な金融引き締め」せざるを得なくなったように中南米へと影響が広がった。そうなると、米国経済もさすがに打撃を受ける。ニューヨークダウ平均は大きく下落した。加えて大統領自信がセックススキャンダルで信任を失いつつある。宮沢蔵相は「日米協調利下げ、提案せず」とおっしゃっているが、ドイツを含めての協調利下げの可能性すら指摘されるようになってきた。為替市場もこれまでと様相が変化し、「米ドル高は国益に・・変調?」という記事にもあるように、米国は自国経済のためにドル安政策をとるのではとの観測も流れている。世界の市場が揺れに揺れている。そして相場に対する見方も大きく変化しつつある。今、まさに大きな変革期にいるのであろうか。

98.9.2「今はもう秋・・・♪」

海の家も片づけが始まっている。砂浜には花火の燃え滓。夏は、いたのかいなかったのかわからないうちに去っていった。近くの川辺では「薄紅のコスモスが・・・♪」ぽつりぽつりと咲き出した。夜にはこおろぎの音。どうやら秋の気配が満ちてきた。朝夕、半袖のシャツでは少し寒い。空も心なしか遠くに見える。さんまの値段が下がってきた。風鈴の音に違和感を感じる。そして、本を読みたくなる。「September、そして9月が・・・♪」やってきた。

98.9.1「不惑?」

ついにと言うか、とうとうと言うか四十代に突入してしまった。9月1日に誕生日というのは昔からあまりうれしくなかった。なんといっても始業式であったことに加え、みんなで避難訓練をする日(震災記念日)でもあった。それ以上に、今回はついに40という新たな大台への突入である。指標も1%割れ、えっ関係ない?。三十代というのは、実はいろいろと思うところのある年代であった。まず、自分の父親が亡くなったのが34歳。すでにその歳を越えてしまった。昔の父親の写真を見ると、いやあ、おじさんだなあと思っていたが、すでにはるかにその歳を越えている。そして敬愛する坂本竜馬が亡くなったのも三十代であった。昔でいうとすでに、おじさんの領域を凌駕している。ロマンスグレーで落ち着いた雰囲気を醸し出す中年ならともかく、まだ依然としてちゃらちゃらしている。子供のように好奇心は旺盛であるが、からだは付いていってないことも多い。社会的に安定しているかといえば、社会が安定していない。今の時代、落ち着いていられる状況でもない。何があっても良いように、会社とか頼ることなく自立できるだけの器量は持たなければならない。記憶力も確かに落ちているだろうが、その分回数とかで補わなければならない。仕事を含めて確かにまだまだ知らないことばかり。まわりから見ると、年代に応じた知識を持っているとみなされるかも知れないがそれは誤解である。確かに同年代のなかにあって、インターネットとか多少は操つることができるかもしれないが、別に同年代がライバルではなくなってる。年功序列なんて仕組みはすでに崩壊しつつある。もちろん終身雇用に頼ることもできない。歳を取るだけ、がんばらないと取り残される。不惑の歳といわれるが、それはもう少し先に行ってからでないと無理かもしれない。私は孔子様ほど人間ができていないし・・・。うむ、なんか愚痴っぽくなってしまったが、がんばらなくちゃああかんと、しみじみ感じている次第。