「若き知」

99.11.29「第五回牛熊友の会」

26日に第五回「牛熊友の会」を開催させていただきました。最終的に80名の方が参加され、初参加の方も30人ほどいらっしゃいましたが、いつもに増して和気藹々とした会になりましたこと、参加いただいた皆さんに感謝いたします。まさにフランクな会合であり、人の輪を広げるというのが主目的になっていますが、なんとか叶えられたのではないかと思います。受付等をお願いしました会の方々、いつも歯ブラシ等をご提供いただいている加藤先生、今回牛熊クイズ用に貴重な本をご提供いただいたパン・ローリングの皆さんにも感謝申し上げます。そして、もちろん今回も乾杯の音頭をとっていただきました大和SBCMの佐野一彦氏をはじめご挨拶いただきました方々にもあらためて御礼申し上げます。また、たくさんの方に「マーケットサバイバル」を購入いただきましたこと、こちらも大変感謝しております。へたなサインですが、もし記念にしていただければと思います。

「牛熊友の会」の方々には今後「牛熊専用ページ」や「友の会専用掲示板」をもっと活用していただけるようにしていきたいと思います。もし会員の方で専用ページのアドレス等を紛失された方は、メールにてお問い合わせください。年末には友の会の方々による「年越しチャット」も企画しています。こちらもふるってご参加ください。また、友の会にご興味にある方は、お名前と所属の会社名を明らかにしていただいた上でメールをいただければと思います。既存会員の方のご推薦があれば優先して登録させていただきます。また、メールでの質問等される場合に、お名前やどういったお立場(できれば社名等を教えてください)が明らかで無い場合にはメールでのご返事は差し控えさせていただいておりますのでご注意ください。今後もあらためてよろしくお願いいたします。


99.11.24「26日の牛熊友の会について」

忘年会とマーケットサバイバル出版記念を兼ねた26日の「牛熊友の会」には95名の方に参加希望をいただいております。始めて御参加の方も多く、これまでの「牛熊友の会」に比べかなり多くの方々に参加申し込みをいただきました。ぜひ人脈形成等に役立てていただければ幸いです。当日は恒例の牛熊クイズも予定しています。今回も豪華賞品(?)が勢揃い・・・のはずです。もし急に出席ができなくなった方はメールにて御連絡ください。また、新規の受付は予定人数に達した関係で締め切らせていただいております。よろしくお願いいたします。


99.11.22「金と銀」

任天堂の新しいゲーム、ポケットモンスターの金と銀が21日発売された。台湾地震の影響で当初見込みの生産額が見込まれなかったこともあり、予約していなかった方は入手が難しかったようである。我が家はイトーヨーカドーの予約受付初日の朝に申し込み、昨日は開店前から並んた。開店前にも関わらずポケモン予約購入者だけが店内に入り列を作る。予約分は確保出来ていたようである。金2つ銀1つを購入。すでにゲームボーイカラーは3台購入済み。家に帰るとさっそく三人が一斉にゲームスタート、かなりうるさい。末娘はさすがに操作がうまく出来ず、手助けをする。そのうちにはまってしまった。任天堂は1000万本の売り上げを目指すそうだが、欧米を含めると数千万本売れる可能性がある。まさに世界的にポケモンフィーバーである。ちなみにピカチューに進化するポケモンがいるとか。名前は「ピチュー」。うーむ。


99.11.22「データマイニング」

「Data Mining」とは、大規模なデータベースから有用なルールやパターンを発見することたそうである。現在、コンピューターのデータベースには膨大な量のデータが保管されている。このデータは近い内に日本の保存可能データ量を上回ることも懸念されている。古いデータは捨て去れば良いというわけではない。いつ何時あらたな発見がデータの海の中からされるかもしれないのである。例えば遺伝子の情報などとにかくそのデータ量は膨大である。そのようなデータの山のなかから隠れた規則性やノウハウを見つけようとする試みが「データマイング」の手法である。ただ、相場のデータを入れてパターン分析をしようとするのとはちょっと違う。日経新聞にも載っていたが、紙おむつと缶ビールを買うお客が多いことを発見するなど、直接関連がなさそうなものを関連づけしたりするのに有効のようであるコンピュータリゼーションのすすむ今日、日々膨大なデータが蓄積されていく。それをどのように有効活用するか、そのひとつの手段が「データマイニング」と呼ばれているものである。


99.11.19「続、マーケットサバイバル感想」

またまた、「マーケットサバイバル」の感想をいただきました。まずは、Solitonさんからいただいたものです。

「マーケットサバイバル読ませて頂きました。 市場参加者の読み物として、また市場にあまりなじみのない一般の人に債券相場を紹 介するという意味からも感心させられるほど良い出来とかと思います。 よく知人に、債券市場って何?ディーラーって何してる人?などときかれますが、今 後はマーケットサバイバルを渡すことにします。」

また、こういったご感想もいただきました。

「マーケットサバイバル」読破しました。ところどころはHP上で読ませていただいておりました。久保田さんの話・文章にはサバイバルという言葉の印象よりもはるかに「暖かさ」を感じます。大変良かったです。

ありがとうございました。「マーケットサバイバル」へのご意見、ご感想、お待ちしております。


99.11.19「裁定取引」

裁定取引もしくはアービトラージ(アーブ)というのは、例えば現物と先物の価格差の変動を利用して鞘を取る手法である。この場合、現物を買って先物を売ったり、またその逆であったりする。現物を買って先物を買う手法は裁定取引ではない。にも関わらず、株式の先物と債券の先物を利用したヘッジファンドなどの取引を裁定取引というのはおかしい。例えば、最近の株高債券安を利用して株先を買って、債券先物を売る取引は決して裁定取引ではない。なぜなら、ヘッジファンドがこういった仕掛けをするとしても、たとえば第二次補正予算の編成とかで日本の景気の見通しを上方修正することで、先行き株が上昇して金利も上昇する方向にポジションを取るだけであり、売りと買いのポジションだからリスクが軽減されるどころか、同じ方向に仕掛けてリスクを高めリターンを取ろうとしているのである。ポジションの枠などの関係からそれぞれの先物を利用しているに過ぎない。それを裁定取引と呼ぶことはおかしい。また、実際に大手のヘッジファンドが動いたかといえばそうとも思えない。最近の相場で、「ヘッジファンドの裁定取引が・・・」といったコメントが各所で見ることも多いが、11月末決算のヘッジファンドも多く、またY2Kの問題からヘッジファンドも大きく動けないはず。日本の株が急騰し債券が急落し、それぞれの先物で大口の売買があった時にそれをヘッジファンドの裁定取引と決めつけるのは危険である。東京市場は今だヘッジファンドの亡霊に恐れを成しているのであろうか。


99.11.18「ムーディーズ格下げ一周年」

ということで、昨日17日には、またまた格下げの噂が出たようであるが、ムーディーズは否定。しかし、ムーディーズが10月付けで出したレポートには日本のリスクは過去に比べてより深刻化しているといったコメントもあったとか。また、18日にはムーディーズの副社長が「日本の格付け6カ月以内に見直す可能性」も指摘。相場の下落要因ともなった。小渕政権となり何でもありの積極財政政策が功を奏して景気は上向きつつある。しかしその反面、国の財政は火の車。それでも長期金利は管理相場の様相を呈しており、需給悪化に伴う「悪い金利上昇」は力ずくで押さえ込まれているとも思える。ただし、18兆円にも及ぶ経済再生政策等はいくらばらまき型を脱していないとはいえ、景気の回復が見えてきた現在にあっては大きな効果を及ぼすことは十分に考えられる。実際、株式市場は18500円を上回ってきている。世界的な金利の上昇や原油価格の上昇といったものは、デフレ化にある日本経済にはほとんど影響を与えてこなかった。しかしいったん景気が回復基調となれば、「良い金利上昇」は当然起こりうる。また、ゼロ金利政策の解除もいずれ実施される。ところが、国債の発行額は当分減ることはない。現在発行の主流は中短期ゾーン。つまりすぐに償還が来る。加えて、公的引受は大きく減少する。それどころか財投債といったものも出てくる。格下げの懸念も当然残っているわけであるし、来年にかけて長期金利がかなり上昇するリスクが否応なく高まっていると考えられる。


99.11.16「クリフォード氏と57年会と」

昨日の昼食はクリフォード氏とご一緒させていただきました。「マーケットサバイバル」を5冊も買っていただいたとか(なんと、ある書店にあったものをオールテイクン!!)。そしてその5冊にサインをさせていただきました。本当にありがとうございました。クリフォード氏の日記に昨日の事を書かれています。「上機嫌なのだ」と書かれていましたが、わたしももちろん上機嫌!!。そして昨日の夜は、「金融関係57年入社の会(仮)」の第一回会合に参加させていただきました。場所は某帝国ホテルのラウンジ。始めてお会いした方も多く、いろいろなお話も伺うことができ、たいへん有意義な時間を過ごさせていただきました。もしご興味のある57年入社の方がいらっしゃいましたら、ぜひメールにて御連絡ください。


99.11.15「キャラクター」

11月18日は世界的なキャラクター「ミッキーマウス」の誕生日である。このネズミのキャラクターはディズニーランドという夢の世界を作り上げた。そして米国では新たな人気キャラクターが出現した。10日封切りの映画は公開から5日間で計5210万ドルの興行収入を上げ、週間の興行成績で全米トップに輝いた。これは邦画としては始めてのこと。もちろんそのキャラクターは、えっ、またかって、まあいいじゃないですかの「ポケットモンスター」である。米国のポケモンフィーバーは日本以上のようである。ハンバーガーチェーン店でポケモンのキャラクターグッズをおまけにつけたところ子供達が殺到したとか。まさに異常人気。以前にもコメントしたが、東京日本橋の「ポケモンセンター」には外人観光客が日本人と同じぐらい見受けられる。日本発のキャラクターが世界を征する時も近い???。


99.11.12「マイクロエコノミー」

今の経済の主役はマイクロチップであることは疑いの無い事実。そしてマイクロソフトの基本OSを積んだパソコン(昔はマイコン、マイクロコンピューターとも呼んだ)はインターネットのための情報端末装置と化している。重厚長大の企業は衰退しつつあり、ソフトバンクやヤフーなど土地とか建物、従業員の規模などには関係しない、言うなればマイクロ企業が恐ろしい勢いで成長を遂げている。土地を基準にした「経済」はこれからは通用しなくなってくる。バーチャルという電子空間がビジネスの中核を占めつつある。これを使いこなせない企業は衰退しつつあり、同様にそれを使いこなせない世代は時代から取り残されている。米国経済の成長はマイクロエコノミーが先導役になっているのは周知の通り。しかし、日本ではまだまだそれが理解されていない。土地の値上がりがないと経済成長は無理とか公共投資が減少すると景気が減速するといったまさに旧態依然とした認識が強い。今回の経済対策も言葉にはマイクロエコノミーに絡んだ謳い文句が並んでいるが実態はこれまでの公共事業を中心とした、まったく進歩がない政策となってしまった。時代は移り変わってゆく、しかしそれを実感として感じられない、コンピューターも操作できない世代の方が政策を担当している限り、日本経済の本当の発展は望めない。


99.11.11「平成11年11月11日」

11が並んでいる。各地でいろいろとイベントもあるようであるが、実は私の書いた「マーケットサバイバル」も平成11年11月11日発行となっている(すでに書店には並んでいますが)。何故か結婚式も多いようである。覚えやすいからか。しかし、もし覚えやすい結婚式にしたいならば、祝日がお勧めである。なんといっても覚えやすい。しかし、成人の日と体育の日は来年から変更されるため注意も必要か?。この数値並べも来年が最後、平成12年12月12日。そんなことより、もうすぐ2000年。大きな混乱がなければよいのだが。


99.11.10「タートルズの秘密」

「タートルズの秘密」をご存じであろうか。えっ、亀が突然変異したアニメの主人公?、それは「ミュータント・タートルルズ」。こちらのタートルズは凄腕のトレーダーたちの話である。このタートルズとはリチャード・デニスとウィリアム・エックハートが作ったトレーダー養成所の門下生たちのこと。『新マーケットの魔術師』にも詳しく出ているが、このタートルズの収益性は非常に高い。そのためにタートルズの投資手法については関心が高かったが、これまで門外不出であった。それを著者のラッセル・サンズはタートルズを破門されながらも明らかにしたのが、この「タートルズの秘密」なのである。


99.11.8「マーケットサバイバルの感想?」

さっそく「マーケットサバイバル」についての感想をいただいています。まず、あるホームページのオーナーが雑記に書かれた感想です。

「この本は良い。帰りの電車で半分ほどは読み終えた。(^^) さすが債券ディーリング久保田さんの著書です。文章がうまい。」

 
そして、こちらもあるホームページのオーナーが日記に書かれた感想です。

 「いやあ、近所の本屋に売ってたのである、『マーケットサバイバル』、久保田博幸著、1999年11月、パン・ローリング発行、定価1,800円。言うまでもなく、あの牛さん熊さんである、債券ディーリングルーム である。

 実は、僕は、サイン第1号なのである。まだ、本にはもらってないが、Web版の『マーケットサバイバル』を会社のプリンタで印刷して、クリップでとめて、サインしてもらったことがあるのだ。僕自身は、債券よりは株式の方がメインだし、ディーラーでもないし、どちらかというと、中長期の投資を仕事にしてる、だから、必ずしも全てにウンウンできる訳でもない。でもね、それでいいのよ。いいものはいい、という典型的な例なのだから。

 投資家が生き残るためのノウハウなんて、千差万別なのである、実のところ。必ず生き残れる訳でも、必ず失敗する訳でもない。生かすも殺すも、読んだ人間次第なのである。僕が、いいと思ったことが、皆に、いいという訳でもない。所詮は、自分との戦いなのである、相場なんて。うん? 何だか、全然、誉め言葉になってないような気もするけど、ま、どうだっていいのである。僕が、誉めようが、誉めまいが、いいものはいい、のだから。

 やる気がなくなりかけてたけど、ちょいと、やる気になったのである、僕は。それで、十分なのだ、僕にとっては。でも、なんと言うか、暖かいモノがにじみ出てくるような、そういう本だったのだ、僕にとっては。」


「いいものはいい」なんて最高の誉め言葉。ありがとうございます。そして、メールで次のご感想もいただきました。

「本日、購入させていただきました。 改めて本を手にしながら読んで見ると、HPで読むのとは異なった趣があります。 落ち着いて、じっくり読みこめる、とでも言うのでしょうか。」

よろしければ本屋さんで立ち読みしてください。そして少しでも共感できる部分がありましたらお買い求めいただけるとうれしいです。みなさんのご感想、お待ちしております。


99.11.5「11人いる!」

萩尾望都の代表作である。少女マンガといった範疇には収まりきれない、日本を代表するSFと言える。本来10人しか乗っていない宇宙船に11人いた。いったい誰が11人目なのか。物語は狭い宇宙船という舞台で繰り広げられる。萩尾望都の作品にはじめてふれたのは確か私が予備校に通っていたころ、週刊チャンピオンに連載された「百億の昼と千億の夜」である。アシュラをなんと女性にしてしまった発想もすごいが、光瀬龍の世界と萩尾望都の絵が融合し見事な作品に仕上がっていた。連載は短期間だったが、非常に強い印象を受けた。これを見て奈良興福寺にある国宝「阿修羅像」をわざわざ見に行ったりしたのである。「百億の昼と千億の夜」をきっかけに萩尾望都の作品も読むようになった。そこで出会ったのがこの「11人いる!」であった。


99.11.4「村民運動会」

えっ、誰が村民?。いやあ実は私は今、田舎に住んでいるのである。毎年、この時期に地域の運動会が開かれる。今年はなんと新設の運動公園が出来た。このお披露目も兼ねて新しい運動場で村民運動会が開催された。なんと照明付きの運動場なのである。たぶんサッカーとかの試合を想定しているのか。ただし芝生ではない。テニスコートも照明付き。誰がやるのであろうか。ここは昔、何もない山だった。そこを切り開いて作ったようである。我が家の小学校に行っている長女と幼稚園に行っている次女、三女は参加が義務づけられている。ただし、翌日、つまり今日は振り替え休日となる。競技はそれぞれの地区対抗戦となっている。綱引きやリレーなど定番競技が繰り広げられる。この運動場はその近くの工業団地を意識して作られたようであるが、いまだ工場とかは建っていない。当てが外れたのであろうか。工業団地予定地は広大な更地があるのみ。ここに工場が建つようになればきっと景気回復も本物なのかなあと、吹きさらしの運動場の片隅でビールを飲みながらぼーと考えていたりしたのであった。


99.11.1「マーケットサバイバル」

「マーケットサバイバル」が11日を待たずに書店に並んでいるようです。自分で書いた本が店頭に置かれているというのは特別な感激があります。以前に翻訳を頼まれ一部お手伝いしたものが、やはり書店に並びその本の中に自分の名前を見たときも感激しました。しかし今回は翻訳とかではなくすべて自分で書いたものです。いつかは自分の本をというのは、やはりひとつの大きな夢でした。それがこのようなかたちでかなうとは思いませんでした。これもこのホームページをご覧いただいている方々や、そしていろいろなかたちで「債券ディーリングルーム」を支援していただいている「牛熊友の会」の方々、またつたない文書ながらも出版させていただいたパン・ローリングさんのおかげであると思っております。ページの割に値段が少し高いかもしれません。しかし、何か共感を得る部分等があればぜひお買い求めいただければうれしいです。よろしくお願いいたします。