2008年9月30日(火曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円00銭、高137円22銭、安136円94銭、引137円22銭、2223億円
LIFFE、寄137円22銭、高137円75銭、安137円22銭、清算値137円68銭、697億円
CME日経平均先物、引け11215円


熊「米下院は、金融安定化法案の採決において賛成205、反対228と、まさかの否決」

牛「まさかのと言うのは、事前の報道で政府と議会が大筋で合意と伝えられていたため」

熊「ところが蓋を開けて見ると、共和党で133票の反対があったとも伝えられ、となると民主党からは100票近い反対票に」

牛「興味深いのは、マスコミも事前に否決といった観測をもっていなかったこと」

熊「たとえば今朝の日経新聞では社説でも、米議会が法案成立で合意したのは朗報だとしていた」

牛「米マスコミも同様であったとみられ、市場参加者も法案成立とみていただけに、市場には大きなサプライズとなった」

熊「米国の各市場動向を見てみると、まず株式市場ではダウが前日比777.68ドル安と過去最大の下げ幅となった」

牛「ナスダックも199.61ポイントの下げとなり、2005年5月13日以来の安値に」

熊「米債は質への逃避の動きから、2年債利回りは一時1.62%をつけ、前日比-0.44%の1.66%に」

牛「米10年債利回りは、前日比-0.28%の3.57%に」

熊「外為市場では106円台にいたドル円は、円買いドル売りの動きを強めNYで104円近辺に」

牛「今朝のオセアニア時間では103円台後半での動きとなっている」

熊「NY原油先物は、景気減速観測の強まりによりWTI11月物が前日比10.52ドル安と大幅に下落した」

牛「米株は、法案否決が伝えられる以前にすでに下落基調となっていた」

熊「シティグループによるワコビアの銀行業務を米政府の支援のもと買収すると発表し」

牛「さらに欧州では、ブラッドフォード・アンド・ビングレーを一時国有化といった報道があり」.

熊「すでに欧州の株式市場が、金融不安が欧州にも飛び火といった認識から大きく売られていたことも影響か」

牛「地合が悪い中にあっての、法案否決によって米株式市場は過去最大の下落という結果に」

熊「日米欧の金融当局は、さらなる金融封じ込め策を強化策を発表」

牛「日欧など中銀はFRBからのドル資金調達額を6200億ドルに倍増することとし」

熊「日銀は29日夜に緊急の金融政策決定会合を開催し、国内市場へのドル供給額をこれまでの倍の1200億ドルに」

牛「期間も来年の1月末から4月末に延長することとなった」

熊「さらにFRBは3か月物の資金供給制度(TAF)を一回あたり供給額を250億ドルから750億ドルに拡大」

牛「またFRBは今回の金融関連化法案において、準備預金への金利付与の前倒しも盛り込んだけど、これは結局否決」

熊「米債はこれらの発表を受けて一時戻り売りに押される場面もあったが、法案否決でそれどころではなくなった」

牛「本日の東京市場では、株は急落、債券は大幅上昇となることが予想され」

熊「CMEの日経平均は11215円に下落しているが、はたしてどこまで下げてくるのか」

牛「債券市場では、朝方から一気に上昇してのスタートとなるとみられ、10年債利回りは1.4%割れもありそう」

熊「ただし、寄り付き後は明日の短観発表や、2日の10年国債入札も控えて、神経質な展開となることが予想される」

猫「また市場の景色が変ってしまったわね」

熊「昨日の米国市場の動きも金融市場での歴史に刻まれそうだ」

猫「米国議会は結局、世論を気にしてのことなのかしらね」

牛「朝方発表された8月失業率は4.2%、有効求人倍率0.86倍、全世帯消費支出は-4.0%に」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄138円59銭、高138円69銭、安137円77銭、引137円85銭(+85銭)
18106億円
2年273回 0.750%(-0.065%)
5年75回 1.035%(-0.065%)
10年296回 1.450%(-0.035%)
20年105回 2.135%(+0.005%)
30年28回 2.275%(+0.015%)


熊「朝方発表された8月鉱工業生産速報値は前月比-3.5%と市場予想も下回り、前月比の下げ幅は05年基準で過去最大とか」

牛「在庫率も108.7と同基準で過去最高だそうで、日本の景気後退を裏付けるような指標となっていた」

熊「8月の失業率も4.2%と前月比0.2ポイントの悪化、有効求人倍率も0.86倍と2004年以来の低い水準に」

牛「景気悪化が雇用にも影響しており、明日発表の日銀短観の内容も確認したいところやな」

熊「そうはいうものの、今日の東京市場は金融安定化法案否決ハリケーンの暴風雨に巻き込まれた格好に」

牛「ダウが前日比777.68ドル安と過去最大の下げ幅となるわ、2年債利回りは前日比-0.44%の1.66%に低下するわ」

熊「原油先物は前日比10.52ドルもの大幅下落となるなど、米市場は大混乱」

牛「今回の米株式市場の暴落は、のちになって何と命名されるんやろな」

熊「それはさておき、本日の債券先物は買い気配でのスタートとなった」

牛「気配値を切り上げ、結局前日比1円59銭高の138円59銭で寄り付いた」

熊「日経平均先物は前日比690円安の11090円で寄り付いた」

牛「債券先物は寄り付き後、138円69銭まで買われたが、ここから失速」

熊「日経平均先物は11080円を安値に切り返してきた」

牛「そういえば、今日は9月30日と決算期末やないか」

熊「それでなくとも、参加者が限定的な中にあって、しかも米国市場がわけわからん状態に」

牛「債券先物は29日の段階で、9月限建て玉は6兆円を割り込むなど」.

熊「急上昇の原動力となるはずのショートカバーなども限定的とみていたが」

牛「債券先物はとりあえず米国発のショックで、上昇したものの」

熊「現物はさらに参加者が限定的となり、それぞれの要因で値も動いているとみられ」

牛「超長期ゾーンなどは価格で前日比マイナスとなるなど、むしろ売られていたりしている」

熊「債券先物も板が薄い中、138円を挟んで上げ下げを繰り返し方向感なき展開となった」

牛「日経平均がやや下げ幅を縮小させていたことも、債券先物の上値を重くしたとみられる」

熊「現物は2年273回が前日比-0.100%の0.715%で先物寄り前に出合ったが、その後0.755%に後退」

牛「5年75回同-0.090%の1.010%まで買われる場面があったが、その後同-0.060%の1.040%に」

熊「そして2日の入札を控えた10年債は、296回が同-0.050%の1.435%の出合い後に一時1.455%に後退し」

牛「さらに超長期は20年105回が前日比変らずの2.130%の出合い後に2.135%が打たれ」

熊「30年28回は前日比+0.010%の2.270%の出合い後に2.275%が打たれるなど重かった」

牛「決算期末要因で動きづらい面もあったが、この様子だと今回の否決ショックによる影響は意外と限定的かも」

熊「とりあえず、今日の米国市場動向も見たいと、後場はさらに参加者が減ってくる可能性も」

猫「ブッシュさんが一生懸命プッシュしたのに、結果はブシュとなってしまったわね」

熊「こらこら」

猫「ここはもう少し冷静に米国の行方を見守るとともに、欧州の金融機関の動向なども注意しつつ」

牛「やはり気にすべきは今後の景気動向のような気もする」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄137円76銭、高137円82銭、安137円49銭、引137円54銭(+54銭)
13250億円
2年273回 0.750%(-0.065%)
5年75回 1.040%(-0.060%)
10年296回 1.465%(-0.020%)
20年105回 2.140%(+0.010%)
30年28回 2.280%(+0.020%)


熊「債券先物の後場寄付は137円76銭と、前場引けからは9銭安となり」

牛「現物は超長期主体に売りに押され、日経平均は下げ幅をやや縮小させてきたことなどから」

熊「債券先物はじりじりと上げ幅を縮小させてきた」

牛「現物の超長期ゾーンは欧米の金融システム不安に絡んでの海外投資家による売りではないかとの観測もあった」

熊「昨日も立て続けに英政府によるB&Bの国有化や、ベネルクス三国によるフォルティスの部分国営化などが発表された」

牛「また、アイルランド政府は大手銀行のグリトニルを国有化と発表」

熊「そのアイルランド政府は、銀行預金保護スキームを発表した」

牛「さらに、ベルギー・フランス・ルクセンブルグなどがフランス・ベルギー系金融グループのデクシアに64億ユーロ注入と発表」

熊「ここにきて、欧州系金融機関に関しての救済策の発表も相次いでおり」

牛「米国発の金融不安が欧州に飛び火して広がってきているが」

熊「欧州投資家などは、日本の国債、特に超長期ゾーンなどを購入していたとみられ」

牛「こういった危機対応の資金調達の一環として、日本の超長期債を売ってきたのではないかとの観測もあった」

熊「超長期20年105回は前日比+0.025%の2.155%が打たれ、30年28回も+0.020%の2.280%に後退した」

牛「債券先物は前場に一時前日比1円69銭もの上昇となっていたのに、超長期は我関せずといった動きになっていた」

熊「そして、現物はその先物に連れ高した面もありそうだが、中期はしっかり」

牛「一時2年273回は前日比-0.065%の0.750%、5年75回は前日比-0.060%の1.040%が買われた」.

熊「こちらは国内の年金さんなどによる買いなども入ったのではないかとも」

牛「昨日の米国市場でも10年よりも2年が買い進まれていたことで」

熊「円債も質への逃避なども意識されての買いが入った可能性もある」

牛「そして、10年は10年で2日の入札も控えて神経質な動きともなっていた」

熊「前場、10年296回は一時1.435%まで買い進まれていたが、その後戻り売りに押され」

牛「後場に入り、前日比-0.005%の1.480%まで押される場面もあった」

熊「しかし、その後押し目買いが再び入り、前日比-0.025%の1.460%に」

牛「今日は9月30日の決算期末ということもあり、参加者も限られた中、ちょっとした売買で動きやすい地合とも」

熊「日経平均は後場は底堅い動きとなったものの、戻りも限られた」

牛「もう少し米国市場動向も確認したいところ」

熊「債券先物は一時137円49銭まで下落し結局、前日比54銭高の137円54銭で引けていた」

牛「麻生首相は記者団に対し、みんな米国の話しかしないがヨーロッパもしんどい、と発言」

熊「確かに欧州もここにきてしんどくなってきていることも確か、とりあえずそういった動きは官邸に伝わっているようだな」

猫「また、麻生さんは、日本は10年前にえらい目に遭った経験が生かされている、とも発言」

熊「うーむ、本当に生かされているいるのかなあ、今回の日本の金融機関の被害が少なかったのはたまたまのような気もするけど」

猫「でも日本がえらい目にあった10年前の教訓は、しっかりと欧米の金融当局だけでなく議員さんなどにも伝えてほしいわね」

牛「歴史から学ぶことも多いはずや」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月29日(月曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円19銭、高137円31銭、安137円15銭、引137円26銭、1533億円
LIFFE、寄137円28銭、高137円37銭、安137円28銭、清算値137円30銭、127億円
CME日経平均先物、引け12120円


熊「中山成彬国土交通相が就任後、失言を連発し、その結果あげく辞任に追い込
まれたが」

牛「これを受けて産経新聞は、崖の上の麻生首相と、」

熊「10月3日に解散、11月3日総選挙の可能性が強まってきたとか、三連休の真ん
中ねえ」

牛「そして、崖の上の金融安定化法案は、なんとか政府と議会が大筋で合意と伝
えられた」

熊「利用する経営者の報酬制限に加え、公的資金投入に対する議会のチェック機
能も確保する内容に」

牛「25日には、S&L最大手のワシントン・ミューチュアルが経営破たんにJPモル
ガン・チェースによる買収が決まったが」

熊「26日の米国市場では、そのJPモルガンや、バンカメ、シティグループなど金
融株が買われた」

牛「ただし大手銀行のワコビアに対して、NYタイムスは、シティとの合併の可能
性を模索かとの報道もあり、ワコビアの株は下落」

熊「結局、ダウ平均は安定化法案の合意への可能性が意識されたことで121.07ド
ル高の11143.13ドルとなったものの」

牛「携帯情報端末ブラックベリーを手がけているリサーチ・イン・モーションが
前日発表の業績見通しを嫌気して急落し」

熊「こういったハイテク株などの下落を受けて、ナスダックは3.23ポイント安の
2183.34ポイントに」

牛「26日に発表された4-6月期の米国GDP確報値は実質前期比+2.8%と改定値から
下方修正され、市場予想も下回った」

熊「9月のミシガン大学消費者信頼感指数確報値も70.3と速報値を下回り、こち
らも予想も下回った」

牛「ここにきて、米国では金融安定化法案に目が行ってしまっていることで、経
済指標の影響は受けにくくなっているが」

熊「とりあえず、金融市場の混乱がやや収まってくれば、今度は経済動向が気に
なってくるとみられる」

牛「今週は米国の経済指標でも週末の9月の雇用統計など重要な経済指標の発表
を控えている」.

熊「日本でも同様に今週は、明日の鉱工業生産指数や10月1日発表の日銀短観な
ど注目の経済指標の発表もある」

牛「今朝ま日経新聞一面トップは、景気低迷、長期化懸念も、という記事になっ
ているが」

熊「今後の日本の景気後退は、浅いながらも思いのほか長期化するとの見方も強
い」

牛「麻生首相も総裁選の演説などで、あと3年ぐらいかかるとの発言もあったが、
回復までは1.5〜2年程度かかるのではとの見方も強いようや」

熊「今回の日本の景気減速の要因は、原油高などによる所得移転に加え、米金融
不安による米経済の減速などであり」

牛「原油価格の上昇はさすがにピークアウトしたとみられるが、米経済の行方は
まだまだ不透明感が強いことで」

熊「1日の日銀短観も確認したいところだが、企業経営者の景気認識もなかなか
厳しいものとなりそうだ」

牛「ということで、本日の債券市場動向だけど」

熊「先週末の米国債券市場では、10年債は前日比+0.01%の3.85%、2年債は前日比
-0.03%の2.10%と短いところがしっかり」

牛「英中堅銀行ブラッドフォード・アンド・ビングレーが一時国有化されるとの
報道もあり、欧州での金融不安なども先行き不透明」

熊「円債も引き続き底堅い動きともなりそうだが、なんといっても9月末と期末
要因もあり」

牛「引き続き、業者さんや決算の絡む金融機関さんは動きが取りにくく、参加者
は限定的か」

熊「債券先物の建て玉はさらに減少し6兆円程度となり、今日動くとしても先物
は日計り主体となりそうだ」

猫「名優、ポール・ニューマンさんが亡くなったのね」

熊「作者の年代にとっては、アメリカ映画を代表する俳優の一人、明日に向かっ
て撃て、スティングなどが代表作」

猫「今週は、相場の動向とともに、台風の動向も気になるわね」

牛「しかし、めっきり秋らしくなってきたなあ」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄137円06銭、高137円16銭、安136円55銭、引136円76銭(-44銭)
12076億円
2年273回 0.830%(+0.015%)
5年75回 1.130%(+0.035%)
10年296回 1.495%(+0.035%)
20年105回 2.125%(+0.035%)
30年28回 %(%)


熊「米国の金融安定化法案は政府と議会が大筋で合意と伝えられた」

牛「これへの期待感もあって、先週末の米国市場では金融株主体に買われダウ
121ドルの上昇となったが」

熊「日経平均先物は先週末比30円安の11930円寄り付きと売りが先行」

牛「しかし、その後金融株など主体に切り返し、ハイテク株などにも買いが広が
り」

熊「その後、日経平均は先物も含めて12000円の大台を一時回復した」

牛「債券先物は寄り付き後、やや株が重かったこともあってか、137円16銭まで
買戻される場面もあったが」

熊「その後は株が切り返してきたことから、債券先物は戻り売りに押され137円
を割り込む」

牛「日銀は、今日も定例の調節で1.5兆円の即日の資金供給を実施した」

熊「米国発の金融不安も金融安定化法案が合意となっても、簡単に解消されるわ
けでもなく」

牛「むしろ今度は欧州にも広がり、英政府は英中堅銀行ブラッドフォード・アン
ド・ビングレーを一時国有化する方針を決め」

熊「ベルギー、オランダ、ルクセンブルグは金融グループのフォルティスを事実
上国有化することを明らかにした」

牛「短期金融市場での二極化現象は続いており、今日はさらに明日の決算期末も
控え」

熊「資金の出し手もさらに手控えてきているとみられ、外銀の調達コストは0.7%
台に」

牛「日銀の今日の共通担保オペの結果も平均落札利回りが0.746%に」

熊「オペ後も外銀は一部で0.7%台の出合いもあった反面、邦銀では0.35%の出合
いもあったとか」

牛「債券先物はその後も下げ止まらずにどりじりと下落基調を強めた」.

熊「債券先物の値動きを見ると、10時20分あたりにそこそこまとまった売りも入
っていたが」

牛「これまでのような仕掛け的な動きではどうもなさそう」

熊「すでに債券先物期近の建て玉も6兆円近辺に減少していることもあり」

牛「今日の下落は一部日計りも含めた仕掛けが入っていた可能性はあるが」

熊「今日は現物も一緒に売られていたことで、むしろ現物債に益出し売りなどが
入った可能性もありそう」

牛「債券先物は、じりじりと下落し先週末比50銭を超す下げとなり一時先週末比
65銭安の136円55銭に下落した」

熊「日経平均先物は12000円近辺でうろちょろしていたことで、株絡みの売りで
はないかったとも」

牛「現物は10年296回は先週末比+0.040%の1.500%が打たれたが」

熊「2日の10年国債の入札が意識された売りも入った可能性もありそうだ」

牛「また2年273回同+0.020%の0.835%、5年75回同+0.030%の1.125%と中期ゾーン
も重く」

熊「超長期の20年105回も同+0.030%の2.120%が売られるなど、現物は全般に売ら
れていた」

牛「ただ、10年は1.500%ちょうどがヒットされたあと1.495%が買われるなど押し
目買いも」

熊「債券先物もやや売られすぎの反動もあり買戻しから136円76銭まで買戻され
て前場を引けている」

猫「月曜日なのに思いのほか債券は動いたわね」

熊「ここまで売りこまれるとは。期末で参加者も限られる中、ちょっとした売り
で下げてしまったようにも」

猫「特に売り材料が出たわけでもないし、午後はあらためて様子見気分も強まり
そうね」

牛「米国市場動向も気になるし」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄136円86銭、高137円04銭、安136円74銭、引137円00銭(-20銭)
7975億円
2年273回 0.815%(0.000%)
5年75回 1.100%(+0.005%)
10年296回 1.485%(+0.025%)
20年105回 2.130%(+0.040%)
30年28回 2.260%(+0.040%)


熊「日経平均先物は後場に入り11970円と前場引けから50円安で寄り付き」

牛「債券先物はこの株安も手伝って136円86銭と前場引けから10銭高で寄り付い
たが」

熊「寄り付き後、戻り売りに押され136円74銭まで下げたが、結局これが債券先
物の後場安値となった」

牛「閑散な中、後場に入り現物債に押し目買いが入ったとみられ」

熊「前場1.5%が打たれた10年296回は後場に入り、先週末比+0.020%の1.480%が買
われ」

牛「これを受けて債券先物も買戻しが入り、137円台を回復」

熊「一時先週末比28銭高の137円04銭まで値を戻したが、これが後場の高値とな
り」

牛「結局、後場の債券先物は前場レンジ内の動きに止まった」

熊「日銀は朝方の定例調節で、1.5兆円の即日の資金供給を実施したが」

牛「午後に入りさらに4000億円の即日供給オペを通知し、都合当日での1.9兆円
の資金供給に」

熊「さらに9月30日〜10月1日の期間での共通担保資金供給(本店)を1兆円オフ
ァーし期末超えの資金を供給するとともに」

牛「10月1日〜10月8日の期間での手形売出1.5兆円と資金を吸収することで邦銀
の積み進捗に対応」

熊「それぞれのオペの結果は、按分レートが0.75%と、ロンバート金利に並んで
いた」

牛「ただ、期末超えのレポレートなどでは0.6%台の出合いとなり、やや金利は低
下傾向となってはいたが」

熊「10月入りしても、米国の金融不安は簡単には後退しないともみられ、足元金
利は高止まりするのではとの見方も」

牛「ここにきて欧州の金融機関に関するニュースも飛び込んできているし」.

熊「英中堅銀行ブラッドフォード・アンド・ビングレーの一時国有化や」

牛「ベルギー、オランダ、ルクセンブルグによるフォルティスの事実上国有化報
道に加え」

熊「ドイツ不動産金融大手ヒポ・レアルエステートは、ドイツ国内の金融機関か
ら数十億ユーロの緊急融資を受けることで合意したと伝えられた」

牛「米国が多少なり落ち着いても、今度は欧州の金融機関の動向も気になる」

熊「債券先物は後場に入り一時137円04銭まで買われ137円台を回復したものの、
その後は上値も重くなり再び137円割れに」

牛「先物は前場レンジ内での動きとなっており、月曜日ということもあるが期末
要因も加わり、参加者も限定的」

熊「引けにかけて、やや買戻しが入り137円台を回復し、先週末比銭20安の137円
ちょうどで大引となった」

牛「後場の債券先物の出来高は7975億円に止まった」

熊「現物は2年273回は先週末変らずの0.815%が買われ、5年75回が同+0.005%の1.
100%としっかりに」

牛「反面、長期から超長期にかけては重く、10年296回は先週末比+0.030%の1.
490%」

熊「そして250年105回は同+0.040%の2.130%、30年28回同+0.040%の2.260%と売ら
れており」

牛「結果として、現物のイールドカーブはスティープニング圧力を強めた」

熊「日経平均先物は結局、先週末比180円安の11780円で引けている」

猫「日産が開発したロボットカーは、ハチの習性を利用した障害物を回避する機
能を持っているそうね」

熊「ハチは自身の周囲にパーソナルスペースを持って、周囲の環境を複眼で検知
し天敵や障害物を回避しながら飛行するそうだ」

猫「金融市場でも、相場のリスクをうまく回避できるロボットの開発が必要とな
りそうね」

牛「ハチも見えない障害物は避けようがない。金融市場もリスクを見えなくした
りすれば、いつかはぶつかるはずや」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月26日(金曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄136円44銭、高137円57銭、安137円43銭、引137円50銭、840億円
LIFFE、寄137円50銭、高137円62銭、安137円34銭、清算値137円38銭、255億円
CME日経平均先物、引け12205円


熊「日本時間で昨夜11時過ぎに、米民主党は金融安定化法案で合意、現在共和党と協議中とのフランク下院金融委員長の発言が伝わり(ロイター)」

牛「これを受けて米株式市場は大幅上昇となり」

熊「民主・共和両党、米金融安定化法案の原則で基本的に合意、とのドット上院銀行委員長の発言が日本時間での2時ごろに伝えられた(ロイター)」

牛「ペリノ米大統領報道官も、金融安定化策をめぐる協議で大きな進展があったと発言、ただホワイトハウスの会合で最終合意に至るかは不明と」

熊「CNBCのインタビューに答えたシューマー上院議員からは、米金融安定化策は段階的に実施との発言もあった」

牛「ホワイトハウスでは米国時間での午後にブッシュ大統領と民主・共和両党の幹部、そしてマケイン氏、オバマ氏も含めた会合が開かれたが」

熊「会合を終えたシェルビー上院議員は、合意はないと思う、との発言も伝えられている(ロイター)」

牛「昨日の米国市場では、金融安定化法案の早期合意への期待も強まり」

熊「株式は上昇し、ダウは196.89ドル高の11022.06ドル、ナスダックは30.89ポイント高の2186.57ポイントで引けている」

牛「そして、米債券市場では前日大きく買い進まれていた中短期債主体に、今度は大きく売り込まれた」

熊「質への逃避目的で買われた反動に加え、5年国債の入札が低調となったこともあり」

牛「米2年債利回りは前日比+0.20%の2.16%に、そして10年債利回りは同+0.05%の3.86%に」

熊「FRBが発表した9月24日までの1週間の連銀貸し出しは1日平均1877.5億ドルと過去最高を記録し、過去最高だった前週の約4倍に膨れ上がったとか」

牛「日本でも日銀は連日のように資金供給を実施しているが、こちらは国内銀行と海外銀行の二極化によりなかなか難しい対応を迫られている」

熊「昨日は朝方の定例のオペでの資金供給を見送ったものの、午後に1兆円の資金供給オペを実施している」

牛「今日、日銀は果たしてどういったかたちで資金調節を行なってくるかどうかも注目やな」.

熊「そういえば、昨夕、リーマン証券の現物株や先物・オプション取引の未決済分の持ち高、反対売買や建て玉の移管などの決済処理が完了と」

牛「日本証券クリアリング機構と東京証券取引所が発表したが、ここにきての債券先物の建て玉の減少にも多少影響したんかな」

熊「どうかな、どちらかといえばCTAなどがいったん建て玉を解消したとか、リーマン破綻受けて業者さんのポジションなども減らしてきたとか」

牛「ヘッジにも使えない状況でもあり期末も控えて建て玉を落としてきているのかな、昨日の債券先物9月限建て玉は6.2兆円に減少した」

熊「建て玉が期近から期先に移される中心限月移行の近辺を除いては、6兆円割れとなれば2004年1月以来ともなる」

牛「昨日の債券先物も独歩高となり、一部の市場参加者の動きに影響を受けやすくなるなど」

熊「かなり不安定な相場ともなっており、今日も期末で参加者がさらに少ない中、値動きはあるものの引き続き方向性に乏しい展開になると思われ」

牛「現物債も超長期あたりには月末なども意識した買いが入りやすいが、中長期は動きづらい」

熊「朝方は米債安や株高も加わり、売りが先行かと思われるが」

牛「その後は、どうぞ勝手に動いてくれ、といった感じにも」

熊「とりあえず、米国での金融安定化法案の行方とか、それによる米国市場動向を見てみたいと」

牛「国内ではいよいよ総選挙モードも強まっているけど、その中にあって小泉元首相は政界からの引退を表明」

熊「麻生内閣の支持率も思いのほか高くはなく、自民と民主の支持率も拮抗と、傍から見る限りなかなか面白い選挙になりそう」

猫「見ているだけでなく、選挙になったらしっかり投票しなさいよ」

熊「しかし、王監督の引退も含めて小泉さんの引退で、なんか寂しくなるなあ」

猫「小泉さんは次男が選挙区を引き継ぐようだけど、もし長男の孝太郎君だったらすごい人気になるのにね」

牛「猫さんもイケメンに弱いからなあ」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄137円10銭、高137円44銭、安137円10銭、引137円33銭(-7銭)
9430億円
2年273回 0.805%(-0.005%)
5年75回 1.080%(+0.005%)
10年296回 1.465%(-0.010%)
20年105回 2.095%(-0.010%)
30年28回 %(%)


熊「朝方発表された8月全国消費者物価指数(除く生鮮)は前年比+2.4%とほぼ市場予想通り」

牛「そして、9月東京都区部消費者物価指数(除く生鮮)は前年比+1.7%とこちらはやや市場予想を上回った」

熊「前月に続きガソリンや食料品の価格が高止まりなどが影響し、物価はやや高止まりといった状況に」

牛「しかし、これによる市場への影響はほとんどなかったようや」

熊「事前の予想から大きく乖離しなかったこともあるが、市場は物価動向よりも米国動向に注目していることもある」

牛「昨日の米国市場では、金融安定化法案の早期合意への期待も強まっていたが」

熊「調整も難航と伝えられるなど合意に向けてはまだ不透明感も強く」

牛「このため、時間外で米株先物が下落しており、今日の東京株式市場も次第に上値が重くなってきた」

熊「日経平均先物は前日比変らずの12040円で寄り付き後、一時12130円まで買われたが」

牛「その後、戻り売りに押され、一時12000円を割り込み11970円まで売られる場面も」

熊「債券市場は、米国市場では中短期債主体に債券が売られたことから」

牛「本日の債券先物は売り気配スタートとなり、前日比30銭安の137円10銭で寄り付いた」

熊「昨日、債券先物が買われた反動などもあったとみられる」

牛「なんといっても決算期末ということで、関係する銀行さんや証券さんは動きが取りづらい」

熊「それでなくてもリーマン破綻の影響で、一部の取引に支障なども出ている上に」

牛「米金融不安により外資系証券さんもリスクが取りづらく」.

熊「リスクだけでなく資金も取りづらい状況で、結局、日銀は今日は朝に資金供給を実施」

牛「それでもなかなか外銀さんの調達コストは下がらず、0.75%とロンバート金利水準での取引も」

熊「反面、邦銀さんは一部で0.25%の取引もみられるなど、二極化は続いている」

牛「この二極化現象の解消のためには、米金融不安の解消が必要やけど、不透明感はまだまだ強い」

熊「そういえばJPモルガン・チェースが米貯蓄金融機関最大手のワシントン・ミューチュアルの銀行業務を買収するとの発表も」

牛「買収を仲介したのは米連邦預金保険公社と、政府主導の救済策となり、これで金融不安の解消というわけにも」

熊「債券先物は株安などを受けて、一時前日比4銭高の137円44銭まで買われる場面もあったが」

牛「参加者も限定される中、次第に上値が重くなり引けにかけては137円31銭まで押され」

熊「結局、前場の引けは前日比7銭安の137円33銭となった」

牛「先物の上値が重くなったのと対照的に現物はしっかり」

熊「10年296回は前日比-0.010%の1.465%が買われ、20年105回も同-0.010%の2.095%」

牛「そして新発2年273回も-0.005%の0.805%が買われたが、5年75回は前日比+0.005%の1.080%とやや重かった」

熊「後場の取引は、米金融安定化法案の行方も気になり、週末要因も加わって、債券市場はさらに閑散となりそうだ」

猫「日本人が最も食べている果物といわれているバナナが、品不足になっているそうね」

熊「バイオ燃料にでも使われているのか」

猫「何言っているの、今ブームになっている朝バナナダイエットを知らないの、これで森公美子さんは7キロも減量したのよ」」

牛「バナナ輸入量首位の米ドール日本法人の出荷量は6月以降、前年比25〜27%の高い伸びだとか、いつかの納豆ブームみたくならなければ良いけど」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄137円38銭、高137円60銭、安137円08銭、引137円20銭(+20銭)
11785億円
2年273回 0.815%(+0.005%)
5年75回 1.095%(+0.020%)
10年296回 1.460%(-0.015%)
20年105回 2.090%(-0.015%)
30年28回 2.215%(-0.020%)


熊「米貯蓄金融機関監督局(OTS)はS&L最大手のワシントン・ミューチュアルに業務停止を命じ、連邦預金保険公社の管財下に置いたことで」

牛「総資産は3070億ドル、日本円で約32兆5400億円と、米史上最大の銀行破綻となった」

熊「JPモルガン・チェースがその全資産を19億ドルで取得」

牛「AIGの次ぎの大手金融機関の処理はワシントン・ミューチュアルかとも見られていただけに」

熊「リーマン破綻やAIG救済といったニュースが出たときほどには影響はなかったとはいえ」

牛「これを受けて、日経平均も一時下げ幅を拡大とも」

熊「ただし、これとともに米国での金融安定化法案をめぐる協議が実は混迷していることが明らかとなったことも影響かと」

牛「ロイターによると、一部の共和党下院議員が対案を提示したそうで」

熊「民主党のフランク下院金融委員長も、協議が大きく後退する可能性があるとの見方を示したそうだ」

牛「これを受けて、時間外取引での米先物が大幅下落となり」

熊「今日のNY株式市場も大幅に下落するのではないかとの見方も強まり」

牛「日経平均は一時前日比200円を超す下げとなる場面も」

熊「ただ、その後はやや下げ渋って、日経平均は結局、前日比113.37円安の11893.16円で引けている」

牛「日銀は午後、まず7000億円の追加資金供給を実施し、そのあと臨時で3000億円の即日資金吸収オペを通知した」

熊「邦銀と外銀の二極化現象、しかも金曜日という要因もあってなかなか調節も難しそうだな」

牛「週末にまた何か出るかわからないし、ここはいったん資金の出しても余計に慎重にならざるを得ない」.

熊「実際にワシントン・ミューチュアルの破綻といったニュースも飛び込んできているし」

牛「ただし、こういった動きに対して、債券の現物は長いところがしっかり」

熊「店頭では結構、投資家さんの押し目買いなどが入っていたようだが」

牛「中期ゾーンはむしろ売られていたが、入れ替えに伴う動きなのかな」

熊「10年296回前日比-0.015%の1.460%、20年105回同-0.020%の2.085%、30年28回同-0.015%の2.220%が買われ」

牛「5年75回は前日比+0.020%の1.095%と上値は重く、2年273回も+0.005%の0.815%が打たれていた」

熊「そんな現物の動きもなんのその、先物は引き続き一人相撲の様相に」

牛「株安などから前場高値を抜いて一時前日比20銭高の137円60銭まで買われた債券先物は」

熊「その後、戻り売りから引けにかけて一時前日比32銭安の137円08銭まで売られ前場安値を下回った」

牛「買った人が投げたといった格好で、これまた日計り売買なのか」

熊「先物に関しては、期末要因で無理な売買も控えられ、週末要因で海外で何が起こるかわからないとオーバーナイトも持てず」

牛「今日もまた債券先物の建て玉は減少してしまうんか、なんか寂しいと作者は言っているが」

熊「債券先物の大引は、結局、前日比20銭安の137円20銭となった」

猫「麻生首相は国連の演説の際、マイクトラブルで冒頭からやり直すハプニングがあったそうね」

熊「その際、故障を知った首相は、すかさず英語で、メード・イン・ジャパンじゃないからこうなる、と見事なジョークで対応」

猫「さすがに外相も務めていたこともあって、場慣れしている感じよね」

牛「これで支持率が上がったり、はしないか」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月25日(木曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄136円97銭、高137円14銭、安136円97銭、引137円13銭、1483億円
LIFFE、寄137円05銭、高137円26銭、安137円03銭、清算値137円13銭、180億円
CME日経平均先物、引け12010円


熊「FRBのバーナンキ議長は昨日、上下両院の合同経済委員会で議会証言し」

牛「金融システムに関し、異常な緊張に直面していると指摘したそうや」

熊「また議長は、金融市場の混乱は経済成長に更なる重大な障害となる可能性を指摘し」

牛「下半期のGDPは潜在的成長率をかなり下回ると発言したそうや」

熊「ただし、金融安定化策が経済回復を導けば、速やかな利上げ、との発言もあったとか」

牛「バーナンキ議長やポールソン財務長官は、引き続き金融安定化策の迅速な法案化を訴えたが」

熊「議会はいろいろと修正案を求め、これに対しポールソン財務長官は」

牛「対象金融機関の経営者の報酬制限を盛り込むように修正すべきだとの考えを示し、議会に対してやや譲歩の姿勢も示した」

熊「ブッシュ大統領も、テレビ演説で、金融安定化策は、金融機関の経営者を救済するものではなく、より広範な経済を支援するために必要な措置と」

牛「そりゃそうやろ、国民としては救済されるのに巨額の報酬を金融機関の経営者が受け取るというのは納得はできないやろ」

熊「しかし、日本でも、以前に同様の議論があったような」

牛「とにかく、米国景気にバーナンキ議長が慎重な見方をしたことで、米10年債利回りは一時3.73%まで低下する場面もあったが」

熊「結局、10年債利回りはその後上昇し、結局、前日比+0.01%の3.81%で引けたのに対し」

牛「米中短期債には金融安定化策の行方が不透明との見方もあり、質への逃避の買いが入り」

熊「TBが買い進まれ、また昨日実施されたの米2年債の入札が好調となったことも加わり」

牛「米2年債利回りは前日比-0.11%の1.96%と大幅に利回りは低下した」.

熊「今日、日本でも2年国債の入札が実施される。利率は前回から0.1%引き上げられ0.8%となる見込み」

牛「外資系証券会社などはリーマン破綻の余波を受け、積極的な応札はしづらく」

熊「国内業者も慎重な応札となるとみられるが、ただ下期に向けての投資家ニーズはあるとみられ」

牛「結果そのものは無難なものとなるんやないか」

熊「昨日の米株式市場は、ダウは下落したもののナスダックは上昇するなどまちまちの結果」

牛「ゴールドマンの株式は、バフェット氏の出資が好感されて上昇したが、金融安定化策を巡る不透明感が重しとなった」

熊「ドル円は今朝のオセアニア時間で106円10銭近辺の動き」

牛「米市場では株も長期金利も方向感に乏しい展開となっており」

熊「今日の東京市場でも、株も債券もやはり方向感のない展開となることが予想される」

牛「昨日、麻生政権が誕生したが、それに対しては市場は、あっそう、といった感も」

熊「要は今のところはあまり市場には影響はないとみられるが、今後の衆院解散総選挙への行方には注目したい」

牛「今日は、野田日銀審議委員の講演や会見も予定されているが」

熊「相場への影響はやはり限定的とみられ、今日の債券市場は2年債入札動向を見ながら、様子見気分の強い展開か」

猫「チャンスを逃すとピンチあり、といったプロ野球の定説が本当かどうか、名古屋大の加藤英明教授(金融経済学)が分析したそうよ」

熊「その結果、走者が二塁以上に進んだチャンスを生かせなくても、それがそのあとの守備には影響は与えていないとの結果に」

猫「これはぜひ金融市場でよく言われる定説というか格言でも、分析してほしいわね」

牛「閑散に売りなし、利食い千人力とか、株式市場での節分天井彼岸底など」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄137円23銭、高137円76銭、安137円15銭、引137円60銭(+64銭)
12500億円
2年272回 0.795%(0.000%)
5年74回 1.075%(0.000%)
10年296回 1.475%(-0.005%)
20年105回 2.090%(-0.015%)
30年28回 %(%)


熊「昨日の米国市場では、米債は中短期主体に買い進まれたが10年債は上値が重かった」

牛「米株はまちまちとなっていたが、本日の日経平均先物は前日比200円安の11920円寄り付きと売りが先行」

熊「債券先物はこの株安などを受けてか、買い気配でのスタートとなり」

牛「前日比27銭高の137円23銭で寄り付いたが、なんか妙にしっかりの債券先物」

熊「朝方に発表された8月の貿易統計では、貿易収支は3240億円の赤字となった」

牛「8月の統計としては1982年以来26年ぶりの貿易赤字だそうで、年末年始の休みの影響で赤字になりやすい1月を除けば、1982年11月以来の貿易赤字とか」

熊「これは、やはり米国などの景気減速が反映された格好か」

牛「寄り付き後は137円20銭を挟んでのもみ合い小動きとなった」

熊「今日の2年国債入札の動向などを見極めたいとの参加者も多いとみられるが」

牛「ブッシュ米大統領は日本時間午前10時から金融安定化策について国民向けに理解を求める演説を行なう予定で」

熊「この内容も見極めたいとの参加者も」

牛「日銀は今日の定例の資金調節での即日資金供給を見送ったが、これは12日以来の7営業日ぶりとなる」

熊「外銀は引き続き資金は取りづらい反面、邦銀は手元資金がだいぶ積み上がっており、邦銀に配慮した格好にも」

牛「ただ、このため外銀による調達レートは0.7%台に上昇した模様」

熊「短期金融市場での二極化の進行で、日銀のオペもなかなかやりづらい状況に」

牛「10時過ぎにブッシュ大統領の演説の内容が伝わってきた」.

熊「米国は深刻な金融危機にある、市場は正常に機能しておらず、信頼感が大幅に失われている(ロイター)」

牛「なかなか深刻な米国の情勢を訴えた格好にも」

熊「これを受けて外為市場で、ドル円は106円を割り込み」

牛「さらに債券先物には買い仕掛けが入り、まず137円40銭台をつけてきた」

熊「現物にはあまり動意がなかったともみられ、先物に投機筋による買い仕掛けかと」

牛「本日入札される2年国債の利率は0.8%、回号は273回と発表された」

熊「リーマンショックの余波に加え、期末も意識されて業者も積極的には動きづらく」

牛「テールはやや伸びるのではないかとの予想となっているが、まずまず無難な入札になるのではないかとも」

熊「米国の深刻な情勢を訴えたブッシュ大統領の演説に加え、金融市場の安定回復のため国際的協力が必要との米財務次官の発言などが要因となったのか」

牛「債券先物はさらに買い進まれて、一時前日比80銭高の137円76銭をつけてきた」

熊「そんなに債券先物が買われる要因はなかったようにも思われるし、日経平均は下げ幅を縮小したりしているけど」

牛「現物は出合いは少なかったものの先物の上昇につられる格好で、2年272回は前日比-0.005%の0.790%」

熊「10年296回は前日比-0.005%の1.475%の出合い、20年105回は前日比-0.015%の2.090%が買われるなどしっかり」

猫「先物にはまだ仕掛け人が残っていたのかしら」

熊「先物は引けにかけてはやや戻り売りに押され、前場は前日比64銭高の137円60銭で引けている」

猫「ここにきて先物の建て玉も減ってきて、仕掛け人は消えたかと思っていたのにね」

牛「しかし、昨日も後場に前場の仕掛けの反対売買らしき動きもは入り、後場の債先の動きにも注意やな」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄137円51銭、高137円73銭、安137円38銭、引137円40銭(+44銭)
12925億円
2年272回 0.795%(0.000%)
5年75回 1.065%(-0.010%)
10年296回 1.475%(-0.005%)
20年105回 2.105%(0.000%)
30年28回 2.220%(-0.020%)


熊「債券先物は前場の仕掛け的な買いの反動が出たとみられ、137円51銭と前場引けから9銭安で寄り付いた」

牛「期末ともなり、参加者も非常に限られる中、債券先物も一部の参加者の売買で動きやすくなっているようや」

熊「2年国債の入札結果は最低落札価格99円96銭5厘、平均落札価格99円97銭2厘となり、テールも短く」

牛「応札倍率3.18倍と、まずまず無難な結果となった」

熊「大手銀行さんのニーズもあったものとみられ、業者さんも思いのほか積極的に応札したようだ」

牛「セカンダリーでも順中に消化されたとか」

熊「しかし、債券先物は後場に入り、上値が重い状況となり」

牛「2年国債入札結果発表後、むしろ売りが入り137円38銭まで下落」

熊「日銀は午後に入り1兆円の資金供給オペを通知した」

牛「朝方のオペが見送られ、その結果、取引レートの跳ね上がり、これに対処したものとみられる」

熊「期末も控えて、資金運用を控える参加者も多いとみられ、資金の出し手も限られている」

牛「ということで、日銀が必死に資金供給を実施しているものの、二極化現象もあってなかなか難しい対応ともなっているが」

熊「邦銀はジャブジャブ、外銀はスカスカといった状況のようだし」

牛「その日銀の野田審議委員は午後の記者会見において、利下げの可能性についての質問には」

熊「イエスともノーとも言えない、と答えたそうだが、そりゃそうだ。これについては質問する方がどうかと思うが」

牛「また野田委員は、日本経済も2009年のほうが減速感強まる、とも発言」.

熊「景気後退局面にあるとされる日本経済の回復も当面は望めそうもない」

牛「米国では大統領まで乗り出して、金融安定化策法案の週内合意を呼びかけた」

熊「大統領が金融問題に対してこういった演説を行なうことなど、極めて異例ともみられ」

牛「それだけ今回の問題の深刻さが伺えるとともに、米政府も真剣に取り組んでいることがわかる」

熊「マーケットでは、この法案の行方に注目しており」

牛「さすがにこうなると議員さんも、あれこれと大幅な修正を加えず、なるべく早期に法案を成立させるように動かないと」

熊「今度は国民の目といったものも、気になってくるんじゃねえかな」

牛「債券先物は前場の仕掛け買いの反対売買などで、売りが入ったものの」

熊「結局、安値は137円38銭までとなり、大引は137円40銭に」

牛「終わってみれば、先物は前場のレンジ内での動きに止まった」

熊「10年296回は前日比-0.015%の1.465%、5年75回同-0.010%の1.065%、20年105回同-0.010%の2.095%が買われる場面もあったが」

牛「引けにかけてはそれぞれ10年296回は1.475%、5年75回1.075%、20年2.105%に後退」

熊「東京株式市場も閑散小動きとなり、日経平均は前日比108.50円安の12006.53円とぎりぎり12000円台で引けている」

猫「佐藤国家公安委員長が就任会見で、私も今、選挙運動ということで農家などを訪れる、と述べたそうね」

熊「こらこら、いくら衆院解散総選挙モード入りしているとは言っても、事前運動は公職選挙法で禁じられているぞ」

猫「そのあと、政治活動の言い間違いと訂正したそうだけど」

牛「むしろ楽しみなのは、NYに政府専用機で向かった新首相が、いつ問題発言をしてくれるかやな」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月24日(水曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円02銭、高137円06銭、安136円93銭、引137円06銭、970億円
LIFFE、寄137円10銭、高137円18銭、安137円05銭、清算値137円11銭、88億円
CME日経平均先物、引け11730円


熊「今日、衆参両院での首相指名選挙を経て、麻生自民党総裁が第92代の首相に指名される」

牛「新聞などの報道によると財務省には、中川昭一氏が内定し、しかも金融相も兼務かと」

熊「米国発の金融危機が世界に伝播し、日本経済への影響も大きくなっているだけに」

牛「財務相と金融相を兼ねるとみられる中川氏や、続投が見込まれる与謝野経済財政担当相の役割も重要なものとなるが」

熊「これまでの発言などからは、中川氏と与謝野氏の日銀に対する考え方は大きく異なり、日銀との対応などにも注意だな」

牛「その点、米国では最近、ポールソンさんとバーナンキさんは仲良く会見するケースが目立っている」

熊「今回の米国の金融危機に対して、米財務省と中央銀行であるFRBが連携して対策を進めてきている結果でもあるが」

牛「しかし、昨日両者の米上院の銀行住宅都市委員会における証言では、金融安定化法案の可決に向けて理解を求めたが」

熊「質疑応答で、一部の議員が法案の実効性などに対し懐疑的な見方を示すなど、早期の可決に向けては難しさも出てきた」

牛「22日の米国株式市場では、この金融安定化策の効果を疑問視する見方も広がり、ダウはこの日、前日比372.75ドルもの下げとなった」

熊「この日はドル安や原油高が大きく進んだことも嫌気されたが、原油先物は最終売買日となった10月限への買戻しなどの影響も」

牛「そして、昨日の米国株式市場では、一時100ドル以上上昇する場面もあったが」

熊「金融安定化策に対しての不安などにより、結局、ダウ平均は161.52ドル安の10854.17ドル、ナスダックは25.64ポイント安の2153.34に」

牛「22日から23日にかけて、ダウは2日間で500ドル以上もの下げとなった」

熊「これを受けてCMEの日経平均先物は11730円と22日の大証引けからは、400円程度の下げとなっている」

牛「NY外為市場では、22日に大きく円高ドル安が進み、今朝のオセアニア時間でもドル円は105円60銭近辺の動きとなっており」.

熊「今日の東京株式市場は、どうやら売りが先行し大幅に下落するとみられる」

牛「米債は、米国の財政に対しての懸念などもあってか、22日には先週末比+0.02%の3.83%とやや利回りが上昇したが」

熊「金融安定化策に対しての不安感などから、再び質への逃避も意識されたのか」

牛「昨日23日の米10年債利回りは、前日比-0.03%の3.80%と低下し、結局、先週末からはあまり動いていない」

熊「ということで、本日の債券市場、先物は株式市場の動向を横目で見ながら、買いが先行するとみられる」

牛「22日には中期ゾーンなどに投資家さんの買いも入り、現物は全般にしっかり」

熊「22日に発行された5年と10年の国債は、結局、リーマンが落とした分は未発行となり」

牛「レポ市場などは大忙しといった状況のようやったが、現物市場そのものへの影響は限定的」

熊「債券先物で、大口売買で相場をかく乱させていた必殺仕掛け人もどうやら、いったん撤退したともみられ」

牛「先物の妙な相場変動も22日にはなくなっていたことで、当面は落ち着いた動きが予想される」

熊「やっとまともな、というかまた以前のように静かな債券相場となりそうだ」

牛「この相場の落ち着きを見て、投資家さんの押し目買いも入りそうやが」

熊「中間決算期末といった要因も加わって、積極的な売買も手控えられそうだ」

猫「リーマンのアジア部門だけでなく欧州や中東部門も野村證券さんが買収するそうね」

熊「三菱UFJフィナンシャル・グループのモルガンへの出資も含め、日本が最終コーナー近くでいよいよ乗り出してきた」

猫「そして、昨日パ・リーグ、ソフトバンクの王監督が今期限りでの退任を発表」

牛「もっとがんばってもらいたい気もするが、しっかり休んで体調を整えて、またいずれ日本のプロ野球のためにがんばってもらいたい」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄137円04銭、高137円13銭、安136円77銭、引136円89銭(-14銭)
12392億円
2年272回 0.785%(+0.005%)
5年74回 1.085%(+0.005%)
10年296回 1.495%(+0.010%)
20年105回 2.115%(-0.025%)
30年28回 %(%)


熊「米10年債の23日の引けは3.80%と、19日引け3.81%から小幅利回りは低下し」

牛「昨日のLIFFEの円債先物は137円11銭と19日の東証引け137円03銭からはやや買戻されたが」

熊「本日の債券先物は22日比1銭高の137円04銭であっさりと寄り付いた」

牛「日経平均先物は22日比50円安の12000円ちょうどの寄り付きとなり」

熊「22日から23日にかけて、米株が大幅に下落していた割りにはそこそこしっかりの寄り付きに」

牛「円高なども手伝って、トヨタなど自動車関連株やソニーなど輸出関連株主体に下落していたが」

熊「反面、モルガンへの出資を発表した三菱UFJや、リーマンの海外部門の買収を発表した野村證券などは買いが入った」

牛「米国では、いよいよニッポンも出てきてくれたか、今回の出資などに対して歓迎するといった報道もあったようやが」

熊「今回のチャンス、日本の金融機関もうまく生かしてほしいな」

牛「現物5年75回は、22日比-0.010%の1.070%の出合い後に1.065%が買われるなど」

熊「現物中期ゾーンに買いが入ったことや、その後日経平均が100円以上の下げとなったことなどから」

牛「先物は一時前日比10銭高の137円13銭まで買われる場面もあったが」

熊「上値も重く、戻り売りに押され137円を一時割り込んだ」

牛「ただ総じて動意は薄く、期末要因もあり参加者も限られたものとなっていた」

熊「米金融安定化策の行方もなんか不安定だしなあ」

牛「日経平均は一時11900円近くまで下落していたが」.

熊「債券市場は比較的落ち着いたものとなり、先物も137円飛び台での小動きが続いた」

牛「短期金融市場はまだ落ち着いておらず、邦銀と外銀の二極化が続いている」

熊「日銀は今日も22日と同様に、定例の金融調節で1.5兆円の即日供給オペを通知」

牛「ただし、外銀の調達金利は誘導目標値を上回の高止まりとなった反面」

熊「邦銀の調達コストはオペも入って、誘導目標値を下回っていた」

牛「そして、日銀は本日、10時40分過ぎに初のドル供給オペを実施した」

熊「金額は300億ドル、機関は米東部時間の9月25日から10月23日だそうだ」

牛「このドル供給オペの通知の少し前に、三井住友がゴールドマンに数千億円出資と伝えられた」

熊「債券先物は必殺仕掛け人は影を潜めたかとに思ったが」

牛「実際にその時間までは、先物は137円飛び台でのもみ合い小動きとなっていたのに」

熊「この報道を受けてか、先物はまとまった売りが入り、一時22日比26銭安の136円77銭まで下落し」

牛「前場は結局同14銭安の136円89銭で引けるなど、やや波乱含みともなった」

熊「現物はやや売買高が細っている中、投資家の売買によって変動幅が大きくなるなど」

猫「業者などもリスクを取りづらくなっているようね」

熊「先物に引っ張られるように、10年296回は22日比+0.010%の1.495%、5年75回同+0.005%の1.085%が打たれた反面」

猫「20年105回は同-0.025%の2.115%が買われるなどしっかり」

牛「ただその後、ゴールドマンへの出資を決めた事実はないとの三井住友からのコメントも」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄136円88銭、高137円10銭、安136円83銭、引136円96銭(-7銭)
8628億円
2年272回 0.795%(+0.015%)
5年75回 1.075%(-0.005%)
10年296回 1.480%(-0.005%)
20年105回 2.110%(-0.030%)
30年28回 2.240%(-0.035%)


熊「今日、初めて日銀はドルの資金供給オペを通知した」

牛「金額は300億ドル、期間は米東部時間の9月25日から10月23日と約1か月」

熊「オファーは10時40分、応募の締め切りは11時30分、結果は翌営業日の8時半となる」

牛「ドル調達が難しくなっている外資系金融機関だけでなく、運用の一環として国内の金融機関からの応札も期待できそうや」

熊「そして、本日入札された13週物の542回FBの入札結果は、入札結果最高落札利回り0.6555%、平均落札利回りは0.6390%となり」

牛「前回の最高落札利回りの0.6105%をも上回ったが、0.6%後半か0.7%かといった予想よりは低い水準ともなっていた」

熊「リーマン破綻の影響などから、外資系金融機関さんからの応札が乏しかったことなどが要因とも」

牛「そういえば、明日は2年国債の入札が実施されるけど、どうなんやろ」

熊「このままいくと、利率は前回から0.1%引き上げられて0.8%となる見込み」

牛「外資系証券さんなどは、資金繰りなどもあって、さすがに入札には慎重となるともみられるが」

熊「国内の業者さんがどれだけ積極的に応札してくるのか」

牛「しかも、明日の入札分からは、15年変国が減額される分の増発により、一回あたり1.8兆円程度の発行となる」

熊「一回あたり1000億円程度増加しても、それほど問題視はされないとみられるが」

牛「下期に向けての大手銀行さんなどのニーズも、それなりに見込めるとも考えられることで」

熊「テールはやや長めとなる可能性があるが、まずまず無難な入札となるのではないかと」

牛「今日の債券市場は、期末も控えて開店休業中といった参加者も多かったとみられ」.

熊「一部の投資家さんの動きで左右されやすい地合ともなっていたようだ」

牛「明日の入札控えた2年国債、272回はヘッジ売りなども入ったのか重く、22日比+0.015%の0.795%に」

熊「反面、超長期は買われ、20年105回は22日比-0.035%の2.105%、30年28回同-0.040%の2.235%に」

牛「そして、前場10時40分あたりから、突然打たれ債券先物は」

熊「136円88銭と前場引けからは1銭安で寄り付き後、買戻しが入り137円10銭に」

牛「結局、前場の債券先物売りは日計りの仕掛け売りに過ぎなかったと」

熊「その買戻しが一巡してしまうと、債券先物も参加者薄く」

牛「結局136円83銭から137円10銭と前場レンジ内での動きとなった」

熊「137円近辺でうろうろして、大引は22日比7銭安の136円96銭、後場出来高はわずかに8628億円しかない」

牛「先物の上値の重さも手伝って、10年296回同-0.005%の1.480%、5年75回も同-0.005%の1.075%と超長期に較べて上値重く」

熊「日経平均が12000円台を回復し、22日比プラスとなったことなども債券先物の上値を抑えたものと」

牛「株高はゴールドマンへの出資などへの期待感などが要因とみられ」

熊「今日発足する新内閣への期待感などは、あまりなさそうだ」

猫「少子化担当相に起用される小渕優子さんは、34歳と史上最年少の閣僚となるそうね」

熊「どんどん若手を起用していくことは、欧米の政治家の年代など見ても必要なことじゃねえかな」

猫「若ければ良いというものでもないけど、おじいちゃんばかりで物事を決められてもねえ」

牛「さてさて、新内閣はどんな顔ぶれになるのか」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月22日(月曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円05銭、高137円37銭、安136円91銭、引137円37銭、2980億円
LIFFE、寄137円35銭、高137円36銭、安136円40銭、清算値136円53銭、738億円
CME日経平均先物、引け12475円


熊「今日の自民党総裁選で、麻生総裁が誕生することがほぼ確実視されている」

牛「明後日24日の臨時国会で、首相に指名される予定に」

熊「組閣人事について、対立候補の与謝野馨氏、石破茂氏も入閣する方向とか」

牛「組閣人事も注目やけど、その後の衆院解散総選挙のタイミングが今後の焦点に」

熊「焦点といえば、金融市場では米国の金融安定化策の行方に注目が集っているが」

牛「米政府は20日に、米金融機関から最大7千億ドル、日本円で約75兆円の不良資産を買い取ることを柱にした金融危機対策の政府案を発表」

熊「米政府による金融危機対応では大恐慌時の対策以来の規模となるそうで」

牛「不良債権の買取りは入札方式で、対象は住宅ローン担保証券をはじめとした証券化商品などとなり、2年間の時限措置」

熊「これに伴い、連邦政府の債務上限も現行の10兆6150億ドルから11兆3150億ドルに引き上げられる」

牛「茂木金融相は21日、米政府の金融危機対策について、根本解決へ動き出した、と述べたそうやが」

熊「とりあえず、米政府もやっと重い腰を上げてきたことで、混乱は収縮に向かう可能性が出てきたが」

牛「しかし、本格的な金融危機の解消にはまだ時間はかかりそうや」

熊「そうは言うものの、市場はこの政府の金融危機救済策などを好感し先週末の米国株式市場は大幅な上昇となった」

牛「金融株の空売りの全面禁止や、MMFの元本を保証する保険制度の導入を実施したことなども好感」

熊「モルガンスタンレー、ゴールドマンサックス、銀行大手のワコビアやシティグループなどの株が大幅に上昇」

牛「結局、先週末のダウ平均株価は前日比368.75ドル高の11388.44ドル、ナスダックは74.80ポイント高の2273.90ポイントで引けた」.

熊「米債券市場では、政府による対策を好感しての株高により、質への逃避で買われた反動の売りや」

牛「対策に伴う国債発行など、米財政への懸念なども加わり、米債は急落の展開となり」

熊「米10年債利回りは前日比+0.27%の3.81%に、2年債利回りは同+0.48%の2.17%に」

牛「米外為市場では、米政府の金融危機対策により株の上昇などを受け、投資家のリスク許容度への回復期待も加わり」

熊「円売りドル買いが進み、ドル円は107円40-50銭でNY市場では引けていたが」

牛「今朝のオセアニア時間では、やや円買いドル売りが進んで106円60銭近辺に」

熊「円債先物は先週末のイブニングセッションで137円37銭の引け、LIFFEでは136円53銭で引けている」

牛「本日の債券先物は、米債安などを背景に、今日は売り気配スタートとなりそうや」

熊「そして今日は9月22日となり、5年75回債と10年296回債の発行日、つまり払い込み期日となる」

牛「リーマンさんの入札分は5年で1187億円程度、10年1436億円程度落としていたとみられ、その分が未発行となる」

熊「すでに業者さんなども、このための対応は進めていたとみられ、これによる市場への影響は限られそう」

牛「とはいえ、決算期末要因も加わり業者も動きにくいし、先行き不透明感の強まりから投資家も動きにくく」

熊「債券先物は仕掛け的な買いポジションに対する解消売りなども入る可能性もあり、大きく売られる可能性もある」

猫「メーク・ミラクルの再来ね、ゲーム差13をゼロにした読売ジャイアンツ」

熊「ジャイアンツは、1992年6月以来となる10連勝を果たして一気に阪神に並んだ」

猫「人気が下降気味となっていた野球の人気が復活しそうね」

牛「なんかいろいろと盛り上がってきそうやけど、景気も少しは盛り上がってくれるかな」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄136円65銭、高137円08銭、安136円61銭、引136円84銭(-18銭)
14456億円
2年272回 0.790%(+0.005%)
5年74回 1.110%(-0.005%)
10年296回 1.495%(+0.015%)
20年105回 2.145%(0.000%)
30年28回 2.275%(-0.005%)


熊「今朝発表された8月18〜19日分の金融政策決定会合議事要旨によると」

牛「国際金融市場の現状について、米欧金融機関の損失拡大懸念、世界経済の先行きへの懸念の高まり等を背景に、不安定な状態が続いているとの見方で一致」

熊「複数の委員は、(米国の)住宅価格は、全体としてみると大幅な下落を続けており、底打ちの兆しはみえないとの認識を示していた」

牛「その上で、金融市場・資産価格・実体経済の負の相乗作用がいつどのように収束に向かうのか不確実性が大きいとの認識で一致していたようや」

熊「この負の連鎖を食い止めるべく、米FRBや財務省は矢継ぎ早に対策を打って出た」

牛「というより、リーマン破綻やAIG救済など、市場に急かされての対応策といった面もあったが」

熊「とりあえず、最大7千億ドル、日本円で約75兆円の不良資産を買い取るといった思い切った対応策を発表」

牛「さすがに市場では、この政府の対応を好感し、先週末の米株式市場は大幅上昇となり」

熊「反面、質への逃避などで大きく買われていた米債は急反落といった展開に」

牛「これを受けて、本日の東京市場では株は日経平均で一時先週末比300円を超す上昇とはなったが」

熊「一時、107円台をつけていたドル円が、東京時間では106円台半ばになったこともあり」

牛「その後株式は思いのほか伸び悩みといった感も」

熊「先週末の米債は急落し、債券先物はこれを受けて売り気配でのスタートに」

牛「気配を切り下げ、寄り付きは先週末比37銭安の136円65銭となった」

熊「本日は5年75回債と10年296回債の発行日、つまり払い込み期日となるが」

牛「また今月利払いの国債の決済も含め、今日は国債決済が集中するが」.

熊「リーマンと取引のあったところは、先週対応を進めていったとみられるものの」

牛「今日も10年カレントの296回あたりは、売られたり買われたりとやや不安定な動きとも」

熊「先週末比+0.015%の1.495%で出合った現物10年296回は、先週末比+0.005%の1.485%が買われ」

牛「債券先物も136円61銭を目先安値に買戻しが入り」

熊「一時先週末比6銭高の137円08銭まで買われ、137円台を回復し先週末比プラスになる場面も」

牛「しかし、その後同+0.020%の1.500%ちょうどに後退し」

熊「債券先物も再び137円を割り込み、136円84銭で前場を引けた」

牛「現物中期は2年272回先週末比+0.005%の0.790%、5年75回は同-0.005%の1.110%が買われ」

熊「そして、20年105回同-0.005%の2.140%、30年28回同-0.005%の2.275%が買われるなど超長期もしっかり」

牛「短期金融市場もここにきてやや落ち着きを取り戻しつつあるようで」

熊「今日の日銀の資金供給も、9時過ぎに臨時に行なうのではなく、定例の時間に戻している」

牛「1.5兆円の資金供給受けて、邦銀の調達金利は一時0.3%程度まで下回ることも」

熊「ただし、外銀の資金調達金利は強く、国債決済日という要因もあって共通担保オペの結果も平均落札レートは0.7%台に」

猫「米FRBは、ゴールドマンとモルガン・スタンレーの銀行持ち株会社への移行を認可したそうよ」

熊「これにより、ゴールドマンもモルガン・スタンレーもFRBの規制下に置かれることに」

猫「米政府とFRBは、次から次に手を打ってくるわね」

牛「さて、原巨人軍監督のように、やることなすこと、うまく行くかどうか」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄136円90銭、高137円03銭、安136円74銭、引137円03銭(+1銭)
9065億円
2年272回 0.785%(0.000%)
5年75回 1.085%(-0.030%)
10年296回 1.485%(+0.005%)
20年105回 2.160%(+0.015%)
30年28回 2.275%(-0.005%)


熊「さきほど、麻生太郎氏が自民党の新総裁に選出された」

牛「あっそう、といった感じで、なんか自民党総裁選もあまり盛り上がらなかったなあ」

熊「衆院解散総選挙に向けて、今後、自民党、民主党が果たしてどのような動きを見せてくるのか」

牛「午後に入り、日銀は24日スタートで1.8兆円の手形売りオペを実施し資金を吸収」

熊「月末にかけての資金の余剰感を解消するのが目的とみられるが」

牛「無担保コールレートは、引き続き外銀と邦銀で市場は二極化している」

熊「邦銀では0.2%近辺での資金調達があった反面、外銀は0.5%あたりでの取引が多いようだ」

牛「とはいうものの、とりあえずは短期金融市場はだいぶ落ち着きを取り戻しつつあるようや」

熊「今日は連休の狭間でもあり、債券市場も参加者も少なく」

牛「なんか久しぶりに静かな債券先物市場であったような」

熊「先週末19日の債券先物の建て玉は前日比7千億円程度減少したが」

牛「この日も大きな売買を仕掛けていたような動きが見えたが」

熊「大口の売買を行っているとみられる、一部の参加者もその買いポジションをだいぶ減らしてきたものと」

牛「米国での政府による金融安定化策などの発表を受けて、質への逃避の連想などによる債券買いのポジションはいったんは解いてきたものと」

熊「今日の後場の債券先物の出来高は、9065億円と1兆円を割り込み」

牛「後場の値動きは、前場のレンジ内となり、久しぶりに落ち着いた相場となった」.

熊「現物もやはり連休の狭間ともなり、参加者も限られる中にあって」

牛「今日の5年105回、10年296回の払い込み最終日にともなっての、リーマンの入札の未発行分のポジション調整などで」

熊「それぞれ、ややまちまちな動きともなったとみられ」

牛「10年296回は後場に入り、1.505%と1.5%台が一時、打たれたがその後1.485%まで買われた」

熊「5年75回は朝方に1.120%まで売られていたが、後場引けあとに1.075%が買われ」

牛「20年105回同-0.005%の2.140%、30年28回同-0.005%の2.275%が買われるなど超長期しっかり」

熊「債券先物は引けにかけて、現物押し目買いも入ったことで」

牛「結局、先週末比1銭安の137円02銭で大引となった」

熊「そして、日経平均はじりじりと上げ幅を縮小させ」

牛「結局、こちらは先週末比169.73円高の12090.59円で大引となった」

熊「米FRBは、ゴールドマンとモルガン・スタンレーの銀行持ち株会社への移行を認可といった記事はあまり影響はなかったようにも」

牛「なにはともあれ、米政府とFRBによる金融安定化策が功を奏するのかどうか」

熊「今後の欧米市場の動向も気になって、余計に今日は動きづらかったものと」

猫「今度の首相には、食の安全についてもしっかりやってほしいわね」

熊「本当にどこに何が入っているのか、農林水産省さんにはしっかりと調べてもらわないと」

猫「ということで、作者さんは昨日、地元の新米を買いに行ったそうよ」

牛「さすがに地元の取れたての新米には、変なものは混ざってないと思うけど」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月19日(金曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄138円30銭、高138円47銭、安138円16銭、引138円34銭、4194億円
LIFFE、寄138円32銭、高138円39銭、安138円25銭、清算値138円35銭、266億円
CME日経平均先物、引け11760円


熊「昨夕、日銀は米FRBと600億ドルのスワップ協定、臨時決定会合で決定とのニュースが流れたが」

牛「これは、日米欧の主要6か国中銀が強調して1800億ドルのドル資金を自国市場に供給する緊急対策を受けてのもの」

熊「日銀が国内市場でドルといった外貨を供給するというのは初めての試みとなり」

牛「日本国債を担保にして、金融機関にドルを貸し出すことになり日本でも外資系金融機関がドルを調達しやすくさせる」

熊「ドルLIBOR3か月物と米TB3か月物金利との利回り格差(TEDスプレッド)が、ここにきて急拡大し」

牛「これはつまり金融機関同士での資金を貸し借りする際の金利が大きく上昇し、より安全資産となる米国債に資金が流れ」

熊「短期金融市場では資金の貸し手が慎重となり、資金の流れが滞り、それに対して各国中央銀行は大量の資金供給を実施し」

牛「日銀も連日のように資金供給を実施しているが、日本でも外資系金融機関を中心に調達づらい状況となり」

熊「それに対しては、ドルを直接、日銀が貸し出した方が効果があると」

牛「そして、昨日、ポールソン米財務長官は、金融問題に対処するためRTC型の解決法を議会に提案と伝えられた」

熊「昨日、日銀の白川総裁は、資金逼迫の背景にある金融機関の健全性の問題に取り組まない限り、問題は解決しない、と指摘したが」

牛「ボルカー元FRB議長は米紙で整理信託公社(RTC)のような仕組みを作り不良債権を買い上げるべきだという提案を寄せていたそうやが」

熊「RTCとは1989年に、貯蓄貸付組合(S&L)が破綻した後の破綻処理などをするために設立された」

牛「日本でも米国のRTCをモデルに整理回収機構を設立し、公的資金を投入された破たん金融機関や住宅金融専門会社などの不良債権の買取りを行なった」

熊「もし今回の米金融危機に対してRTCのような仕組みが実現すれば、破綻した金融機関の不良債権処理などが進むこととなり」

牛「金融市場の混乱が落ち着くのではないかとの思惑から、昨日の米国市場ではこのポールソン財務長官の発言を受けて」.

熊「米株式市場は規制当局による空売り規制の実施も手伝い急反発となり」

牛「ダウ平均は410.03ドル高の11019.69ドルに、ナスダックも100.25ポイント上昇した」

熊「米債券市場では、長期債主体に売られ、10年債利回りは前日比+0.13%の3.54%に、2年債利回りは同+0.06%の1.69%に」

牛「NY外為市場では、金融市場への安定化に向けての報道などを受け円売りドル買いが進み」

熊「今朝のオセアニア時間でのドル円は105円40銭台での推移となっている」

牛「今日の東京市場では、株式市場は米株の急反発も手伝って、買い優勢のスタートとなるとみられるが」

熊「債券市場は、米債の下落などを受けて、先物は売りが先行しそうだ」

牛「昨日は引けにかけて、中期ゾーン主体に現物売りが持ち込まれたようやが」

熊「リーマン破綻の影響による22日の国債決済への影響などもあり」

牛「さらに外資系金融機関さん主体に、リスク許容度も大きく低下しているとみられ」

熊「国内の業者さんも、国債決済問題に加えて、決算期末も控えて動きが取りにくく」

牛「投資家さんも慎重姿勢ともなり、特に現物売買は手控えられる可能性もあり」

熊「今日の現物市場もちょっとした売買で、値が飛びやすくなるとみられる」

猫「金融市場では米国発のハリケーンがあちらこちらに被害を加えているようだけど」

熊「日本では本物の台風がじわりじわりと関東にも向かっているようだ」

猫「台風13号は迷走台風とも呼ばれているけど」

牛「米金融当局も迷走は避けて、なんとしか金融安定化に向けて駒を進めてほしい」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄137円79銭、高137円81銭、安136円61銭、引136円95銭(-1円39銭)
25528億円
2年272回 0.800%(+0.005%)
5年74回 1.155%(+0.035%)
10年296回 1.525%(+0.040%)
20年103回 2.175%(+0.025%)
30年28回 %(%)


熊「昨夕、日米欧の主要6か国中銀が強調して1800億ドルのドル資金を自国市場に供給する緊急対策を発表」

牛「さらにポールソン米財務長官は、金融問題に対処するためRTC型の解決法を議会に提案と伝えられ」

熊「これを受けて昨日の米国市場では金融株主体に急反発となりダウは410ドル高」

牛「米債は長期債主体に下落し、10年債利回りは前日比+0.13%の3.54%に」

熊「これを受けて本日の債券先物は売り気配のスタートとなり、前日比55銭安の137円79銭寄り付いた」

牛「先物は寄り付き直後につけた137円81銭を高値に、じりじりと下落した」

熊「朝方の短期金融市場では、引き続き外銀の調達金利は0.7%程度に切り上がり」

牛「日銀は今日も、9時過ぎに4日連続となる臨時の2兆円の資金供給オペを通知した」

熊「ただし、外銀の調達金利はこれを受けてもなかなか低下しなかったようだ」

牛「日本でのドル資金供給策も、どれほどの効果があるのか不透明なところもあり」

熊「RTC構想で米市場で株は戻るなど、金融不安がとりあえずいったん払拭されたような動きとなっていたが」

牛「いったん風が吹いて霧が晴れても、それはやはり一時的で、現場での金融不安といったものはなかなか後退していない」

熊「日経平均は11800円台に回復し、前日比300円を超す上昇となったが」

牛「ドル円が106円70銭台をつけていることもあり、とりあえず売り方の買戻しが株は入っていたと」

熊「米金融不安の霧はなかなか晴れないとしても、債券先物はどうもいったん買いのポジションを解消するような動きも」

牛「今日は前場の引けにかけて、まとまった売りが入り一時前日比1円73銭安の136円61銭まで急落する展開となった」.

熊「16日の債券先物は、サーキットブレーカーが発動後一時先週末比3円高の140円35銭とストップ高をつけたが」

牛「この際は現物を置いといて、先物が急騰していたが、こういった動きの反動が入ったようにも」

熊「ここにきて、債券先物の割高感に対して、急速に修正が入っている」

牛「海外投資家の買いのポジション調整かとの見方もあるが」

熊「昨日も大引にかけて中期債主体に大きく売られ、先物も安値引けとなっていたように」

牛「ここ数日、前場引けや大引にかけて、妙な動きをすることも多い債券市場」

熊「どうも、それにはリーマン破綻の影響も絡んでいるのではとの観測もある」

牛「22日の国債決済に向けての懸念もあるが、リーマンさんは金利スワップ市場などでもかなり売買を行っており」

熊「その相手方になっていた業者さんなどが、そういったポジションに絡んでの動きが引けに集中したのではないかと」

牛「とにかく、リーマン破綻によって、現物決済も含めて現場はかなり混乱しており」

熊「その混乱は当面続くとみられ、その混乱とともに債券先物は割高修正も入っていたことで」

牛「結局、前場は前日比1円39銭安の136円95銭で債券先物は引けている」

熊「後場も荒れそうな債券市場、先物はさらに一段安となる可能性も」

猫「結局、事故米問題で、あの太田農水相は福田首相に辞表を提出したそうね」

熊「自民党総裁選もあって、そろそろ潮時とみていたのかな」

猫「事故米問題で、太田さんの、私どもに責任があると考えているわけではないと発言は、やっぱり無責任よね」

牛「しかし、事故米もサブプライム問題もリスクがどこまで広がっているか検討もつかない点に共通点があるような」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄136円90銭、高137円90銭、安136円81銭、引137円02銭(-1円32銭銭)
20982億円
2年272回 0.770%(-0.025%)
5年75回 1.110%(-0.010%)
10年296回 1.485%(0.000%)
20年104回 2.130%(-0.020%)
30年28回 %(%)


熊「債券先物の後場寄付は、前日比1円44銭安の136円90銭となり、その後買戻しから一時137円台を回復」

牛「後場も当初は週末らしい小動きとなりそうだが、何かのタイミングで動き出す可能性も」

熊「市場参加者もかなり神経質となっているし、そもそも参加者も限られている」

牛「米国発の金融危機が世界に飛び火し、欧米日では連日のように大量の資金供給を実施」

熊「日銀は午後に入っても、1兆円の即日供給オペを実施した」

牛「米国や英国でも空売り規制など株価対策も」

熊「昨日発表された、日銀と米FRBとの間での600億ドルのスワップ協定も含めて」

牛「とにかく、危機対応として、やれることは何でもやっていくと」

熊「そんな中、参院財政金融委員会に出席していた白川日銀総裁は、民主党の委員からの日銀が緊急利下げを行なう可能性についての質問に対し」

牛「白川総裁は、緊急利下げも含め、金融政策はすべてのオプションを常に考えて判断、と発言したとのロイターのフラッシュ記事に対し」

熊「冷静に考えればこの発言は日銀の利下げを意識してのものではない、ということはわかるものの」

牛「現在の債券市場はかなりピリピリ感も漂い、何事に対してもショックを受けやすく」

熊「どうもこの記事に反応してしまったようで、債券先物はは138円90銭をつけあっさりと前場高値を抜いて」

牛「当日安値の136円61銭からからは今度は1円以上の大幅反発と、なってしまった」

熊「ただし、このタイミングでは現物2年272回が前日比-0.050%の0.745%と大きく買われており」

牛「5年75回も前日比-0.030%の1.090%、10年296回前日比-0.025%の1.460%が買われた」.

熊「白川総裁コメントがきっかけだったかもしれないが、現物はタイミングを見て買おうとしていた市場参加者もいたとみられる」

牛「そういえば、来週22日が払い込み期日となる5年と10年国債のリーマンさんの入札分は、16日の2年債同様にキャンセルとなるとみられ」

熊「5年国債で1187億円程度、10年債で1436億円程度(いずれも市場推計)が未発行となる見通しに」

牛「ただし、これにともなってのリーマンさんから新発を買いつけていた投資家さんも手当て買いなどは進めてきているとみられ」

熊「ということで、22日はそれほど大きな混乱を招くようなことはなさそうだが」

牛「金利スワップなどのリーマンさんとの取引に伴う調整も、ここにきてだいぶ入ってきているようにも」

熊「後場の先物の上昇をきっかけとした一時の現物買いもそういった手当て買いであった可能性もありそうだ」

牛「ただし、今回リーマンさんが落として未発行となったFB470億円、2年817億円を含めての、穴埋めも今後必要にも」

熊「すぐに埋める必要はないものの、いずれにしてもどこかで埋める必要はあるのだろうな」

牛「債券先物は137円90銭をつけたあとはフリー・フォール状態となって、一時137円割れ」

熊「日経平均が前日比400円を超す上昇となったことも影響したとみられるが」

牛「参加者も限られる中、ほんまに値動きの激しい相場展開やな」

熊「結局、債券先物は前日比1円32銭安の137円02銭となった」

猫「今週末はさすがに何もないわよね」

熊「台風が関東地方に接近する恐れがあるぞ」

猫「そうではなくて、米国での金融機関とか」

牛「さすがに少しは落ち着いてもらわないと」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月17日(水曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄139円50銭、高139円55銭、安139円25銭、引139円48銭、2531億円
LIFFE、寄139円45銭、高140円16銭、安139円31銭、清算値139円72銭、738億円
CME日経平均先物、引け11760円


熊「FRBはFOMCにおいて、全員一致で政策金利を2%に据え置く事を決定した」

牛「リーマン破綻による金融市場の混乱などから、利下げを期待する声もあったが」

熊「とりあえず、市場の混乱に対しては、大規模な資金供給で対処した」

牛「昨日のFF金利は3%誘導目標の2%を大きく上回り、FRBはニューヨーク連銀を通じ700億ドルの資金供給を前日に続き実施している」

熊「FOMC後に発表された声明文によると、金融市場の緊張は著しく高まり、労働市場は一段と弱まったと」

牛「経済成長の下振れリスクとインフレの上振れリスクの両方を、引き続き懸念しているとも」

熊「ちなみに、昨日発表された米8月の消費者物価指数は前月比-0.1%、前年比+5.4%とほぼ市場予想に近いものとなっていた」

牛「昨日のニューヨーク原油先物価格は世界的な景気後退観測などから、WTI10月限は前日比4.56ドル安の91.15ドルと大幅に下落」

熊「100ドルをあっさり割り込んでから下げピッチを速めているようにも見えるが、次の節は80ドルあたりかとも」

牛「ここにきて物価上昇圧力は弱まりつつあるが、FOMC後の声明文ではインフレ見通しの不透明感は引き続き強いとも」

熊「そういえば、昨日のFOMCには、ガイトナー米ニューヨーク連銀総裁が出席していなかったそうだ」

牛「リーマン破綻に続き、今度はAIGの資金繰りの悪化により、金融当局者や金融機関などが対策を検討しているそうやが」

熊「そちらへの対応に、ガイトナー総裁は追われていたのだろうか」

牛「これに関して日本時間8時過ぎに、CNBCは米FRBがAIGに対する約850-900億ドルのつなぎ融資(ブリッジローン)を交渉中と伝えている」

熊「AIDのつなぎ融資協議には、バーナンキFRB議長やポールソン財務長官も参加しているそうだ」

牛「昨日の米国市場では、FOMCでの政策金利の据え置きを受けて一時前日比100ドル以上下げる場面もあったが」.

熊「FRBによるAIGへの支援への期待などから、金融株などが切り返し、前日の大幅安の反動も加わって」

牛「ダウは結局、141.51ドル高の11059.02ドル、ナスダックは27.99ポイント高の2207.90ポイントで引けている」

熊「米債はFRBによるAIGへの支援への期待や政策金利据え置きなどを受けて、戻り売りが入り」

牛「米10年債利回りは前日比+0.05%の3.43%、2年債利回りは同+0.09%の1.80%で引けている」

熊「米2年債利回りは一時、1.56%まで低下する場面もあって、かなりの乱高下ともなったようだ」

牛「昨日の東京市場でも、債券先物はストップ高つけたり、そこから1円下げたりとだいぶ派手な動きともなっていた」

熊「昨日のLIFFEでもめずらしく値動きが大きくなっており」

牛「今日の債券市場でも、先物はかなり大暴れしそうやが」

熊「現物は比較的落ち着いた動きとなると予想されるが、いずれにしても上値は重くなりそうだ」

牛「特に超長期ゾーンは明日の20年国債入札も控えて、神経質な展開となることが予想される」

熊「しかし、米国発の金融不安に対しての不透明感も払拭できないことで」

牛「大きくは売りこみづらい面もあって、昨日同様、戻り売りと押し目買いが交錯する場面もありそうや」

熊「本日の金融政策決定会合でも、政策金利は据え置かれると思われる」

猫「米国の金融機関の破綻懸念が次から次ぎとでてくるのね」

熊「日本でも同様のことが、1997年以降起きていたが、歴史は繰り返すのか」

猫「日本の貴重な教訓を、うまく米国でも生かしてほしいわね」

牛「それでも、この米国発の金融市場の混乱はかなり長引きそうや」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄138円60銭、高138円95銭、安138円06銭、引138円39銭(-1円06銭)
23808億円
2年272回 0.730%(+0.030%)
5年74回 0.730%(+0.030%)
10年296回 1.495%(+0.030%)
20年103回 2.105%(+0.010%)
30年28回 %(%)


熊「報道によると米FRBは16日、経営難に陥っている米保険最大手AIGに対し、NY連銀が850億ドルを上限に融資することを承認したと発表」

牛「そして、米政府がAIGの79.9%の株式を取得し、普通株と優先株の配当の支払いを拒否する権利を持つそうや」

熊「FRBは声明で、AIGの破綻は金融市場の不安定さを増し経済活動を弱める可能性が高い、と指摘し」

牛「このため大型融資とともに、実質国有化することを決定したんか」

熊「米国市場ではダウは141ドル高となり、米債は反落となり10年債利回りは前日比+0.05%の3.43%に」

牛「米2年債利回りは、昨日、一時1.56%まで低下する場面もあったが、結局前日比+0.09%の1.80%で引けている」

熊「外為市場では、朝方からドルを買戻す動きを強め、ドル円は106円台に」

牛「これらを受けて、日経平均先物は前日比200円高の11780円寄り付き」

熊「ということで、本日の債券先物は売り気配スタートとなり」

牛「昨日とは反対に、気配値を切り下げて、前日比85銭安の138円60銭寄り付いた」

熊「昨日は一時、前日比3円高とストップ高をつけた割りには下げ幅が少なかったようにも」

牛「債券先物が前日比3円上昇は初めてのことやったが、3円下げたことは過去に2回あったそうやな」

熊「それは債券先物がスタートした直後の1985年10月28日と11月1日のことで、もちろん知らない人も多いだろうな」

牛「それはさておき、今日の短期金融市場では翌日物の無担保コールレートが一時0.72%に跳ね上がり」

熊「上限はロンバートレートの0.75%で抑えられるものの、短資さんの手数料考えるとほぼ0.72%とは上限近い数字」

牛「このため、日銀は連日の朝方の資金供給を実施し、朝方に2兆円の即日供給オペを通知した」.

熊「これを受けて翌日物の無担保コールレートは下げたものの、外銀勢のビッドは0.6%台に高止まりしているようだ」

牛「国内でもレポ市場が機能不全に陥るなど、短期金融市場の混乱は当面続くとみられ」

熊「これは欧米市場でも同様で、各国中銀は積極的に資金供給をせざるを得ない」

牛「ただし、債券市場は先物を除いて次第に落ち着いた動きともなっている」

熊「5年75回が前日比+0.060%の1.100%が打たれ」

牛「10年296回も前日比+0.035%の1.500%と、1.5%台に乗せてリーマン・ショック前の水準に戻っている」

熊「時間外取引で米2年債が2.0%台に乗せるなど米債がさらに売られたことなども」

牛「現物の上値を抑えたとみられるが、投資家さんもなかなか積極的には動きづらく」

熊「一時的なショックで長期金利が低下したからといって、すぐに高値を買いにくることもせず」

牛「かといって、水準が元に戻ってきても、もう少し様子を見たいと」

熊「債券先物は海外勢などの投機的な動きも伴って、なかなか割高感の解消とは行かず」

牛「債券先物も一時前日比1円39銭安の138円06銭に下落したものの、やや買戻しも入り138円30銭近辺でのもみ合いとなり」

熊「前場は前日比1円06銭安の138円39銭で引けている」

猫「米AIGさんて、日本ではアリコやAIGスター生命保険、AIGエジソン生命保険の生保3社、AIU保険会社、アメリカンホーム保険会社を抱え」

熊「もし破綻とかなった場合には、日本でもかなり大きな影響が出た可能性があった」

猫「リーマンさんは救わなかったけど、AIGさんは救わざるを得なかったということね」

牛「しかし、これで少しは霧が晴れてくれるんやろか」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄138円50銭、高138円76銭、安138円42銭、引138円73銭(-72円銭)
15187億円
2年272回 0.735%(+0.035%)
5年75回 1.070%(+0.030%)
10年296回 1.490%(+0.025%)
20年104回 2.100%(+0.005%)
30年28回 2.245%(-0.010%)


熊「債券先物は、後場に入り買い気配のスタートとなり」

牛「前場からは11銭高の138円50銭で寄り付いたが、特に何か材料が出たわけでもなさそうや」

熊「日経平均先物が後場に入り、前場の引けから60円安で寄り付くなど」

牛「めずらしく、株先売り債先買いなども入ったのかも」

熊「日銀の金融政策決定会合が13時前に終了」

牛「今回も、全員一致で現状の金融政策を維持することを決定した」

熊「同時に発表された声明文では、国際金融資本市場は不安定さが増しており、また、世界経済には下振れリスクがある、と」

牛「最近の米国金融機関を巡る情勢とその影響を踏まえ、引き続き、円滑な資金決済と金融市場の安定確保に努めていく方針を表明」

熊「ということで、早速、午後に入ってからも、1兆円の即日供給オペを通知。本日はこれで都合3兆円の資金供給に」

牛「これを受けて、やや無担保コール翌日物金利は落ち着いてきたようや」

熊「落ち着いたといえば、久しぶりに債券先物も落ち着いた動きとなった」

牛「さすがに海外投資家さんも、ちょっと息切れかな」

熊「リーマンは破綻となり、その影響は今後も残るとは言うものの」

牛「メリルリンチはバンカメに救済合併されることとなり、AIGは日本で言うところの国有化も決まった」

熊「次ぎはどこ、といった10年前に日本で起こったときと同じような状況となってはいるが」

牛「とりあえず、大手については、いったんは目処がたったとも」.

熊「バーナンキさんや、ポールソンさんなど米金融当局者も大忙しだったろうな」

牛「まだ落ち着いて眠れる状況ではないものの、少しゆっくりできるかな」

熊「今後は景気への影響なども含めて、注意が必要となるが」

牛「日本では金融機関への影響は欧米に較べれば軽微だったものの」

熊「ハチに刺された程度と言った大臣もいたが、今後の金融市場への影響とともに日本でも景気動向に注目したい」

牛「ということで、後場の債券市場では、現物は長いところがしっかりとなり」

熊「20年104回は前日比+0.005%の2.100%ちょうどが買われ、30年28回も前日比-0.005%の2.250%が買われ」

牛「10年296回前日比+0.025%の1.490%、5年75回前日比+0.035%の1.075%、2年272回前日比+0.035%の0.735%と」

熊「イールドカーブはフラットニング圧力を強めた」

牛「一般債の起債が軒並み延期となるなどリーマン・ショックの影響が社債などには引き続き出ているが、現物国債は押し目買いも入り下げ渋りの様相と」

熊「明日の20年国債入札もさほど問題はなさそうだ」

牛「日経平均は一時前場の安値を下回るなど、上げ幅を縮小、昨日600円も下げた割には、140円程度しか戻らなかった」

熊「外為市場では、ドル円は再び106円割れ、そして債券先物の大引は結局、前日比72銭安の138円70銭」

猫「さすがに今日の米国市場では何もないわよね」

熊「とは思うが、不安感は強いだろうな」

猫「今度、新橋にタミヤプラモデルファクトリー新橋店がオープンしたとかで」

牛「作者も久しぶりにプラモデルでも作ってみたいと言っているが、何歳だったっけ」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月16日(火曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円35銭、高137円37銭、安137円27銭、引137円27銭、2048億円
LIFFE、寄138円15銭、高138円56銭、安138円15銭、清算値138円37銭、584億円
CME日経平均先物、引け11730円


熊「注目された米大手証券リーマンブラザーズは、連邦破産法11条(日本での民事再生法)の適用を申請」

牛「ポールソン米財務長官は、リーマン・ブラザーズの公的救済は一度も考えなかったと発言」

熊「米大手銀行のバンク・オブ・アメリカと英大手銀行バークレイズが、リーマンを買収する交渉から撤退し」

牛「財務省やFRBなど、リーマンの大手金融機関への身売りを模索してきたものの結果として」

熊「1990年にドレクセル・バーナム・ランベールが破産法11条を申請して以来の米大手金融機関の破産法申請という事態となった」

牛「そしてバンク・オブ・アメリカは、リーマンではなくメリルリンチの買収で合意したと発表した」

熊「日本では金融庁が、リーマン日本法人に対し国内資産の保有命令を出し、15日から26日までの業務停止命令も」

牛「昨日の米国市場では、このリーマン・ショックを受けて株式市場は大幅に下落し、債券は大きく利回りが低下した」

熊「破産法の適用を申請したリーマンブラザーズや、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなどの株が下落し」

牛「メリルリンチの買収合意を発表したバンク・オブ・アメリカも急落」

熊「また、保険最大手のAIGも資金調達が難航しているとの報道などを受けて急落」

牛「AIGへの対応に、ニューヨーク連銀が財務省や大手銀行幹部を招集して会合を開催しているとの報道も」

熊「結局、ダウは504.48ドル安の10917.51ドルと2001年9月17日の684ドル安以来の下げ幅となり、ナスダックも81.36ポイントの下げに」

牛「FRBは14日に、資金供給時に金融機関から受け取る担保拡大などの流動性供給制度の拡充を発表していたが」

熊「今日開催されるFOMCでの利下げもあるのではないかとの思惑も」

牛「質への逃避といった動きも加わって、昨日の米国債券市場では中短期債主体に大幅に利回りが低下し」.

熊「2年債利回りは先週末比-0.50%の1.71%、10年債利回りは同-0.34%の3.38%と大幅に利回りが低下した」

牛「外為市場では、リスク回避の動きから幅広い通貨に対して、円が買われたとか」

熊「総理大臣が簡単に辞めてしまう国の資産が安全かどうかはさておき、確かに日本の金融機関などへの痛手は軽微か」

牛「そうは言うものの、米リーマンに対し、無担保で貸付を行っていた金融機関の上位に日系金融機関が目立つとの見方もあるが」

熊「とにかく、円高が進みドル円は106円38銭から104円62銭と、104円台に」

牛「今朝のオセアニア市場ではさらに円高が進行、ドル円は104円台前半に」

熊「ということで、リーマン・ショックは日本にも波及し、今日の東京市場では株式は大幅に下落すると予想され」

牛「昨日のCME日経平均先物は、11730円と12000円を大きく割り込んでいる」

熊「そして、円債先物は昨日LIFFEでは138円37銭と大きく買われていることで、本日の債券先物も大幅に上昇してのスタートか」

牛「ただし、10年の1.4%台は積極的に買いにくいともみられ、寄り付き後は上値が重くなることも」

熊「しかし、米国発の金融不安の再燃は簡単には収まるとも思われず、債券の戻り売りも限られるとみられ」

牛「本日の債券は高値圏でのもみ合い小動きとなりそうや」

熊「今日から金融政策決定会合も開催」

猫「ニューヨークの原油先物は100ドルを割り込んできたようね」

熊「米金融不安の強まりで、さらに米景気の先行き不透明感も強まり」

猫「また、大きなポジション解消売りなども入ったとか」

牛「大きなポジションといえば、債券先物にも大きなポジションが入っていたようにも」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄139円07銭、高140円35銭、安139円05銭、引139円86銭(+2円51銭)
27480億円
2年272回 0.660%(-0.080%)
5年74回 0.995%(-0.110%)
10年296回 1.420%(-0.105%)
20年103回 2.080%(-0.055%)
30年28回 %(%)


熊「米国証券大手のリーマン・ブラザーズの破綻を受けて、昨日の米国市場ではダウは先週末比504.48ドルの下落となり」

牛「質への逃避の動きが強まり米債は中短期主体に買われ、2年債利回りは先週末比-0.50%の1.71%、10年債利回りは同-0.34%の3.38%と大幅に利回りが低下」

熊「外為市場ではドル円は104円台に、日経平均先物の寄り付きは先週末比600円安の11570円と大幅に下落し」

牛「現物2年272回は、先物寄り付き前に先週末比-0.100%の0.640%で出会った」

熊「債券先物は米債高、株安を受け、質への逃避なども意識され買い気配のスタート」

牛「気配値を引き上げていったが、なかなか寄らず、先週末比1円72銭高の139円07銭で寄り付いた」

熊「その後139円05銭安値にさらに買いが入り、先週末2円高の139円35銭つけ139円36銭まで買われたところで」

牛「債券先物は前日比2円を超す上げ下げとなった際には、サーキットブレーカーが発動し」

熊「いったん債券先物は売買停止となり、15分後の午前9時36分から再開予定と東証が発表」

牛「まさか一気に2円高をつけてくるとは」

熊「日銀は、本日朝方に臨時に1.5兆円の即日供給オペを通知した」

牛「その前に、日銀の白川総裁は、引き続き適切な金融市場調節の実施などを通じて、円滑な資金決済と金融市場の安定確保に努めていくとの談話を発表」

熊「短期金融市場では、日銀の誘導目標値である無担保コール翌日物金利がやや高めで推移しており」

牛「このため、大規模な資金供給を実施したとみられる」

熊「本日、リーマンの日本法人も民事再生法の適用を申請したが」

牛「リーマン日本法人の負債総額は約3兆円となり、戦後2番目の大型破綻との商工リサーチからの発表もあった」.

熊「債券先物の売買は9時36分に、139円46銭買い気配で再開し、139円76銭で寄り付いた」

牛「一時先週末比3円高の140円35銭とストップ高をつけ、サーキットブレーカー導入後初めてのストップ高に」

熊「しかし、さすがにピッチの速い上昇となっていたことで」

牛「日経平均は先週末比600円を超す下げともなり、決算期末なども意識されての現物の益出し売りなども入ったとみられ」

熊「現物10年296回は一時先週末比-0.150%の1.375%が買われ1.4%を割り込んでいたが、その後先週末比-0.100%の1.425%に」

牛「5年75回一時先週末比-0.210%の0.895%と0.9%割れとなったが、その後0.965%に」

熊「そして2年272回も先週末比-0.125%の0.615%まで買われたが0.660%に後退した」

牛「現物はそれぞれ今年4月以来の水準にまで利回りが急低下していたこともあっての高値警戒も」

熊「債券先物もストップ高水準からは、一時1円以上下げる場面があったが」

牛「債券先物の前場の引けは、結局先週末比2円51銭高の139円86銭で前場を引けた」

熊「債券先物は、まさにショックを受けてのやや過剰反応した面もあるとは思うが」

牛「まさかストップ高までつけるとは」

熊「後場に入れば、少しは落ち着いた動きとはなってくるとみられるが」

猫「米国の金融不安は簡単には払拭しそうもなさそうで」

熊「当面は、不安定な相場ともなりそうだ」

猫「FRBは動いてくるのかしら」

牛「実際の効果は限定的となっても、市場の不安を少しでも緩和させるための利下げを行なう可能性はないとは言えないか」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄139円90銭、高140円01銭、安139円34銭、引139円45銭(+2円10銭)
19748億円
2年272回 0.700%(-0.040%)
5年75回 1.045%(-0.060%)
10年296回 1.465%(-0.060%)
20年104回 2.100%(-0.035%)
30年28回 %(%)


熊「リーマンの破綻の影響は、今後もじわりじわりと影響するとみられ、先行きの不透明感は拭えない」

牛「リーマンは、日本の金融機関から計16億7000万ドル(約1700億円)の融資を受けたことを明らかにしている」

熊「ただし、茂木金融担当相は、現時点では、日本の国内金融機関に重大な影響を与える事項は確認していないとも指摘」

牛「日本の金融機関の経営に重大な影響を与える状況にないとの官房長官の発言もあったが」

熊「それでも、リーマンの負債総額は6130億ドルにのぼり、米国での史上最大の倒産ともなったことで」

牛「今後、世界の金融市場にじわりじわりと影響が出てくる可能性がある」

熊「さらに、保険最大手のAIGも資金調達が難航しているとの報道などもあったように」

牛「米国の金融システムに対して不透明感は、さらに強まってくる可能性もある」

熊「ヘッジファンドへの影響なども含めて、二次的な影響もさらに出てくる恐れもある」

牛「日米欧の中銀は、積極的に資金供給を行い、金融システム不安による短期金利の上昇などに対処していたが」

熊「とにかく、根本的な解決策もなく、今後も時間との戦いともなってくるとみられる」

牛「しかし、それにしても債券先物はずいぶん極端な動きをするなあ」

熊「現物も買われているものの、先物が妙に突出して上昇した結果」

牛「前場、一時先週末比3円高とストップ高をつれていた」

熊「9日に大口のロングロールが入り、限月間スプレッド取引が滅茶苦茶な状態となっていたが」

牛「結果として、今日の値動きを見る限り、無理やり12月限に買いポジションを移行して正解だったような」.

熊「もし今日、しっかり売っていれば利食いとなるだろうけど」

牛「まさか、こういった事態を想定して、債券先物のポジションを形成していたわけではないよな」

熊「米政府もFRBもぎりぎりまでリーマンの買収相手を模索していたとものとみら、今日の動きは事前予測は難しいはずだが」

牛「現物は後場に入り、戻り売りが入り、現物10年296回は、後場に入り前日比-0.110%の1.415%で後場出合った後に」

熊「一時先週末比-0.130%の1.398%が買われ再び1.4%を割り込むが、その後1.480%に後退するなど売り買い交錯」

牛「売り買い交錯というよりも、全般に戻り売り圧力が強かったようにも」

熊「後場先週末比-0.150%の0.955%をつけていた5年75回も1.045%が打たれ」

牛「8日の20年国債入札などにおけるリーマンの破綻の影響なども気がかり材料ともなり」

熊「これまでリーマンさんは、結構、20年はかなり落としていたからなあ」

牛「その20年104回は前場2.015%が買われたが、後場に入り2.1%台に」

熊「債券先物は、引け際戻り売りに押され、一時139円34銭をつけ、大引は先週末比2円10銭高の139円45銭となった」

牛「日経平均は後場に入り、一時前場安値下回って、大引も先週末比600円を超す下げとなった」

熊「とりかく、今日のFOMCを含め、米国での動向に注目だな」

猫「アメリカのサブプライムの問題も一部のローンの焦げ付きが、仕組み債に紛れ込んでしまい、被害が予想以上に広がったのが原因とすれば」

熊「今回の日本の事故米の問題も、事故米が正常米に混ぜられたり、途中で正常米に化けた上に粉などになって危険物質があちらこちらに分散し」

猫「そのリスクがなかなか把握できなかったことも、消費者に不安感与えて、問題を深刻化しているわね」

牛「米サブプライムの問題は別に故意にリスクを隠したわけではないものの、どこか今回の事件と似ているような」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月12日(金曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円29銭、高137円47銭、安137円29銭、引137円46銭、1792億円
LIFFE、寄137円44銭、高137円73銭、安137円44銭、清算値137円47銭、249億円
CME日経平均先物、引け12245円(12月限)


熊「昨日の米国株式市場では、米証券大手のリーマンを巡る思惑などから乱高下した」

牛「朝方は、リーマンの破綻懸念などから金融株主体に売りが入り、ダウは一時前日比170ドル近く下げる場面も」

熊「しかし引けにかけて、今度はリーマンの身売りに関して複数の買い手候補と交渉入りかとの報道を受け」

牛「ダウは急速に値を戻し、ダウは結局前日比164.79ドル高の11433.71ドルで引けている」

熊「そのリーマンに関しては、ワシントン・ポストは米財務省とFRBがリーマンの売却計画に着手していると報じ」

牛「WSJも、米財務省とFRBが問題解決に向けリーマンと連携、ただし政府による救済は含まれないとも報じている」

熊「バンク・オブ・アメリカがリーマン買収に向けて交渉しているとの報道もあったが」

牛「週末にかけて、正式な発表があるとみられる」

熊「昨日の米国株式市場の上昇の背景には、原油先物価格の下落もあった」

牛「外為市場でのユーロなどに対してのドル高などを受け、WTI10月限は一時1バレル100.10ドルに下落し100ドルに接近」

熊「100ドルの壁もあるが、あっさり抜けていずれ80ドルあたりまでの下落もチャートを見ているとありそうだ」

牛「米債は買いが先行したものの、リーマン買収観測などを受けての株高で」

熊「結局、米10年債利回りは前日比+0.01%の3.64%、2年債利回りは同+0.02%の2.22%で引けている」

牛「ニューヨーク外為市場では、金融不安に伴うリスク回避の動きから、円が買われドル円も106円台に」

熊「ということで、本日の東京市場も神経質な展開となることが予想される」

牛「リーマンに関する正式発表が取引時間内に出る可能性もあることで、東京市場での金融株の動向にも注意やが」.

熊「原油先物も大きな節目となっている100ドル割れ寸前となっての、投機筋の動向にも注意」

牛「債券先物には、そういった投機筋のものとみられる大口の買い建て玉が存在している可能性もあることで」

熊「こちらも、何かのきっかけで大きく動く可能性を秘めている」

牛「まずは、朝方に発表される4-6月期GDP2次速報にも注目、下方修正かとみられているが」

熊「これも出てみないとわからない面もあり注意だが、いずれにしても過去の数値であり」

牛「良くても悪くても、景気の先行き不透明感にはかわりなく、相場に影響あっても一時的か」

熊「9月は国債の償還なども控えているけど、昨日の現物債も総じて上値が重く感じる」

牛「10年債利回りの、1.5%あたりが居心地が良いんやろうか」

熊「先物に爆弾を抱えていることもあり、何かのきっかけで大きく下げたところで押し目買いを入れたいと」

牛「三連休を控えて、ポジション調整などの動きも入りやすいか」

熊「SQ後の株式市場の動向なども注意したいが、円高もやや株式市場には足かせともなりそう」

牛「いずれにせよ、今日の東京市場も米国の金融機関の動向などに左右されやすい状況に」

熊「とりあえず、本日の債券、動きはありそうだ」

猫「小泉元総理は自民総裁選に関し、意中の候補は、何も言えねえ、と発言」

熊「どうやら、今年の流行語大賞は、北島選手の何も言えねえ、に決まりかな」

猫「どうかしら、福田さんの、あなたとは違うんです、も有力候補よ」

牛「自民党総裁選でも候補者同士で、あなたとは違うんです、というところをしっかり打ち出してほしいな」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄137円30銭、高137円54銭、安137円21銭、引137円40銭(+11銭)
11858億円
2年272回 0.735%(0.000%)
5年74回 1.100%(+0.010%)
10年296回 1.510%(+0.010%)
20年103回 2.105%(+0.010%)
30年28回 2.260%(+0.010%)


熊「朝方発表された4-6月期実質GDP2次速報は前期比-0.7%、年率-3.0%とほぼ市場の予想に近いものとなった」

牛「民間設備投資が前期比-0.5%、個人消費が-0.5%、住宅投資は-3.5%と総じてマイナス」

熊「あらためて日本の景気が後退しつつあることを裏付けるようなものとなった」

牛「問題は、この日本の景気後退の深さと長さやな」

熊「米国も金融不安がまた燻るなどしており、住宅市場も回復の兆しなどもないし」

牛「欧州でもイギリスやドイツ、スペインなどが景気後退観測強め」

熊「新興国も通貨や株が一時、急落するなど、こちらもこれまでのような高成長は期待しにくくなりつつある」

牛「ここにきての中国の景気減速なども気になるところ」

熊「さらにロシアとグルジアの問題や、タイの問題、そして今度は北朝鮮なども不安定要素ともなり」

牛「世界的に先行きの不透明感も強まっている」

熊「ただ、世界的な景気減速は原油先物価格の下落という、プラス要素も生み出している」

牛「先進国の景気減速の要因のひとつが、この原油価格の急激な上昇にあっただけに」

熊「原油先物が100ドルを大きく割り込んでくると、また様相が変化してくる可能性がある」

牛「足元は、とりあえずリーマンの状況を見守りたいと」

熊「ということで、朝方発表のGDPによる市場への影響は限られ」

牛「債券先物は昨日のイブニングセッションで、137円46銭と買戻されていたことで」.

熊「寄り付きは売りが先行し、前日比1銭高の137円30銭の寄付に」

牛「日経平均先物の12月限の寄り付きは、前日比120円高の12190円となった」

熊「その後、債券先物は寄り付きを挟んでのもみ合い小動きとなり」

牛「現物も、全般にほぼ前日比変らずとなっていたんやが」

熊「債券先物は一時的な買いが入り、一時前日比25銭高の137円54銭をつけてきた」

牛「中期ゾーンあたりに投資家さんの買いも見えたんかな」

熊「しかし、その後、戻り売りに押され寄り付き水準に戻していた」

牛「今度は次第に現物が全般に重くなり、5年75回は朝方1.085%が買われたがその後前日比+0.010%の1.100%に後退」

熊「そして、10年296回も前日比-0.005%の1.495%の出合い後同+0.010%の1.510%に後退」

牛「超長期20年104回も前日比+0.010%の2.105%、30年28回も前日比+0.010%の2.260%に」

熊「ただし、債券先物は前場引けにかけてはやや買戻しも入り」

牛「結局、前日比11銭高の137円40銭で前場を引けている」

熊「日経平均先物の引けは寄り付きと同値の12190円と、こちらも方向感なき展開に」

猫「明日から3連休も控えているし、新たなポジションも取りにくいわね」

熊「海外市場の先行き不透明感も強いそうだし、投資家さんも動きづらそう」

猫「ゆっくり秋の休日を楽しみたいし」

牛「今日は秋というより、夏が戻ってきたような暑さになっているけど」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄137円35銭、高137円47銭、安137円28銭、引137円35銭(+6銭)
9343億円
2年272回 0.740%(+0.005%)
5年75回 1.105%(+0.015%)
10年296回 1.525%(+0.025%)
20年104回 2.135%(+0.040%)
30年28回 2.285%(+0.035%)


熊「債券先物の後場寄付は、137円35銭と前場引けからは5銭安」

牛「日経平均先物の後場寄付は、12170円と前場引けから20円安」

熊「日経平均先物は後場に入り、一時前日比60円安の12010円まで売られ」

牛「日経平均も一時前日比マイナスになる場面も」

熊「しかし、その後は切り返し、大引は前日比112.26円高の12214.76円となり前日比100円を超す上昇に」

牛「日経平均はじりじりと下落基調となっていたこともあって、株は押し目買いも入ったんかな」

熊「今日は大手銀行株の株もしっかり」

牛「米大手証券のリーマンに対する救済策への期待感もあるんかな」

熊「発表は15日のアジア市場が開く前に行いたいとの方針のようだが」

牛「それまでに果たしてまとまるのかどうか」

熊「債券市場も三連休も控え、様子見気分も強まり」

牛「債券先物は閑散に売りなしといった感もあって、前場のレンジ内の動きながら」

熊「引け前に一時前日比1銭安の137円28銭まで売られたが」

牛「全般は前日比プラスで推移するなどしっかり」

熊「それに対して現物は重くなった」

牛「特に超長期債に売りが入ったが、来週の20年国債入札も意識したのかな」.

熊「20年104回は引けにかけて、前日比+0.040%の2.135%がヒットされた」

牛「30年28回も引け際に、前日比+0.035%の2.285%が打たれ」

熊「10年296回の利回りも前日比+0.025%の1.525%に」

牛「店頭も閑散だったようやが、ポジション調整の売りなどが入ったんやろか」

熊「結局、債券先物の大引は前日比6銭高の137円35銭となった」

牛「しかし、今週の債券相場は大荒れだった」

熊「週初から米政府による住宅公社への支援策の発表を受けて8日の先物9月限は先週末比1円74銭安の136円94銭まで下落し」

牛「9日は今度は限月間のスプレッド取引で、スプレッドが1円もマイナス幅を広げるといった異常事態に」

熊「先物は大荒れだったものの、現物債は落ち着いていたが、どちらかというと上値が重かった」

牛「三連休明けには、日銀の金融政策決定会合が開催され、6日には米FOMC、18日にはECB定例理事会も開催される」

熊「それぞれ今回は現状維持が選択されるとみられるが、声明文などによる足元の景況感などの見方にも注目だな」

牛「国債入札は18日に20年国債が予定されている。投資家ニーズはあるとみられ、入札そのものは無難な結果が見込まれる」

熊「米金融機関の動向など不安材料も引き続き抱え、債券市場でも参加者はかなり神経質になっているが」

猫「大きく売られる場面があれば押し目買いははいりそうだけど、積極的な現物の売買は見込みにくいわね」

熊「先物も暴れだす恐れもあるし」

猫「小泉元総理、やはり小池さんを推すようね」

牛「自民党総裁選、せっかくだから麻生さん以外の人もがんばってもらって、面白くさせてほしいなあ」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月11日(木曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円39銭、高137円47銭、安137円24銭、引137円45銭、2544億円
LIFFE、寄137円45銭、高137円65銭、安137円29銭、清算値137円40銭、318億円
CME日経平均先物、引け12270円


熊「昨日の東京市場では、リーマンを巡っての思惑などから乱高下したが」

牛「昨日、報じられていた韓国産業銀行がリーマン経営権を6兆ウォンで所得することを模索との報道に対し」

熊「東京市場の引けあとに、韓国産業銀行とリーマンは合意に近づいてはいないとの韓国政府当局者の発言も伝わった」

牛「米国時間の朝方、米証券大手のリーマン・ブラザーズが決算見通しや再建策を発表したが」

熊「6〜8月期決算は39.3億ドルの赤字となり市場予想よりも悪化し」

牛「商業用不動産資産の大半を新設する別会社に分離する方針などを発表したものの」

熊「あらたな支援策といった発表はなく、これによって金融不安が解消、というわけにはいかなかったものの」

牛「昨日の米国株式市場では、金融株は上値が重かったものの」

熊「国際貨物大手のフェデックスは、燃料費の下落などから業績上方修正を発表するなど一部企業の業績見通しや」

牛「原油先物価格の下落なども好感して、米株は反発し」

熊「ダウは前日比38.19ドル高の11268.92ドル、ナスダックは18.89ポイント高の2228.70ポイントで引けている」

牛「ニューヨーク原油先物市場では、WTI10月限は一時1バレル101.36ドルまで下落し、前日比0.68ドル安の102.58ドルで引けている」

熊「いよいよ100ドル割れも見えてきたが、この原油先物価格の下落基調は当面続くものとみられる」

牛「日欧米の景気減速の影響により、新興国も景気減速観測を強めるなど、世界的に原油に対しての需要が減少」

熊「特に新興国の将来にわたる原油需要の強さが続くと予想しての、ある意味投機的な原油先物価格の上昇であっただけに」

牛「そういった思惑が外れるとなると、大幅なポジション調整を余儀なくされる」.

熊「すでに原油バブルは崩壊しつつあると」

牛「ある程度の原油需要はもちろんあるやろうけど、あまりに思惑的な買いで買われすぎた反動も大きい」

熊「しかし、日本の債券市場では、原油先物ほど債券先物に対しての需要が強いと思われない中にあって」

牛「かなり大口の買いポジションを有している投機家が存在しているとみられ、相場を乱している」

熊「ただ昨日が債券先物の9月限は最終売買日となり、さすがにロールに伴う異常な動きは今日あたりから納まるとみられるが」

牛「何かのきっかけで、割高感とともに12月にロールされたポジションが暴れまわる可能性もある」

熊「しかし、現物市場はさすがに先物の荒れ相場にも次第になれつつあり」

牛「同じ債券ながら、別の市場のごとく動いてくる可能性もある」

熊「こうなると先物と現物の裁定もなにも働かなくなっているし」

牛「株式市場の動向や、外為市場の動きなど横目でみながら」

熊「債券の現物市場は、10年1.5%近辺では底堅い動きとなることが予想される」

牛「株式市場も米金融機関の動向など気になり、引き続き神経質な展開となりそうや」

熊「今朝、発表される7月機械受注の内容にも注意が必要か」

猫「ホンダとヤマハ発動機は電動二輪車を開発し、商品化するそうね」

熊「まずは電動バイクが普及して、そのうち電動自動車も普及してきそうね」

猫「作者さんが、エアカーの普及はいつになるのかと聞いているけど」

牛「それは作者の子供の頃の未来図やろ」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄137円55銭、高137円84銭、安137円49銭、引137円60銭(+19銭)
14880億円
2年272回 0.730%(-0.005%)
5年74回 1.065%(-0.030%)
10年296回 1.485%(-0.020%)
20年103回 2.090%(-0.010%)
30年28回 %(%)


熊「内閣府が朝方発表した7月の機械受注(船舶、電力を除く民需)の受注額は前月比3.9%減となり、2か月連続での減少となった」

牛「市場の予想の範囲内の数字でもあり、市場への影響は限られた」

熊「内訳では特に造船業や石油・石炭製品工業などで落ち込みが目立ったそうだ」

牛「日米欧の景気減速に加えて中国など新興国の景気減速や、原油価格の下落などが影響しているようやな」

熊「設備投資の先行きを示す指標となる機械受注は、やや振れも大きいため単月の数値だけでの判断は難しいものの」

牛「日本の設備投資の先行きについても、やや低迷するとみられる」

熊「来週の16日から17日にかけて、日銀の金融政策決定会合が開催されるが」

牛「今回も全員一致での現状維持とみられるが、日銀も日本経済の先行きを注視していると思われ」

熊「足元の景気認識や、白川日銀総裁の会見の内容なども注目されそうだ」

牛「日銀は現状維持ながら、今日ニュージーランド中銀は景気後退から政策金利を0.50%引き下げた」

熊「反対にブラジル中銀は、政策金利を0.75%引き上げているが」

牛「欧州では、景気減速が顕著になっており、特にドイツやイギリス、スペインなどが景気後退かと」

熊「ユーロ圏15か国の2008年実質成長率は1.3%に大幅に下方修正されており、外為市場ではユーロが下落」

牛「日本の景気後退も意識され、今後の債券も底堅い動きとなりそうだが」

熊「昨日のリーマンの発表では特に新たな再建策等の発表はなかったものの、昨日の米国市場ではダウは反発し米債は反落」

牛「しかし、本日の東京株式市場では、大手銀行株など大きく下落するなど売りが先行し」.

熊「この株安などを受けて債券先物は買いが先行し、債券先物12月限は前日比14銭高の137円55銭で寄付」

牛「その後債券先物は、137円49銭を目先安値にさらに買戻しが入った」

熊「今日の債券先物は、さすがにおとなしい静かな動きともなっている」

牛「出来高も薄いことで、例の投機家は静かにしていたとみられる」

熊「現物は5年75回が前日比-0.030%の1.065%、10年296回は前日比-0.020%の1.485%の出合いに」

牛「その後、日経平均は金融や証券主体に売られ下げ幅を広げた、ソニーも3年ぶりの安値をつけたとか」

熊「債券先物はじり高基調となり、一時前日比43銭高の137円84銭に上昇した」

牛「現物も中期主体に買われ、5年75回は一時前日比-0.045%の1.050%に」

熊「相場も少し落ち着いて、バンクさんの押し目買いなども入っていたのかな」

牛「閑散に売りなしといった感もあったが、ただしその後は債券の上値も次第に重くなった」

熊「押し目買いは入ったものの、積極的に上値を追っての買いもなく」

牛「結局、債券先物12月限は一時137円60銭まで押されて前場を引け、5年75回も1.065%に後退」

熊「日経平均は、前日比149.74円安の12196.89円で前場を引けている」

猫「明治製菓と明治乳業が来春にも経営統合するそうね」

熊「となるとカール風味のアイスとか、ヨーグルト味のイソジンとかの新製品を開発するのか」

猫「そうではなくて、独立してやるより規模を大きくして効率化しようとしているんじゃないの」

牛「明治製菓って、薬品も手がけているんやな」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄137円65銭、高137円71銭、安137円26銭、引137円29銭(-12銭)
14405億円
2年272回 0.740%(+0.005%)
5年75回 1.095%(0.000%)
10年296回 1.505%(0.000%)
20年104回 2.095%(-0.005%)
30年28回 2.245%(-0.010%)


熊「日経平均株価は後場に入り、一時12081.51円まで下落し、今年度のザラ場の安値を更新している」

牛「リーマンなど米国金融機関への損失の懸念などもあって、東京市場でも金融・証券株が売られ」

熊「また、世界経済の減速への懸念も手伝ってか、大型株や輸出関連株なども大きく下落した」

牛「アジア株の下落もかなり影響していたようや」

熊「しかし、債券市場はこういった株の下落の影響はほとんど受けずに」

牛「後場に入り、137円65銭と前場引けから5銭高で寄り付き後、137円71銭をつけたが」

熊「そこが結局、後場の高値となって、その後先物はじり安の展開に」

牛「現物の上値が重くなったことも、債券先物の上値を重くさせた」

熊「債券先物市場をかき乱していた姿の見えない怪物は、今日はおとなしくしていたようだな」

牛「昨日まで暴れすぎて、疲れたんやないか」

熊「そういった怪物を退治してくれるような市場参加者もいないようだ」

牛「業者さんはカラータイマーが点滅してしまい、動くに動けないような」

熊「サブプライムという怪物に打ちのめされて、だいぶ体力が弱ってしまっているようだ」

牛「外資系さんなど尚更、なんやろな」

熊「昔だったら、大口売買で市場をかき回していたような参加者に対しては」

牛「それに立ち向かったり、うまくそういった売買を利用して儲けていた短期張りのディーラーなどもいたんやが」.

熊「とにかく、今日の債券先物は割高感の修正も伴い、一時前日比15銭安の137円26銭に下落する場面も」

牛「現物も戻り売りに押され、10年296回は朝方の1.480%から、後場に入り前日比変らずの1.505%に後退」

熊「中期は2年272回が一時前日比+0.005%の0.740%に、5年新発75回も一時変らずの1.095%に後退した」

牛「10年カレントの1.5%、そして5年カレントは1.1%あたりを意識しているような」

熊「超長期も20年104回は一時変らずの2.100%、30年28回も一時変わらずの2.255%に後退した」

牛「引け際に、現物はそれぞれ押し目買いが入る場面もあったが、債券先物の戻りも限られた」

熊「リーマンのことも含めて、米国の金融への不安も引き続き残っており」

牛「さらに国内景気の先行きも不透明感が強い」

熊「明日は、4-6月期GDP2次速報の発表もあるため、この数字も注目したい」

牛「なにはともあれ、今日の欧米市場の動向にも注目やけど」

熊「最近は東京市場が先行することも多く、今日の米国株式市場は反落となりそうだ」

牛「債券は思いのほか現物が重いように感じるが」

熊「国債の償還も控えているが、少し動きづらいようだな」

猫「そういえば、在発行している政府短期証券(FB)及び割引短期国庫債券(TB)は来年2月に統合されるそうね」

熊「明治製菓と明治乳業のケースもあり、最近は統合がブームなのか」

猫「企業の統合とは違うと思うけど。別々に発行していた2つを統合することで、必要な短期資金を柔軟に調達できるようになるとか」

牛「名称は、国庫短期証券、英語ではTreasury Discount Billsとなるんやな」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月10日(水曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円96銭、高137円96銭、安137円48銭、引137円58銭、3228億円
LIFFE、寄137円55銭、高137円79銭、安137円49銭、清算値137円79銭、326億円
CME日経平均先物、引け12185円


熊「昨日の東京市場では、前日の大幅上昇の反動もあって下落していたが」

牛「ここにきての東京市場は、当日の米国市場の動向を事前に反映しているようにも思われる」

熊「昨日の米国株式市場は、金融株がほぼ全面安になるなどしたことで大幅反落となった」

牛「米証券大手リーマンは、有力な出資者候補としてみられていた韓国産業銀行との交渉が不調に終わったと報じられた」

熊「これをきっかけに、政府による住宅公社への支援策の発表で前日買われていた金融株など主体に売りが入り」

牛「また、世界的な景気減速への懸念から引き続きハイテク株にも売りが入った」

熊「この米株下落の背景には、原油先物などにポジション調整売りを出したヘッジファンドによる株売りも入っていたのではとも」

牛「ここにきての、世界的な金融市場での乱高下はそういった投機筋などがポジション調整を行なっていたことも影響か」

熊「その典型的なもののひとつが、日本の債券先物のようにも思われるが」

牛「昨日も9月限の買い建て玉を無理やり12月に移行させた気配がある」

熊「これで現物のイールドカーブもチーペスト近辺がしっちゃかめっちゃかとなっていたが」

牛「ここまでして、ポジションをロールしなければならないというのは、単純に債券先物だけのポジションではないと」

熊「もちろん現物債を絡めているわけでなく、むしろ現引きなどまったくする気もないような乗り換え方でもあったし」

牛「これは原油先物や、株などのポジションと絡めている巨額のポジションが債券先物に存在している可能性がある」

熊「債券市場では先物独歩高となっていたが、その割高さがしっかり輪をかけて9月限から12月限に移行」

牛「形式的には債券先物の中心限月の移行は出来高が逆転してからとなるため」.

熊「昨日は逆転しておらず、債券先物の中心限月移行は、今日の9月限最終売買日となる」

牛「中心限月が移行したら、先週あたりからの妙な乱高下相場が収まるかと思ったが」

熊「残念ながら、先物はまだ暴れそう。しかも、何かのきっかけ次第では急落する可能性がある」

牛「債券相場は先物という事件爆弾を抱えてしまったようにも」

熊「えーと、話を戻して昨日の米国市場では、ダウは280.01ドル安の11230.73ドル、ナスダックは59.95ポイント安の2209.81」

牛「そして、米債は株安を受けて質への逃避といった買いも入りも10年債利回りは前日比-0.10%の3.57%と大幅に低下」

熊「FF金利先物市場では、FRBが年内利下げに動く可能性を一部織り込むような水準に」

牛「NY外為市場では、米株安など受けて円買いドル売りが進み一時106円台に、今朝のオセアニア時間でドル円は107円10銭近辺」

熊「原油先物価格は、時間外で101ドル台まで下落している」

牛「ハリケーンの進路が石油施設密集地域を逸れるとの見通しを受けて売られたと解説されいるが」

熊「ヘッジファンドなどのポジション調整がさらに進んでいるとみられる」

牛「昨日の東京でドバイ原油は、5か月ぶりの100ドル割れとなっていた」

熊「今日の債券市場も先物主導で荒っぽい展開が予想される」

猫「自民党総裁選が今日告示されるけど、麻生氏がすでに議員票4割固めどうやら麻生さんの圧勝の様子」

熊「新しい風が吹くことはないのかな、なんかつまらない気もするけど」

猫「アップルは新しいiPod nanoなどを発表」

牛「少し値段も安くなりそうやけど、売れるんかなあ」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年9限月
寄137円49銭、高137円69銭、安137円15銭、引137円20銭(+33銭)
8353億円
長期先物2008年12限月
寄138円18銭、高138円25銭、安137円77銭、引137円86銭(+3銭)
15037億円
2年272回 0.710%(-0.030%)
5年74回 1.055%(-0.040%)
10年296回 1.490%(-0.010%)
20年103回 2.080%(-0.015%)
30年28回 2.250%(0.000%)



熊「昨日の米国市場では、金融株主体に大きく売られたことで株式市場は大幅反落となり」

牛「また円高ドル安も進行し、本日の東京株式市場で日経平均は前日比200円を超す下落となった」

熊「日経平均は一時12100円台に下落したものの、その後やや下げ幅を縮小させた」

牛「一時売られていた大手銀行株などにも、押し目買いが入り、不動産株などもしっかり」

熊「ただし、ドル円は107円20銭近辺とドルの戻りも限られ」

牛「日経平均の上値も重く、結局、前日比131.11円安の12269.54円で前場を引けている」

熊「そして、OPEC議長による、今後40日間で加盟国は生産量を調整する(ロイター)との発言も伝わり」

牛「OPECの実質減産合意との報を受けて、時間外取引で米原油先物は買われた」

熊「これにより、原油先物価格は一時的に買戻しが入っても」

牛「原油先物価格の下落基調には変化はない思われるが」

熊「作者がそろそろ、債券相場の話をしたらと言っているが」

牛「債券先物市場が一部の参加者にかき回されていることで」

熊「債券市場が先物市場と現物市場に分離してしまっている」

牛「チーペスト周りとかは、さすがに先物の影響は受けるものの」

熊「現物は現物で次第に我関せず、といった様相ともなりつつあるように」

牛「今日、債券先物9月限の最終売買日ということで」.

熊「債券先物の中心限月移行は、12月限に移行した」

牛「それとともに9月限の割高感も12月限に移行した」

熊「さすがに、昨日のロールオーバーの動きがあまりに異常であったこともあり」

牛「9月限と12月限のスプレッド取引では、マイナス幅がさすがに縮小したが」

熊「それでも、マイナス72銭。前日比では25銭ほど調整はしていたが」

牛「こうなると債券先物の動きを追っても相場の方向性が掴みにくい」

熊「とりあえず、12月限は前日比35銭高の138円18銭で寄り付いた後、戻り売りに押され137円85銭に下落して」

牛「その後、買戻されて138円25銭まで買戻されて、そのあとまた138円を割り込んで」

熊「一時、137円77銭まで売られてから、そのあと少し落ち着いて、137円90銭近辺のもみ合いとなって」

牛「債券先物の前場の引けは9月限が前日比33銭高の137円20銭、12月限が前日比3銭高の137円86銭となった」

熊「現物は中期債がしっかり。昨日、入札された5年75回は前日比-0.065%の1.030%まで買われ、2年272回は同-0.030%の0.710%の出合い」

牛「ただし、長期や超長期重く、10年296回は前日比-0.025%の1.475%まで買われたが、その後-0.005%の1.495%に一時後退」

熊「超長期は20年は104回が前日比-0.015%の2.080%としっかりながら、30年28回は前日比変らずの2.250%と重かった」

猫「リーマンの決算発表なども控えて、午後は神経質な展開ともなりそうね」

熊「債券先物の仕掛け人は、いったいどれだけの買い建て玉をロールしたのだろう」

猫「なるべく早く、妙なポジションは外してくれないと」

牛「そうそう、日銀は国債買入3000億円をオファーしている」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年9限月
寄137円16銭、高137円16銭、安136円50銭、引136円88銭(+1銭)
3599億円
長期先物2008年12限月
寄137円78銭、高137円78銭、安137円09銭、引137円41銭(-42銭)
22108億円
2年272回 0.740%(0.000%)
5年75回 1.105%(+0.010%)
10年296回 1.510%(+0.010%)
20年104回 2.100%(+0.005%)
30年28回 2.250%(0.000%)


熊「債券先物は137円78銭と前場引けから8銭安の137円78銭で寄り付いたが」

牛「ここが結果として後場の高値となり、じりじりと売られた」

熊「債券先物は中心限月移行にともなって、割高感まで9月限から12月限に移行していたが」

牛「さすがに昨日は、行き過ぎというか、やり過ぎというか」

熊「本当に何を考えて、ロングロールなどしてきたのか」

牛「何も考えずに、機械的にやっているだけなのかもしれない」

熊「また、日経平均も徐々に下げ幅を縮小させてきたことも、債券先物の上値を抑えたようにも」

牛「そして、債券先物の売りに拍車をかけたのが、14時半近くに伝わった報道」

熊「韓国産業銀行、リーマン経営権を6兆ウォンで所得することを模索との韓国通信社の報道をロイターが伝え」

牛「これをきっかけに、日経平均は上昇基調を強め、一時12400円台をつけて前日比プラスに」

熊「ドル円も一時、107円66銭まで円売りドル買いが進み」

牛「それでなくても、昨日の反動もあって、弱含みで推移していた債券先物12月限は」

熊「一時、前日比74銭安の137円09銭に下落した」

牛「前日比では74銭だけど、今日の前場の高値138円25銭からは、1円以上の大幅な下落となった」

熊「ちなみに9月限もやはり前日比37銭安の136円50銭まで売られ、こちらも当日高値からは1円以上下げた」

牛「なんでリーマンの報道で、東京市場がこんなに動いたんや」.

熊「昨日の米国市場での株安・債券高は、そもそもリーマンへの有力な出資者候補としてみられていた韓国産業銀行との交渉が不調に終わったと報じられ」

牛「そうか、それで再び金融不安が広がる恐れもあって、米国株式市場で金融株が売られて、米債は質への逃避といった買いが入ったと」

熊「ところが、今度は韓国産業銀行がリーマン経営権を6兆ウォンで所得するとの報道で」

牛「今日に決算発表を前倒しした、リーマンが何かしらの支援策を発表するのではとも見られていたが」

熊「結局は、韓国産業銀行が救済するのか。しかし、どちらの報道が正しいんだ」

牛「それとも、それとは別な発表もあるのか」

熊「とりあえず、今日のリーマンの決算発表に注目、ということで」

牛「引けにかけて、日経平均は再び下落し、前日比54.02円安の12346.63円で引けている」

熊「現物債は一時、10年296回利回りも前日比+0.030%の1.530%が打たれ、5年75回も前日比+0.010%の1.105%が打たれたが」

牛「債券先物は引けにかけて買戻しも入り」

熊「先物12月限の大引は前日比42銭安の137円41銭となった。9月限は前日比1銭高の136円88銭が最終売買日の引けとなった」

牛「現物も押し目買い入り、10年296回利回りは前日比+0.010%の1.510%が買われ、5年75回も変わらずの1.095%に」

熊「ということで、今日の米国市場動向に注目だが」

猫「ロールも終わった債券先物12月限も、明日から暴れまわるのかしら」

熊「おっ、10日にまとめた全国のガソリン価格の平均は、5週連続で下落し先週比1.7円安い174.5円に」

猫「まだまだ高いところにいるけど、もっと下がってくれるのかしらね」

牛「そうなると、少しは景気に良い影響が出ると思われるけど」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月9日(火曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円33銭、高137円47銭、安137円28銭、引137円41銭、3677億円
LIFFE、寄137円45銭、高137円63銭、安137円40銭、清算値137円62銭、297億円
CME日経平均先物、引け12525円


熊「米住宅公社2社の救済策の発表を受けて、昨日の米国株式市場ではダウは289ドルの上昇となった」

牛「昨日の東京株式市場は一足早く、メガバンクなどを主体に大幅高となっていたが」

熊「昨日の米国株式市場でも、金融株や住宅関連株を中心に買われ」

牛「ダウは一時先週末比350ドル程度の上昇となる場面も」

熊「しかし、ハイテク株などは世界的な景気減速を背景に上値が重く、ナスダックの上昇は限定的となり」

牛「結局、ダウは289.78ドル高の11510.74ドル、そしてナスダックは13.88ポイント高の2269.76ポイントで引けている」

熊「そして、今回の救済策により金融不安は緩和されても、米経済への先行きにはまだ不透明感も強く」

牛「米債はモーゲージ絡みの買いなども、長い期間の債券に入ったとみられ」

熊「米10年債利回りは先週末比-0.03%の3.67%と結果は反発したが、米2年債利回りは先週末変わらずの2.31%に」

牛「外為市場でのドル円は、今朝のオセアニア時間では108円10銭台での動きに」

熊「CMEの日経平均先物は12525円と、昨日の大証引け値からは下落しており」

牛「今日の東京株式市場は、昨日の急ピッチの上昇の反動もあり戻り売りが先行か」

熊「そして、債券先物はイブニングセッションで137円41銭とやや値を戻し」

牛「LIFFEでは円債先物は、137円62銭とイブニングセッションの引けからさらに上昇している」

熊「昨日の債券相場は、米政府による住宅公社への支援策の発表を受けて大幅に下落し」

牛「先物は売りに押され、8月15日以来の137円割れとなり、一時前日比1円74銭安の136円94銭まで下落した」.

熊「5日の米雇用統計の発表前に5日の東京市場で先物にはまとまった買いが入っていたとみられ」

牛「そういった買いポジションの調整などから、昨日の債券市場は急落の展開に」

熊「ここにきての債券相場の乱高下に加え、今回の米住宅公社2社の救済策の影響などを見極めたいと」

牛「昨日、現物10年296回は一時1.550%が打たれ、5年74回は先週末比+0.115%の1.145%と大幅に利回りが上昇していたが」

熊「投資家さんによる押し目買いも慎重となっていたようだ」

牛「しかも、今日の5年国債の入札も控えていたや、先物は10日に9月限の最終売買日も控えていたこともある」

熊「その5年国債の入札だけど、利率は1.1%か1.2%か微妙ながら、1.1%となるのかな」

牛「1.1%となれば前回債からは0.1%の引き上げともなり、投資家さんのニーズもありそう」

熊「ただし、業者さんはここにきての債券先物の乱高下でヘッジを入れにくかったことも確か」

牛「今日の相場も引き続き波乱含みとなる可能性もあるが、入札そのものは水準調整もあったことで無難なものとなりそう」

熊「債券先物は明日の最終売買日控え、9月限から12月限へのポジションの乗り換え主体の動きかと」

牛「しかし、まだ仕掛け的な動きが入る可能性はないともいえず」

熊「株式市場の動向などを見ながら、本日の債券市場も神経質な展開となることが予想される」

猫「それにしても、最近の相場は妙に極端な動きとなっているわね」

熊「債券先物の日足チャートも、わけわからん動きと作者が言っていた」

猫「相場は荒れ模様だけど、今日の天気は秋らしい快晴となるそうね」

牛「朝夕はさすがに少し涼しくなったけど、昼は30度近くに気温が上がるそうだ」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年9限月
寄138円09銭、高138円15銭、安137円31銭、引137円33銭(+1銭)
15779億円
2年272回 0.750%(0.000%)
5年74回 1.090%(-0.015%)
10年296回 1.505%(-0.020%)
20年103回 2.090%(-0.025%)
30年28回 %(%)


熊「今回の米住宅公社2社に対する救済策により金融不安は多少解消に向かっても」

牛「米経済への先行きにはまだ不透明感も強く」

熊「昨日の米債はモーゲージ絡みの買いなども、長い期間の債券に入ったとみられ、米10年債は反発」

牛「日経平均は昨日の急騰の反動もあり、前日比100円を超す下げとなり」

熊「債券先物も昨日の反動もあり、買い気配のスタートとなり、気配を切り上げ」

牛「債券先物の9月限は前日比77銭高の138円09銭で寄り付いた」

熊「昨日の債券先物は気配を切り下げての先週末比80銭安の137円88銭寄り付きとなっており」

牛「まるで昨日と裏返しのような先物の寄り付き方となった」

熊「債券先物は、寄り付き後138円15銭を高値に、その後戻り売りに押された」

牛「あっさりと138円を割り込み、ずるずると先物は下落」

熊「現物も10年296回は前日比-0.045%の1.480%で出合ったが、そこを高値に戻り売りに押され」

牛「5年74回は前日比-0.050%の1.055%で出合った後に、やはり戻り売りに押された」

熊「日経平均先物は前日比140円安の12510円で寄り付き後、12520円を高値に戻り売りに押され」

牛「そして、外為市場でドル円は107円台半ばをつけるなど、円高が進行」

熊「今日の東京市場は、円高・株安・債券安という様相」

牛「なかなか理由付けが難しい動きやな」.

熊「債券に関しては、先週大暴れした債券先物が引き続き波乱含みともなっており」

牛「特に明日の9月限の最終売買日を控えての、建て玉を9月限から12月限に移す動きが強まった」

熊「主に9月限の買い建て玉のロールオーバーが中心とみられ」

牛「限月間スプレッド取引では、34銭もの縮小に」

熊「債券先物は一時前日比1銭安の137円31銭まで下落し、前場は137円33銭で引けており」

牛「12月限は137円80銭の前場安値引けとなったものの、前日比では30銭高で引けている」

熊「ここまで妙な動きとなると、引き続き債券先物ではヘッジもしにくい」

牛「今日は5年国債の入札もあるのに」

熊「その本日入札される5年国債、利率は1.1%の75回債となった」

牛「利率は前回より0.1%引き上げられたこともあり、投資家需要もそこそこ見込めるのではないかと」

熊「大手銀行さんの需要なども見込めるのではないかとみられるものの」

牛「先物などでヘッジもしにくい業者さんは、慎重姿勢とも」

熊「入札される5年75回は1.115-1.120%あたりでの動きとなっているようだが」

猫「日経平均は結局、前日比185.43円安の12439.03円で引けたのね」

熊「とにかくも、まずは5年国債の入札結果に注目だけど」

猫「債券先物は引き続き、訳がわからない展開ともなりそうね」

牛「総じて、上値が重そうなのは確かなんやが」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年9限月
寄137円36銭、高137円60銭、安137円82銭、引137円87銭(-45銭)
11482億円
長期先物2008年12限月
寄137円86銭、高138円08銭、安137円76銭、引137円83銭(+33銭)
9354億円
2年272回 0.740%(-0.010%)
5年74回 1.060%(-0.045%)
10年296回 1.495%(-0.030%)
20年104回 2.090%(-0.025%)
30年28回 %(%)


熊「債券先物の9月限後場寄付は前日比4銭高の137円36銭、12月限は前日比36銭高の137円86銭となった」

牛「すでに昨日の引けの段階で、債券先物の価格は12月限が9月限を上回った」

熊「この要因としては、12月限の現物受渡しの最割安銘柄が踏み上げられやすいといった指摘もあったが」

牛「今日の動きは、それも理由にならないほど、限月間スプレッドが異常な動きを見せていた」

熊「債券先物の限月間スプレッド取引とは、これが導入される以前では」

牛「たとえば現物を抱えている業者さんなどが、債券先物でヘッジ売りをしていて」

熊「期近の債券先物、つまり今日で言えば9月限の債券先物を売っていたが」

牛「明日、9月10日に期近物の9月は最終売買日となってしまうため」

熊「9月のヘッジ売りのポジションを12月に乗り換える必要がある」

牛「このため、9月限の先物の買い戻しと、12月限の先物の売りを行なう必要があったが」

熊「それぞれの板を見ながら行なう必要があったことで、乗り換え、つまりロールオーバーがやりにくい上に」

牛「現物のチーペスト銘柄の発行量が少ないといった際には、その限月だけ踏み上げ圧力が高まってしまうこともあって」

熊「9月限の買いと12月限の売りなどが同時にできるように東証で導入されたのが、限月間スプレッド取引」

牛「この場合、限月間スプレッド取引は今回で言えば9月限と12月限の価格差を売買することになる」

熊「その価格差は朝方の寄り付きは、マイナス1銭となっていたものが」

牛「じりじりとそのマイナス幅が拡大し、後場に入ってなんとマイナスが1円07銭にまで拡大するなど異常な動きとなった」.

熊「こうなると現物から算出した理論値とか以前に、強引な売買が入ったと見ざるを得ない」

牛「強引な売買は別に今、始まったわけではなく、先週も9月限の売買でみられたが」

熊「要はそういった9月限の強引な売買で残った買いのポジションを」

牛「何かしらの理由で強引に12月限に移行させたとしか考えられず」

熊「これもまた一部のCTAなどによる動きではないかとみられていた」

牛「ということで、今日は5年国債の入札もあったが」

熊「入札の結果は最低落札価格99円93銭、平均落札価格99円95銭とほぼ予想の範囲内となり、無難な結果となった」

牛「これを受けて5年債は比較的しっかりともなったが、なんといっても債券先物のこの動きで」

熊「市場参加者も先物の動きを、呆れかえって見ているほかない状況ともなり」

牛「現物の売買なども限られてしまった」

熊「とりあえず、10年296回は前日比-0.030%の1.495%、5年74回同-0.030%の1.075%としっかり」

牛「日経平均は前日比223.81円安の12400.65円で引けている」

熊「そして債券先物の大引は、9月限が前日比45銭安の136円87銭、12月限が前日比33銭高の137円83銭となった」

猫「あまり強引な人は嫌われるわよ」

熊「これだけ無茶苦茶なことをしているということは、それなりに損失を膨らませているんじゃねえか」

猫「債券先物の値動きも妙だけど」

牛「世界の金融市場でもここにきて、妙な動きとなっているような気もする」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月8日(月曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄138円82銭、高138円93銭、安138円74銭、引138円88銭、3338億円
LIFFE、寄138円87銭、高139円27銭、安138円70銭、清算値138円95銭、492億円
CME日経平均先物、引け12175円


熊「ポールソン米財務長官は7日の記者会見で、経営難に陥っているファニーメイとフレディマックを政府の管理下に置くと発表した」

牛「このGSE2社合計で2000億ドルの優先株購入枠を設定し、経営状況に応じて段階的に公的資金を注入するとか」

熊「また米財務省は、暫定プログラムにより月内にGSE2社のMBSの購入を開始」

牛「GSE2社の現在のCEOは辞任し新CEOが就任する。また、両社の普通株と優先株の配当は廃止される」

熊「バーナンキFRB議長は、GSE2社を政府管理下に置く決定に対し強く支持すると表明した」

牛「この支援策の発表を受けて、外為市場では円が他通貨に対し下落しており」

熊「ドル円は、今朝のオセアニア時間で一時109円近辺をつける場面も」

牛「また、時間外取引では米株の先物が大幅に上昇しており」

熊「円安も加わって、本日の東京株式市場では大きく反発してのスタートとなるとみられるが」

牛「本日の債券先物は、先週末の米国市場で米債は反落していたこともあり、上値の重い展開となりそう」

熊「その先週末の米国市場では、注目された8月の米雇用統計で非農業雇用者数は前月比8.4万人減と市場予想以上に減少し」

牛「6、7月分の下方修正され、失業率も6.1%に上昇」

熊「これを受けて、米株式市場ではダウが一時前日比150ドルの下落となる場面もあったが」

牛「金融株主体に買戻され、ダウ平均は32.73ドル高の11220.96ドルと小幅上昇となり、ナスダックは3.16ポイント安に」

熊「米債は米雇用統計の発表受けて買いが先行したものの、ダウが結局、このように小幅上昇となり」

牛「さらにWSJが、GSEの救済案の策定が大詰めを迎えていると報じたこともあり」.

熊「米10年債利回りは朝方に一時3.54%まで低下したものの、その後3.71%に上昇し、結局前日比+0.08%の3.70%で引けた」

牛「米2年債の利回りも一時2.07%まで低下したものの、結局前日比+0.13%の2.31%で引けるなど、かなり値動きが大きかった」

熊「円債も、先週はなかなか値動きが大きかったが」

牛「これは一部の投機的な動きが演出していた可能性が高い」

熊「債券先物は先週末に一時139円台にまで上昇していたが、5日の大引は138円68銭となり」

牛「イブニングセッションでは138円88銭とやや買戻されていたが」

熊「先週末の米債安に加えての、GSE2社が政府の管理下に置くと発表されたことを受けて」

牛「米金融システムへの不安が後退との観測も強まるとみられ、債券相場にとってはこれは上値を抑える要因となり」

熊「株式市場や外為市場の動向を横目で見ながら、朝方の債券先物は売り気配でのスタートとなりそう」

牛「ただし、債券先物の寄り付き後の相場は、引き続き方向感に乏しい展開となるのではないかと」

熊「10日の債券先物9月限の最終売買日を控え、先物はロールオーバーの動きが主体となるとみられ」

牛「債券先物には大口の仕掛け的な動きは入りにくいとみられ」

熊「明日、5年国債の入札を控えて、こちらは投資家さんの動向を見極めたいと」

猫「とりあえず、GSE2社への救済策の発表で世界的な株安はいったんは抑えられても」

熊「世界的な景気減速との流れには、大きくは変化はないとみられ、株やドルなど買戻し一巡後は上値も重くなるのでは」

猫「日本国内要因としては、自民党の総裁選も控えているし」

牛「今後の政局の行方も焦点ともなっており、株式市場なども積極的には動きづらそうやな」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年9限月
寄137円88銭、高137円91銭、安137円32銭、引137円36銭(-1円32銭)
29747億円
2年272回 0.755%(+0.030%)
5年74回 1.120%(+0.090%)
10年296回 1.525%(+0.065%)
20年103回 2.105%(+0.030%)
30年28回 2.275%(+0.020%)


熊「米政府による住宅公社への支援策の発表を受け、時間外取引で米株先物は大幅に上昇し」

牛「外為市場では円安も進行。これを受けて本日の東京市場では株式市場が大幅反発」

熊「先週、東京株式市場は大幅に下落していたが」

牛「今日は12600円台を回復し、とりあえず9月4日から5日にかけて売られた分を取り戻した」

熊「特に金融株が大幅に上昇していたが」

牛「こちらも先週末に、日足で窓を空けて売られていた反動が入ったとも」

熊「5日に発表される米雇用統計は、悪い数字になりそうとの思惑もあり」

牛「株式市場では売りしかけ、債券市場では先物主導での買い仕掛けも入っていたんかな」

熊「ただし、債券先物は10日に9月限の最終売買日も控えており」

牛「先週末もそういったロールオーバーの動きもあって、9月限の建て玉は前日比減少していたが」

熊「その減少分、以上に12月限の建て玉は膨らんでいた」

牛「いずれにしても、今朝の債券先物の動きを見ると、とりあえず投げといった感じの動きとも」

熊「債券先物は売り気配スタートとなり、気配を何度も切り下げる展開に」

牛「9月限は、先週末比80銭安の137円88銭と大幅に下落しての寄り付きとなった」

熊「寄り付き後、137円91銭を高値に板薄の中、ストップロスとみられるような売りが入り一時前日比1円33銭安の137円35銭まで下落」

牛「その後、137円73銭まで買戻されたが、戻りも限られ」.

熊「一時、137円50銭台主題のもみ合いとなり、次第に月曜相場の様相かと」

牛「しかし、今日は株に勢いがあり、日経平均は先週末比400円を超す上昇となり」

熊「債券先物は引けにかけて再び売られ、一時先週末日1円36銭安の137円32銭まで下落し」

牛「結局、債券先物9月限は先週末比1円32銭安の137円36銭で前場を引けた」

熊「現物は10年296回が先週末比+0.060%の1.520%の出合い後、1.530%が一時ヒットされた」

牛「そして、明日の入札を控えている5年債は、74回が先週末比+0.070%の1.100%で出合ったのち」

熊「前場の引けにかけて1.120%がヒットされるなど、明日の入札控えたヘッジ売りも入ったのかな」

牛「相対的に超長期はしっかりで、20年104回先週末比+0.030%の2.105%」

熊「30年28回先週末比+0.020%の2.275%」

牛「超長期とか相対的にしっかりと言うよりは、先物がとにかく大きく売られたということやな」

熊「先週はだいぶ大きな仕掛け的な売買も見られたが」

牛「今日の動きなど見る限り、あまの儲かったようにも思えないが」

熊「後場も引き続き、株式市場の動向などを横目で見ながらの展開が予想される」

猫「グーグルが7日に10周年を向かえたそうね」

熊「しかし、企業としては記録的な成長を遂げたのじゃねえか」

猫「でも、これからは広告以外に有力収益源ないことで、曲がり角といった声も出ているようね」

牛「また新たなグーグルみたいな企業が登場してくるんやろうか」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年9限月
寄137円30銭、高137円45銭、安136円94銭、引137円32銭(-1円36銭)
26201億円
2年272回 0.755%(+0.030%)
5年74回 1.110%(+0.080%)
10年296回 1.525%(+0.065%)
20年104回 2.115%(+0.040%)
30年28回 2.290%(+0.035%)


熊「しかし、ここにきての相場の動きは極端だな」

牛「株式は株式で売られすぎの反動か、といった見方となっている」

熊「米政府による住宅公社への支援策の発表で、日本の大手銀行の株がストップ高となるというのも」

牛「実際には、直接的な影響は本来限られるはずやけど」

熊「たとえば三菱東京UFJ銀行の株価を見ても、7月末近くに1000円台にいたものの」

牛「そこから滑り台に乗ったかのように株価は売られ、特に先週末は窓を空けて大きく下落しており」

熊「かなり売りが溜まっていたところに、米政府による住宅公社への支援策の発表がきっかけとなり」

牛「こういった金融関連株主体に、東京株式市場は全体に買戻しの動きを強め」

熊「その結果、日経平均は先週末比400円を超す上昇となって、12600円台を回復した」

牛「株式市場の上昇の背景のひとつに、円安となったこともある」

熊「しかし、あくまで株も為替も、やや行過ぎた反動とも思われる」

牛「それは債券先物も同様ながら、しかし、ここまで売り込まれるとは」

熊「債券先物の後場寄付は、137円30銭と前場安値を下回って寄り付いた」

牛「137円45銭まで買戻しが入ったが、売り圧力は引き続き強く」

熊「じりじりと戻り売りに押され、8月15日以来の137円割れに」

牛「まさか、今日137円も割り込んでくるとか」.

熊「債券先物の買いポジションがそんなに膨らんでいたのだろうか」

牛「ポジションもそれなりにあったとみられるが、ここにきて値動きが大きくなり」

熊「仕掛け的な日計り売買なども入っていた可能性がある」

牛「投資家さんも、本来、押し目買いを入れたい水準にきており」

熊「それなりに店頭では押し目買いも入っていたとも思われるが」

牛「しかし、とりあえず今日の米国市場の動向も見極めたいと」

熊「質への逃避で買われていた米債も売り圧力がさらに強まる可能性もあり」

牛「また、明日の5年国債入札も控えて、ここはとりあえず投資家さんも業者さんも慎重にならざるを得ない」

熊「先物9月限は一時、先週末比1円74銭安の136円94銭まで下落し」

牛「現物10年296回は一時先週末比+0.090%の1.550%が打たれ」

熊「1.55%というのは、8月6日以来の水準でもあり、作者の今週の長期金利の予想レンジの上限でもあり」

牛「うーむ、週初からすでに上限にきてしまうというのは、さすが作者やな。いてぇ」

熊「5年74回も先週末比+0.115%の1.145%が打たれ、先週末比0.1%以上の利回り上昇に」

猫「ここまで利回りが上がったことで投資家さんも買いやすくなったものの、スピードにちょっと追いつけない感じなのかしら」

熊「この勢いで債券の利回りは果たしてどこまで上昇するのかと」

猫「でも、今日の動きの反動も近い内にありそうね」

牛「値動きが荒い相場が続きそうなのは確かやな」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。



2008年9月5日(金曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円40銭、高137円60銭、安137円30銭、引137円60銭、3222億円
LIFFE、寄137円55銭、高137円79銭、安137円55銭、清算値137円79銭、249億円
CME日経平均先物、引け12235円


熊「欧米市場で、株が大幅に下落し、債券は買われ、外為市場では円が買われ、今朝方一時ドル円は105円台をつけた」

牛「いったい夜中に何があったんや」

熊「まず、昨日のECB(欧州中央銀行)理事会では、政策金利を4.25%に据え置くことを決定」

牛「一部利下げ観測もあったMPC(イングランド銀行の金融政策委員会)でも、政策金利を5.0%に据え置くことを決定した」

熊「欧州の市場で材料視されたのは、ECB理事会のあとのトリシェECB総裁の会見の内容」

牛「トリシェ総裁は会見で、理事会が経済見通しに関する不確実性を認識、成長の下振れリスクを認識、と発言し」

熊「ECBの2008年と2009年の成長見通しも引き下げられた」

牛「これを受けて、外為市場でユーロが対ドルなどで売られ」

熊「ロンドンの株式市場は大幅に下落し、ユーロ圏の債券は買い進まれた」

牛「米国時間朝方に発表された8月ADP雇用報告は、前月比3.3万人減と市場予想以上に減少し」

熊「米労働省が発表した週間の新規失業保険申請件数は44.4万件と市場予想を上回り」

牛「今日発表される米雇用統計では、非農業部門雇用者数は7万5千人と予想されているが」

熊「それよりもさらに悪化するのではないかと、米国の雇用の悪化が意識され」

牛「さらに米小売大手が発表した8月の既存店売上高もやや不振と受けとられ、個人消費への懸念も加わり」

熊「さらに欧州の株式市場の下落も影響し、またヘッジファンドが持ち株の処分売りを進めているとの観測も」

牛「ダウ平均は344.65ドル安の11188.23ドル、ナスダックは74.69ポイント安の2259.04で引けている」.

熊「外為市場では、ユーロが円に対しても下落したが、円は他通貨に対して大幅に上昇し」

牛「ドル円は日本時間の早朝に一時、105円台をつける場面があった」

熊「この動きには個人投資家のロスカットが入ったのではないかといった見方も」

牛「昨日の債券先物では、海外投資家からとみられる買いポジションの解消売りが入った」

熊「債券先物の昨日の建て玉は前日比約1.5兆円の減少となり」

牛「12月限へのロールとみられる増加分の0.4兆円を除いて、1兆円程度の建て玉減少となった」

熊「とりあえず先物を大きく振り回した投機家はいったんそのポジションを解消したが」

牛「皮肉なことにその日の夜間に、円債にとってはフォローの風が吹き荒れる結果となった」

熊「欧米の株は下落し、円高も加わって今日の株式市場は大幅に下落すると予想され」

牛「CMEの日経平均先物は12235円と昨日の大証引け値からは300円以上の下落となっている」

熊「そして、米債高も加わり、今日の債券先物は寄り付きから昨日の下げ分を取り返してきそうだ」

牛「10年債利回りは再び1.4%台の前半を試しそうだが、そうなると投資家さんもこの水準からは慎重姿勢とも」

熊「とりあえず、米雇用統計も控えているし、昨日の欧米市場はやや動きが大きかったこともあり」

猫「週末要因も加わって、ここは少し様子を見たいところかしら」

熊「世界的な景気減速が意識され、昨日の原油先物は5日続落ともなり」

猫「世界を巡る資金の流れに変化が現れ、それが昨日の欧米市場の変動にも影響していたようにも」

牛「さすがに、もう投機筋の買い仕掛けとかは、今日の債券先物には入らないと思うけど」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年9限月
寄138円25銭、高138円84銭、安138円25銭、引138円78銭(1円28銭)
32072億円
2年272回 0.710%(-0.035%)
5年74回 1.005%(-0.075%)
10年296回 1.445%(-0.065%)
20年103回 2.075%(-0.040%)
30年28回 2.245%(-0.050%)


熊「朝方発表された4-6月期の法人企業統計によると、全産業の設備投資額は前年同期に比べ6.5%の減少となった」

牛「市場では比較的しっかりとの予想となっていたが、どうやらリース会計が重しとなるなど特殊要因が背景かとも」

熊「ただ、この数値は4-6月期GDP統計での設備投資の基礎資料ともなることで」

牛「来週12日に発表される4-6月期GDPの2次速報の数値の行方も気になるところやな」

熊「昨日の海外市場では、トリシェECB総裁はユーロ圏経済の弱さについて発言し」

牛「ユーロがドルに対して大幅に下落し、ロンドン株式市場など欧州の主要市場で株も大きく下落したんやが」

熊「相場下落の背景のひとつに、ECBが発表した受け入れ担保のルール変更もあったのではないかと」

牛「ECBは昨日、流動性供給オペの受け入れ担保で、資産担保証券に対して12%のヘアカット適用を決定」

熊「このルールは2009年2月に適用と発表したが」

牛「まだまだ欧州の短期金融市場も不安定な最中に、先の話とは言え実質引き締めのようなこのECBの動きに対して」

熊「市場参加者の中からは、ECBは市場の空気が読めていないのではないかとの批判的な見方も出ていたそうだ」

牛「外為市場でユーロが対ドルが大きく売られ、ユーロは円に対しても大幅に下落し」

熊「その影響を受けて、個人投資家などのストップロスも巻き込んで、ドル円は一時105円58銭をつけるなど」

牛「急激な円高が進んだと思ったら、今度は一気にドルの買い戻しが入りドル円は107円台を一時回復」

熊「ここにきて債券先物が妙な動きをしていたけど、外為市場も値動きの粗い展開となってるなあ」

牛「さて、本日の債券先物は米債高、米株安と円高を受け、そして昨日の反動も加わり」.

熊「なんで今日、買い戻さなくてはいけなんだとの市場参加者も多かったろうなあ」

牛「昨日は、韓国あたりからの円債売りといった噂も流れていたが、実際には一昨日あたりに出ていたとも」

熊「いろいろな噂に影響を受けやすい債券市場ともなっているが」

牛「債券先物は、買い気配のスタート後、前日比75銭高の138円25銭で寄り付いた」

熊「寄り付き後138円25銭に押された後が、その後再び買いが入り前日比1円を超す上昇となり」

牛「引けにかけては、一時前日比1円34銭高の138円84銭まで買い進まれ」

熊「26日のイブニングセッションでつけた直近高値の138円80銭を抜いてきた」

牛「現物10年296回は前日比-0.060%の1.450%の出合い後、一時1.435%まで買われ」

熊「5年74回は1.005%の出合い後に、一時-0.095%の0.985%まで買い進まれた」

牛「20年104回も前日比-0.050%の2.065%の出合いとなりしっかり」

熊「債券先物の前場の引けは、結局、前日比1円28銭高の138円78銭に」

牛「日経平均は前日比319.05円安の12238.61円で前場を引けている」

熊「そして、外為市場でドル円は107円近辺で少し落ち着いてきたようだ。後場はさすがに週末相場となるのかな」

猫「東京ディズニーリゾートで、パーク内への一脚・三脚・ハードケース等の撮影機材の持ち込みが禁止されたそうね」

熊「表面上は、場所取りや機材との接触事故などの安全面に配慮としているが」

猫「実際には、エレクトリカルパレードなどの映像を無断でDVD化するなどの営業目的の撮影を規制するためのものではないかと」

牛「ネットオークションで、そんなものまで売っていたんか」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年9限月
寄138円72銭、高139円09銭、安138円68銭、引138円68銭(+1円18銭)
22909億円
2年272回 0.725%(-0.020%)
5年74回 1.030%(-0.050%)
10年296回 1.465%(-0.045%)
20年104回 2.075%(-0.040%)
30年28回 %(%)


熊「後場の債券先物の寄り付きは、138円72銭と前場引けからは6銭安」

牛「日経平均先物は12250円と、前場引けから20円高で後場寄り付いた」

熊「債券先物は商い薄い中、12時45分ごろにじりじりと買われ」

牛「あっさりと139円台を回復した。一時的に出来高は膨らんだものの」

熊「昨日までのような大口売買による仕掛け的な動きではなかったようだ」

牛「とりあえず139円をワンタッチさせようとの動きなのか」

熊「現物は付いてこなかったことで、先物独歩高といった様相とも」

牛「昨日のショートのカバーなどが入ったんやろか」

熊「債券先物9月限は前日比1円50銭以上の上昇となり、一時前日比1円59銭高の139円09銭をつけた」

牛「しかし、さすがにこの水準では高値警戒感も」

熊「現物の上値重く、後場に入り現物10年296回は前日比-0.070%の1.440%と朝方つけた高値1.435%は買われておらず」

牛「5年74回も同-0.070%の1.010%が打たれるなど、後場は1%台で推移」

熊「債券先物の割高感も強いものの、売り手もとりあえず限定的となり」

牛「週末相場の様相となり、138円90銭近辺での小動きに」

熊「日経平均は後場に入っても一時12200円を割り込む場面もあったが」

牛「日経平均は結局、前場のレンジ内の動きとなった」.

熊「それにしても、東京株式市場は今日はずいぶん売られたなあ」

牛「欧米の株式市場での下落に、朝方にはドル円が一時105円台をつけ」

熊「さらにアジアの株式市場が軒並み安となったことなども嫌気された」

牛「今日発表される米国の雇用統計なども、気がかり材料でもあるし」

熊「とはいうものの、雇用統計での非農業雇用者数の大幅な減少などはある程度織り込んできたようにも」

牛「東京市場でも、ヘッジファンドによる換金売りやロスカットに伴う売りが入っているとも」

熊「世界的な景気減速を背景にした原油先物の下落などをきっかけに」

牛「それまで円やドルで資金を調達し、原油などの商品や資源国の株式などに振り向けていた投資家の資金が一斉に引き上げられ」

熊「ポジションの撒き戻しの影響で外為市場でのドルや円の上昇し、新興国の通貨下落なども引き起こした」

牛「リスク資産の売却などから、米債などには質への逃避といった買いなども」

熊「円債も先物主体に海外の投資家などによって、今週はかなり振り回される結果となったが」

牛「今日はさすがに落ち着いた動きとなり、債券先物は引にかけて上げ幅を縮小させ、前日比1円18銭高の138円68銭と後場の安値引け」

熊「現物10年296回は前日比-0.040%の1.470%に後退し、5年74回も同-0.050%の1.030%に後退、日経平均は前日比345.43安の12212.23円の引けに」

猫「派閥の縛りも緩くなったみたいで、自民党総裁選には、俺も俺もと候補者が乱立気味模様」

熊「あまり多すぎると焦点がボケてしまう可能性もあるし、せいぜい3、4人あたりに絞ってほしいような」

猫「ちょうど米国では大統領選挙に向けて、派手な党大会などもやっているけど」

牛「国民の意識を高めるためにも、民主党の総裁選も含めて、もう少し候補者の政策がはっきり見えるような良い工夫がないものかなあ」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月4日(木曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄138円33銭、高138円35銭、安138円15銭、引138円20銭、2219億円
LIFFE、寄138円25銭、高138円35銭、安138円17銭、清算値138円35銭、395億円
CME日経平均先物、引け12665円


熊「北京オリンピックの男子ハンマー投げの2、3位になったベラルーシの2選手がドーピング検査で陽性反応」

牛「これによって、5位となっていた室伏広治選手が繰り上がりで銅メダルを獲得する可能性が出てきたそうや」

熊「総裁選で争った相手の総裁2人が相次いで辞任してしまい、気がついたら総裁になりそうな某自民党幹事長に被るような」

牛「しかし、対立候補の擁立の動きもあって、果たして今度こそ総裁というメダルが取れるかどうか」

熊「対立候補次第ではなかなか面白い自民党総裁選ともなりそうだが、そうなると民主党も気が気でないか」

牛「自民党総裁選の行方はさておき、いずれ衆院解散総選挙で民意に問うてほしいものやな」

熊「選挙といえば、米国の大統領選挙の行方も気になるところだが」

牛「副大統領候補の娘さんのスキャンダルなど騒ぎ立てるなど、こちらも穂先が違うだろうという気も」

熊「さて、その米国市場は昨日は全般に動意薄であったような」

牛「ダウは前日比15.96ドルと小幅高、ナスダックは前日比15.51ポイント安と3日続落」

熊「金融株などはしっかり。韓国産業銀行の出資への思惑などでリーマンの株が買われていたそうだが」

牛「英サンデー・テレグラフ紙が、リーマンが韓国産業銀行に今週、最大60億ドルの出資を仰ぐ方向で交渉を進めていると報じたのが9月1日」

熊「そして今度は英タイムズ紙が、三菱東京UFJがリーマンへの投資に意欲とも伝えたそうだ」

牛「日本のメガバンクにとって、こういった買収のチャンスを生かす必要もあるが、どうやらのちほど三菱東京UFJが否定したとの記事も」

熊「米国債券市場では、昨日出ていた一部ヘッジファンドの閉鎖のニュースなどを受けて質への逃避の買いが入り」

牛「昨日の原油先物も小幅ながらも下げており、インフレ圧力の後退も意識され」.

熊「昨日発表されたベージュブック(地区連銀経済報告)では、経済活動は引き続き減速したとの総括判断を示した」

牛「また、ローゼングレン米ボストン連銀総裁からは、連銀の利下げは信用逼迫をただ相殺しただけで緩和的でないとの発言も」

熊「米10年債利回りは前日比-0.03%の3.70%、2年債利回りは前日比-0.01%の2.25%に」

牛「円債先物は、イブニングセッションでは138円20銭とやや戻り売りに押されたが」

熊「LIFFEの円債先物は138円35銭と昨日の15時の引け水準まで戻しており」

牛「本日の債券先物の寄り付きは前日引け近辺でのしっかりしたものとなりそう」

熊「昨日の債券先物9月限建て玉は1622億円だけの減少に止まり、12月限の建て玉は794億円の増加と」

牛「投機筋が建て玉を動かした様子はないことで、いずれ大きな建て玉を反対売買してくる可能性も」

熊「そのタイミングが見極めづらいものの、9月限の最終売買日が9月10日だけに、その前に動きはありそうだ」

牛「CMEの日経平均先物は12665円と昨日の大証引け値近くとなっており」

熊「今日の東京株式市場は、材料難ともなりやや方向感なき展開が予想される」

牛「ただし、債券先物同様に日経平均先物に仕掛け的な動きが入る可能性はあるため、こちらも注意が必要か」

熊「債券は高値警戒もあるものの質への逃避といった動きも出ていることから、10年債利回りが再び1.4%に接近してくることも」

猫「住宅生産団体連合会によると2007年の住宅取得費の平均は4623万円となって、初めて年収の6倍超したそうね」

熊「土地や建築資材の値上がりによるとみられるそうだが、ここまで上がるとおいそれとは買いづらいんじゃねえか」

猫「ここにきて日本の不動産不況の要因のひとつが、こういった値上がりによるものなのでしょうね」

牛「しかし、昨日も暑かったけど、ここにきて急に夏が戻ってきたようやな」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年9限月
寄138円30銭、高138円38銭、安137円42銭、引137円58銭(-77銭)
31431億円
2年272回 0.735%(+0.015%)
5年74回 1.060%(+0.060%)
10年296回 1.500%(+0.045%)
20年103回 2.115%(+0.035%)
30年28回 %(%)


熊「昨日のイブニングセッションで、債券先物は戻り売りから138円20銭に押されて引けていたが」

牛「米債が買われたこともあり、イブニングの引けからはやや値を戻し」

熊「本日の債券先物は、前日比5銭安の138円30銭で寄り付いた」

牛「債券先物は138円38銭まで買い戻されたものの、参加者も限られた中、積極的な買い手も限られ上値も重くなった」

熊「日経平均も上値重く、一時前日比100円を超す下げとなっていた」

牛「今日の債券相場は、一般債の起債ラッシュもあって、その動向など見ながら」

熊「上値も重いながらも、債券先物は138円台でのしっかりした展開が続くと見ていた」

牛「作者も油断して、朝方にレポートの原稿など書いていたようやが」

熊「ただし、債券先物はいずれかのタイミングで大きな建て玉を反対売買してくる可能性があった」

牛「とりあえず10時あたりの動きに注意していれば良いかと思ったら」

熊「9時40分あたりから、突然まとまった売りが入り、債券先物の板など無視して大口売りをぶつけるような展開となり」

牛「なんでこんな中途半端なタイミングで仕掛けてくるんかと」

熊「どうも、今回は仕掛けたというより、仕掛けられたというか、売りのトリガーが引かれてしまったのではないかとも」

牛「その要因のひとつに、来週の5年国債入札が意識されたのか、5年スワップの払いが入ったとの観測もあり」

熊「一般債の起債に関わるヘッジ売りなども入ったとのか、債券先物が138円あたりまで下げたところで」

牛「2日の朝方に1兆円程度の出来高をともなって買いが入っていたが、この際に1兆円程度の買いポジションを作ったところがあったとみられており」.

熊「その反対売買をしなければならない水準にまで先物が下がってきたことで」

牛「2日のポジションの反対売買が入ってきた可能性がある」

熊「確かにその売り方をみるとストップロスといった感じであり、とにかく137円50銭まで3000億円程度の売り注文が入ったような動きとなった」

牛「これにより、債券先物は急落の展開となり、売り気配を挟んで一時前日比93銭安の137円42銭に下落した」

熊「ただし、137円50銭が何かしらのポイントになっているのではないかとの見方もあったが」

牛「その後は、いったん買い戻しから137円82銭まで戻したものの、再び戻り売り圧力強まり」

熊「結局、前日比77銭安の137円58銭で前場を引けている」

牛「9月10日の債券先物の9月限最終売買日前に反対売買を仕掛けてくるとはみていたが」

熊「今日の前場だったとは。とにかく今日の債券先物の建て玉の動向に注意したい」

牛「現物も10年296回は一時前日比+0.060%の1.515%と1.5%台に、5年74回も前日比+0.070%の1.070%に利回りが上昇したが」

熊「その後、10年296回は1.495%と1.5%割れに。5年74回も1.055%と押し目買いも」

牛「今日の先物の動きを見る限り、どうやら一社で大きなポジションを振り回しているようにも見える」

熊「ここにきてのヘッジファンドの破綻なども相次いでいるけど、一発勝負をかけてきたのだろうか」

猫「とにかく、これで少し相場おとなしくなるんじゃないの」

熊「投資家さんにとっては、前場の債券の急落はとりあえず良い押し目ではないかとも」

猫「かといって、投資家さんもなかなか慎重で、上値を追っての買いも入りにくようで」

牛「後場は、様子見気分が再び強まってくる可能性も」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年9限月
寄137円65銭、高137円69銭、安137円11銭、引137円50銭(-85銭)
32340億円
2年272回 0.750%(+0.030%)
5年74回 1.080%(+0.080%)
10年296回 1.510%(+0.055%)
20年104回 2.115%(+0.035%)
30年28回 2.295%(+0.025%)


熊「債券先物の後場寄付は、137円65銭と前場引けからは7銭高と買戻しも」

牛「その後は137円69銭を高値に、じりじりと137円52銭まで押されたが」

熊「前場のような仕掛け的な動きはいったん収まり、比較的静かな動きとなりそうで」

牛「作者は油断して、再びレポートを書き始めたところ」

熊「13時前にじりじりと売られて、前場の安値137円42銭を割り込んできた」

牛「しかも、出来高を伴っての売り。先物には200とか300とかのまとまった売りも入っていた」

熊「あれよあれよと、債券先物は前日比1円を超す下落となった」

牛「投機筋の売りは、一巡したんやないんか」

熊「後場に入っても、引き続き海外投資家からと見られる売りも散見とも」

牛「加えて、ここにきて韓国ウォンが大きく下落しているが」

熊「韓国中銀が、介入資金調達のために円資産、つまり日本国債を売却しているのではないかとの見方も」

牛「前場には大手銀行さんによる、中期ゾーンへのスワップの払いも入ったともみられていたが」

熊「後場にもそういった大手銀行さんの売りなども入ったのだろうか」

牛「加えて、今日は一般債の起債ラッシュでもあり」

熊「前場はタイミング悪いときに先物主体に急落となってしまい」

牛「そういった起債に絡んでの売りなども入ってきた可能性も」.

熊「14時過ぎに再び債券先物に売りが入り、一時前日比1円24銭安の137円11銭に下落した」

牛「10年296回も一時前日比+0.065%の1.520%に利回りが上昇」

熊「5年74回も同+0.090%の1.090%がヒットされた」

牛「その後、債券先物への売りも限定的となり」

熊「少し落ち着いたところでは、現物に投資家さんの押し目買いも入ったとみられ」

牛「一時1.520%まで利回りが上昇していた10年296回は1.505%が買われ」

熊「債券先物は大引にかけて買戻しが入り137円50銭に戻している」

牛「後場は前場ほどの派手さはなかったものの、じりじりと売られ」

熊「債券先物の出来高は前場より後場の方が多かった」

牛「今日の先物の建て玉は、2日に買い建てた投機筋の反対売買が入ったものの」

熊「あらためてのヘッジ売りも入ったとみられることで、建て玉は思いのほか減少しないのかも」

牛「日経平均は前日比131.93円安の12557.66円」

熊「債券相場は先物の主体の動きによって、再び水準訂正した格好に」

猫「今日はECB定例理事会やMPC(イングランド銀行の金融政策委員会)が開催されるのでしょう」

熊「両方ともに現状維持との見方が大勢のようだが」

猫「MPCでは年内の利下げの可能性が指摘され、もしかすると今日も何かしらの動きがあるかもしれないし」

牛「こちらの動向にも注意が必要やな」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月3日(水曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄138円10銭、高138円15銭、安137円84銭、引137円93銭、1946億円
LIFFE、寄137円93銭、高138円05銭、安137円79銭、清算値138円01銭、382億円
CME日経平均先物、引け12700円


熊「昨日の米国市場で、原油先物相場はWTI10月限で一時、前日比10ドルもの下落となり、1バレル105.46ドルに下落」

牛「ハリケーン、グフタフによる米石油施設への大きな被害は出ない、との見方から売られたとされているが」

熊「それは、あくまできっかけのひとつに過ぎない」

牛「昨日、東京原油スポット市場ですでに中東産ドバイ原油が過去最大の下げを記録していた」

熊「この背景には米国のハリケーンの動向というよりも、原油そのものの需要後退観測が大きいとみられる」

牛「米原油先物にはかなり投機的な売買が入っているとみられ、結局、WTIは109.71ドルとやや下げ幅を縮小しているが」

熊「この乱高下を見ても、どうやら原油バブルは崩壊しつつあるような動きともなっている」

牛「これは物価上昇圧力を緩和させる要因ともなる」

熊「昨日発表された8月の米ISM製造業景況感指数のうち、価格指数は大きく低下するなど」

牛「ここにきてインフレ圧力低下を示唆するような指数もすでに見え始めている」

熊「8月の米ISM製造業景況感指数そのものは49.9と50を下回るなどしたこともあり、景気の先行き不透明感も強め」

牛「米10年債利回りは前日比-0.08%の3.73%に低下し、2年債利回りも前日比-0.11%の2.26%に低下している」

熊「昨日、オーストラリア準備銀行は6年9か月ぶりの利下げを実施したが」

牛「これは景気減速への懸念の強まりとともに、ここにきての原油価格の下落によるインフレ圧力の緩和なども影響か」

熊「英イングランド銀行の利下げ観測も強いようだが、いずれECBも利下げを行なってくる可能性もないとは言えない」

牛「ただし、日銀は当面はさすがに利下げを行なうとも考えにくく」.

熊「日本経済が外的ショックなどで余程の打撃を受けたような際はともかく、当面は現状維持の姿勢を貫くものと」

牛「ただし、景気減速などによる世界的な金融緩和の動きの広がりは、円債にとってもフォローとなりそうやが」

熊「気になるのは、今後の政治の動向か」

牛「自民党の総裁選もどうやら、積極財政路線派と財政構造改革推進派との戦いともなりそうやし」

熊「市場では今後の国債需給についても、ある程度材料視せざるを得なくなる」

牛「そんな中にあって、投機筋というか短期筋の売買が相場を大きく変動させている」

熊「米原油先物でも暴れまわっているとみられるが、昨日の日経平均先物にもあきらから投機筋とみられる動きも」

牛「そういった動きは、引き続き債券先物にも入ってくる可能性もあり要注意か」

熊「昨日の米国市場で株は小幅ながらも続落となり、本日の東京株式市場も売りが先行か」

牛「債券市場は米債高もあり、先物は買いが先行か」

熊「昨日入札された10年国債や、政地債の消化状況などを見極めながらの展開が予想され」

牛「先物に妙な動きが入らなければ、先物は138円近辺での小動きが予想されるが」

熊「昨日、債券先物は再び建て玉が1兆円近く膨らんでおり、いずれ昨日の大口買いの反対売買が入るともみられる」

猫「米グーグルは昨日、独自開発のブラウザー、クロームの無償提供を2日スタートすると発表したわね」

熊「作者も早速、ダウンロードして使ってみたようやけど、なかなか早くて快適だとか」

猫「パソコンに依存する部分を極力押さえ、サーバーへの依存度を増やすなどなかなか面白い機能を持っているようね」

牛「世界のPCの四分の三が使っているマイクロソフトのインターネット・エクスプローラーの牙城を崩せるかどうか、注目やな」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年9限月
寄137円23銭、高138円46銭、安138円18銭、引138円28銭(+17銭)
17555億円
2年271回 0.715%(-0.010%)
5年74回 1.000%(-0.010%)
10年296回 1.465%(-0.025%)
20年103回 2.085%(-0.025%)
30年28回 %(%)


熊「朝日新聞によると、政府の総合経済対策で2008年度補正予算に盛り込む1.8兆円の財源に」

牛「数千億円規模の建設国債を発行すると」

熊「これはすでに事前に伝えられていたものではあるが、首相の退陣があったものの」

牛「補正予算の編成作業は予定通り進めるとの伊吹財務相が記者会見で述べたそうや」

熊「確かに赤字国債の発行は避けられたとはいえ、結局、建設国債は出さざるを得ないと」

牛「すでに赤字国債と建設国債の色分けは、あまり意味のあるものではなく」

熊「ふたつをまとめた新規財源債としては結局、増発となる」

牛「ちなみに公共事業費と出資金、貸付金の財源とする場合に限っては、国債の発行が認められており、そのために発行される国債が建設国債」

熊「赤字国債(特例国債)は一般会計の財源不足を補うために発行されるものだが」

牛「発行されるたびに特別法を制定しなければならず、特例により発行される国債やな」

熊「補正予算による国債増発については、すでに相場にも織り込み済みともみられ」

牛「債券市場への影響は限定的とはみられるものの、今後の政治の行方によっては国債に増発圧力がさらに強まることも」

熊「さて、昨日の米国市場では、8月の米ISM製造業景況感指数の価格指数の下落や」

牛「原油先物の下落を受けてインフレ圧力低下も意識され、米10年債利回りは前日比-0.08%の3.73%に低下」

熊「これを受けて債券先物は買い気配スタートとなり、前日比12銭高の138円23銭で寄付」

牛「日経平均先物は原油安からドルが買われての円安となり、輸出関連株株などに買いが入り、前日比120円高の12730円で寄付」.

熊「現物は昨日入札された新発10年296回は前日比-0.015%の1.475%の出合い後、同-0.040%の1.450%まで買われるなど」

牛「今日の債券相場はどちらかといえば、現物がしっかりで先物も買戻しが入ったものと」

熊「債券先物は、一時前日比35銭高の138円46銭まで買い戻された」

牛「5年74回も前日比-0.020%の0.990%の出合いと1%を割り込んだものの」

熊「5年の1%割れでは戻り売りも入り、引けにかけて1.000%に後退」

牛「現物全般に戻り売りも入り、現物10年296回も前日比-0.025%の1.465%に後退した。」

熊「先物は138円30銭台主体でのもみ合いとなっていたが」

牛「前場引けにかけて戻り売りに押され、結局、前日比17銭高の138円28銭で前場を引けた」

熊「今日ももしかすると、10時あたりから先物に仕掛け的な動きが入るのではないかと」

牛「作者も虎視眈々と債券先物と日経平均先物の動きを見ていたが、結局、空振り」

熊「日銀は国債買入3000億円をオファーしたが、これによる影響も限られた」

牛「ドル円は108円90銭あたりまで、ドルが買い進まれているが」

熊「日経平均は前場、前日比109.21円高の12718.68円で引けている」

猫「午後も仕掛け的な動きに注意しながら、様子見気分も強めそうね」

熊「政地債の消化状況も、そこそこ順調のようだ」

猫「リニア中央新幹線建設計画について、政府は慎重姿勢を転換してきたそうね」

牛「あらたな夢の超特急、乗ってみたい気もするなあ」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年9限月
寄138円33銭、高138円40銭、安138円24銭、引138円35銭(+24銭)
10935億円
2年271回 0.720%(-0.005%)
5年74回 1.000%(-0.010%)
10年296回 1.455%(-0.035%)
20年104回 2.080%(-0.030%)
30年28回 2.270%(-0.030%)


熊「原油先物価格の下落基調が再び強まるなど、世界的な資金の流れに変化が現れつつある」

牛「外為市場ではオーストラリアドルや、ユーロそしてポンドなどが対ドルで売り圧力を強め」

熊「また、韓国ウォンなど新興国通貨なども売り圧力を強めている」

牛「原油先物含めての商品買い、そしてそれとともにドル売りといったポジションを取っていた投機筋が」

熊「どうやら、ここにきてあらためてそういったポジションの反対売買を行ってきているともみられる」

牛「また、ヘッジファンドの閉鎖といったニュースなども出ていた」

熊「資産運用会社のオスブレー・マネージメント傘下のオスブレー・ファンドが閉鎖されるらしい」

牛「投資先のエネルギーや鉱山、資源株などで損失が発生したことが要因だとか」

熊「今後もこういったファンドの損失拡大からの閉鎖が相次ぐのではないかともみられている」

牛「ちなみに、オスブレー・ファンドにはリーマンが出資していたことで」

熊「今日の東京株式市場でも、いったん上昇していた金融株が上げ幅を縮小させた要因のひとつともみられた」

牛「このようなファンドの手仕舞いといったものの影響からか、たとえば昨日の日経平均先物の売り仕掛けなどもあったものとみられ」

熊「さらに、ここにきての円債先物への1兆円規模の大きな売買も、何かしら影響があってのものなのかもしれない」

牛「昨日も債券先物は買い仕掛けにより1兆円程度建て玉が増加したが、その反対売買は今日のところはみられなかった」

熊「債券先物は朝方こそ、さらなる買い仕掛けも入っていたが、これは先物単独の買い仕掛けだけでなく」

牛「10年新発296回などへの投資家さんの買いなども要因だったのではないかとみられる」.

熊「今日は特に長期や超長期など現物もしっかりとなり」

牛「10年296回は後場に入り前日比-0.035%の1.455%と朝方の高値1.450%近くにおり」

熊「20年104回は前日比-0.030%の2.080%、30年28回も同-0.030%の2.270%としっかり」

牛「昨日は米債も買われていたが、質への逃避といった動きもあったんやろか」

熊「しかし、政治がこんな中、海外投資家が質への逃避で日本国債は買いづらいような気もするけど」

牛「それでも、海外投資家さんも日本国債を先物主体に買わざるを得ないということなんやろか」

熊「海外投資家さんは客観的、あなたとは違うんです、なんて言われそうだけど」

牛「どうやら今年の流行語大賞に、北島康介選手の何も言えねぇに強力な対抗馬が現れたんやな」

熊「運用担当者もこの福田首相の発言はいろいろな場面で使えそうだな」

牛「それはさておき、債券先物の後場は前場レンジ内での値幅16銭に止まり」

熊「閑散小動きとなり、結局は前日比24銭高の138円35銭で引けている」

牛「日経平均は前日比80.12円高の12689.59円での大引」

熊「とにかく、海外市場動向にはいつにも増して注意が必要となってきた」

猫「ニューヨーク原油先物もさらに下げ足を速め、100ドル割れを試してくる可能性もありそうね」

熊「そうなるとまた金融市場の景色が様変わりしてくる可能性もあるが」

猫「日本の政治は様変わりするのかしらね」

牛「うーむ、それはなかなか難しそう」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月2日(火曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円67銭、高137円70銭、安137円62銭、引137円63銭、1946億円
LIFFE、寄137円68銭、高137円74銭、安137円60銭、清算値137円59銭、270億円
CME日経平均先物、引け円


熊「昨夜はびっくりした。テレビの通常番組が突然変更され、福田首相の緊急記者会見の映像が映し出された」

牛「何事かと思ったが、自ら辞任表明だったとは」

熊「日経新聞などでは、辞任の原因としてはふたつのねじれを指摘しているが」

牛「ねじれ国会に公明党との連立のねじれなども加わり、政権運営を続けることは困難と判断したんか」

熊「それにしても、ここ1年間で2人の首相が突然辞任するとは、この国はどうなってしまったんだ」

牛「次の首相さんは麻生さんが有力だそうだが、年内の解散総選挙の可能性も強まったとみられ」

熊「日本の政治の先行き不透明感が、今後さらに強まってくるとみられ」

牛「いずれにせよ、財政再建路線が継続されるかどうかも不透明となり」

熊「歳出増加圧力が強まるようだと、じわりじわりと国債需給への懸念が出てくる恐れもある」

牛「目先はさほど債券相場には影響は限定的とはみられるが、投資家さんはさらに様子見気分を強めることも」

熊「今日は10年国債の入札が実施される。利率は1.5%かとみられ」

牛「償還見合いも含めて、投資家さんのニーズはあるとみられるものの」

熊「先行き不透明感の強まりもあって、とりあえず業者さん主体の応札となりそう」

牛「入札結果そのものは無難なものとなるとみられるが」

熊「セカンダリーの動向、さらに明日の政地債などの消化状況なども見極めたいところ」

牛「いずれにせよ、様子見気分が強まる可能性がある」.

熊「債券先物は、昨日も10時ごろから短期筋の仕掛け的な動きが入った」

牛「昨日の債券先物9月限の建て玉は1.3兆円程度の減少となっている」

熊「29日にはオプション絡みの建て玉が3千億円以上あり、そのポジション解消も入ったとみられるが」

牛「先週25日以降積み上がった短期筋のポジションが、売買繰り返して結局、1兆円近くあったの可能性もあり」

熊「9月限の売買最終日は9月10日やけど、12限月の建て玉は昨日、さほど膨らんでおらず、ロールオーバーではないとみられ」

牛「短期筋が投機的なポジションを昨日、ほとんど解消させてきた可能性がありそうや」

熊「昨日にポジション解消というのは、結果として絶妙なタイミングであったようにも思われるが」

牛「もちろん首相辞任を先に掴んでいたといったことは考えづらく、オプション最終日や10年入札を意識してのものであったのではないかと」

熊「ということで、短期筋による投機的な大口の売買はとりあえずは当面、控えられるのではないかとみられ」

牛「今日は10年国債の入札動向や、首相辞任を受けての株式市場や外為市場動向を見ながら」

熊「本日の債券市場は、様子見気分の強い展開が予想される」

牛「昨日はレーバーデーで、米国市場は休場」

熊「外為市場では、今朝のオセアニア時間で、108円近辺での動きとなっている」

猫「安倍さんに続いて福田さんまでも」

熊「いろいろなねじれで、そのうちプツンと切れてしまうんじゃねえか」

猫「そうなると日本の政治も大きく変わるかもしれないわね」

牛「どうやろ、首相変っても、政権変っても、日本はそんなに変りそうもないような」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年9限月
寄137円53銭、高138円32銭、安137円42銭、引138円10銭(+48銭)
34773億円
2年271回 0.730%(-0.005%)
5年74回 1.005%(-0.025%)
10年295回 1.455%(-0.020%)
20年103回 2.120%(-0.010%)
30年28回 2.305%(+0.020%)


熊「前夜福田首相は辞任を表明したが、とりあえず債券市場への影響は限定的とみられた」

牛「東京株式市場への影響も限定的であり、日経平均は前日比プラスとなった」

熊「麻生さんが時期首相かとの思惑から、なぜかオタク関連銘柄が買われていたけど」

牛「まんだらけなどストップ高というのも、なんといったら良いのか」

熊「経済対策に政府がマンガやアニメに資金を注入、なんてことはたぶんないと思うけど」

牛「なんか妙な期待が株式市場では広がっていたような」

熊「それはさておき、妙な動きは債券先物にも」

牛「昨日はレーバーデーで米国市場は休場」

熊「本日の債券先物はやや売りが先行し、前日比9銭安の137円53銭で寄り付いた」

牛「寄り付き後、137円42銭まで売られたんやが」

熊「そのあと、板薄の中、債券先物は買戻しの動きを強め」

牛「9時10分過ぎあたりからは、出来高を伴っての上昇となり」

熊「9時半ぐらいにかけて1.4兆円程度の出来高をともなって、一気に急反発となり」

牛「138円台をあっさり回復し、前日比50銭を超える上昇となり」

熊「前日比70銭高の138円32銭まで上昇した」

牛「うーむ、昨日、債券先物の建て玉が大きく減少したため、いったん投機筋の動きは収まるのかと思ったが」.

熊「ポジションが軽くなって、市場参加者も不透明感を強め動きづらいとみたのか」

牛「チャートを見ながらの動きなのか、よくわからんけど、とにかくまた新たな買い仕掛けが入った」

熊「しかも時間帯が、これまでの10時とか14時とかではなく、寄り付き直後という違いもある」

牛「新手、なんやろか」

熊「こればかりは手口がわからない以上、本当のところはわからないが」

牛「店頭での現物市場はむしろ静かであったようで、短期金融市場にも特に大きな動きはなく」

熊「債券先物が急騰したので円金利先物などは買われたそうだが、たとえば日銀の金融政策への思惑とかが出たわけでもない」

牛「今日、白川総裁は講演で、金融緩和の長期化がもたらすリスクへの注意が必要との発言もあったぐらいやし」

熊「日本経済が深い調整に入る可能性は小さい、世界経済のある程度の減速は必要との白川総裁の発言もあった」

牛「債券先物はその後は戻り売りから138円09銭まで押され、138円10銭で前場を引けた」

熊「現物は入札を控えた10年295回が前日比+0.010%の1.485%で出合い後、一時-0.035%の1.440%まで買われ」

牛「20年104回は+0.020%の2.150%の出合い後、-0.015%の2.130%が買われ」

熊「5年74回は同+0.010%の1.040%の出合い後、一時前日比-0.035%の0.095%と1%割れに」

猫「本日入札される10年国債の利率は1.5%、回号は296回と発表されたわね」

熊「今朝の寄り付き水準あたりにとどまってくれると、投資家さんも買いやすかったとみられるが」

猫「これだけ一気に戻ってしまうと、とりあえず様子見ともなりそうね」

牛「その10年296回は、1.485%あたりの気配のようやな」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年9限月
寄138円03銭、高138円29銭、安138円03銭、引138円11銭(+49銭)
17747億円
2年271回 0.725%(-0.010%)
5年74回 1.000%(-0.030%)
10年295回 1.460%(-0.015%)
20年104回 2.120%(-0.010%)
30年28回 %(%)


熊「自民党総裁選は、麻生さんと小池百合子さんの一騎打ちとなるのだろうか」

牛「それはまだ憶測やけど、麻生さんの対抗馬によってはなかなか面白い総裁選になりそうやな」

熊「今日の閣議で福田総理は、閣僚は最後まで仕事を、と発言したそうだが」

牛「その福田さんこそ、ちゃんと最後まで仕事をすべきやろ」

熊「何事も投げ出さずにがんばれば、なんとかなるぞ、と子供に言って聞かせても、まともに聞いてくれなくなっちまうぞ」

牛「さて、債券先物の後場寄付は138円03銭と前場引けから7銭安となった」

熊「10年国債入札結果発表前に、やや戻り売りが先行か」

牛「その10年国債の入札結果は裁定落札価格100円09銭、平均落札価格100円13銭」

熊「応札倍率は2.66倍と、まずまず無難な入札結果となった」

牛「債券先物は、この入札結果を受けじりじりと上昇基調となり」

熊「一時138円29銭まで上昇したが、前場高値には届かず」

牛「その後は、138円20銭近辺での膠着相場の様相を強めた」

熊「豪中銀はオフィーシャル・キャッシュレートを25bp引き下げ7.00%とし」

牛「なんと、7年9か月ぶりの利下げを実施した」

熊「今月のMPCで、イングランド銀行も利下げを実施するのではないかとの観測もある」

牛「とりあえず物価も気になるものの原油先物価格も一時の高値から下落するなど」.

熊「一時的のインフレ圧力はやや弱まり、むしろ景気動向を注視してきているようにも」

牛「英国も住宅市場の動向などが気になるところでもある」

熊「ECBもいずれ利下げを行なってくる可能性も、否定はできないような」

牛「ただし、日銀は動きづらいとみられ、日本ではまだ利下げ観測が強まるような状況ではない」

熊「債券先物は14時近辺で、仕掛け的な売りが入るかもと作者が真剣に債券先物の動きを見ていたら」

牛「債券先物は動きなく、その代わり日経平均先物に今度は仕掛け的な動きが入った」

熊「昨日の10時ごろからの債券先物や、今朝の債券先物のように」

牛「日経平均は短時間にまとまった売りが入り、12800円あたりから、一気に出来高ともなって12480円に急落」

熊「出来高などを見ても、債券先物の仕掛け的な動きにかなり類似していた」

牛「債券先物が大きく動いても日経平均先物は動かなかったように、今回、債券先物は株先売りにまったく影響ななく」

熊「引けにかけて少し債券先物は利食い売りも入り、138円04銭に下落し大引は138円11銭」

牛「現物新発296回は一時1.475%が買われたが、その後1.490%に後退したそうや」

熊「日経平均は、前日比224.71円安の12609.47円で引けている」

猫「テニスの王子様こと錦織圭選手、残念ながら86年ぶりのベスト8はならず」

熊「しかし、今回の活躍は見事。今後にさらに期待が掛かるな」

猫「辞めたといえば、中国シンクロの井村雅代ヘッドコーチが離任を発表したそうね」

牛「短期間で中国をあれだけのレベルに引き上げた手腕はさすがやったな。日本選手にとってはちょっと悔しかったろうけど」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年9月1日(月曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄138円40銭、高138円46銭、安138円31銭、引138円37銭、3271億円
LIFFE、寄138円37銭、高138円37銭、安138円04銭、引138円19銭、241億円
CME日経平均先物、引け12910円


熊「今日から9月、そして今日は防災の日でもある」

牛「地震も恐いが、ここにきての雷雨もすごかった」

熊「米国でも大型ハリケーン、グスタフが明日にも米国本土に上陸するとみられている」

牛「これを受けて、先週末の米国市場では原油先物が買われる場面もあったが」

熊「上値も限られWTIは、前日比+0.13ドル安の115.46ドルで引けている」

牛「ハリケーン、グスタフの接近で共和党全国大会のスケジュールにも影響とか」

熊「米国の大統領選挙の行方も気になるところだが、日本国内の政治の動向も気になるところ」

牛「日経とテレビ東京が共同で実施した世論調査によると、内閣支持率が29%に低下し改造前の水準に戻ってしまったとか」

熊「ただし、自民党支持率は37%で横ばいだったが、民主党支持率は3ポイント低下の30%」

牛「そして、今回の定額減税については、評価するが61%に達したそうや」

熊「政府が29日に発表した総合経済対策を実施するために編成する2008年度補正予算案の財源について」

牛「31日の与謝野経済財政担当相は、予備費や剰余金、政策の洗い直しなどで、手持ちの資金を動員する。赤字国債は発行しないと述べたが」

熊「建設国債の発行については、否定しなかったとか」

牛「その国債の10年物の入札が明日、予定されている。利率は1.4%か1.5%あたりとみられるが」

熊「先週末の10年295回は、一時1.4%ちょうどまで利回りが低下したが」

牛「先週末は月末最終日ということで、年金さんなどの買いが長期、超長期に入ったとみられ」.

熊「20年104回も2.090%と2.1%割れとなり、今日も月初ということで、そういった買いが入る可能性はあるが」

牛「10年の1.4%は心理的な抵抗ラインともみられ、ここからの買いは投資家さんも慎重となりそう」

熊「入札も控えて、投資家さんの動向を見ながら業者さんもヘッジ売りなどを入れてくる可能性も」

牛「先週末の米国市場では、発表されたコアPCEデフレーターが前年同月比+2.4%となり」

熊「インフレ懸念の強まりから、米債は上値が重くなり」

牛「また、シカゴ購買部協会景気指数は57.9と前月の50.8から大幅に上昇し」

熊「米10年債利回りは結局、前日比+0.03%の3.81%、米2年債利回りは前日比+0.01%の2.37%に」

牛「円債先物はイブニングセッションで138円37銭、そしてLIFFEの引けは138円19銭となり」

熊「本日の債券先物は米債安や明日の10年入札も控えて、戻り売りが先行するとみられるが」

牛「先週末の米株式市場ではデルの急落など嫌気され、ダウは171.22ドル安、ナスダックは44.12ポイントの下落となり」

熊「さらに外為市場では円高ドル安も進行し、今朝のオセアニア時間でドル円は108円50銭近辺」

牛「米株安に円高もあり、本日の東京株式市場も戻り売りが先行するとみられ」

熊「債券は投資家さんの押し目買いも待っているとみられることで、下値も限られ、次第に膠着感が強まることも」

猫「8月も終わって学生も帰ってきたことで、電車も以前の混雑に戻りつつあるようね」

熊「しかし、東京株式市場には投資家がまだ戻ってきていないようにも」

猫「日本経済の先行きも不透明感強いものの、かといって大きく落ち込むことも考えづらいし」

牛「日銀の利下げといったものも現状考えづらく、債券もこの水準から積極的に買いづらいことも確かか」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年9限月
寄138円17銭、高138円25銭、安137円51銭、引137円65銭(-72銭)
32796億円
2年271回 0.735%(+0.020%)
5年74回 1.035%(+0.065%)
10年295回 1.470%(+0.065%)
20年103回 2.120%(+0.040%)
30年28回 2.305%(+0.020%)


熊「先週末の米国市場では、発表されたコアPCEデフレーターが前年同月比+2.4%となりインフレ懸念が強まり」

牛「シカゴ購買部協会景気指数は、57.9と前月の50.8から大幅に上昇したことも嫌気され米債は下落」

熊「債券先物は、差し引き400億円程度の売り超となり138円27銭売り気配のスタートに」

牛「債券先物9月限は、先週末比20銭安の138円17銭で寄り付いた」

熊「先週末の米国株式市場では、デルの決算などが嫌気されダウは171.22ドル安、ナスダックは44.12ポイントの下落となり」

牛「また外為市場では、ドル円は108円台前半をつけるなど円高も進行」

熊「これを受けて日経平均先物は売りが先行し、先週末比160円安の12900円での寄り付きとなった」

牛「しかし、東京株式市場はあまり動意なく、日経平均先物は12880円から12950円と前場の値幅は70円に止まり」

熊「前場の日経平均先物の引けも寄り付きと同値の12900円」

牛「日経平均はあまり動きはなかったものの、今日の債券先物は大きく動きを見せた」

熊「債券先物は寄り付き後に138円25銭まで買われた後、じりじりと戻り売りに押され138円割れに」

牛「しかし、先週末の安値でもあった137円99銭でいったん売りも止まり、138円飛び台での小動きとなったんやが」

熊「時間がちょうど10時あたりから、債券先物にまとまった売りが入り先物主体に急落の展開に」

牛「10時からの5分刻みの出来高は、10時ちょうどが2763億、5分が2236億、10分が3136億、15分が2375億、20分が2520億円と」

熊「10時20分あたりまでに約1.3兆円と出来高を伴っての売り仕掛けが入った」

牛「この動き、どこかで見たことがあったような」.

熊「先週のやはり月曜日の25日、そして同じ時間帯の10時頃にやはり数千億円単位での売買が債券先物に入り」

牛「当日の安値から1円以上切り返すなど大幅な上昇となっていた」

熊「この際にも、特に材料があったわけではないところへの買い仕掛け」

牛「25日の当日建て玉は前日比9千億円程度、増加しヘッジファンドがまとまった買い仕掛けをしてきたのではないかと」

熊「その後、6日の建て玉は1千億円の増加となったが、27日に3千億円程度減少しており」

牛「一部のポジションは売却していた可能性があるが、今日に入り大方のポジションを売却していた可能性がある」

熊「月曜日10時のまとまった債券先物への仕掛け的な動きか」

牛「時間帯を決めて、一社だけでなく複数の参加者が仕掛けてきた可能性などもありそうや」

熊「明日の10年国債の入札も控えて、ヘッジ売りなども入ったともみられる」

牛「先週25日の買い仕掛けでは、先物に較べて現物の動きはたいへん鈍かったものの」

熊「今日はその10年主体に売られ、10年295回は先週末比+0.070%の1.475%が一時ヒットされ」

牛「5年74回も同+0.065%の1.035%、20年104回同+0.040%の2.120%が打たれた」

熊「債券先物は売り仕掛けが入ったあとはやや押し目買いも入り、前場は先週末比72銭安の137円65銭で引けている」

猫「債券先物はその流動性の高さもあって、こういった仕掛け的な動きも入りやすそうね」

熊「というか、そういった動きに翻弄されてしまっているようにも」

猫「ただ、この調整で明日の10年入札はむしろ順調となりそうじゃない」

牛「今日の債券先物の建て玉の動きも注意やな」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年9限月
寄137円74銭、高137円85銭、安137円56銭、引137円62銭(-75銭)
18750億円
2年271回 %(%)
5年74回 1.030%(+0.060%)
10年295回 1.470%(+0.065%)
20年104回 2.130%(+0.050%)
30年28回 %(%)


熊「今日の米国市場は、レーバーデーで休場だが」

牛「米国ではハリケーン、グスタフの動向に注意、ニューオーリンズ市では全市民に避難命令が出されたとか」

熊「なんとか最小の被害に止まってくれると良いのだが」

牛「嵐といえば、昨日の24時間テレビの嵐もがんばったが、エド・はるみさんもがんばった」

熊「昨日のゴールシーンの瞬間視聴率は41.1%だったとか。作者も観ていたそうだ」

牛「今日の債券市場では、またその嵐が吹き荒れた」

熊「このタイミングで、今度は売り仕掛けを入れてくるとは」

牛「明日の10年入札も睨んで、どちらかといえば市場も売りに反応しやすかったことも確かか」

熊「先週25日の債券先物の買い仕掛けをきっかけに、先物は138円台で妙に底堅い動きも見せており」

牛「先週の現物も月末を意識した買いなどから、10年債利回りは29日に一時1.4%まで低下」

熊「さすがに高値警戒もあったものの、現物は積極的な売り手もなく」

牛「景況感の悪化なども手伝って、債券先物も売りづらい雰囲気に」

熊「ただし、今日のところは先週末の米債安などから、事前に債券先物の138円割れ程度はあるかなと」

牛「確かに朝方に一時138円を割ったが、また29日同様に137円99銭までかと思いきや」

熊「10時に大きな売り仕掛けが入り、出来高をともなって債券先物は急落の展開となった」

牛「今回も債券先物だけといった動きであり、日経平均先物など我関せず、といった感じに」.

熊「以前では、海外ヘッジファンドは債先売り株先買いといったように、株先を絡めて動いたこともあったが」

牛「本来の意味での裁定取引ではないが、そういった動きは裁定取引と言われ、そこそこ頻繁に入ったことも」

熊「特に後場寄付で、債券先物と日経平均先物が反対に動くようなことは良くあった」

牛「こういった動きはたぶん純粋な海外投資家というか、海外ヘッジファンドの動きであったかもしれないが」

熊「8月25日や今日の前場の債券先物の動きは、ある程度地合や板を読みながら、仕掛けているようにも思われ」

牛「海外というより、国内市場動向を良く知っている参加者、たぶん日本人の仕掛けではないかとも」

熊「もちろん、これはあくまで推測に過ぎないが」

牛「ということで、そういった仕掛け的な動きは後場は入らず」

熊「債券先物は137円85銭まで買い戻されたが、その後戻り売りに押され」

牛「137円56銭まで下げたが前場安値は割らずに、結局先週末比75銭安の137円62銭で大引となった」

熊「現物も多くの投資家は様子見姿勢とみられ出合いは少ない中、10年295回は先週末比+0.065%の1.470%」

牛「明日入札される10年国債の利率は、1.5%となりそうやが」

熊「そうなると、投資家さんの押し目買いニーズもそこそこありそうにも」

猫「日経平均は前日比238.69円安の12834.18円で引けたわね」

熊「日経平均は13000円周辺での動きが続いており、方向感なき展開となっている」

猫「当面、株式市場は大きな動きはなさそうね」

牛「景気後退観測強まっている割には、底堅いようにも見えるが、油断も大敵」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。