2008年10月30日(木曜日)


・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円96銭、高138円07銭、安137円86銭、引137円94銭、1072億円
LIFFE、寄137円94銭、高138円18銭、安137円94銭、清算値138円17銭、172億円
CME日経平均先物、引け8475円


熊「FRBは昨日開催されたFOMCで、FF金利誘導目標値を0.5%引き下げて、年1.0%とすることを全員一致で決定し即日実施」

牛「市場の事前予想通りの利下げ幅でもあり、これを受けてダウはいったん利益確定売りに押されたが」

熊「いったん買戻しも入る場面もあったが、引けにかけてまとまった売りに押され結局、ダウは74.16ドル安と」

牛「ここにきての日経平均株価も日中荒れた動きが多いが、ダウ平均も同様のようやな」

熊「反面、ナスダックは7.74ポイントの上昇となっていた」

牛「NY外為市場でもドル円などもみ合う展開となり、ドル円は97円40銭近辺で、ユーロ円は126円台での動きに」

熊「FOMC後の声明文では、当局は引き続き経済、金融状況を注意深く監視し経済成長継続や価格安定にむけて必要とあれば行動とし」

牛「これは追加利下げを示唆する内容とも受け取られ、米債は2年債利回りが前日比-0.11%の1.54%となったが」

熊「米10年債は一時3.75%まで買われたものの、財務省が必要な資金調達のために今後、長期債の発行を拡大させる方針を示すなどしたことで」

牛「結局、米10年債利回りは前日比+0.02%の3.85%と続落となった」

熊「CMEの日経平均先物は8475円としっかりだけど」

牛「今日の東京株式市場も不安定な動きとなるとみられるが、まとまった買いなどが入ってくるかどうかにも注意かな」

熊「そして、俄然注目が集った感のある日銀の動向に市場の注目も集っている」

牛「政府は総額2兆円規模の給付金などを盛り込んだ追加経済対策を今日発表すると日経新聞は報じている」

熊「来週6日のECBでの追加利下げもトリシェ総裁発言などからほぼ確実視されていることもあり」

牛「欧米の利下げに歩調を合わせ、さらに政府の経済対策にも足並みを揃えての日銀の利下げの可能性は確かにありそうやが」.

熊「今朝の読売新聞などは、日銀が金融緩和へ、としているが、利下げそのものについては日経などに比べて慎重な見方をしている」

牛「市場への資金供給を増やすため金融機関が日銀に持つ当座預金に金利を付ける仕組みの導入などを検討する、とし」

熊「政策金利の引き下げも検討対象となるが、景気刺激効果が乏しいとする慎重論も根強い、として」

牛「市場動向を見極めながら、ぎりぎりの判断を迫られそうだ、と報じている」

熊「今日は2年国債の入札が実施されるが、昨日すでに利下げを織り込むかたちで利回りが低下しており」

牛「今日の入札は、業者さんも投資家さんもかなり慎重姿勢となりそうや」

熊「利率は前回債からは0.2%引き下げられての0.6%となりそうだ」

牛「債券先物はイブニングで137円94銭、LIFFEでは138円17銭で引けている」

熊「2年入札も控え、株価もここにきてしっかりしており、急激な円高も収まりつつあり」

牛「債券相場は超長期主体に上値が重くなるとみられ、債券先物も戻り売り圧力が強まりそう」

熊「しかし、日銀の利下げ観測などもあって、中期ゾーンなどは売り込みづらいことも」

牛「結局は、今日の債券市場も株式市場も荒れた値動きとなりそうや」

熊「米原油先物は一時6ドル以上切り返すなど、大幅高となったのか」

猫「とはいってもここにきての原油価格の下落で、ガソリンもやっと下がってきたようね」

熊「さらに円高の恩恵で海外旅行などに行く人が増え出したとか」

猫「しかし、わずか1年の間にこんなに相場が揺れ動くなんて」

牛「米国などインフレと騒いだと思ったら、今度はデフレかなんて騒いでいるし」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄138円14銭、高138円15銭、安137円71銭、引138円05銭(+15銭)
7582億円
2年273回 0.610%(+0.010%)
5年76回 0.890%(-0.030%)
10年296回 1.475%(-0.020%)
20年105回 2.145%(-0.005%)
30年29回 %(%)


熊「欧米ばかりでなく、中東の湾岸産油国にも金融危機の影響は拡大し」

牛「各国が対応を急ぎ始め、クウェート政府は巨額損失を出した地元銀行の救済
に乗り出し」

熊「サウジアラビアは低所得層向け融資の基金創設を決めたと日経新聞が伝えて
いるけど」

牛「砂漠に出来た摩天楼の都市、ドバイなど今後はどうなってしまうんやろな」

熊「とりあえず世界一高いビルの建設競争は続くのだろうか」

牛「その世界的な金融危機に対して、過度な動きはここにきて少しずつ落ち着い
てきたようや」

熊「今日の東京外為市場では、これまで売り込まれていた通貨の買戻しが入った
とみられ」

牛「ドル円は一時99円の大台を回復し、ユーロ円も一時130円の大台を回復し
た」

熊「アジアの株式市場も今日はしっかり」

牛「昨日の米国株式市場は乱高下の結果、ダウは下げてナスダックはしっかりと
まちまちやったが」

熊「日経平均先物は前日比200円高の8500円で寄り付くなど朝方からしっかり」

牛「その後、円安の動きも加わって日経平均も前日比300円を超す上昇となる場
面も」

熊「任天堂やソニーなどが大きく買われていたが」

牛「昨日の米債は10年売られ、2年はしっかり」

熊「しかし、今日の円債市場では10年しっかり、2年は重くなった」

牛「昨日の某新聞の報道きっかけに、急激に日銀の利下げを織り込みに来て、昨
日の2年債利回りは急低下」.

熊「そんな中で、今日は2年国債の入札が実施される」

牛「明日の日銀の金融政策決定会合での利下げが現実に実施されるかどうかは不
透明でもあり」

熊「投資家さんとすれば、決定会合の結果を確認してから買いに行っても遅くは
ないと」

牛「ただ、明日、利下げがなかったとしても、足元景気の悪化などから、今後の
利下げの可能性が残ることで」

熊「いずれにしても中短期ゾーンは今後さらにしっかりしてくる可能性もあって
潜在ニーズもあるとみられる」

牛「本日入札される2年国債の利率は0.6%、回号は274回と発表されたが、これは
ほぼ予想通り」

熊「業者さんも慎重ながらも、それなりに札は入れてくるとみられる」

牛「ということで、本日の債券先物は買い気配でのスタートとなり前日比24銭高
の138円14銭での寄り付きに」

熊「その後、円安や株高を受けて、戻り売り一時前日比19銭安の137円71銭まで
売られたが」

牛「下値も限られ、前場引けにかけては買い戻しも入り、138円台を回復し、前
日比15銭高の138円05銭で引けた」

熊「現物は引けにかけ10年296回が引けにかけ前日比-0.020%の1.475%が、5年76
回同-0.030%の0.890%が買われた」

牛「2年債の新発は0.6%あたりでの動きのようやな」

熊「日経平均は前日比318.87円高の8530.77円としっかりで引けている」

猫「大麻を大学内で売買したとして、慶大生2容疑者が逮捕されたそうよ」

熊「作者が何やってんだ、と怒っていたようだ」

猫「関東学院大学や法政大学に続いて、今度は慶應義塾の学生も」

牛「文系学部に所属だそうやけど、まさか法学部とかではないよな」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄138円08銭、高138円25銭、安137円87銭、引137円91銭(+1銭)
9088億円
2年273回 0.575%(-0.025%)
5年76回 0.880%(-0.040%)
10年296回 1.485%(-0.010%)
20年106回 2.130%(-0.020%)
30年29回 %(%)


熊「FRBは昨日開催されたFOMCで、FF金利誘導目標値を0.5%引き下げたが」

牛「FRBは昨日、経済危機に直面した国の中央銀行に緊急でドル資金を供給できるスワップ協定を新興国にも広げることを発表している」

熊「新たにブラジルやメキシコ、そしてシンガポールや韓国の4カ国を加えた、規模はそれぞれ300億ドルに」

牛「これを好感して韓国ウォンは急反発し韓国株式市場も大幅上昇となったように、アジア株の上昇要因となったとみられる」

熊「またIMFは支援が必要になった国に素早く資金を供給できる融資制度を発足したとも伝えられた」

牛「短期流動性融資制度(SLF)と呼ばれ、規模はIMFが融資できる総額の半分にあたる最大1千億ドル程度の見込みとかで」

熊「トルコや韓国、メキシコの利用が予想されていると朝日新聞などが伝えている」

牛「こういった政策が、徐々に功を奏してきているようやな」

熊「なんといっても、一番傷が浅いといわれた日本の株式市場もかなりきつい下げが続いていたが」

牛「日経平均は28日の一時7000円割れが目先の底となる可能性も、出てきたような動きとなってきた」

熊「円高の動きも大きく修正されてきており、ドル円は今日99円台に、ユーロ円は一時131円台を回復した」

牛「これはもしかすると日銀はチャンスかもしれない」

熊「米株の反発でさえ日銀の利下げ観測がきっかけとも言われたし、ここで市場観測通りに明日利下げをすれば」

牛「もしかすると、今回の金融危機からの脱出の立役者が日銀総裁になったりすることもあったりなんかして」

熊「それで、明日の決定会合のスタートを9時ではなく8時半にして、あらためて作戦を立て直すということか」

牛「こらこら、あまり憶測や妄想はいけないって。とにかくいろいろと協議することも多いので速めにスタートと」.

熊「明日は経済諮問会議も開催されるとかで、白川総裁も忙しそうだし」

牛「何はともあれ、明日の日銀の金融政策決定会合はいつも以上に注目が集りそうや」

熊「さて、今日の2年国債の入札結果は最低落札価格100円02銭、平均落札価格100円03銭4厘、応札倍率2.83倍と」

牛「テールは前回から少し伸びたけど、予想されたレンジの上限近くともなり、まずまず順調な結果となった」

熊「利下げ期待もあって、今日も中期ゾーン主体に買い進まれており」

牛「2年273回は前日比-0.04%の0.560%、5年76回同-0.050%の0.870%に」

熊「日銀は今日、午前中に1.5兆、0.4兆円の資金吸収を実施したが、午後もさらに0.3兆円の資金吸収を行なったが」

牛「無担保コールレートが誘導目標値を下回ってくることを牽制したのではないかともみられた」

熊「債券先物は一時138円25銭まで買われる場面もあったが」

牛「明日の決定会合控えて慎重な参加者も多かったとみられ、出来高も薄い中、次第に小動きとなったが」

熊「引けにかけて日経平均は上昇し、9000円の大台を回復し、前日比817.86円高の9029.76円で引けている」

牛「今日の東京株式市場200銘柄近くがストップ高だとか、いやはや戻るのも極端やな」

熊「債券先物は前日比1銭高の137円91銭と結局、方向感なき展開ともなった」

猫「やっと金融市場も正常化の道を歩み始めたのかしら」

熊「まだまだ油断はできないものの、市場の動きからは一時の異常な状態からは脱しししあるように思われる」

猫「秋葉原のパソコン販売店の老舗、九十九電機が東京地裁へ民事再生法の適用を申請したそうね」

牛「いまのアキバはパソコンの街からアニメの街と化してきているようだけど、なんか寂しいとパソコンオタクの作者が呟いている」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月29日(水曜日)


・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円18銭、高137円18銭、安136円85銭、引136円85銭、1888億円
LIFFE、寄136円65銭、高137円30銭、安136円65銭、清算値137円08銭、406億円
CME日経平均先物、引け8110円


熊「日本時間の昨夜2時頃に、QUICKは日経新聞が31日の金融政策決定会合で0.25%の利下げの実施を検討と伝えた」

牛「また、マスコミによる事前観測報道か」

熊「しかも、ブラックアウト期間に入るタイミングを狙ったかのような報道でもあった」

牛「政策金利を引き下げる検討に入ったとの記事だけど、誰がどのように検討しているということなんやろか」

熊「28日には、日銀に理解を示しているといわれる与謝野馨経済財政担当相が」

牛「0.5%の政策金利を0.25%に下げても経済に対する効果は全くない、と述べながらも」

熊「日本も利下げするのは国際協調の重要な証しの意味がある、とも発言しており、利下げの可能性を滲ませていた」

牛「今回の日経はあくまで観測報道ではあるが、まさかこの記事から現実の利下げを促そうとしているわけではないと思うが」

熊「こういった事前報道は、2006年1月の際の利上げ観測報道のゴタゴタから本来控えられるべきではなかったかと」

牛「金融政策は、あくまで政策委員の票決によって決定されるものであるし」

熊「とはいうものの、今回の日銀の利下げ観測記事も、ここにきての嫌なマインドを多少なり払拭させるかたちとなった」

牛「すでに昨日の東京株式市場の動きからも、やや地合が変っていたことが伺える」

熊「売り飽きとまでは言えないものの、そろそろ買いたいといった向きも出ていたとみられ、買いの材料に飛びつきやすくなっていた」

牛「外為市場もユーロや新興国通貨などが大きく下落し、こちらもちょっとしたきっかけで買戻しも入りやすい地合に」

熊「昨日の東京株式市場が結局大きく切り返し、今回のリスク資産圧縮の象徴的な動きとなっていた円高の動きも反転」

牛「そして昨日の米国市場では、本日のFOMCでの追加利下げ観測に、来月のECBでの利下げ観測」.

熊「さらに、日銀の利下げ観測も加わって、買いが優勢となりダウは889.35ドル高の9065.12ドルと上げ幅は過去2番目の大きさに」

牛「ナスダックは143.57ポイント高の1649.47で引けている」

熊「8月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数の下落率が過去最高となったり、10月の米消費者信頼感指数も過去最低となったが」

牛「これらを受けた株の下げも一時的なものとなり、引けにかけてさらに買い進まれ米株は高値圏での引けとなった」

熊「米債は入札なども控えての需給への懸念もあったところに、米株の大幅上昇受けて長期債主体に大幅続落となり」

牛「米10年債利回りは一時3.85%に上昇し、前日比+0.14%の3.83%に、2年債利回りは同+0.03%の1.57%に」

熊「日銀の利下げ観測報道を受けて外為市場では円は大幅反落となり、今朝ドル円は一時99円70銭をつける場面も」

牛「その後98円台前半まで円が買われるなど引き続き値動きも大きいが、ユーロ円も一時127円台をつけたとか」

熊「CMEの日経平均は8110円と8000円台を回復しており、今日の東京株式市場も寄り付きから大きく買われそうだが」

牛「債券相場は日銀の利下げ観測が出たといっても、この株高などで上値は抑えられそうやな」

熊「現物は中短期はしっかりしそうだが、長いところ主体に上値も重くなるとみられるが」

牛「債券先物は株価動向や日銀動向も意識して、乱高下する展開ともなりそうや」

熊「株式市場などを取り巻く地合は、確かに好転しつつあるけど」

猫「日銀がもし本当に利下げを意識しているのなら、トリシェさんのように総裁がそれなりの示唆を直接した方が良いのではないかしら」

熊「今回の記事をきっかけに、公定歩合の頃からのマスコミのスクープ合戦がまた再燃してしまうのだろうか」

猫「2006年1月のゴタゴタをきっかけに、日本銀行、市場、マスコミそして政府関係者も含めて、学習を重ねて行くことで」

牛「市場との信頼を回復して、対話もスムーズにさせるはずではなかったんやろか」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄138円05銭、高138円15銭、安137円67銭、引138円02銭(+77銭)
12459億円
2年273回 0.580%(-0.120%)
5年76回 0.905%(-0.125%)
10年296回 1.495%(-0.025%)
20年105回 2.175%(+0.010%)
30年29回 %(%)


熊「日経新聞は、日銀が31日の金融政策決定会合で0.25%の利下げの実施を検討と伝え」

牛「昨日の後場あたりからのマインド変化もあって、素直にこの観測を材料視したとみられ」

熊「本日の債券市場では現物は寄り前から買われ、10年296回が前日比-0.010%の1.510%で出合い後」

牛「同-0.045%の1.475%買われるなど、あっさりと1.5%を割り込んできた」

熊「5年76回も先物の寄り前に、前日比-0.090%の0.940%で出合った」

牛「朝方に発表された10月鉱工業生産速報値は、前月比+1.2%と事前予測は上回ったものの」

熊「10月の生産予測値は前月比-2.3%、そして11月は-2.2%となり」

牛「経済産業省は基調判断をこれまでの、弱含みで推移から、緩やかな低下傾向に修正した」

熊「債券先物も買い気配でのスタートとなり、気配値が引き上げられ、前日比80銭高の138円05銭で寄り付いた」

牛「日経平均先物も買いが先行し、前日比470円高の8200円で寄り付いた」

熊「外為市場ではドル円は朝方に一時99円台をつけたが、その後ドルはじり安となり、一時97円割れに」

牛「日経平均先物は意外と底堅い動きとなり、8100円から8200円あたりでの動きに」

熊「債券先物は寄り付き後、戻り売に押され一時138円を割り込み、一時137円67銭に下落した」

牛「しかし、その後また買戻しが入り、138円台を回復し」

熊「一時、前日比90銭高の138円15銭に上昇したが、ここが前場の高値になった」

牛「現物債には戻り売りも入り、債券先物も次第に上値も重くなり」.

熊「結局、138円を挟んでの動きとなった」

牛「現物債も値動きの激しい展開となり、2年273回は朝方に4月以来の一時0.140%の0.560%まで買われた後」

熊「戻り売りから一時0.610%に後退し、その後は0.6%近辺の動きに」

牛「5年76回は一時0.9%を割り込み、前日比-0.135%の0.895%と0.9%割れに」

熊「今回の日銀利下げ観測記事は、あくまで観測記事であって、実際に31日の結果を見る必要もある」

牛「現実には市場参加者も記事をそのまま鵜呑みにしているわけでもなく、さすがにあまり0.25%を織り込むような水準では戻り売りも」

熊「そういえば、衆院財務金融委員会に出席した日銀の西村副総裁は、両リスクを睨んで機動的に対応。流動性供給が重要と」

牛「これまでの日銀のスタンスを述べるに止まり、31日の金融政策に関しては具体的な言及は避けている」

熊「まあ、ブラックアウト期間でも議会は特例となるものの、さすがに金融政策への発言は手控えられようが」

牛「現物は超長期は重くなり、20年106回は前日比+0.015%の2.180%で出合った」

熊「10年296回は1.475%から1.510%の動きとなり、前日比-0.025%の1.495%と中期ゾーンに比較しては相対的に重く」

牛「イールドカーブはスティープニング圧力を強めた」

熊「債券先物の前場の引けは、前日比77銭高の138円02銭となった」

猫「2兆円定額減税の分は、どうやら今年度内に現金か金券の形で配布する見通しだそうだけど」

熊「もらえるものはもらうけど、それで効果があるのか」

猫「配付ということは結局、ばら撒くことでしょ」

牛「しかも、その原資は議員さんとかに払ってもらうわけでなく、結局は国民の借金が増えるだけなんやろ」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄138円00銭、高138円52銭、安137円79銭、引137円90銭(+65銭)
14609億円
2年273回 0.600%(-0.100%)
5年76回 0.930%(-0.100%)
10年296回 1.495%(-0.025%)
20年106回 2.155%(-0.010%)
30年29回 2.280%(-0.005%)


熊「今日実施された3か月物FBの入札で、最高落札利回りが0.5464%と9か月ぶりの水準となったそうだ」

牛「日銀の利下げがかなり意識されたようにも思われるが」

熊「あくまで利下げ観測であることにも、注意は必要かと」

牛「金融政策を決めるのは、マスコミではなく政治家でもなく、ましてや市場でもなく、あくまで日銀の政策委員」

熊「ただし、河村官房長官は、政府は日銀に指示する立場にはないが意見交換の中で日銀への期待出てくるとも発言(ロイター)」

牛「債券先物は138円ちょうどで後場寄り付きとなったが」

熊「日経平均は円の反発もあり後場に入り上げ幅を縮小させ一時7800円割れとなり」

牛「外為市場ではドル円は96円近辺、ユーロ円も121円台まで円が買われ」

熊「現物は2年273回前日比-0.140%の0.560%、5年76回前日比-0.150%の0.880%まで買い進まれる場面も」

牛「2年の0.560%というのは、今年の4月以来の水準」

熊「5年の0.880%というのも、やはり今年4月以来の水準に」

牛「10年296回は、一時前日比-0.075%の1.445%まで買われたが」

熊「その後、さすがに急ピッチの上昇だっただけに債券先物はやや戻り売りに押され」

牛「久しぶりの膠着相場となって138円20-30銭あたりのもみ合いが続いた」

熊「日経平均も7800円あたりから7900円あたりでの膠着相場に」

牛「株式市場は昨日の後場からの急反発となったものの」.

熊「円もまた強くなってきて、円安・株高の動きはやや弱まってきた」

牛「このまま引けてしまうのかと思ったが」

熊「14時半あたりから、じりじりと再び日経平均は上昇し始め」

牛「引けにかけて再び8000円台を回復したと思ったら、なんと前日比589.98円高の8211.90円と高値引けとなった」

熊「ドル円も一時97円台を回復させ、ユーロ円も124円近くをつける場面も」

牛「欧州勢あたりからの買いでも入ったんやろか。引けにかけての動きはやや仕掛け的な動きにも」

熊「これを受けて債券先物は戻り売りに押され、138円を割り込み一時137円79銭まで下落し」

牛「大引は前日比65銭高の137円90銭となった」

熊「現物10年296回も一時前日比-0.020%の1.500%に後退した」

牛「超長期は引け後に20年106回が一時前日比-0.010%の2.155%で出合い」

熊「30年29回も引け後に前日比-0.005%の2.280%の出合いとなって」

牛「イールドカーブはスティープニング圧力を強めた格好に」

熊「明日は2年国債入札だど、なんか大台が変ってきてしまったような」

猫「あのジェイコム株誤発注騒動で巨額を稼ぎ話題になった都内の個人投資家さんは、まだしっかり株で儲けているそうね」

熊「今月中旬には、昨年末から約25億円多い資産総額約210億円に達していたそうだ」

猫「それでもって、秋葉原駅前のビルを約90億円で1棟現金買いしたそうね」

牛「市場観測によると、そのビルとはつくばエクスプレスの地上出口の道路の反対側にある、あの飲食店がたくさん入っているビルだそうや」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月28日(火曜日)


・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄138円19銭、高138円38銭、安138円18銭、引138円30銭、739億円
LIFFE、寄138円29銭、高138円35銭、安137円70銭、清算値137円78銭、241億円
CME日経平均先物、引け77110円


熊「アイスランドのカウプシング銀行が2006年10月20日に発行した500億円のサムライ債(円建て外債)の利払いが」

牛「予定された今月20日になく、さらに猶予期限とされた昨日27日までに実行されず、発行要項上のデフォルト事由に該当」

熊「これによりカウプシング銀行が発行した都合4銘柄、発行総額780億円のサムライ債がデフォルト(債務不履行)となった」

牛「今年9月にはリーマン・ブラザーズが発行した5銘柄、発行総額1950億円のサムライ債がデフォルトになっていたが」

熊「それに続いてのサムライ債でのデフォルトとなり、サムライ債の購入を今後投資家はさらに控えてくる可能性もある」

牛「しかし、カウプシング銀行はすでに国有化されており、国有化された銀行のデフォルト自体は極めて異例」

熊「そのアイスランドはIMFから2年間で最大21億ドルの融資を受けることが発表されていたが」

牛「今朝の日経新聞などによると、北欧諸国からも40億ドルの追加支援を受ける見込みともなるなど」

熊「アイスランドはかなり危機的状況にあるため、その結果、今回の国有化銀行のサムライ債のデフォルトに」

牛「これだけみても、今回の世界的な金融危機の余波がいたるところに及んでいることがわかる」

熊「日本は比較的、影響は少ないといわれながらも、三菱UFJフィナンシャル・グループが最大9900億円の増資を実施すると発表」

牛「国内の大手銀行もそれなりの対応を迫られているとみられるが、この増資発表で株式の希薄化が嫌気され」

熊「昨日の東京株式市場は、メガバンク3行がストップ安になるなどしたことで」

牛「日経平均は朝方からバブル後の安値を更新し、いったん下げ幅縮小したが、再度売り込まれ」

熊「大引でもバブル後の安値を更新し、26年ぶりの安値となってしまった」

牛「昨日の米国株式市場では、米地銀の一部がが金融安定化策を活用して、公的資金を受け容れると発表したことで」.

熊「それが好感されるとともに、月新築住宅販売件数が予想外に増加したこともあって、一時前日比プラスとなる場面もあったが、」

牛「その後は売りが広がり、結局はダウは先週末比203.18ドル安の8175.77ドル、ナスダックは46.13ポイント安の1505.90で引けている」

熊「米債は需給への懸念などから上値が抑えられ、10年債利回りは先週末比+0.01%の3.69%、2年債利回りは同+0.03%の1.54%に」

牛「米国では今週は今日2年債、30日には5年債の入札が予定されているが、今後も金融危機対応での国債増発も予想されている」

熊「今日から明日にかけて米FOMCが開催され、市場では0.5%の利下げが予想されているが」

牛「昨日、ECBのトリシェ総裁も11月6日にフランクフルトで開く定例理事会での政策金利引き下げを示唆したそうや」

熊「ニューヨーク外為市場でのドル円は92円68銭から94円18銭の動きとなり、今朝のオセアニア時間では93円台半ばの動きに」

牛「CMEの日経平均先物は7110円と昨日の大証引け値近辺となっているが、株式市場は今日も不安定な動きとなりそうや」

熊「債券市場で注目は20年国債の入札、利率は前回から0.1%引き上げられ2.2%となる見込み」

牛「11月からの20年国債の増発もアナウンスされており、需給への懸念も残るが」

熊「金融危機の影響による景気への影響も危惧されるなど、外部環境からは潜在的なニーズはあるとみられ」

牛「入札そのものは無難な結果も予想されるが、今日の債券市場も参加者が限られ」

熊「板も薄い中にあって、値動きは大きくなりそうだが、方向感は見出しにくそう」

猫「昨日の原油先物は一時61.30ドルまで売り込まれ、2007年5月以来の安値をつけたそうね」

熊「原油価格の上昇ピッチも速かったけども下げピッチも速く、果たしてどこまで下げるやら」

猫「それよりも日経平均がどこまで下げるのか、円がどこまで買われるのかも気がかりよね」

牛「気がかりだったWBCの監督は原監督に決まるようやが、コーチに野茂さんが浮上しているそうやな」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄137円92銭、高138円12銭、安137円70銭、引137円88銭(-27銭)
9548億円
2年273回 0.690%(0.000%)
5年76回 1.000%(+0.015%)
10年296回 1.505%(+0.030%)
20年105回 2.175%(-0.005%)
30年29回 2.315%(+0.030%)


熊「日銀が政策金利を0.25%に下げたとしても経済効果は全くないが、象徴的意味ある、とは与謝野経済財政担当相(ロイター)」

牛「それは日銀にやっても効果ないけど象徴的意味からはやっても良いのではということなんやろか」

熊「与謝野さんは政治家の中にあって、比較的日銀の政策に理解を示しているひとりとみにされているだけに」

牛「経済財政担当相という立場からも、その発言は注目されるが、この発言は何を意味しているんやろ」

熊「日銀が金利を0.5%に据え置いても、また下げても為替市場にはほとんど影響しないとも与謝野さん」

牛「つまりは景気対策とか為替対策のための日銀の利下げは、ほとんど意味はないと」

熊「やはり、利下げ期待の強まりなどに対しての発言ともなっていのかな」

牛「今週のFOMCや来月初めのECBでの利下げ観測の高まりで、日銀の対応も注目されているけど」

熊「ここはじっとして、動かざること日銀の如しと」

牛「朝方の円金利先物の動きなどからも、日銀が利下げに動くとの見方はさすがに少ないようやな」

熊「短期金融市場では、ターム物金利が高止まりしており、1週間ものは0.7%台だとか」

牛「今日の2年国債利回りは前日比変らずの0.69%となって、ほぼ並んでいる」

熊「中期ゾーンは相対的にしっかりしているものの、ここからさらに買い進まれるには利下げが現実味を帯びないとむずかしそう」

牛「債券先物は昨日の米国市場における米債安などを受けて売りが先行し、前日比22銭安の137円92銭で寄り付いた」

熊「その後さらに戻り売りに押され、一時前日比45銭安の137円70銭まで下落した」

牛「現物も売られ、10年296回は前日比+0.025%の1.500%の出合い後に1.515%まで打たれ」.

熊「さらに入札控えた20年105回も、朝方は前日比+0.030%の2.210%の出合いに」

牛「日経平均の上値は引き続き重く、アジア株の下げなども受けて一時7000円の大台を割り込んだ」

熊「これも26年ぶりのことだそうだが、26年前といえば1982年、つまり昭和57年と某作者が入社した年だとか」

牛「それはいいから、ただ、日経平均はその後は7000円台を回復し」

熊「結局、前日比67.76円安と小幅続落となり7095.14円で前場を引けている」

牛「株安に加えて、現物には押し目買いも入ったことで、債券先物は一時138円台を回復し、前日比8銭安の138円07銭まで買い戻された」

熊「現物は10年296回前日比+0.020%の1.495%と1.5%割れ、5年76回同+0.010%の0.995%と1%割れ」

牛「そして、入札控えた20年105回は同+0.010%の2.190%と2.2%割れに。30年は重く前日比+0.030%の2.315%に」

熊「本日入札される20年国債の利率は2.2%、回号は106回と発表されたが」

牛「生保さんなどの潜在的に需要ニーズはそれなりにあるともみられ」

熊「利率も2.2%に引き上げられたこともあり、そこそこ無難な入札結果になるのではないかと」

牛「ただ、債券先物はこの入札も控えて次第に137円近辺主体の動きとなり」

熊「前場は結局、前日比27銭安の137円88銭で引けている」

猫「昨日の都心の雷で、今年24日目とこちらは88年ぶりに史上最多を更新したそうよ」

熊「さすがに88年前は作者はたぶん生まれてないだろう」

猫「大気の状態が不安定になることが多かったため、と気象庁は言っているらしいけど」

牛「相場の状態が不安定になることが多かったため、ではないんか」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄137円96銭、高138円02銭、安137円25銭、引137円25銭(-90銭)
16191億円
2年273回 0.700%(+0.010%)
5年76回 1.050%(+0.065%)
10年296回 1.530%(+0.055%)
20年105回 2.175%(-0.005%)
30年29回 2.290%(+0.005%)


熊「後場に入り、あきらかに地合が変わったと作者がぼそっと言っていた」

牛「これは債券市場のことではなく、東京株式市場の動向」

熊「公的年金の買い、いわゆるPKO(PRICE KEEPING OPERATION)と呼ばれる買い支えが入ったのではないかとの観測もあったが」

牛「それにしては、買い方が一時的でなく、波のように時を置いて入るなど、変った買い方でもあり」

熊「新日鉄やソニーなど一部銘柄が妙にしっかりとなる反面、銀行株など売られた銘柄は戻りは限られ」

牛「買っているとみられる銘柄が限定されているものも、その戻り方がややこれまでと違っていたようにも」

熊「今日の後場から空売り規制が入ったことによることが要因かもしれないが」

牛「この株の戻りに呼応したかのように、東京市場の引けにかけて、今度は為替市場が急激な動きに」

熊「これまで大きく売られていたユーロや新興国通貨に買戻しの動きが強まり」

牛「たとえばユーロ・円など14時半あたりは117円代たりだったのが、15時前に一時120円台に」

熊「ドル・円も同様に94円台あたりから、一時96円台に」

牛「この急激な外為市場の巻き戻しの動きは、一見、動きだけからは介入が入ったようにも思われたが」

熊「しかし、仮に介入だとすれば、かなり広範囲の通貨に入ったこととなり、しかも日本時間の引け際にするかな」

牛「日本の財務省・日銀の単独介入というのも、この動きからは考えづらく」

熊「現実としての協調介入も考えづらいことで、やはり株と同様に売られすぎの反動の動きと見て良いようにも」

牛「とりあえず少し落ち着いてから、この戻りの要因も明らかになるとみられるが」.

熊「これで株式市場が底打ちの見るのは早計だけど、しかし、そろそろいったん売りづらくなってくるのも確かかと」

牛「そんな中、債券市場はこういった動きに、あっけに取られていた感もあって」

熊「後場に入り、特に現物の商いはやや鈍っていたような感じもするが」

牛「20年国債の入札結果は最低落札価格100円35銭、平均落札価格100円43銭、応札倍率は3.52倍となり」

熊「テールも前回に比べて短いし、居所からも順調な落札結果となった」

牛「しかし、株の上昇もあり、債券先物は戻り売りに押され」

熊「特に引けにかけてはさすがに、円安株高の動きを受けて」

牛「債券先物は動きが鈍り、前日比90銭安の137円25銭の安値引けとなった」

熊「10年296回も引け後に、前日比+0.055%の1.530%に利回りが上昇したが」

牛「20年105回は前日比-0.015%の2.165%が、引けあとも一時買われるなどしっかり」

熊「しかし、株や為替など、売られるときも早いが、戻りだすとそのピッチも早くなる」

牛「マインドがやや改善されてきたようにも思うものの」

熊「海外市場動向、そして明日の東京市場の動向をチェックしたいところだな」

猫「さすがに朝は寒くなってきたわね」

熊「もう10月も下旬だし、富士山もすでに雪化粧しているし」

猫「冷え切っていた株式市場は、いつたん吹雪も収まるのかしら」

牛「雪解けはまだまだ時間がかかりそうやけど、少しぐらい暖かい風も吹いてくれないと」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月27日(月曜日)


・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円76銭、高138円34銭、安137円70銭、引138円28銭、1629億円
LIFFE、寄138円30銭、高138円95銭、安138円03銭、清算値138円03銭、292億円
CME日経平均先物、引け7550円


熊「まず、先週末の相場を振り返ってみたい」

牛「円高進行などから後場に入り、日経平均は前日比800円を超す下げとなりバブル後の安値に接近」

熊「これを受けて債券先物は、一時1円4銭高の138円15銭をつけ」

牛「現物も株安を受けての買いが入り、10年296回は一時1.450%まで買われたが」

熊「その後、現物債にはリスク回避のためのキャッシュ化などの動きも入ったのか、一時前日比変らずの1.500%に後退」

牛「債券先物も戻り売りに押され、138円割れとなり24日の大引けは137円70銭となった」

熊「日経平均の24日の引けは7649.08円となっていたが」

牛「その後のロンドン市場ではさらに円高が進行し、90.87円まで下落し約13年ぶりの水準に」

熊「ユーロ円も一時、113円79銭まで下落し、ユーロ・ドルは1.2496ドルに」

牛「ロンドン株式市場も急反落となり、FT100種総合株価指数は一時3715.24まで下げて、2003年4月以来の水準に」

熊「英国の第3四半期のGDPが16年ぶりのマイナス成長となったことも嫌気され」

牛「ユーロ圏の債券市場では、中短期債主体に買い進まれた」

熊「24日の引けあとのイブニングセッションで、日経平均先物は一時7100円まで下げて7300円の引けに」

牛「債券先物は138円台を回復し、138円34銭まで買われ138円28銭で引けている」

熊「そして、24日の米国市場でも海外市場での株の下落を受けて、取引開始前にダウ平均先物は一時550ドル安に」

牛「しかし、売り一巡後はやや買戻しも入ったことで、下げ幅は縮小し」.

熊「24日のダウは前日比312.30ドル安の8378.95ドル、ナスダックは51.88ポイント安の1552.03で引けている」

牛「ニューヨーク外為市場では、米株に買い戻しも入り意外と落ち着いた動きとなり」

熊「ドルのショートカバーも入り、ドル円は一時94円85銭まで反発し94円36銭の引けとなった」

牛「ユーロ・円も、115円73銭から120円14銭まで上昇したが」

熊「今朝のオセアニア時間で、ドル円は93円台前半、ユーロ・円は117円近辺の動きとなっている」

牛「CMEの日経平均先物は7550円と24日のイブニングよりは戻しているものの」

熊「今日の日経平均はバブル後の安値を更新してくるのは、ほぼ間違いなさそう」

牛「24日の米国債券市場では、10年債利回りは一時3.47%まで低下したが、戻り売りに押されて引けは前日比変らずの3.68%に」

熊「ただ2年債はしっかりで前日比-0.09%の1.51%となり、2年と10年の利回り格差は拡大した」

牛「LIFFEの円債先物は一時138円95銭まで買われたものの、引けは138円03銭に」

熊「先週末のロンドン市場での急激な円高からは少し緩和され、日経平均先物もイブニング急激な下げからは回復するとみられ」

牛「東京市場での、円や株の動きが少しは落ち着いてくるのかどうか」

熊「今日の債券市場は明日の20年国債入札も控え、かなり神経質な展開というか、参加者限定される中、乱高下する可能性もある」

猫「衆院解散総選挙はどうやら、先送りされるようね」

熊「日経の世論調査で、内閣支持率は48%に低下とも伝えられていることも影響か」

猫「とりあえず選挙などよりも、今回の金融市場の混乱とそれによる景気への影響もあって、まずはそれらの対策が優先よね」

牛「その金融市場の混乱は今日の東京市場でも続くのかどうか」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄138円15銭、高138円17銭、安137円20銭、引137円57銭(-13銭)
11129億円
2年273回 0.705%(-0.005%)
5年76回 1.065%(+0.035%)
10年296回 1.510%(+0.020%)
20年105回 2.185%(+0.005%)
30年29回 2.265%(+0.020%)


熊「先週末の引け後の円高・株安進行で、債券先物はイブニングセッションで買われ138円28銭で引けたが」

牛「先週末の米国市場ではダウは下落し、米債は2年債は買われたものの10年債は前日比変らずとなり」

熊「本日の債券先物は、イブニングセッションの引けからは下落となったが」

牛「先週末15時引けからは、45銭高の138円15銭で寄り付いた」

熊「日経平均は7568.36円で寄り付きとなり、いきなりバブル後の安値を割り込んだ」

牛「日経平均先物も、先週末比170円安の7450円で寄り付いたが」

熊「寄り付き直後につけた7440円を安値に切り返し」

牛「日経平均もじりじりと切り返して、下げ幅を縮小させてきた」

熊「この株の切り返しは、とりあえず節目であったバブル後の安もいったん割り込んで」

牛「先物などは買戻しも入りやすく、さらに政府による緊急市場安定化策などへの期待なども」

熊「中川財務・金融相は首相官邸に行って麻生太郎首相や与党政策責任者と緊急市場安定化策について協議する予定だとか」

牛「さて、どういった対策が出てくるのか」

熊「日経平均の下げ幅縮小もあって、債券先物は板薄の中戻り売りに押され、138円を割り込み」

牛「さらに下げ足を速めてきたが、これは現物が売られたことも要因かと」

熊「現物10年296回は朝方1.490%で出合ったが、その後戻り売りに押され、先週末比+0.040%の1.540%が打たれた」

牛「一時1.025%が買われた5年76回も同+0.035%の1.065%に後退」.

熊「そして、明日の入札を控えている20年105回も同+0.035%の2.215%まで打たれた」

牛「海外投資家さんなどからの現金化のための売りが入ったんやろか」

熊「特に売り材料もない中にあっての、売りだけにそういった動きの可能性が強そうだ」

牛「日経平均は一時200円を超す上昇となる場面もあったが、また上げ幅を縮小させるなど」

熊「かなり不安定の動きとなり、外為市場のドル円なども一時94円台の半ばまでドルが買い戻されたが」

牛「その後93円台の半ばへとドルは売られなど、こちらも不安定な動きに」

熊「本来ならば債券には質への逃避の動きが入ってもおかしくはないが」

牛「むしろ戻り売り圧力が強まる結果となり」

熊「債券先物も一時先週末比50銭安の137円20銭まで売られたが」

牛「そこを安値に買戻しも入り137円70銭近辺に戻して、結局、前日比13銭安の137円57銭で引けている」

熊「日銀は国債買入3000億円を通知、その結果にも注意だが」

牛「後場は株などの動きをにらみながら、次第に様子見気分も強めそう」

熊「20年は相対的にむしろしっかりで、入札前に投資家さんの押し目買いも入っていそうだ」

猫「韓国中央銀行は、0.75%の緊急利下げを行なったようね」

熊「オーストラリア準備銀行は24日に続いて、オーストラリアドル買いの介入を実施したとか」

猫「市場はなかなか落ち着いてくれないわね」

牛「そして、今日午前に山口廣秀日銀理事が政府から日銀副総裁に任命されたそうや」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄137円70銭、高138円42銭、安137円64銭、引138円15銭(+45銭)
12212億円
2年273回 0.685%(-0.025%)
5年76回 0.990%(-0.040%)
10年296回 1.480%(-0.010%)
20年105回 2.170%(-0.010%)
30年29回 2.285%(+0.040%)


熊「財務相・中央銀行総裁は今日、急激な円高に懸念を示す緊急の共同声明を発表した(日経新聞)」

牛「最近の円の過度の変動並びにそれが経済および金融の安定に対して悪影響を与えうることを懸念、するとして円高を強くけん制」

熊「引き続き為替市場をよく注視し、適切に協力する、とも述べてこれは協調介入の可能性も視野かと受け止められた」

牛「今回の声明は日本の呼びかけに応じてまとめたものだそうやが、共同声明で円に直接言及するのは異例とも言える」

熊「そして、麻生首相は株価急落による金融システムの動揺を抑えるための緊急市場安定化策の取りまとめを指示」

牛「とりあえず、法改正を伴わないものから先行実施するそうだが」

熊「中川財務相は、首相から為替市場への具体的な指示はなかったの発言も伝わったが(ロイター)」

牛「為替介入の指示はなかったようだが、日本単独での為替介入もなかなか難しいとみられ、その効果も疑問やし」

熊「結局、前回の介入のときのように、買い手は介入資金だけなんていうような状況にもなりかねないし」

牛「これらを受けて、外為市場ではむしろ円は買われ一時、ドル円は93円台の前半に」

熊「この円高進行も受けて、後場の東京株式市場はむしろ下げ幅を拡大した」

牛「メガバンクの株がストップ安をつけるなど、銀行株が下げを先導したともいえそうだ」

熊「日経平均は一時、先週末比500円を超す下落となった」

牛「債券先物の後場寄付は137円70銭と前場引けからは13銭高に」

熊「国債買入の結果は応札額6615億円、前取利回格差は+0.013%、平均利回格差は+0.019%となったがも、これによる影響は限られたようだ」

牛「後場に入って、現物は中期主体に買いが入り」.

熊「5年76回は一時前日比-0.045%の0.985%と、1%を再び割り込み24日の高値に並んだ」

牛「5年76回は前場に一時1.065%が打たれており、どうやら参加者も限られる中、値動きは激しい展開となった」

熊「また2年273回も一時先週末比-0.040%の0.670%が買われたが」

牛「こちらも前場には0.720%が打たれ、2年債でもなかなか値動きが激しくなっていた」

熊「そして、10年296回も後場に一時先週末比-0.025%の1.465%が買われたが、こちらも前場一時1.530%が打たれる場面も」

牛「さらに明日の入札を控えている20年国債も前場はヘッジ売りも入ったのか、一時2.215%が打たれたが」

熊「後場に入ると、投資家の入札前の先回り的な買いも入ったのか、一時先週末比-0.030%の2.150%まで買われたが」

牛「そのあと、また戻り売りが入り2.175%が打たれるなど、なかなか忙しい動きに」

熊「30年29回は重く、2.260%がいったん買われたが、その後先週末比+0.040%の2.285%が打たれ」

牛「再び海外投資家さんあたりからの換金売りなどが入ってきた可能性もある」

熊「株安やこの中期主体の現物買いなどから、債券先物は再び138円台を回復し」

牛「一時、先週末比72銭高の138円42銭まで上昇した。ただし、引けにかけてはやや上値も重くなり、大引は先週末比45銭高の138円15銭」

熊「日経平均の大引は、先週末比486.18円安の7162.90円となった」

猫「WBCの代表監督には、先日日本シリーズ進出を決めた巨人の原監督に就任を要請するそうね」

熊「あれっ、日本シリーズでの勝利監督にするとかいう話ではなかったのか」

猫「なんかまたいろいろと事情もありそうね」

牛「それよりも、明日の株価や為替動向が心配なんやけど」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月24日(金曜日)


・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円19銭、高137円19銭、安136円94銭、引136円99銭、1095億円
LIFFE、寄137円05銭、高137円25銭、安136円99銭、清算値136円95銭、203億円
CME日経平均先物、引け8460円


熊「今朝の日経新聞一面では、CDSに対し日米欧が来年にも相次いで清算期間を設立する見通しと伝えている」

牛「CDSの取引規模はここ数年で大きく膨らんでいたが、その取引は相対ということもあり取引内容は第三者は見えにくい」

熊「さらにリーマン破綻を受けて、リーマン関連でのCDSの損失拡大なども懸念されて」

牛「そのリーマンを対象にしたCDSの清算は無事行なわれたが、それが先日のユーロ安のひとつの要因との指摘もあった」

熊「それとともにワシントン・ミューチュアルを対象としたCDSの清算も影響していたようだが」

牛「とにかく今回の金融危機のひとつの要因とも指摘されているCDS取引の透明性確保は、混乱を沈めるためにも必要」

熊「その金融危機を受けての時価会計見直しに関して、15年変動利付国債と物価連動国債も市場価格以外の評価を容認すると」

牛「こちらも今朝の日経新聞が伝えており、適用する決算期は2008年4〜9月期からになる見通しと報じられている」

熊「15年変国と物国を保有している機関投資家さんにとっては、ずいぶん助かるのじゃねえかな」

牛「債券市場にとっても、これは好材料視されるとみられるが」

熊「しかし、今日の債券相場はどうやら上値の重い展開となりそうだ」

牛「昨日の東京株式市場は日経平均で一時8000円近くまで下げる場面もあったが」

熊「そこから切り返して下げ幅を縮小。背景には国内投資家さんの買いや米株先物の上昇なども指摘」

牛「引けあとに発表されたソニーの決算が良くなく、またソニーショックかとの声も」

熊「昨日の米国株式市場は、発表された企業決算の内容に一喜一憂した場面もあったものの」

牛「自律反発狙いの買いなども入ったものとみられダウは172.04ドル高の8691.25としっかりながら」.

熊「ただ、ナスダックは11.84ポイント安の1603.91とややまちまちの展開となっていた」

牛「外為市場ではドル円は一時95円台をつけた場面もあったが、その後ドルは切り返し97円台に」

熊「今朝のオセアニア時間でのドル円は97円70銭台あたりでの動きとなっている」

牛「CMEの日経平均先物は8460円となっており、今日の東京株式市場はそれほど大きな下押しはなさそうや」

熊「昨日の米債はダウの上昇などもあり、利益確定売りも入ったとみられ、10年債利回りは前日比+0.09%の3.68%と」

牛「5日ぶりの反落となり、2年債利回りも同+0.10%の1.60%となっており」

熊「円債先物はイブニングで136円99銭、LIFFEで136円95銭で引けている」

牛「来週の20年国債入札も控えて、この20年などの上値が重くなるとみられ」

熊「10年債も1.5%割れでは、戻り売りも入ってきそうだが」

牛「しかし、新興国などの動向など不透明要素もまだまだ大きく」

熊「債券を積極的に売るような状況でもないことで、債券の下値も限られそう」

牛「週末要因もあって、市場参加者の多くも様子見気分を強めてくることも」

熊「債券先物は参加者薄い中、やや値動きは大きくなる可能性もあるが、方向感は乏しいか」

猫「今度はカップヌードルに防虫剤成分が混入されて、50万食を回収だって」

熊「これって素人目に見ても、誰かが作為的に混入させたものじゃねえのか」

猫「一刻もはやく原因というか、犯人捕まえてくれないと、安心して物が食べられないわよね」

牛「それでなくても、不安があちこちで渦巻いているのに」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄136円90銭、高137円69銭、安136円86銭、引137円65銭(+54銭)
8970億円
2年273回 0.710%(0.000%)
5年76回 1.015%(-0.030%)
10年296回 1.465%(-0.035%)
20年105回 2.130%(-0.050%)
30年29回 %(%)


熊「日銀の白川総裁は、衆院財務金融委員会で、10月8日の世界的な協調利下げに加わらなかったことについての質問に対し」

牛「現在の金融市場動向のもとでは流動性の供給が最も重要と判断したと発言(ロイター)」

熊「来週31日には今月2回目の金融政策決定会合が開催されるが」

牛「今回もたぶん全員一致現状の金融政策を維持してくるとみられる」

熊「そういえば、参院が山口理事の日銀副総裁就任に同意と伝えられ、やっとこれで空席が回避される」

牛「31日の決定会合には山口氏が副総裁として決定会合に参加することになるのか」

熊「審議委員1人の空席も早めに埋めてくれないと、8人ではもしかすると4対4のタイになる可能性も」

牛「31日には日銀の展望レポートの発表もあり、こちらも注目される」

熊「特に先行きの景気の見通しを下方修正してくる可能性もありそうだ」

牛「一部の調査機関では2009年度をマイナス成長と予測しているところも出ているそうやが」

熊「今朝の日経新聞でも景気討論会で武藤前日銀副総裁が、2010年度は1%を超す成長を見込めるが、それまではほぼゼロ成長ではないかと発言していた」

牛「今回の金融危機の影響で、欧米の経済は大きな打撃を受けており、景気の動向について市場も厳しい見方をしている」

熊「新興国の株価や通貨も売られているが、昨年あたりまでの世界的な高成長を支えていた新興国も大きな打撃を受けていることで」

牛「当然ながら、これは日本経済も大きな影響を受け、7-9月GDPの外需の寄与度はゼロ近辺との見通しも出ている」

熊「ということで、今日の東京株式市場も景気への懸念も手伝い、大幅に下落」

牛「日経平均は前日比400円を超す下げとなり、一時8012円まで下落した」.

熊「どうも今日の米国株式市場動向にもかなり神経質になっており、妙な噂なども飛び交っているそうだが」

牛「後場の東京市場の動向も気になるところ、どうも日経平均の8000円割れは避けられないか」

熊「債券先物は、米債は5日ぶりに反落したことで売りが先行し前日比21銭安の136円90銭寄り付きに」

牛「債券先物は閑散ながらも買戻しの動きを強め前日比50銭を超す上昇となり」

熊「現物も長期や超長期など主体に買いが入り、一時前日比58銭高の137円69銭まで買われ」

牛「結局、前場は前日比54銭高の137円65銭で引けている」

熊「10年296回は前日比-0.045%の1.455%、5年76回同-0.030%の1.015%が買われ」

牛「さらに20年105回も同-0.045%の2.135%と超長期もしっかり」

熊「ただし、債券先物の前場出来高は9000億円を下回り、引き続き参加者も限定的」

牛「後場は株安がさらに進むようだと、債券先物はさらに上値を試す展開も」

熊「外為市場では、ドル円は96円台半ばの動きに」

牛「今日も日銀は朝方の金融調節で即日開始のオペは見送り」

熊「無担保コール翌日物は邦銀で0.5%近辺、外銀はやや高いところの0.53%あたりで資金調達をしていたようだ」

猫「そういえば、今年も関東地方には台風の直撃とかはなかったわね」

熊「それはそれで被害を受けずに良かったものの、やはり台風の進路とかも変化してきているのだろうか」

猫「それでなくても金融市場は嵐が吹きまくっていたので、台風も避けたのかもしれないわよ」

牛「金融市場は新たな台風が発生してくるんやろうか」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄137円85銭、高138円15銭、安137円44銭、引137円70銭(+59銭)
13506億円
2年273回 0.710%(0.000%)
5年76回 1.035%(-0.010%)
10年296回 1.490%(-0.010%)
20年105回 2.160%(-0.020%)
30年29回 %(%)


熊「もう、どうにも止まらない」

牛「日経平均株価は後場に入り、さらに下げ幅を拡大し一時前日比800円を超す下げとなり」

熊「一時7647円07銭まで下落し、バブル後の安値である2003年につけた7607円88銭に急接近」

牛「昨日、業績予想を下方修正させたソニーの株価は前日比300円を超す下げとなり」

熊「トヨタやホンダ、さらにキャノンなどの輸出関連株が大幅に下落」

牛「後場に入り、円が対ユーロでさらに買われ、ユーロ円は121円台をつけるなど」

熊「円高の動きに加えて、アジアの株式市場も軒並み安となったことも東京株式市場の下げを加速させた」

牛「この円高・株安に対して麻生首相は、乱高下に望ましくない、と発言したが(ロイター)」

熊「一喜一憂するつもりはない、とも発言している」

牛「確かに円高やと二次会で飲むホテルでの洋酒の値段も下がってくるかもしれないし」

熊「こらこら、そんな半分冗談のようなことを言っている状況ではなく、金融危機の色彩が濃くなってきているぞ」

牛「債券先物はこの株安から、買い戻しが入り一時前日比1円以上の上昇となり、1円4銭高の138円15銭をつけた」

熊「前場の安値からは1円29銭も上昇したのだが、12時39分につけた138円15銭が結局当日の高値となり」

牛「そのあと、日経平均は下げ幅がどんどん拡大したにも関わらず、債券先物はむしろ戻り売りに押されていった」

熊「一時137円44銭まで押されていたが、どうやら背景には現物への戻り売りがあったようだ」

牛「後場途中までは、店頭でもそれなりに投資家さんの買いも入り」.

熊「10年296回は一時前日比-0.050%の1.450%が買われ、5年76回も前日比-0.060%の0.985%が買われ1%を割り込んでいたのだが」

牛「その後は、投資家さんの売りが入り」

熊「0年296回は一時前日比変らずの1.500%に後退し、5年76回も1.035%に後退した」

牛「どうやら、海外投資家さんの換金売りなどに対しての警戒感などもあったようやが」

熊「店頭では、国内投資家さんからもそこそこ売りが出ていたともみられる」

牛「2年273回も0.700%まで買われてその後に変わらずの0.71%に後退し」

熊「10年の1.5%、5年の1%、2年の0.7%が意識された可能性もあるけど」

牛「どうもリスクに備えたキャッシュ化の動きも出ていた可能性がありそう」

熊「ただ昨日入札された30年は前日比-0.035%の2.240%が買われるなどそこそこしっかりではあったが」

牛「結局、債券先物は前日比59銭高の137円70銭で引けている」

熊「円高はさらに進んで、ユーロ円は120円台に入った」

牛「今日の欧米市場動向もかなり気になる」

熊「そういえば、10月24日は1929年に大恐慌が起きた日だそうだ」

猫「株も原油も為替もみんな高値から半分以下になってしまっているわね」

熊「いやはや、どれだけのお金がこれで失われていったんだ」

猫「来週も波乱含みとなりそうだけど」

牛「まったく予想ができない」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月23日(木曜日)


・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄136円64銭、高136円80銭、安136円59銭、引136円77銭、1122億円
LIFFE、寄136円77銭、高136円90銭、安136円72銭、清算値136円83銭、184億円
CME日経平均先物、引け8215円


熊「今日、ニュージーランド中銀(RBNZ)は、政策金利を7.5%から6.5%へと一気に1%も引き下げた」

牛「事前予想でも1%の引き下げ予想が多かったようやが、1999年にインフレ誘導目標を設定するという現在の金融政策を導入して以降、最大の下げ幅とか」

熊「ボラード総裁は、今回の決定には米国発の金融市場の動揺と世界経済の後退懸念が大きく影響したとのコメントを発表した(日経新聞より)」

牛「その米国発の金融市場の同様は、今度は昨日の東京時間で大幅なユーロ売りとなって現れた」

熊「昨日の欧州市場では、ロンドン株式市場は大幅続落となり、FT100種総合株価指数188.84ポイント安の4040.89に」

牛「昨日、ハンガリー中央銀行は通貨下落に歯止めをかけるため緊急利上げを実施」

熊「またウクライナはIMFから緊急融資を受けることが明らかになり」

牛「さらにアルゼンチンの年金国有化の発表を受けて南米経済への懸念も強まりなども、スペインなど欧州の銀行株などの売り材料に」

熊「FTSEユーロファースト300種平均は50.03ポイント安と5.41%の下落となった」

牛「ユーロ圏の債券は質への逃避の動きが強まり、債券価格は急上昇し、ドイツ連邦債先物12月限は137ティック高の116.61に(ロイター)」

熊「外為市場では、ユーロ下落が続きユーロはドルに対して売られ1.28ドル半ばに」

牛「ユーロは円に対しても売られ、1ユーロ125円半ばに」

熊「米国市場では、ユーロが対ドルで急落し、商品先物相場が大幅安となったことなどから資源株などが軒並み安に」

牛「NY原油先物はWTI11月限が前日比5.43ドルの66.75ドルで引けている」

熊「原油先物のあの上昇はいったい何だったんだ、という相場展開だな」

牛「これでガソリン価格も大幅に下げてくれると、個人的にはうれしいと作者が言っている」.

熊「原油安の背景は投機的なポジション調整もあったろうけど、世界的な景気減速観測も要因だけに複雑な心境でもあるが」

牛「ついでに、金先物価格も急落している。昨年9月以来の安値をつける場面も」

熊「いっとき質への逃避とかで買われた金も下落と、なんか投資商品はみんな下落してしまっている感も」

牛「そんな中、債券はしっかりで、昨日の米国市場でも米10年債は4日続伸となり、前日比-0.15%の3.59%に」

熊「2年債利回りも前日比-0.12%の1.50%に低下している」

牛「米国株式市場でダウは514.45ドル安の8519.21ドル、ナスダックは80.93ポイント安の1615.75で引けており」

熊「ドル円も97円台と円高が進行しており、今日の東京株式市場はさらに下値を試すかと」

牛「円債先物は昨日のイブニングで136円77銭、LIFFEは136円83銭で引けている」

熊「今日の債券先物は買いが先行し、137円台を試しにいくとみられ」

牛「10年債利回りも10月10日以来の1.5%割れとなりそうや」

熊「ただし、引き続き債券市場の参加者も限定的とみられ」

牛「現物は来週の20年国債の入札も控えていることで、超長期ゾーン主体に上値が重くなることも」

熊「本日の債券相場は、いったん高値を取りに行って、その後は上値が重い展開となりそうだな」

猫「米大統領選は、オバマ氏優位と伝えられているけど、経済危機の深刻化に対しオバマ氏にアドバイスしたのがボルカー氏だそうね」

熊「某前FRB議長とは違って、表立っての発言は極力控えていたボルカー元FRB議長が、しっかりオバマ氏を陰で支えていたようだ」

猫「もしかすると、オバマさんが大統領になったら、ボルカーさんが財務長官になるんじゃないかとも」

牛「ただ、1927年生まれのボルカーさんはすでに80歳を超えているけど」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄137円07銭、高137円45銭、安136円82銭、引137円23銭(+62銭)
13088億円
2年273回 0.705%(-0.020%)
5年76回 1.040%(-0.050%)
10年296回 1.490%(-0.050%)
20年105回 2.155%(-0.030%)
30年29回 %(%)


熊「再び負の連鎖が始まってしまったようだ」

牛「昨日は、東京市場で欧州の景気後退観測や、アジア諸国や中南米諸国への金融危機の影響なども懸念され」

熊「ユーロが大きく売られたことで円高も進行し、昨日の日経平均株価は前日比600円を超す下げとなり」

牛「昨日の欧米市場でも株式市場は大幅に下落し、さらに円高も進み」

熊「今日の東京市場でも朝方から、株式市場は売りが先行し、日経平均先物は前日比440円安の8220円で寄り付いた」

牛「欧州の景気後退は、特に欧州諸国への輸出が大きい企業の業績にも影響を与えるとみられ」

熊「円高も受けて輸出関連株主体に大きく売られ、日経平均は8000円近くにまで下落し」

牛「日経平均先物は、一時7990円と8000円を割り込む場面も」

熊「債券市場では、質への逃避の動きなどから米国市場でも債券が買われ」

牛「本日の債券先物は買い気配でのスタート後となり、前日比46銭高の137円07銭と137円台を回復した」

熊「寄り付き後、いったん戻り売りに押され136円82銭まで下げたものの」

牛「日経平均は下げ幅を拡大していたことで、すぐに買いが入り再び137円台を回復」

熊「現物は前日比-0.035%の1.505%の出合いとなったが、その後さらに買い進まれて」

牛「一時1.485%まで買われ、10月10日以来の1.5%割れに」

熊「10年債への買いもあって、債券先物は一時前日比84銭高の137円45銭が買われた」

牛「ただ、日経平均は8000円近くからやや切り返し、下げ幅を少し縮小させてきたことで」.

熊「債券先物は戻り売りに押され、137円20銭近辺での小動きとなった」

牛「そういえば、今日の債券先物は妙に素直に、現物や株の動きとかに連動しているようにも」

熊「一時、現物とか株とかの動きに関係なく動いていたような場面もあったが」

牛「ある程度投機的なポジションが解消されて、妙な仕掛け人たちが手を引いてきたのだろうか」

熊「現物は、5年76回は前日比-0.045%の1.045%の出合い後に一時1.035%が買われ」

牛「2年273回は前日比-0.020%の0.705%の出合いと中期もそこそこしっかりながら」

熊「来週28日に入札を控えている20年債もしっかり」

牛「20年105回は前日比-0.035%の2.150%で出会ったが、昨日の引け後も買いが入っていたとみられるが」

熊「年金さんなど国内投資家さんの買いも入ったのではないかと」

牛「前場の債券先物は、前日比62銭高の137円23銭で引けとなり」

熊「日経平均は前日比478.95円安の8195.74円の引けに」

牛「今日、日銀は朝方の金融調節で即日オペを見送っていたが」

熊「足元金利はやや落ち着いているようやけど、ターム物の金利は引き続き高止まりしているとも」

猫「どうやらガソリン価格も少しは下がっているようで、全国ガソリン小売価格は157.4円となったそうよ」

熊「それでもまだ高く感じるなあ」

猫「それより、ユーロ安で欧州製品が値下がりしているそうよ。コートでも買おうかしら」

牛「景気後退でこれからたいへんだから無駄な消費は控えるべきだ、と熊さんが言っている」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄137円33銭、高137円82銭、安137円08銭、引137円11銭(+50銭)
14196億円
2年273回 0.710%(-0.015%)
5年76回 1.050%(-0.040%)
10年296回 1.500%(-0.040%)
20年105回 2.175%(-0.010%)
30年29回 2.285%(-0.055%)


熊「大引あとに発表されたソニーは2009年3月期の連結決算予想で、営業利益、当期利益ともに大幅な下方修正に」

牛「世界的な金融危機の影響を受けて、なかなか厳しい内容となった」

熊「今日発表された9月の貿易統計速報において、貿易収支は951億円の黒字と前月の赤字からは回復したものの」

牛「黒字額は前年同月に比べては94.1%の減少に。米国向け輸出が前年同月比10.9%の減少となるなど金融危機の影響とも」

熊「午後に入り、東京外国為替市場で円は対ドルで一時96円台をつけ」

牛「さらに対ユーロでも一時123円台となり、2002年12月以来の円高水準に」

熊「日経平均は前場の安値は下回らなかったものの、一時8066.40円と再び8000円に接近」

牛「これらを受けて債券先物は買い戻しの動きを強め、前日比1円を超える上昇となり一時前日比1円21銭高の137円82銭まで買われた」

熊「現物も買い進まれて、10年296回は前日比-0.075%の1.465%に」

牛「2年273回が前日比-0.030%の0.695%と、10月7日以来の0.7%割れとなった」

熊「5年76回も一時前日比-0.075%の1.015%まで買われた」

牛「ところが、13時半ごろから、ちょっと様相が変ってきた」

熊「日経平均は後場に入り円高が進んだものの、前場の安値を割らなかったが」

牛「その後、急速に下げ幅を縮小」

熊「同じようなタイミングで、米株先物も大きく反発するなどしたことで」

牛「ドル円は97円台半ばあたりまでドルは戻してきた」.

熊「東京株式市場では国内の機関投資家さんのそこそこまとまった買いが入ったのではないかとの観測も」

牛「ブッシュ政権の借り手救済策が進展かとの、米紙の報道も米株先物の買戻しの要因かとの声もあったが」

熊「株はやや売られすぎの反動といった動きも入ったとみられ」

牛「日経平均先物は引け際に一時8540円まで買戻される場面も」

熊「株の下げ幅縮小に、円が反落してきたことをきっかけに債券は戻り売りに押され」

牛「現物10年296回も一時1.465%まで買い進まれたが、戻り売りから1.5%台に後退し」

熊「一時1.015%まで買われていた5年76回も、1.050%に後退」

牛「そして、来週の入札を控え20年はさらに重く、105回は前日比-0.005%の2.180%が打たれた」

熊「反面、30年29回は前日比-0.065%の2.275%まで買われている」

牛「債券先物も戻り売りに押され、一時137円08銭まで押され大引は137円11銭に」

熊「さてソニーの決算などもあって、明日の東京株式市場も引き続き上値は重そうだが」

牛「なにはともあれ、今日の欧米市場の動向も確認したい」

熊「しかし、今日の後場の値動き見てもかなり神経質な動きとなっている」

猫「今日の昼に、アマゾンで任天堂の携帯ゲーム機DSiの予約販売があったそうだけど、すぐに予約が完了してしまったそうね」

熊「今日の任天堂の株価は3万円の大台を割り込んでいるけど、任天堂の新型ゲーム機は売れそうな予感も」

猫「売れるものは売れても、消費者の財布の紐は固くなっているわよ」

牛「こんなときに減税といっても、消費に回る分は限られていると思うんやけどなあ」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月22日(水曜日)


・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄135円65銭、高135円80銭、安135円62銭、引135円80銭、726億円
LIFFE、寄135円76銭、高136円00銭、安135円71銭、清算値136円00銭、186億円
CME日経平均先物、引け9005円


熊「昨日、カナダの中央銀行であるカナダ銀行(Bank of Canada)は、政策金利である翌日物金利を0.25%引き下げて2.25%に」

牛「これにより、翌日物金利は2004年9月以来の水準となったが」

熊「利下げ幅は事前予想の0.5%よりも小幅に止まったが、カナダ銀行は声明で、一定の追加金融刺激が必要となる公算が大きいとも」

牛「このカナダの利下げを受けて、今月28日から29日にかけて開催されるFOMCでの利下げ観測も強まり」

熊「昨日の米国市場では株が下落したこともあって、米債は大幅上昇となり、10年債利回りは前日比-0.10%の3.74%に」

牛「米2年債利回りは前日比-0.08%の1.62%と、昨日は中期債も長期債も買われた」

熊「昨日、その米FRBは米国で普及している貯蓄型投資信託であるMMFに対し、資金繰りを支援するための新たな制度を導入すると」

牛「FRBはニューヨーク連銀を通じて、MMFから短期社債であるコマーシャル・ペーパー(CP)を買い取る特別目的会社(SPV)を設置する」

熊「この制度はMMIFと呼ばれ、短期金融商品の売却をしやすくさせて、短期金融市場の流動性を高めることが目的と」

牛「ちなみにMMIFとは、マネー・マーケット・インベスター・ファンディング・ファシリティの略だそうで、ちょっと長い名称やな」

熊「そしても昨日は欧米の外為市場がかなり荒れている」

牛「イングランド銀行のキング総裁は、英国経済は景気後退の模様、住宅市場の不振続く見込みと発言(ロイター)」

熊「昨日の欧州市場ではもこの発言などを受けて、英ポンドが急落し、ユーロも売られ」

牛「ユーロは対ドルで1.3051ドルまで下落し、1年8か月ぶりの安値をつけ、さらに対円でも130円66銭と3年4か月ぶりの安値に」

熊「ドル円は米株の下落なども手伝って円買いドル売りが進行し、一時100円近くまで円高が進んだ」

牛「今朝のオセアニア時間でのドル円は、100円30銭台あたりでの動きとなっている」.

熊「米株式市場では、ハイテク株の決算などが予想を下回るなどしたことで企業業績への懸念などが強まり」

牛「その結果、ダウは231.77ドル安の9033.66ドル、そしてナスダックは73.35ポイント安の1696.68となった」

熊「CMEの日経平均先物は9005円となっているが、円高進行もあって、今日の東京株式市場は朝方から戻り売りが先行か」

牛「円債先物は昨日のイブニングで135円80銭、LIFFEでは136円ちょうどの引けとなっている」

熊「米債高に株安と円高で、とりあえず今日の債券先物は買いが先行するとみられるが」

牛「現物、特に超長期ゾーンあたりに投資家さんの買いが入ってくるかどうか」

熊「もし買いが入ってくれば、今日の債券相場は上値を試す展開となる可能性もあるが」

牛「ここにきて、投資家さんも慎重姿勢が続いており、先物なども上値の重い展開が続いている」

熊「昨日の30年国債も結果は無難なものとなっていたが、まだ来週の20年国債の入札も控えている」

牛「20年国債は11月から物国や15年変国の年内発行中止で増額されるが」

熊「二次補正などにともなっての今後の国債需給に対しても懸念は残ることで」

牛「投資家さんも引き続き、慎重姿勢を維持してくるとみられ、上値はやはり重くなりそうや」

熊「債券先物の建て玉はまた少し減ってきていると、作者が心配しているが、ディーラーで復活でもする気なのか」

猫「日本の捜索隊が、ついに雪男の足跡を発見したそうよ」

熊「なんか懐かしいような話だな、というかまだそんなものを追っかけていた人がいたとは」

猫「まあ夢は持ち続けることが大事よね」

牛「さて、今度こそ本物の雪男なのかどうか」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄136円16銭、高136円20銭、安135円65銭、引135円78銭(+13銭)
8929億円
2年273回 0.750%(-0.010%)
5年76回 1.125%(-0.015%)
10年296回 1.595%(+0.010%)
20年105回 2.215%(+0.015%)
30年29回 2.365%(+0.005%)


熊「日経新聞などが報じたところによると、ドイツの大手金融機関であるバイエルン州立銀行は21日、公的資金による資本増強を申請することを決めたとか」

牛「今回の金融危機でドイツの金融機関への影響は比較的軽微だったようやが」

熊「それでもやはり公的資金の導入が必要になるくらいに影響は受けたようで、米国の債券運用などで損失が膨らんだとか」

牛「これは、ドイツが導入した包括的な金融危機対応策の金融市場安定化法に基づく第1号案件となるそうや」

熊「そういえば、日銀は昨日、米国東部時間で10月23日スタート、11月20日エンドと期間1か月のドル資金供給オペを通告」

牛「オファー額は適格担保の範囲内であれば制限を設けないかたちとなったが、その応札額つまりこの場合は落札額ともなるが」

熊「501.68億ドルとなり、それなりの札は集ったそうだ。短期金融市場は一時に比べれば落ち着いてきたとは言っても」

牛「金融機関さんによっては、ある程度の期間となれば資金を取りづらい状況は続いているようや」

熊「昨日の米国市場では、28日から29日にかけてのFOMCでの利下げ期待も強まったことから」

牛「米債は大幅上昇となり、10年債利回りは前日比-0.10%の3.74%に、米2年債利回りも前日比-0.08%の1.62%に低下した」

熊「米国株式市場は、ハイテク株の決算などが予想を下回るなどしたことで企業業績への懸念などが強まり」

牛「ダウは231ドル安となり、また外為市場では円買いドル売りも進み、一時ドル円は100円に接近」

熊「東京市場では朝方に、一時100円を割り込む場面もあったようだが」

牛「米株安や円高も受けて、今日の東京株式市場は朝方から売りが先行し」

熊「日経平均は一時前日比300円を超す下げとなり、昨日の上昇分が打ち消されたかたちにも」

牛「本日の債券先物は、この株安や米債高を受けて買いが先行」.

熊「買い気配のスタートとなり、前日比51銭高の136円16銭で寄り付いた」

牛「寄り付き後、債券先物は136円20銭まで買われたが、その後は戻り売りに押される格好に」

熊「カナダが利下げしてFRBの利下げの可能性も出たといっても、日銀は不動如山」

牛「動かざること山のごとしか、ただし総裁は機動的対応も示唆しており、何かあった際には、疾如風」

熊「それはさておき、現物への戻り売りも入り債券先物はあっさりと136円を割り込み」

牛「引き続き出来高も薄い中にあって、じりじりと売られ一時前日比変らずの135円65銭に下落」

熊「現物は長期、超長期主体に売りに押され」

牛「10年296回が前日比-0.025%の1.560%の出合い後に、前日比+0.010%の1.595%に後退し」

熊「昨日入札された30年新発29回は前日比+0.005%の2.365%が打たれた」

牛「中期は相対的にしっかりではあるものの、やはり戻り売りに押される格好となり」

熊「2年273回は同-0.020%の0.740%の出合い後に0.750%が打たれ、5年76回は同-0.020%の1.120%の出合い後に1.125%が打たれた」

牛「結局、債券先物の前場の引けは前日比13銭高の135円78銭となり」

熊「日経平均は前日比265.18円安の9041.07円で前場を引けた」

猫「あの長寿番組の水戸黄門の20日放映分の視聴率が1965年以来、初めて10%を割り込んだそうよ」

熊「やはりスポンサーが松下電器からパナソニックに変ったのが影響したのか」

猫「テレビ東京でも時代劇を同時間に放映したので、時代劇ファンが分散してしまったからではないかと」

牛「スポンサーが変ったんやなくて、スポンサーの名前が変っただけやろ。でも松下という名前、残してほしかった気もするけど」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄135円82銭、高136円80銭、安135円76銭、引136円61銭(+96銭)
15051億円
2年273回 0.720%(-0.040%)
5年76回 1.090%(-0.050%)
10年296回 1.535%(-0.050%)
20年105回 2.185%(-0.015%)
30年29回 2.340%(-0.020%)


熊「東京時間の午後に入り、外国為替市場ではユーロやポンドなど欧州通貨が大幅に下落した」

牛「ユーロ円は138円もあっさりと割り込み、一時127円あたりまで円高ユーロ安が進行」

熊「英ポンドも下げており、対円で8年ぶりの水準をつけてきたとか」

牛「ヘッジファンドやCTAなどのポジションに何かしらのトリガーに引っかかったのではないかとの見方もあるが」

熊「この動きを見る限りは、何かしらの材料でユーロが売られたというより、ポジションのアンワインドの可能性は高いが」

牛「その背景には、イングランド銀行のキング総裁が、英国経済は景気後退の模様と発言するなど」

熊「欧州の先行き経済への懸念などもあったとみられ」

牛「さらにドイツの銀行にも公的資金の注入とも報じられているが」

熊「アイスランドに対して、IMFが60億ドル(約6,000億円)規模の緊急融資を行なうのではないかとの観測記事もあったが」

牛「今回の金融危機に対しての欧州の一部の国での負担の大きさなどを考えると」

熊「今回の危機による影響は、まだまだ大きいものがあり、とりあえずは短期金融市場では落ち着きを取り戻したかに見えたものの」

牛「今度はユーロやポンドの急落というかたちで、再び金融危機が意識されるような展開となってきた」

熊「日本株にとっては、欧州経済への影響とともに、ユーロ安などにともなう円高の動きはまさにダブルパンチとなり」

牛「ドル円も100円割れとなって、特に輸出企業などの株を主体に大幅下落となり」

熊「日経平均は9000円を大きく割り込んで、前日比600円を超す下げとなった」

牛「日経平均は結局、前日比631.56円安の8674.69円に」.

熊「こうなると、様子見気分の強かった債券も買わざるを得なくなり」

牛「債券先物はじりじりと買いが入り、136円台を回復し、一時前日比1円15銭高の136円80銭まで上昇した」

熊「債券先物の後場の出来高は1.5兆円を上回るなど、久しぶりに出来高も増加」

牛「前後場合わせて2兆円を超えるのは、15日以来のような」

熊「現物は超長期が重かったが、さすがに株式市場や外為市場動向などから」

牛「とりあえず、買っておかないと、といった買いがその超長期を含めて入ったとみられ」

熊「まず10年296回は前日比-0.050%の1.535%まで買われ」

牛「2年273回は引けあとに前日比-0.040%の0.720%が、5年76回も1.1%を割り込み、前日比-0.050%の1.090%に」

熊「重かった超長期は、引けにかけて年金さんの買いなどが入ったような動きとなり」

牛「20年105回は前日比-0.015%の2.185%が買われ、30年新発29回も同-0.020%の2.340%に」

熊「債券先物の大引は、前日比96銭高の136円61銭に」

牛「金融市場はやっとここにきて少し落ち着いてきたかと思ったのに」

熊「まだまだ先行きは不安定のようだ。今日の海外市場の動きも心配だな」

猫「しかし、なんで東京時間にこれほど動いたのかしらね」

熊「個人投資家の投資信託商品の解約に伴うユーロ売りも出たとの観測もあったようだけど」

猫「こうなると個人のお金は、どこに行っているのかしらね」

牛「個人向け国債の販売額なども低迷しているし、引き続き預金に集っている感じやな」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月21日(火曜日)


・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄135円67銭、高135円73銭、安135円54銭、引135円54銭、796億円
LIFFE、寄135円56銭、高135円62銭、安135円45銭、清算値135円58銭、125億円
CME日経平均先物、引け9395円


熊「昨夕、財務省は10年物価連動国債と15年変動利付国債の年内の発行を取りやめると発表した」

牛「物価連動国債は今月7日の入札日の前日夕方に、約3000億円の発行を中止していたが」

熊「12月4日に予定されていた15年変動利付国債約5000億円の発行も中止し、8000億円の発行を中止」

牛「この発行中止分の財源不足分については、20年国債の11月以降の発行予定額を毎月8000億円から9000億円への増額し」

熊「今年度ベースでみると、11月から3月までで20年国債は合計5000億円増額されることになり」

牛「これに加え流動性供給入札を、11月及び12月にそれぞれ1500億円、合計3000億円行なうことで都合8000億円分を補う」

熊「さらに11月13日に予定されていた15年変動利付国債の6000億円の発行を、来年2月に先送りするとか」

牛「ただし、需給が改善されないと来年2月の都合1.1兆円の発行を中止する可能性も」

熊「10年物価連動国債と15年変動利付国債はいずれも投資家ニーズにやや乏しかったことに加え」

牛「ここにきての金融危機の余波で海外投資家の換金売りで急落するなどしており、需給が悪化していたことに対応する」

熊「今月7日の突然の10年物価連動国債の入札中止もあって、今回の10年物価連動国債と15年変動利付国債の年内発行中止は好感されそうだが」

牛「20年国債の増発が、11月から増発されることはやや想定外であったようにも」

熊「二次補正後や来年度の国債発行計画も絡んで、場合によっては来年あたりから20年国債や5年国債あたりの増発もあるかなと思っていたけど」

牛「今日は30年国債入札、来週にはその20年国債入札が予定されているけど、今回の発表が微妙に入札に影響する可能性はあるものの」

熊「それでも超長期債には、特に20年にはそれなりにニーズもあるとみられ影響は限定的のようにも」

牛「ただ今日の30年債は投資家層が限られていることや、ここにきて超長期ゾーンへの購入に投資家さんはやや慎重ともみられ」.

熊「テールはやや流れるとも見られているが、これも蓋を開けてみなければわからない」

牛「昨日の米国債券市場では、中短期債が売られた反面、長期ゾーンが買われ、イールドカーブはフラット化」

熊「昨日の欧米市場では株式市場がしっかり、そういえば昨日の東京株式市場もしっかりだったが」

牛「欧米諸国の金融不安に向けた積極的な対応で、さすがにいっときほどの金融不安は後退しつつあり」

熊「金融不安の高まりを背景に、中短期債買い長期債売りをしていた投資家が反対売買をしてきたのではないかと」

牛「米10年債利回りは前日比-0.09%の3.84%に対し、米2年債利回りは同+0.08%の1.70%に」

熊「昨日、FRBのバーナンキ議長は下院予算委員会で、財政による景気下支えを要請したが、これは極めて異例とも」

牛「この発言を米株式市場は好感し、ダウは413.21ドルも上昇していたが」

熊「欧米諸国は公的資金の注入に加え、今度は景気対策と財政出動の大盤振る舞い」

牛「いずれこれは国債市場に跳ね返ってくる可能性がありそうやが」

熊「とりあえず、目の前の危機への対応が重要ということなのだろうな」

牛「債券先物は昨日のイブニングやLIFFEでも小動きとなり、建て玉の変動もここにきて少なくなってきている」

熊「むしろ現物の値動きが荒くなっているようにも見えるが、今日はなにはともあれ30年国債入札動向に注目か」

猫「今日は日銀副総裁候補の山口日銀理事に対する所信聴取が両院の議員運営委員会で実施されるそうね」

熊「昨日の日銀の支店長会議でも全地域での景気判断が下方修正されており、山口理事の景気の先行きに対しての見方なども注意したいが」

猫「天気の行方にも注意よね。明日以降崩れるみたいだから、今日の晴天は有効に利用しないと」

牛「今日も澄み切った青空が見えているけど、世界の金融市場はいつになったら澄み切った景色になることやら」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄135円69銭、高135円75銭、安135円46銭、引136円65銭(-7銭)
6539億円
2年273回 %(%)
5年76回 1.135%(+0.005%)
10年296回 1.590%(+0.020%)
20年105回 2.215%(+0.055%)
30年28回 2.400%(+0.060%)


熊「今日の日経平均株価は、米国株の上昇もあって一時前日比300円を超す上昇となったが」

牛「一時の株価急落といった状況から、ここにきて少しそういった投売りも収まってきたんかな」

熊「短期金融市場も一時に比べれば、落ち着きを取り戻しつつあるが」

牛「それでも、金融機関によってはなかなか資金調達が難しい状況には変りはないようで」

熊「落ち着きを取り戻しているのは、あくまで表面上かとも」

牛「今日の無担保コール翌日物の調達金利は国内銀行で0.5%程度、外銀で0.51%あたりかと」

熊「さて、本日の債券市場では、昨日に財務省から発表された10年物価連動国債と15年変動利付国債の年内発行中止なども材料視された」

牛「特に10年物価連動国債と15年変動利付国債の年内発行中止の代わりに、11月から20年国債の発行額が一回あたり1000億円増発されることや」

熊「今日は30年国債の入札も実施されることで、現物はこの超長期ゾーン主体に売り圧力が強まった」

牛「特にこの30年国債は、これまで海外投資家さんがかなり購入していたとみられ」

熊「今回の金融危機の煽りもあって、海外投資家さんは動きづらい」

牛「このため、国内の投資家さんの動向に注目が集るが、果たしてどの程度のニーズがあるのか」

熊「なかなか見込みづらいこともあって、30年入札に対しては警戒する見方も強いが」

牛「16日の5年入札やないけど、みな警戒していると、案外結果はしっかりとなることもある」

熊「今日の30年国債入札、利率は2.4%の29回と発表されたが」

牛「もしかすると今回もそこそこ札を入れてくる業者さんもいるのではないかとの期待も」.

熊「こればかりは、蓋を開けてみないとわからないけど」

牛「現物債は長いところから売られて、まず30年28回は引けあと前日比+0.070%の2.410%ヒット」

熊「ちなみに30年29階は2.45%あたりのようだが」

牛「20年105回は、2.200%での出合いのあと、一時前日比+0.065%の2.215%が打たれた」

熊「そして、10年296回は前日比+0.020%の1.590%、動きは1.590-595%と狭いレンジ内に止まる」

牛「中期ゾーンは比較的しっかりで、5年76回は前日比+0.005%の1.135%と」

熊「イールドカーブはスティープニング圧力を強める格好に」

牛「債券先物の寄り付きは前日比3銭安の135円69銭」

熊「前場の引けは135円65銭となり、方向感に乏しい展開となったが」

牛「株価の上昇や、入札への警戒が上値を抑えたものの、比較的中期はしっかりで下値も限られたと」

熊「というより、前場の出来高はわずかに6539億円しかなく、参加者が少ない」

牛「しかし、店頭は結構、一般債の入れ替え売買などで活況らしいが」

熊「後場はまず30年国債の入札結果を確認と、その後は現物には押し目買いも入りそうだが」

猫「日銀副総裁候補の山口日銀理事は、日銀の舵取りは一層難しさを増していると発言(QUICK)」

熊「どちらかというと、舵をどちらにも曲げられないような状況にあるようにも」

猫「そして、日本経済の不確実性がさらに高まっているとの認識も示したそうよ(QUICK)」

牛「世界経済の不確実性が高まっているだけに、日本経済の先行きも見通しづらいんやな」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄135円66銭、高136円10銭、安135円57銭、引135円65銭(-7銭)
10696億円
2年273回 0.755%(-0.015%)
5年76回 1.140%(+0.010%)
10年296回 1.585%(+0.015%)
20年105回 2.190%(+0.030%)
30年28回 %(%)


熊「12時に締め切られた30年国債(29回)の入札結果は、最低落札価格99円35銭、平均落札価格99円47銭となり」

牛「前場引けの水準が2.445%近辺となっていたことを考えると、居所はしっかり」

熊「さらにテールは12銭とほぼ前回、前々回並み(11銭)となり、結果としては無難な入札となった」

牛「外資系業者さんも積極的に応札していたとみられるが、市場推定では半分程度の落札先が不明だったのではとも」

熊「そこそこまとめて落とした業者さんがいたのかな、そうなると、その背景には投資家さんがいた可能性もありそうだが」

牛「あまり勝手な想像力を巡らせないように」

熊「16日の5年国債のときもそうだったが、悲観する声が多いようなときは、意外に結果はしっかりとなることも多い」

牛「債券先物は135円66銭で後場寄付き後、30年入札への懸念が後退したのか次第に買戻しが入り」

熊「入札の結果発表後には、一時136円台を回復し、前日比38銭高の136円10銭まで買い進まれた」

牛「日経平均が後場に入り、上げ幅を縮小してきたことも、債券先物の買い戻しを誘ったようや」

熊「しかし、日経平均はその後、持ち直してきて、債券先物は現物の戻り売りなどもあって上値が重くなった」

牛「それにしても、ここにきての東京株式市場はさすがに売り飽き気分も出てきたんやろうか」

熊「いくらなんでも、一時のように一日1000円ずつ下げていったら、そのうち日経平均はマイナスになってしまうぞ」

牛「世界的な金融危機の影響を、日本経済も大きく受けているとはいっても、さすがに売られすぎやろ」

熊「今回は企業業績見通し云々の売りというよりも、とにかく株などを売って少しでもキャッシュ化を急ごうと」

牛「そういった嵐は、欧米各国政府や中銀の積極的な対応によって、なんとか少し治まってきた」.

熊「マーケットはある意味、マインドでも動く部分もあるし、とにかく少し落ち着けと」

牛「まだまだ予断は許さないが、短期金融市場も表面上は落ち着いてきたし」

熊「ということで、今日の日経平均は結局、前日比300円高で引けている」

牛「債券は、20年の11月からの増発がボディーブローのように効いたのか」

熊「20年105回は後場に入り一時2.170%まで買われたものの、再び戻り売りが入り前日比+0.035%の2.195%が打たれ」

牛「一時1.550%が買われた10年296回もその後、前日比+0.015%の1.585%に後退した」

熊「債券先物は再び136円を割り込み、引けにかけてはさらに戻り売りに押され」

牛「結局、前日比7銭安の135円65銭と前場の引けと同値で大引に」

熊「というか、朝の寄り付きが135円69銭で後場寄りも135円66銭と」

牛「途中の上げ下げはあったにせよ、終わってみれば方向感なき展開となったのか」

熊「年内の入札が中止された物価連動国債などは、しっかりだったとも」

牛「債券先物の出来高は今日も前後場合わせて2兆円に届かず」

熊「建て玉も5兆円割れが続いており、その建て玉の日々の増減もここにきて限られているのも気になるが」

猫「協調求められて、必要のない政策を行なうことはないとは、山口日銀副総裁候補(ロイター)」

熊「そうだよなあ、無視やり一緒に利下げしたらゼロになってしまっていたし」

猫「ただ日銀は20日の白川総裁の支店長会議の挨拶見ても、だいぶ景気に対しては悪化を示す表現になっているようね」

牛「景気は停滞を続ける可能性が高いとみられるとしており、これらから見ても日銀はさらに景気判断を下方修正してくるんかな」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月20日(月曜日)


・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄135円74銭、高135円85銭、安135円55銭、引135円70銭、816億円
LIFFE、寄135円70銭、高136円00銭、安135円70銭、清算値135円80銭、133億円
CME日経平均先物、引け8655円


熊「今日、日銀の支店長会議が開催される」

牛「日本もここにきて景気後退色が強まっているだけに、特に厳しいとみられる地方の動向などを確認したい」

熊「米国では住宅市場を中心に非常に厳しい状況となっている」

牛「先週末に発表された9月の住宅着工件数は、前月比6.3%減の81.7戸と、17年8か月ぶりの低水準に」

熊「さらに金融危機により景況感が悪化しており、10月の消費者態度指数(ミシガン大学調べ)は57.5と市場予想も下回った」

牛「9月の70.3からの低下幅は12.8ポイントと、この低下幅は過去最大となったとか」

熊「これを受けて先週末の米国市場で債券は反発し、10年債利回りは前日比-0.03%の3.93%に」

牛「ただ2年債はやや上値重く、前日比変らずの1.62%となっていた」

熊「米株式市場はあいも変わらず値動きの激しい相場となっており、朝方は9月住宅着工などを受けて一時260ドル安となったが」

牛「原油先物価格の上昇などからエネルギー関連株など買われ、今度は一時300ドル以上の上昇となったものの」

熊「引けにかけては再び戻り売りに押され、ダウは127.04ドル安の8852.22ドルの引け、ナスダックは6.42ポイント安の1711.29に」

牛「先週末は個別株・株価指数オプションの権利行使最終日だったことで、相場が荒れたとも見られたが」

熊「市場参加者も先行きが見通しづらくなり、今回の金融危機で損失をくらった参加者も多いと見られ、リスクも取りづらくなっている」

牛「それは東京市場でも同様で、東京株式市場も値動きの粗い展開が続いている」

熊「円債も同様だが、ただし先週末あたりから少し値動きが落ち着いてきたようにも思われる」

牛「この背景のひとつが、足元短期金利の落ち着きも要因か」.

熊「今週の無担保コール翌日物の金利は、日銀の誘導目標値の0.5%近辺で安定しての推移が予想されている」

牛「ただし、ターム物はまだ資金の出し手が慎重であり、なかなか低下しづらい状況に」

熊「ロンドンでの銀行間金利も足元は1%程度と落ち着いてきたが、3か月物などは引き続き4%を超えている」

牛「金融不安がある程度払拭されない限りは、ターム物と呼ばれるやや期間の長い金利は高止まりが続くとみられるが」

熊「ブッシュ大統領は、G8を中心とする緊急サミットを米国で開催する方針を明らかにした」

牛「今回の危機に対して、ここにきて欧米政府は積極的な対応を行なっているが」

熊「金融危機はさすがに収まってくるとみられるものの、今度は実態経済への影響も懸念されることで」

牛「新興国も含めて、早期の金融危機の払拭を計ろうとしているが、はたしてサミットで何かしら有効な手段が講じられるかどうか」

熊「そういえばサミット議長の麻生首相はスーパーマーケット視察に行っていたようだけど、こちらはどうも選挙を意識した動きにも」

牛「さて、今日の東京市場、日経平均は先週引け近辺主体の動きとなりそうやが」

熊「債券は米債高もあり、底堅い動きも予想されるが、明日の30年国債入札も控え」

牛「超長期ゾーンにはヘッジ売りも入りやすいようにも」

熊「先週末、時価会計の一部凍結報道を受けて15年変国が大きく買われていたけど、この動向にも注意かな」

猫「パウエル前国務長官がオバマ氏を支持を表明し、これでさらにオバマ氏が有利になりそうね」

熊「米国大統領選の行方も注目だけど、日本の衆院選はどうなるのだろう」

猫「ブッシュ大統領が提唱した金融サミットも、衆院選挙の日程に微妙に影響しそうね」

牛「なにはともあれ、今週の市場も荒れそうやけど、がんばりましょう」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄135円60銭、高136円40銭、安135円47銭、引136円30銭(+55銭)
8274億円
2年273回 %(%)
5年76回 1.100%(-0.040%)
10年296回 1.530%(-0.050%)
20年105回 2.130%(-0.015%)
30年28回 %(%)


熊「先週末の米国市場では、発表された9月の住宅着工件数の悪化などを受け」

牛「債券は反発し、10年債利回りは前日比-0.03%の3.93%としっかりとなっていたが」

熊「今日の債券先物は、朝方から株がしっかりしていたことなどから、売りが先行し」

牛「先週末15銭安の135円60銭で寄り付いて、その後は一時135円47銭まで下落した」

熊「現物10年296回も売られ、先週末比+0.020%の1.600%ちょうどの出合いに」

牛「日経平均先物は、先週末比130円高の8830円で寄り付くなどしっかり」

熊「先週末の米ダウは下落したものの、本日の東京株式市場は新日鉄の今期の減益幅の縮小や」

牛「パナソニックの上期の営業利益が減益予想から増益予想となったことなどが好感されたようで」

熊「やっと少し市場心理も落ち着きを取り戻しつつあるとみられ、こういった好材料にも反応するようになったのか」

牛「日経平均はその後一時先週末比200円高の8900円まで買われるなどしっかりに」

熊「債券市場では、株高が一時的に上値を抑えたかもしれないが」

牛「短期金融市場もここにきて落ち着きを取り戻してきたことや」

熊「景気の先行き見通しもなかなか厳しいこともあって、現物債は中長期ゾーン主体買われた」

牛「今日の日銀支店長会議での白川総裁の挨拶においても、当面、海外経済の減速が明確化するもとで景気は停滞を続ける可能性が高いと指摘」

熊「設備投資は減少、個人消費も弱めの動きとなっていると」

牛「国際金融資本市場では緊張感が強まっており、また、世界経済には下振れリスクがあるとも指摘している」.

熊「そういえば、オランダ金融大手のINGが公的資金1.3兆円で資本増強へとの報道もあった」

牛「現物は10年296回が朝方の1.600%から一時先週末比-0.050%の1.530%が買われ」

熊「引き続き値動きは荒いものの、とにかく長期ゾーン主体に押し目買いが入り」

牛「5年76回も朝方の1.140%から、先週末比-0.040%の1.100%ちょうどが買われ」

熊「明日の30年国債入札、28日の20年国債の入札など控えて、上値の重かった超長期も結局買いが入り」

牛「朝方、変わらずの2.145%で出合った20年105回は、前場の引けにかけて先週末比-0.015%の2.130%が買われた」

熊「これを受けて、債券先物は月曜日ということもあって、参加者も限られる中、まさに閑散に売りなしと」

牛「先週末比50銭を超す上昇となり、一時前日比65銭高の136円40銭まで買い進まれた」

熊「今日発表された9月の公社債投資家別売買状況で、短期証券を除いた公社債売買高で都市銀行が買い越しに転じていたが」

牛「今日もそのバンクさんあたりからの買いが入ったのではないかとの指摘もあったようや」

熊「結局、債券先物は前日比55銭高の136円30銭で前場を引けており」

牛「日経平均先物も先週末比50円高の8750円としっかり」

熊「日銀は、国債買入3000億円オファー」

猫「ここにきて日本ではお弁当箱が売れているそうだけど、これも景気悪化によるものなりかしら」

熊「欧州で金庫が売れているのは、タンス預金用か」

猫「原油先物価格はずいぶん下がったけど、ガソリン価格はまだまだ高いし」

牛「しかし、景気悪化の材料ばかりの中にあって、ここにきての原油価格の下落基調は数少ない好材料とも」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄136円28銭、高136円28銭、安135円56銭、引135円72銭(-3銭)
10678億円
2年273回 0.770%(-0.010%)
5年76回 1.135%(-0.005%)
10年296回 1.570%(-0.010%)
20年105回 2.155%(+0.010%)
30年28回 %(%)


熊「日銀の国債買入の結果は、応札額7232億円、全取利回格差-0.014%、平均落札利回格差-0.005%としっかり」

牛「しかし、相場への影響は限られ、債券先物は136円28銭と前場引けから2銭安で後場寄り付きに」

熊「結果からみると、後場はこの136円28銭が高値となり、その後戻り売りに押された」

牛「反対に日経平均先物は後場前場引けからは、60円高の8810円で寄り付いたが」

熊「日経平均先物はこの8810円が後場の安値となり、その後じりじりと買戻された」

牛「債券相場は、この株高に上値を抑えられた面もあるものの」

熊「後場の反落は、現物に今度は戻り売りが入った影響が大きかったようにも思われる」

牛「ただし、商いは引き続き閑散、前場も板の薄い中、ちょっとした買いで上昇していたとみられ」

熊「後場は反対にちょっとした現物売りで、先物も連れ安となったとみられる」

牛「日銀は今日の支店長会議で、地域経済報告、通称、さくらレポートを発表」

熊「この季節だと、さくらレポートというよりも、もみじレポートのような気もするけど」

牛「表紙の色なんやからしょうがないやろ、とにかくそので基調判断は、全体として停滞していると、前回から引き下げた」

熊「さらに、地域別では9地域中全地域の景気判断が下方修正されたが」

牛「2005年4月にさくらレポートがスタートして以来、全地域の景気判断が下方修正されるのは初めてだそうや」

熊「まさにサクラチル、といった状況か」

牛「こらこら、しかし、これによる相場への影響は限られた」.

熊「日経平均はじりじりと買戻されて、先週末比300円を超す上昇となり、9000円の大台を回復した」

牛「今日の東京市場は、なんか妙にしっかりといった感もあるが、海外投資家さんの買いんなどが入ったんやないかとの見方も」

熊「そういえば、ネット証券の新規口座数がここにきて増加しているそうで、これまで株を買ったことのない個人の買いなども」

牛「債券市場では、現物債が戻り売りに押され、結局、超長期だけでなく中期にも戻り売りが入り」

熊「前場2.130%が買われていた20年105回は一時は先週末比+0.015%の2.160%に後退」

牛「明日の30年国債入札に向けてのヘッジ売りも入ったものとみられる」

熊「30年国債をこれまで大きく買っていた海外投資家さんが、今回の金融危機の影響で果たしてどうなるか」

牛「30年はそれなりに国内生保さんなどによる買いに期待する見方もあるようやが」

熊「そして、10年296回前日比-0.045%の1.535%で後場出合ったあと一時先週末比変わらず1.580%が打たれ」

牛「5年76回も前場は1.140%で出合ったあと、一時1.095%まで買われたんやが、後場また1.140%が打たれた」

熊「本当に参加者が少なくて、現物も値飛びが激しいなあ」

牛「債券先物は結局、一時135円56銭まで売られたものの、前場安値の135円47銭は割り込まず」

熊「前場レンジ内での動きに止まり、大引は135円72銭となった」

猫「昨日の一千万円の馬券を出した秋華賞を制したブラックエンブレムのオーナーって、株のディーラーなの」

熊「スポーツ紙などによると、ブラックエンブレムのオーナーは4月に契約したリーマン・ブラザーズの倒産で現在は無職だとか」

猫「3着となったプロヴィナージュのオーナーは、リーマンに勤める前の同僚だそうよ」

牛「馬主って、いったいいくらかかるんや」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月17日(金曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄135円94銭、高135円98銭、安135円73銭、引135円85銭、1725億円
LIFFE、寄135円87銭、高136円10銭、安135円63銭、清算値136円10銭、216億円
CME日経平均先物、引け8805円


熊「今朝の日経新聞一面は、日米欧が金融商品を時価で評価する時価会計の適用を一部凍結する方向で動き出したと伝えている」

牛「日本も企業会計基準委員会(ASBJ)が時価評価の対象外になる範囲を拡大するなどの会計基準を見直す検討を始めたとか」

熊「世界的に時価会計導入を主導した米国が、今回の金融危機で緩和に転換し、欧州も追随し、そうなると日本も追随せざるを得ない」

牛「時価会計がグローバル・スタンダードだからとばかり、日本も渋々時価会計に向けて舵を切っていたというのに、なんという皮肉な」

熊「結局、欧米が作った金融界でのグローバル・スタンダードとは、欧米の金融機関が儲け易いように作ったものということなのか」

牛「今頃気がついたんか。まあ、そのしっぺ返しが今回の金融危機とも言えるけど」

熊「その金融危機は景気も直撃し、このところ発表される米経済指標はどれも悪化を示すものばかり」

牛「昨日発表された9月鉱工業生産は前月比-2.8%となり予想の-0.8%を大きく下回り」

熊「10月フィラデルフィア連銀製造業業況指数も-37.5と大幅に悪化した」

牛「米株式市場ではこれら指標の悪化や、シティグループの大幅な赤字決算なども嫌気して一時前日比380ドル程度下げる場面もあったが」

熊「このところ日本も含めて世界の金融市場は非常に値動きの荒い展開となっているが」

牛「昨日の米国株式市場も同様で、金融保証会社、いわゆるモノラインの救済観測や」

熊「NY原油先物が一時69.85ドルとついに70ドルも割り込むなど、下落したことも株式市場は好感材料と捉えたようで」

牛「さらに引けあとに発表されるグーグルの決算への期待もあって、ハイテク株なども買いが入り」

熊「ダウは結局前日比401.35ドル高の8979.26ドル、ナスダックは89.38ポイント高の1717.71で引けている」

牛「昨日は米9月消費者物価指数も発表されたが、こちらは前月比横ばいとなり落ち着いた動きに」.

熊「米債は結果的には米株が上昇したことで上値が抑えられ、10年債利回りは前日比+0.01%の3.96%、2年債は同+0.06%の1.62%に」

牛「昨日の5年国債入札は事前にやや警戒感も強まったが蓋を開ければ、まずまず無難な入札結果となった」

熊「ここにきて少し短期金融市場が落ち着いてきていることで、中期ゾーンには買いも入りやすくなったのではともみられるが」

牛「TBなどの金利も0.6%台となり、無担保コール市場での外銀の調達金利も0.5%台と落ち着いたものとなってはいるが」

熊「新発CPの金利などは高止まり状態となり、また債券市場では一般債と国債の利回り格差は開いたままの状態となっており」

牛「地方債の起債に続き、昨日は一部政保債でも起債中止の発表もあったように、まだまだ市場機能は回復していない」

熊「だからこそ、余計に債券市場はリスクを取れる参加者がいないことで、値動きが激しくなり」

牛「現物はそれそれの年限が勝手に動くし、超長期など日替わりで買われたり売られたりが極端になっている」

熊「債券先物も建て玉は5兆円割り込んだまま、やはり板の薄い中、値動きは激しい展開が続いている」

牛「今日の債券はは米株高・債券安を受けて上値が重そうやけど、下値も限定的か」

熊「チャート分析などもあまり機能しないとみられるが、とりあえず先物の日足チャートからは今日は底堅い動きが予想される」

牛「今日は白川日銀総裁が全国信用組合大会で挨拶するそうやが、総裁の発言内容などもチェックかな」

熊「夕方には経済財政諮問会議なども予定されている」

猫「東京駅前に37階建ての仮称JPタワーが建てられるそうね」

熊「JPタワーといっても、某米金融機関のタワーとかではなくて、日本郵政グループの再開発事業」

猫「どうせなら真っ赤な昔のポストの形とかにすれば、わかりやすいのにね」

牛「東京駅前も高層ビルが立ち並んでいるけど、なんか皆同じような形だし、ひとつぐらい個性的なものがあっても良いような」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄136円05銭、高136円25銭、安135円61銭、引135円68銭(-23銭)
8182億円
2年273回 0.785%(-0.005%)
5年76回 1.140%(-0.005%)
10年296回 1.595%(+0.010%)
20年105回 2.135%(+0.025%)
30年28回 %(%)


熊「与謝野経済財政担当相は、税収の減額補正に伴う赤字国債は許されるが、追加経済対策で赤字国債発行は望ましくないと発言」

牛「また正当化される公的資本形成があれば、建設国債発行は是認されるとも与謝野さん(ロイター)」

熊「赤字国債と建設国債の区分事態、あまり意味ないような気もするけど」

牛「今朝の日経新聞でも、2次補正での追加経済対策の財源は財政特会を活用とあったが」

熊「本来、借金返済に使うべき特別会計の準備金を使うというのも、どうかなあ

牛「そして、今年度の税収はこの景気後退の中、法人税収などの大幅下振れは避けられず」

熊「日経では、減収額は3兆円を上回る見通しもあると伝えている」

牛「この部分については、与謝野さんの発言にもあったように、赤字国債の発行に頼らざるを得ない」

熊「今年度の国債発行については、リーマン破綻の影響で発行できなかった分や、入札日前日に入札中止となった物価連動国債の分なども」

牛「それらは発行額全体に占める割合は大きくはないとはいえ、とにかく今後は国債発行圧力は強まるものと」

熊「これは日本ばかりでなく、公的資金などをたんまり使う欧米の財政事情も今後は大きな問題になる懸念もあるが」

牛「なにはともあれ、まずはこの金融危機をなんとかしなければならず」

熊「その後は金融機関のバランスシートをより健全化させるためにも、景気の回復が必要となり」

牛「財政の問題はとりあえず目を瞑って行かざるを得ないか」

熊「作者はいずれ、日米欧の国債は危なくない、という本を書くかもしれないぞ」

牛「といったことはさておいて、昨日の米国株式市場は乱高下後ダウは401ドル高となり、米債は小幅反落となった」.

熊「米株高を素直に反応して、日経平均先物は前日比460円高の8710円で寄り付いた」

牛「米国市場の引けあとに発表されたグーグルの好決算を受けてのグーグル株の上昇なども影響か」

熊「短期金融市場では、今日は即日に始まる資金供給オペを見送ったが」

牛「無担保コール翌日物金利は邦銀も外銀も0.5%近辺で取引するなど」

熊「ひところに比べて、だいぶ落ち着きを取り戻してきたことは確か」

牛「債券先物は一時、136円25銭まで買われたが」

熊「短期金融市場の落ち着きから、2年273回は前日比-0.020%の0.770%の出合いとなり」

牛「昨日入札された5年76回は前日比-0.010%は1.135%としっかり」

熊「ただし、株の上昇に加え、長期や超長期ゾーンに売りが入り」

牛「その後、債券先物は戻り売りに押され、36円を割り込んで一時135円61銭まで下落」

熊「10年296回は前日比+0.010%の1.595%、20年105回同+0.025%の2.135%が打たれた」

牛「日経平均は8700円台を回復する場面もあったが、前場引けは129.66円高の8588.11円」

熊「そして、債券先物の前場の引けは前日比23銭安の135円68銭に」

猫「なんか久しぶりに東京市場は静かな動きとなったようね」

熊「どうかなあ、後場大きく動かないとも限らないけど」

猫「各国政府も精一杯の危機対応しているし、株もそうそうは売りづらいんじゃない」

牛「とはいうものの、景気の先行きやそれにともなう企業業績の悪化なども懸念されて、株の戻りも鈍いのも確かやな」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄135円71銭、高135円89銭、安135円68銭、引135円75銭(-16銭)
6501億円
2年273回 0.780%(-0.010%)
5年76回 1.140%(-0.005%)
10年296回 1.570%(-0.015%)
20年105回 2.140%(+0.030%)
30年28回 %(%)


熊「今日の後場の債券市場は、久しぶりに様子見気分も強まって週末らしい展開となった」

牛「日経平均は結局、前日比235.37円高となったが」

熊「それでも米国の株式市場の戻りに比べると、東京市場の戻りはかなり鈍い」

牛「引き続き、換金売りなどに加えてポジション調整売りも株式には入っているんやろうか」

熊「債券先物の後場寄付は135円71銭と前場引けから3銭高となり」

牛「その後買戻しが入り135円89銭まで買われるが、戻りも限られ」

熊「その後135円68銭まで売られ、135円後半でのもみ合いとなった」

牛「引き続き出来高は薄く、週末相場の様相となった。大引は前日比16銭安の135円75銭に」

熊「現物は10年296回が1.580%から1.585%あたりの動きに」

牛「中短期債には、朝方から投資家の買いが入りしっかりとなっていたが」

熊「後場に入っては、やや戻り売りに押され5年76回は前日比変らずの1.145%に」

牛「そして来週の30年国債の入札も控え超長期は重く、20年105回は+0.030%の2.140%が打たれた」

熊「その来週の債券相場だけど、まず20日に日銀の支店長会議が開催される」

牛「欧米の大手金融機関への公的資金の注入など各国政府の積極的な対応で、過度な悲観論はやや後退しつつあるが」

熊「しかし、世界的な金融危機の景気への影響を市場では次第に材料視しつつあり」

牛「ここにきて発表された米経済指標も、かなりの悪化を示すものが多かった」.

熊「日本においても同様に景気悪化懸念も強まっており」

牛「日銀の支店長会議でも地方経済の悪化も示されるものとみられ」

熊「先行き景気悪化見通しが債券相場にとり下支え要因となるとみられるが」

牛「さらに短期金融市場の落ち着きにより、換金売りなども次第に影を潜めてくると予想され」

熊「今日も中短期債にはキャッシュ潰しの買いが入ったとも」

牛「しかし、債券市場での機能回復の改善にはまだ時間が掛かるとみられ」

熊「一般債も格付の低いものはほとんど取引されておらず、レポもまだ機能が回復してはいない」

牛「なんといっても当面は、まだ何か起きるかもといった先行きの不透明感などから、投資家も慎重姿勢を維持してくるとみられ」

熊「業者も引き続きリスクを取りづらい環境は続きそうで、それらが債券の戻りを限定的にさせているとともに」

牛「海外投資家がこれまで多く買っていたとみられる21日の30年国債入札の動向も気がかりではある」

熊「国内生保さんあたりが、がんばって買ってくれるのではないかとの期待もあるようだが」

牛「また、衆院選挙の行方や二次補正などにからんでの、財政悪化への懸念が強まることも」

熊「結局来週の債券相場も、値動きは激しいながら方向感の乏しい展開が続くと予想される」

猫「金融市場は壊れてしまっているようだけど、こんなときこそ休みはリフレッシュしないと」

熊「食欲の秋、運動の秋、そして行楽の秋でもあるし」

猫「週末のお天気も良さそうだし」

牛「天高く株冷える秋か」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月16日(木曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄135円80銭、高136円03銭、安135円66銭、引136円00銭、1167億円
LIFFE、寄135円90銭、高136円10銭、安135円55銭、清算値135円75銭、309億円
CME日経平均先物、引け8465円


熊「昨日発表された米国の9月小売売上高は、前月比-1.2%と市場予想以上の減少となった」

牛「今回の金融危機が実体経済にも影響を及ぼしており、個人消費も冷え込んでいることが明らかに」

熊「業種別で特に大きな落ち込みとなったのが、自動車と自動車部品ディーラーの-3.8%、衣料品なども-2.3%と大きく落ち込んだ」

牛「10月のニューヨーク連銀製造業業況指も-24.6と、こちらも市場予想以上に大幅に悪化した」

熊「そして、米国時間の午後、バーナンキFRB議長は講演において、信用逼迫の緩和には時間がかかるとし」

牛「金融の混乱や資金調達への圧力は、成長への著しい脅威と」

熊「そして、市場が安定しても景気はすぐに回復せずと、景気に対しての厳しい見方を示した」

牛「昨日公表された米地区連銀経済報告(ベージュブック)でも、9月の経済活動は全12地区で弱まったと指摘」

熊「さらに、経済見通しにおいても悲観的な見方が強まったとしており」

牛「これらを売けて昨日の米株式市場は引けにかけて下げ幅を拡大せ、ダウは前日比733.08ドル安の8577.91ドルとなり」

熊「ダウの下げ幅は過去2番目を記録してしまい、ナスダックも150.68ポイント安、S&P500種平均の下落率はブラックマンデー以来の大きさに」

牛「市場参加者も金融不安から次第に景気動向に視線を移しつつあるように思われる」

熊「景気悪化懸念の強まりは原油先物にも影響し、WTIの11月物は1バレル74.54ドルに下落している」

牛「これを受けて、米株式市場では石油関連株なども売られたそうや」

熊「米債は、金融安定化策や景気対策観測などから、国債発行増にともなう需給悪化懸念などから朝方は売りに押される場面もあったが」

牛「米10年債利回りは一時4.10%に上昇していたが、午後に入りバーナンキ議長発言などを受け景気後退観測が強まり」.

熊「株の下げ幅拡大などを受けて、次第に買いが優勢となり、結局、10年債利回りは前日比-0.13%の3.95%と」

牛「東京市場もかなりボラタイル、値動きの激しい展開が続いているけど米国の株や債券の変動幅も大きい」

熊「それだけ投資家や業者がリスクを取りにくくなっていることの現れともいえるのか」

牛「今日は5年国債の入札も実施されるが、業者も慎重な応札になるとみられ、ややテールは流れる可能性も」

熊「しかし、この環境下、流動性がある国債へのニーズは強いとみられ、入札そのものへの懸念はないと思われる」

牛「利率は1.2%、もしくは1.1%となる可能性も」

熊「外為市場では、円買いドル売りが進み、今朝のオセアニア時間でもドル円は100円割れとなっている」

牛「円債先物はイブニングセッションで136円ちょうど、LIFFEで135円75銭で引けているが」

熊「米国時間の午後に米債は急反発していることもあり、今日の債券先物は買いが先行するものとみられる」

牛「寄り付き後の相場は、先物・現物ともに引き続きちょっとした売り買いで上げ下げの激しい展開も予想される」

熊「短期金融市場はやや落ち着きを取り戻しつつあるとみられるが、市場機能の回復には時間もかかることで」

牛「投資家さんなども慎重な姿勢を維持するとともに、業者もポジションを傾けづらい状況は続くものと」

熊「結局小、相場は荒れるが方向感は見出しにくいか」

猫「米政府は14日に2008会計年度(2007年10月から2008年9月)の米財政赤字が前年度比2930億ドル増の4550億ドルと過去最大になったと発表」

熊「預金保護の費用などの支出増加に加えて方、景気低迷による税収減も影響して財政赤字が拡大、この動きはさらに続きそうだな」

猫「日本でも景気悪化の影響などから、税収軒並み落ち、減額補正をせざるを得なくなるほど厳しいものになると思っていると昨日の麻生首相」

牛「日米さらに欧州も含め、景気悪化とともに財政ほの動向にも注意しておく必要はありそうやな」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄136円20銭、高136円39銭、安135円74銭、引135円89銭(+9銭)
9457億円
2年273回 0.800%(+0.005%)
5年75回 1.175%(+0.005%)
10年296回 1.585%(+0.005%)
20年105回 2.045%(-0.035%)
30年28回 %(%)


熊「バーナンキ議長は講演で米景気先行きに厳しい見通しを示し、ダウは733ドルと史上2番目の下げ幅を記録し」

牛「日経平均は米株安から前日比1190円安の8300円で寄り付き後にサーキット・ブレーカーが発動し売買停止となるなど」

熊「まだまだ株式市場は落ち着きを取り戻せないでいる」

牛「その後、日経平均先物には買戻しも入り、8730円まで戻す場面もあったが」

熊「結局、日経平均は前日比911.91円安の8635.56円と前日比1000円近い下げとなっているが」

牛「ここにきて大きな下げに慣れてしまったのか、それほどの驚きでもなくなってしまっているような」

熊「本日の債券先物は株安や米債高などから買いが先行し、買い気配ののち前日比40銭高の136円20銭寄り付いた」

牛「株の大幅な下落を受けて、債券先物は一時前日比50銭以上の上昇となり前日比59銭高の136円39銭まで上昇」

熊「しかし、ここで待ってましたといった売りも入った」

牛「ここにきて先物も市場参加者が少なくなって、値動きだけは激しい展開が続いている」

熊「そんな中で、とりあえず今日はやや割高に推移していたことで、ヘッジ売りを入れやすかったともみられ」

牛「そのヘッジというのは、5年国債の入札に向けてやな」

熊「出来高見る限り、それほど大きなヘッジ売りは入ってはなかったとは思われるものの」

牛「結果としては、先物は一時前日比2銭安の135円78銭まで売りに押された」

熊「現物は10年296回が前日比-0.050%の1.530%の出合い後に、前日比+0.005%の1.585%が打たれ」

牛「入札を控えた5年75回は前日比-0.030%の1.140%が朝方買われたが、その後同+0.005%の1.175%まで打たれた」.

熊「今日入札の5年国債の利率は1.2%と発表された。回号は76回となる」

牛「質への逃避や、景気悪化観測などから本来ならば質への逃避で、5年の国債などは買われやすいはずなんやが」

熊「投資家さんは思った以上に慎重姿勢とみられ、株安もむしろそういった慎重姿勢を強める結果となったとも」

牛「日銀のオペなどへの担保ニーズなどもあるはずだけど」

熊「地方債の発行中止が相次ぐなど、一般債市場がやや機能不全に陥るなどしていることで」

牛「債券でも流動性リスクは引き続き強く、5年や10年国債に関しては流動性には比較的問題はないものの」

熊「投資家さんも先行きがあまりに不透明感も強く、国債投資に対してもなかなか積極的になれないとの声も」

牛「業者さんもリスク許容度が低下していることも確かで、とにかく5年国債の入札では」

熊「最低落札価格と平均落札価格の差で、入札動向を示すひとつのバロメーターであるテールは伸びそうだ」

牛「とりあえず、この入札の動向を見極めたいと、前場の債券相場は上値が重くなっていた」

熊「ただ、超長期は20年105回が一時前日比-0.045%の2.035%が買われるなど昨日に引き続きしっかり」

牛「債券先物の前場の引けは、前日比9銭高の135円89銭」

熊「後場の債券相場は、5年入札結果動向次第かと」

猫「ふぐ調理師がふぐを食べて一時意識不明となったそうよ」

熊「どうやらふぐの種類を間違ったようだけど、恐い話だな」

猫「金融の専門家も金融商品に含まれていた毒は見抜けなかったけど」

牛「その毒があっという間に世界に蔓延した結果が、今回の金融危機を招いたんやな」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄135円85銭、高136円37銭、安135円82銭、引135円91銭(+11銭)
10494億円
2年273回 0.785%(-0.010%)
5年75回 1.135%(-0.035%)
10年296回 1.590%(+0.010%)
20年105回 2.105%(+0.025%)
30年28回 2.225%(0.000%)


熊「本日の5年国債の入札結果は、最低落札価格100円00銭、平均落札価格100円03銭となり」

牛「前回と前々回の2銭よりは伸びたといっても、テールはわずかに3銭に止まり」

熊「応札倍率も3.04倍と、事前に懸念されたほど悪い結果ではなかった」

牛「市場観測によると、大手証券の一角が6000億円以上応札したようや」

熊「債券先物は、後場寄付は135円85銭と前場引けからは4銭安で寄り付いたが」

牛「この結果を受けて、買戻しが入るが、136円37銭までとなり、前場の高値136円39銭には届かなかった」

熊「現物は前場引けあと1.180%まで売られていた5年75回が、5年国債入札結果を受けて前日比-0.040%の1.130%まで買い進まれ」

牛「また、10年296回も前日比-0.025%の1.555%が買われるなどしっかりとはなったが」

熊「引き続き参加者は限定的であり、ちょっとした売り買いで動きやすい地合には変りはない」

牛「日経平均株価は、後場に入りさらに下落し、前日比1000円を超す下げとなってきた」

熊「債券市場も値動きが激しいが、株式市場も同様だな」

牛「とにかくリスクを取れる参加者がいなくなっており、相場がちょっとした売買で振れやすいのは株式市場も同様」

熊「時間外取引での米株先物の下げなども嫌気されたそうだが」

牛「株式市場でも、換金売りが引き続き入っているとの指摘もある」

熊「今日は欧州ではスイスに動きがあった」

牛「スイス政府は、財務省に対して預金保護強化のための文書を議会に提出するように指示とロイターが伝え」.

熊「またスイス政府はUBSの資本増強のため、60億スイスフランの転換社債を引受けるとか」

牛「スイス財務省は、UBSとの間で長期の資本供与と非流動性証券などの清算についても基本合意と伝えられた」

熊「またクレディスイスは、約100億スイスフランの資金調達を実施とも」

牛「そして、EUサミットの声明草案によると、ECBやユーログループ、欧州委、議長国からなる金融危機対策のための組織を創設するとか」

熊「引けあとには、ECBがハンガリー中銀に対する50億ユーロの流動性供給で合意とも」

牛「さらに欧州政府なども次々と手は打ってくるものの、市場の反応はまだ鈍い」

熊「日本の失われた10年に比べれば、対応はまさに新幹線とエイトマン程度の差がある」

牛「ちなみにどっちが速いんや」

熊「えーと、とにかく今回の対応はかなり速いけれども、金融市場への信認回復まではまだかなりの時間もかかりそう」

牛「それとともに景気への懸念などもあるが、とにかく市場機能が回復してくれないと、相場はどうしようもない」

熊「そういえば円債市場では、地方債の起債に続き、一部政保債でも起債中止になった模様」

牛「債券先物の出来高も薄くなり、建て玉も5兆円を割り込んだまま」

熊「今日の後場は値動きは限られ、前場レンジ内に収まって、大引は前日比11銭高の135円95銭」

猫「日経平均は前日比1089.02円安の8458.45円と下げ幅は今年最大、下げ率は残念ながら歴代2位」

熊「決して残念ではないと思うけど」

猫「アジア株も軒並み安となったようだけど」

牛「どうやら、今日の欧米市場も波乱含みの様相に」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月15日(水曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄136円12銭、高136円54銭、安136円00銭、引136円20銭、2079億円
LIFFE、寄136円14銭、高136円20銭、安136円01銭、清算値136円10銭、264億円
CME日経平均先物、引け9435円


熊「昨夜の臨時の日銀金融政策決定会合では、国債レポ市場における流動性改善のための措置として」

牛「国債現先オペの対象に変動利付債、物価連動国債、そして30年債を追加する」

熊「また、市場を通じた企業金融の円滑化のための措置として、四半期に一度のペースのCP限先オペの頻度・金額面でより積極的に活用」

牛「さらに2009年4月末までの時限措置として資産担保CP(ABCP)の的確要件を緩和し、担保やCP現先オペの対象資産としてABCPを適格に」

熊「適格担保の範囲内で固定金利で供給総額に制限を設けずにドル資金を供給する」

牛「また、通常の政策委員会も開催し、日銀保有の株式の市場売却を当面、凍結することも決定した」

熊「日銀も欧米の中銀などと歩調をあわせ、さらなる市場安定化策を打ち出してきたが」

牛「それでなくても世界的な金融危機の中、中銀の働きもより重要視されているものの、いまだ副総裁と審議委員一人が欠員という状態に対し」

熊「政府もさすがにこのタイミングならばと、今日にも副総裁の人事案を提示するそうだ」

牛「民主党も財務省出身者でなければ同意するとかで、やっともう一人の副総裁が決まりそうやけど、いったい誰になるんやろ」

熊「さて、米国ではまず大手9行に対して公的資金を注入するそうだ」

牛「さらに米連邦預金保険公社(FDIC)は2009年6月までの銀行・貯蓄金融機関の債務を対象に2012年6月末まで保証し」

熊「中小企業などが利用する無利子の当座預金を全額保護し、FRBは27日からコマーシャル・ペーパー(CP)を購入するなどが」

牛「今回発表された米政府の金融危機対策の内容やけど」

熊「昨日の米国市場では、この金融危機対策の発表を受け金融株主体に買われ、一時前日比400ドル以上上昇する場面もあったが」

牛「前日の大幅高の反動もあり、また景気の先行き懸念なども強まり、利益予想が引き下げられたハイテク株など主体に売られ」.

熊「さらに明日以降に金融各社の決算発表も控えていることもあり、結局、米株式市場は反落となり」

牛「ダウは前日比76.62ドル安の9310.99ドル、そしてナスダックは65.24ポイント安の1779.01で引けている」

熊「米債は株が急騰して一昨日がコロンブス・デーで休場だったこともあり、昨日は大幅続落となった」

牛「米政府の金融危機対策には欧州と同様に銀行間取引の保証なども組み込まれたことで、短期金融市場なども落ち着いてくるとみられ」

熊「金融危機はいったん沈静化の方向に向かうのではとの見方も出たことも米債の売り要因となったものとみられ」

牛「米10年債利回りは前日比+0.22%の4.08%、2年債利回りは同+0.23%の1.82%となった」

熊「円債先物はイブニングで136円20銭、LIFFEでは136円10銭での引けとなっているが」

牛「米債の大幅安派在る程度、昨日の相場に織り込まれていたとみられ、寄り付きは昨日の引け水準あたりかと」

熊「日銀の臨時の決定会合で決まったことも、さほど債券市場には材料視されないと思われ」

牛「先物は引き続き板の薄い中、値動きは荒くなりそうやが、方向感としては乏しい展開になるとみられ」

熊「現物は引き続き超長期債などに売りが入ってくるかどうかも注意したいところ」

牛「日経平均は米株安で上値も重そうやけど、地合もやや変化して底堅い動きも予想されることで」

熊「その分、債券相場の上値も抑えられそうだ」

猫「どうやら首相は月内の解散を視野に入れたと読売新聞が伝えたわね」

熊「衆院選の日程としては、11月18日公示、30日投開票を念頭に置いているそうだ」

猫「世界的な金融危機の状況やそれによる日本経済への影響などを見極めて決断だとか」

牛「選挙結果による日本経済への影響なども気になるところやけど、それはちょっと気が早いか」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄135円90銭、高136円35銭、安135円74銭、引136円20銭(+10銭)
11120億円
2年273回 0.805%(-0.035%)
5年75回 1.165%(-0.005%)
10年296回 1.585%(+0.010%)
20年105回 2.140%(-0.005%)
30年28回 2.265%(+0.020%)


熊「米国ではまず大手9行に対して公的資金を注入すると発表したが」

牛「日本で本格的に大手行に対して、本格的に資本注入されたのは1999年の3月」

熊「32の大手銀行や地方銀行に、優先株引き受けなどで総額8.6兆円が資本注入された」

牛「2003年には、預金保険法102条に基づき金融機関への特別融資というかたちで、りそな銀行に約2兆円を資本注入し」

熊「その結果、資本注入額は最終的に総額12.4兆円にのぼったが、今回の欧米の公的資金注入に比べれば少なかった」

牛「それだけ今回の金融危機が深刻であったということにもなるか」

熊「りそな銀行に対する資本注入とその後の国有化などによって、政府は大手銀行は潰さないといった意識も強まり」

牛「日経平均株価は2003年4月の7607.88円がバブル崩壊後の安値となり、その後上昇基調を強めた」

熊「一連の資本注入ともに景気回復も手伝って銀行の不良債権処理は加速し」

牛「2004年の三菱UFJフィナンシャルグループの誕生により不良債権問題は終結したといわれる日本の金融危機に対して」

熊「今回の欧米を主体の世界的な金融危機は、どういった終結を迎えるのか」

牛「とりあえずそれまでは、まだ道半ばといった見方もあり、加えて今度は景気への懸念も強まって米株は昨日は反落」

熊「日本の金融危機からの回復には、新興国の経済成長などによる景気回復もフォローとなっていたが」

牛「今回はむしろ世界的に金融危機をきっかけに景気後退しているだけに、危機回避には時間がかかるとの見方もある」

熊「今日の東京株式市場は昨日の米株下落も受けて、日経平均は前日比100円を超す下落となった」

牛「債券先物は前日比変らずぐらいで寄るのかと思っていたんやが」.

熊「米債安の影響からか、売りが先行し前日比20銭安の135円90銭寄り付きとなった」

牛「板薄の中、株安などから買戻しが這い乗り136円25銭と前日比プラスとなるなど」

熊「引き続き、板薄の中、ふらふらとした動きともなった」

牛「その後、一時135円74銭まで売られたが、現物に押し目買いも入り136円20銭あたりでの小動きに」

熊「現物は日銀の市場安定化策なども好感されたとみられ、中短期主体にしっかり」

牛「2年273回は朝方0.820%が買われたがその後さらに前日比-0.035%の0.805%まで買われ」

熊「前日比変らずの1.170%で出合った5年75回も、その後一時前日比-0.015%の1.155%が買われた」

牛「長期から超長期にかけては、昨日同様スワップ市場の影響を受けたともみられ」

熊「10年296回は変わらずの1.575%から、一時前日比+0.020%の1.595%が打たれ」

牛「超長期20年105回は朝方は前日比+0.030%の2.175%が打たれたものの、その後押し目買いから同-0.010%の2.135%」

熊「30年28回も一時前日比+0.030%の2.275%が打たれたがその後同+0.010%の2.255%に」

牛「債券先物は結局、前場は前日比10銭高の136円20銭の引け、日経平均は前日比136.35円安の9311.22円で引けた」

熊「日銀は国債買入3000億円をオファー」

猫「日銀の白川総裁は、現在国際金融市場は大変な緊張状態、政府との連携は非常に重要と発言」

熊「流動性供給以外にもいろいろな施策を検討する、とも」

猫「ただ、昨日も噂されていたようなロンバート金利の引き下げや、政策金利そのものの引き下げは最後の最後まで温存するのでしょうね」

牛「決して効果的ではないものの、とりあえずの数少ない切り札となっているからなあ」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄136円30銭、高136円63銭、安135円80銭、引135円80銭(-30銭)
11890億円
2年273回 0.795%(-0.045%)
5年75回 1.170%(0.000%)
10年296回 1.580%(+0.005%)
20年105回 2.085%(-0.060%)
30年28回 %(%)


熊「板の薄い中、債券は先物も現物もちょっとした売買によって振れが大きくなっており」

牛「不安定な動きを続けており、先物だけでなく現物債も値動きが荒くなってきている」

熊「国債買入オペの結果は応札額5122億円、全取利回格差-0.015%、平均落利回格差+0.001%となり」

牛「そこそこしっかりの結果で、これもあってか債券先物も寄り付きは136円30銭と前場引けからは10銭高に」

熊「現物は10年296回は一時前日比-0.050%の1.525%まで買われ、5年75回も同-0.040%の1.130%が買われ」

牛「それほどの量ではないものの、そこそこ押し目買いも入ったと思われる」

熊「特に明日は5年国債入札が実施されるが、さすがに中期ゾーンの国債だけにニーズはあるとみられ」

牛「入札そのものへの警戒はあまりないものの、ただし、今回の金融危機の煽りで外資系業者さん主体にリスク許容度も低下している」

熊「欧米の金融機関への公的資金注入など、対策も講じられやや金融不安は後退しているように見えるが」

牛「それでも、たとえば短期金融市場では、引き続き外銀さんも資金は取りづらい状況は続いている」

熊「積み最終日にあたり、日銀は朝方、臨時の資金吸収を行なったが」

牛「午後になって共通担保資金供給(全店)、期間10月17日から1月22日と初めての年超え資金供給オペを通知した」

熊「14日に稼動した次世代RTGSの稼動も問題なかったこともあって、レポ金利は前日に比べてやや低下し」

牛「13週FBの最高落札利回りが0.6473%に低下と2週間ぶりの低水準をつけてきてはいるが」

熊「それでも、まだ短期金融市場が落ち着きを取り戻してきているとまでは言えないそうだ」

牛「日銀は今後も引き続きかなりの緊張を強いられるのか」.

熊「そんな中にあって、政府は日銀副総裁に山口宏秀理事を昇格させる人事案を国会に提示したと報じられた」

牛「白川総裁初め、日銀のスタッフは世界的な金融危機に対処すべく非常に忙しい日々を送っていると思うが」

熊「そんな中にあって、副総裁や審議委員の欠員が続くということは、総裁などへの負担がさらに大きくなっているとも」

牛「今回は民主党も財務省出身ではないからと同意するようやが、日銀内部で市場にも精通している山口理事の昇格が決まれば」

熊「一番、ほっとするのは多忙を極めている白川総裁ではないかとも思われるが」

牛「それはさておき、午後の債券市場では今度は20年債が大きく買われ」

熊「20年105回は一時同-0.070%の2.075%が買われたことで前場の2.175%から0.1%もの利回り低下となった」

牛「超長期ゾーンは日替わりで大きく買われたり、売られたりとかなり忙しい」

熊「それだけマーケットがやや機能不全に陥っており、リスクを取れる参加者が減っているとも」

牛「ここにきて地方債の起債が中止となるものが相次いでいるが、これもセカンダリー市場の機能不全が影響しているとも」

熊「引けにかけては、まず日経平均が切り返し前日比プラスを回復し一時前日比100円以上の上昇となったことや」

牛「現物債に戻り売りが入り、5年75回1.130%から前日比変らずの1.170%に後退し、10年296回も引けにかけて売られ前日比+0.010%の1.585%に」

熊「結局、債券先物は前日比30銭安の135円80銭で大引となった」

猫「日銀副総裁は結局、日銀内部からの昇格人事となるようね、西村副総裁は審議委員から昇格したのよね」

熊「今後の副総裁は、審議委員や日銀理事からの昇格が多くなってくるのだろうか」

猫「できれば、もうひとつの空席となっている審議委員も早く決めてほしいわよね」

牛「そうしないと、決定会合での票が4対4になってしまうかもしれないし」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月14日(火曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円35銭、高137円38銭、安137円11銭、引137円38銭、2168億円
LIFFE、寄136円52銭、高136円52銭、安136円15銭、清算値136円20銭、121億円
CME日経平均先物、引け9000円


熊「昨日の米国株式市場は、ダウは936ドルと過去最大の上げ幅を記録」

牛「下げるときもダイナミックやけど、戻りも派手な動きやな」

熊「総悲観といった地合から、各国政府が積極的な対応を示したことで買戻しの動きが強まった」

牛「先週末の動きを振り返ってみると、まず英国政府は13日に大手英銀3行の自己資本を増強するため公的資金を投入すると発表」

熊「RBS、HBOS、ロイズTSBに合計で最大370億ポンド(約6兆4000億円)を投入し」

牛「RBSとHBOSは政府の株式保有比率が5割程度に高まり国有化に近い状況となるが、バークレイズは自力で自己資本を調達するとか」

熊「ドイツも公的資金の投入と銀行間取引の政府保証を柱とする総額5000億ユーロ(約68兆円)の金融危機対策を導入すると発表」

牛「そしてフランス政府も、3600億ユーロの銀行支援を実施することを表明」

熊「ポールソン米財務長官は大手銀行のトップを緊急召集し、資本注入に25兆円投じる見通しと米紙が報じている」

牛「そして、日米欧の5つの中央銀行は、ドル供給の上限を撤廃し事実上無制限にすると発表」

熊「日本政府も政府と日銀が保有している株の売却を凍結するとともに、銀行保有株の取得や空売り規制の強化などの可能性も出てきた」

牛「G7では具体的な対応策は打ち出しにくいと思ったんやが、さすがに株式市場の急落などを受けて各国ともに積極的な動きを見せてきた」

熊「欧州が公的資金注入に積極的に動いたことで、米国も公的資金注入に向けて動きを示し」

牛「また、三菱UFJフィナンシャル・グループがモルガン・スタンレーへの総額90億ドル(約9000億円)の出資を完了したと発表し」

熊「これも好感材料となり、昨日の米株式市場では買いが先行し、今月に入って下げ続け約2400ドルもの下落幅となっていたこともあって」

牛「値ごろ感による買いや、先物など買戻しの動きを強めた」.

熊「ダウ平均は先週末比936.42ドル高の9387.61ドルと過去最大の上げ幅に、ナスダックは194.74ポイント高の1844.25に」

牛「CMEの日経平均先物は9000円と先週末の大証引けから1000円以上の戻りとなっており、」

熊「今日の東京株式市場は先週末の急落の反動もあって大きく戻りを試す展開が予想されるが、それにしても荒っぽい動きとなりそうだ」

牛「昨日の米債券市場はコロンブス・デーで休場、昨日の欧州市場ではユーロ圏の債券は株高などを受けて下落しており」

熊「LIFFEの円債先物は136円20銭となっており、10日の東証引けの137円35銭からは下落している」

牛「先週末10日の債券先物は、一時139円05銭まで戻したと思ったら、今度は売られてサーキット・ブレーカーが発動し」

熊「一時135円80銭まで下げる場面もあったが、そこからまた引けの137円35銭まで戻していた」

牛「今日もまた債券先物は乱高下する可能性もあるが、12月限の建て玉は5兆円割れにまで減少」

熊「10日の乱高下は売りと買いそれぞれのポジションを解いてきたことも、上げ下げを大きくさせた可能性もある」

牛「現物債にも売り圧力が強まっていたが、とりあえず金融危機対応の換金売りといった動きは少しずつ緩和される可能性もあるため」

熊「投資家さんも落ち着いたところでは押し目買いを入れてくると思うけど、なかなか相場は落ち着きそうにもないか」

牛「今日のところは株の動きを横目で見ながら、とりあえず先物主導で売りが先行しそうやが」

熊「その後は、ちょっと予測しづらいなあ」

猫「ノーベル経済学賞は、あのクルーグマン氏だそうね」

熊「これまでも有力候補者と見られていたけど」

猫「そうそう、アイスランドはIMFに正式に支援を要請したそうだけど」

牛「ネットオークションのイーベイでは、そのアイスランドが売りに出されていたとか」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄135円94銭、高136円78銭、安135円90銭、引136円05銭(-1円30銭)
9466億円
2年273回 %(%)
5年75回 1.140%(+0.040%)
10年296回 1.570%(+0.050%)
20年105回 %(%)
30年28回 2.200%(+0.115%)


熊「10日のG7での行動計画は具体的な行動計画ではなく、あくまで意思表明をしたに過ぎなかったが」

牛「その後、欧州各国は具体的な公的資金の注入策を発表」

熊「すでに発表していたイタリアに加え、イギリス、ドイツ、フランス政府がそれぞれ金融機関への公的資金の注入を発表」

牛「そして米国も、米財務省が金融機関7行の優先株を各250億ドル取得へと報じられ」

熊「対象はバンカメ、ウェルスファーゴ、シティ、JPモルガン、ゴールドマン、Mスタンレー、バンク・オブ・ニューヨークになるのではないかと」

牛「日米欧の5つの中央銀行は、ドル供給の上限を撤廃し事実上無制限にすると発表し」

熊「日本政府も政府と日銀が保有している株の売却を凍結するとともに、銀行保有株の取得や空売り規制の強化などの可能性も出てきた」

牛「欧米政府が公的資金注入に向けての具体的な動きが出てきたことが好感され、13日の米株式市場はダウは936ドルと過去最大の上げ幅を記録し」

熊「本日、大証の日経平均先物は前日比1310円高の9330円でいったん寄付後にサーキット・ブレーカーが発動し15分の売買停止となった」

牛「10日に続いて日経平均先物は連日のサーキットブレーカーの発動となったが、方向は反対やった」

熊「つまり10日は売りで発動し、今日は買いで発動」

牛「ところが、10日に続いて今日も同じ方向でサーキット・ブレーカーが発動したのが債券先物」

熊「今日はこの株の大幅な戻りや、欧州市場で債券が売られ、米債も時間外で大きく下落したことなどから」

牛「板の薄い中、債券先物は差し引き1300億円の売り超となり、137円28銭売り気配に」

熊「そのまま気配は下がり続けて、135円38銭売り気配となり、気配のままサーキット・ブレーカーが発動」

牛「ところがその売買停止時間中に、今度は買いが次第に上回って」.

熊「15分後に再開した際には135円58銭買い気配となり、結局、週末比1円41銭の135円94銭で寄り付いた」

牛「気配だけで上げ下げしてしまったことで、前場の債券先物の四本値見る限りはサーキットブレーカーが発動したあとが残らず」

熊「この反発の要因は、長期ゾーン主体にそこそこ投資家さんの押し目買いが入ったためとみられ」

牛「現物10年296回は先週末比+0.010%の1.620%の出合い後に一時1.630%が打たれたが」

熊「その後、一時1.540%まで買われたが、引けにかけては同+0.050%の1.570%に後退した」

牛「先週末比+0.110%の1.210%が一時1.210%が打たれていた5年75回も同+0.040%の1.140%と押し目買いが入った」

熊「引けにかけては10年債に戻り売りも入ったものの、超長期30年も売り圧力強め」

牛「30年28回は先週末比+0.070%の2.155%の出合い後に先週末比+0.115%の2.200%が打たれた」

熊「引き続き、海外投資家さんによるポジション解消に絡んだ売りが入っているのだろうか」

牛「債券先物は136円78銭の高値から戻り売りに押され、結局、先週末比1円30銭安の136円05銭で前場を引けた」

熊「日経平均先物は一時先週末比1480円高の9500円ちょうどまで買われ9390円で前場を引けた」

牛「日経平均は先週末比1079円13銭高の9355円56銭での前場引け、それにしてもすごい動き」

熊「外為市場ではドル円は一時103円台をつけ、その後は102円台での動きに」

猫「債券先物はあまり参加者がいないようね」

熊「建て玉もずいぶん減ったし、前場の出来高も値動きの割りには出来高1兆円割れと、売買停止時間はあったけどそれにしても少ない」

猫「相場はちょっと壊れてしまったように思うけど、修復可能なのかしら」

牛「とりあえず、超悲観論は後退してくるとみられるが、ここから素直に戻ることも考えづらい」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄135円85銭、高136円52銭、安135円76銭、引136円10銭(-1円25銭)
12606億円
2年273回 0.840%(-0.005%)
5年75回 1.160%(+0.060%)
10年296回 1.575%(+0.055%)
20年105回 2.140%(+0.150%)
30年28回 2.215%(+0.130%)


熊「欧米諸国による金融安定化策を好感して、昨日の米国市場ではダウが過去最大の上げ幅を記録し」

牛「それを受けた本日の東京市場、日経平均は先週末比1171.14円高と上昇率が14%以上と過去最大となった」

熊「今月に入り日経平均は2日から10日まで下げ続け、8日に952円安、10日に881円安と大幅に下落するなど」

牛「株価の下げが、どうにも止まらないといった状況となり、悲壮感が広がっていた」

熊「しかし、これまで株を買ったことがない個人からも、そろそろ株を買いたいといった声も三連休には出ていたとか」

牛「作者も知り合いなどから相談を受けたそうやが、業績の良い銘柄なら買っても良いのではとアドバイスしていたそうや」

熊「皆が皆、弱気となっていたときこそ買い向かえ、というのは相場の格言にもあったような」

牛「しかし、これで株が底打ちしたというのも、まだ考えづらいことも確か」

熊「欧米諸国もさすがに金融危機を意識して、重い腰を上げて次々と公的資金の注入に踏み切るコメントを出したが」

牛「とりあえずは大手の金融機関に対するものが主体であってあり、一時的に金融不安は抑えられたとしても」

熊「米国のサブプライムローン問題に端を発した金融危機を完全に払拭するには、まだまだ時間も必要となりそうだ」

牛「今後、あらたな問題が出てこないとも限らないことに加え、金融危機による景気への影響もある」

熊「米国経済を支えていた個人消費などへの影響、さらに今回の金融危機は新興国にも影響を与えていることで」

牛「新興国の経済成長に支えられていた面も大きかったこれまでの景気回復が、逆回転をし始める可能性がある」

熊「そのためにも、欧米など世界の中央銀行が、協調利下げまで実施したのだが」

牛「利下げの効果もすぐに出るわけでもなく、また政府による景気対策などを含め」.

熊「日本も含めて、財政への負担増といった問題なども今後は浮上してくる可能性もある」

牛「今回の株式市場の反発は、あくまで売られ過ぎの反動とみておいた方がよさそうや」

熊「それでも総悲観といった状態から、脱しつつある可能性が出てきたことも確か」

牛「しかし、それにしても円債は重い」

熊「10日に続いて今日も債券先物は、売られてのサーキットブレーカーの発動となり」

牛「現物は2年とかは、273回が先週末比-0.005%の0.840%としっかりながら」

熊「5年75回が一時先週末比+0.080%の1.180%、10年296回同+0.060%の1.580%まで打たれ」

牛「さらに超長期は引け後に20年105回同+0.150%の2.150%、30年同+0.165%の2.250%が打たれた」

熊「引き続き、海外投資家さんによる超長期主体の売りなどが入っているものとみられるが」

牛「債券先物は結局、先週末比1円25銭安の136円10銭で大引となったが」

熊「前後場合わせての出来高は2兆円ちょっととなり、参加者も少なく板も薄かった」

牛「国内投資家さんも、債券への買いにはまだ慎重な姿勢のようにも思われる」

熊「短期金融市場は日銀の積極的な資金供給も手伝って、ここにきてレポ金利なども落ち着いてきたそうだ」

猫「昨日、北海道の帯広で初霜と初氷を観測したそうね」

熊「例年よりは少し遅いそうだが、いよいよ冬もそこまで来ているのか」

猫「先週の東京市場は、まさに凍結状態となっていたけど」

牛「相場の雪解けの兆しは出てきているんやろうか」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月10日(金曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄138円47銭、高138円55銭、安138円01銭、引138円05銭、1844億円
LIFFE、寄138円08銭、高138円15銭、安137円54銭、清算値137円85銭、327億円
CME日経平均先物、引け8615円


熊「株が下げ止まらない」

牛「昨日の米株式市場では、ダウは7日続落となり、前日比687.91ドル安となり2003年5月以来の安値に」

熊「ナスダックも95.21ポイント安の1645.12と、こちらは2003年8月以来の安値をつけた」

牛「世界の中銀の協調利下げが実施され、米政府も金融機関への資本注入することを示唆するなど」

熊「金融不安の解消に向けた対策が講じられているものの、株価は下げ止まらないどころか、さらに下げ足を加速したようにも

牛「昨日の米株式市場の下げの一因としては、金融関連株への空売り規制が解除されたことも指摘されていたが」

熊「短期金融市場での混乱は続いており、金融株主体に大きく売られ」

牛「またファンドなどによる換金売りなども、相場下落の大きな要因となったとみられる」

熊「米債券市場では、2年債はしっかりながら10年債は売られ、カーブはスティープ化している」

牛「米政府による対策は結果として米財政の悪化要因ともなる可能性があり、また8日からの2日続いての入札も控え」

熊「米10年債利回りは前日比+0.15%の3.79%と下落し」

牛「質への逃避による買いの巻き戻しから一時売られた2年債は、株安など買いが入り、結局利回りは前日比-0.01%の1.54%に」

熊「外為市場では、ドル円は今朝のオセアニア時間で99円50銭台の動きに」

牛「CMEの日経平均先物は米株安を受けて、8615円と昨日の大証引けから大きく下落しており」

熊「今日の東京株式市場は朝方から大きく値を下げてきそうだ」

牛「ついにREITの初の破綻というニュースも飛び込んできたが」.

熊「ニートを取り巻く環境は、不動産市況の低迷や資金の出し手となっていた欧米の大手金融機関の資金引き揚げなどから悪化しており」

牛「今回のREIT初の破綻は、不動産不況のさらなる深刻化に加えて、銀行の融資姿勢の厳格化が一段とはっきりしてきたとも指摘されている」

熊「日本では欧米に比べて金融機関は比較的健全とされているものの、それでも貸し出しなどは慎重になりつつありとも」

牛「また地方の中小金融機関について、政府は公的資金を資本注入する新たな枠組みを整備する方針を固めたと今朝の日経などが報じている」

熊「日本政府は、また日本などの外貨準備を使ってIMFを通じて、財政難に陥った新興国に対する融資制度を作るようにG7で提案するとか」

牛「日本も過去の経験なども生かして、積極的に今回の世界的な金融危機に対応していく必要があるが」

熊「政府も、なんかこのときとばかりに、経済対策を積極的に打ち出そうとしている」

牛「景気後退期にあり、そのための対策は必要と思われるものの、いつかのように何でもありという対策でも困る」

熊「さらなる財政悪化は、国債への信認に対しても影響を及ぼす可能性もある」

牛「円債はここにきて、海外投資家からとみられるポジション調整の動きに大きく影響を受けているとみられ」

熊「昨日の長期、超長期債の売りもそういった換金売りではなかったかとも」

牛「国内の投資家さんは、ここでは積極的には動きづらいとみられ、利食い売りなどもなかなか入れにくいんやないか」

熊「今日も引き続き、海外のファンドなどの動きによって債券相場は動かされそうだ」

猫「米国の新聞によると、今回の同時利下げの舞台裏では、BOEのキング総裁、FRBのバーナンキ議長、ECBのトリシェ総裁の3人組ががんばったようね」

熊「キング総裁とバーナンキ議長はマサチューセッツ工科大学で同時期に在籍するなど、元々の知り合いだったとかで協議もしやすかったのかな」

猫「記事からは、今回の協調利下げには政府からの圧力はあまり感じられなかったようね」

牛「今回、日銀は動きづらかったと思うけど、できれば今後はこの3人組に白川総裁も加わって4人組になってほしいような」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄138円20銭、高139円05銭、安136円47銭、引136円69銭(-1円77銭銭)
15742億円
2年273回 0.860%(+0.065%)
5年75回 1.100%(+0.080%)
10年296回 1.535%(+0.080%)
20年105回 2.070%(+0.010%)
30年28回 2.175%(0.000%)


熊「米国では銀行への公的資金注入が具体化してきたが、米債は財政への影響なども危惧され10年債は下落した」

牛「ただ昨日のイブニングセッションで債券先物は138円05銭まで下落していたことから」

熊「138円15銭の買い気配後、前日比では26銭安の138円20銭で寄り付いた」

牛「現物は10年296回は寄り前に前日比+0.045%の1.500%ちょうどで出合ったのち1.505%が打たれたが」

熊「先物の寄り付き後に今度は前日比変らずの1.455%が買われるなど、板薄の中引き続き値動きの激しい展開に」

牛「そして、ふと日経平均先物を見ると前日比1010円安という表示が」

熊「米国市場でダウは600ドル以上の下落となり、その後の時間外取引でも米株は下落しており」

牛「ややパニック的な売りが入ったものとみられ、日経平均先物はサーキットブレーカーが発動し15分間の売買停止となった」

熊「9時過ぎに大和生命が有価証券の損失が拡大などから経営破たんに追い込まれたことが報じられ」

牛「昨日のREITの初の破綻というニュースもあったが、市場心理がさらに悪化していたことも確かか」

熊「これを受けて、債券先物はやはり参加者も限定的で板薄の中、今度は急激な買戻しが入り」

牛「一時139円05銭まで急反発したんやが」

熊「日経平均先物は一時前日比600円安の7840円まで下落後、急速に値を戻し8450円をつけ」

牛「今度は、債券先物戻り売りに押される結果となり、朝方寄り付き水準まで売られ」

熊「10時半過ぎ辺りから、今度はまとまった売りが入り、一気に値を下げて」

牛「引け際には、一時、前日比1円99銭安の136円47銭まで下落」.

熊「136円47銭をつけた時間は引けまで15分を切っていたから、仮に136円46銭の2円安をつけてもサーキット・ブレーカーは発動しなかったとはいえ」

牛「今度は債券先物がサーキット・ブレーカーの発動水準にまで急落した」

熊「その売りの背景としては内外投資家さんによる、キャッシュ化の動きなどが指摘されている」

牛「平時ならば、債券は質への逃避などから本来買いが入りやすいはずやが」

熊「今は金融危機という非常時ともなり、日本国内の投資家さんも保有する国債などを売って現金化してきていたと」

牛「先日、物価連動国債の入札が中止されたが、今日は都債の起債も見送りと発表された」

熊「新生銀行とあおぞら銀行も5年債の発行を見送られるなど、債券の発行市場にも影響が及んでいる」

牛「現物は中長期主体に売られ、2年273回は前日比+0.065%の0.860%、5年75回同+0.080%の1.100%がヒット」

熊「乱高下していた10年296回も前日比+0.080%の1.535%まで利回りが上昇」

牛「先物の板も薄いが現物市場も同様で、そこそこまとまった売りで値が大きく飛んでしまうようや」

熊「ただし、仕組み債でのヘッジ絡みなどからスワップ金利での超長期ゾーンに低下圧力から超長期ゾーンは比較的しっかりとの指摘もあり」

牛「20年105回は同+0.010%の2.070%、30年28回変わらずの2.175%の出合いに」

熊「債券先物は結局、前場は前日比1円77銭安の136円69銭で引けている」

猫「今日の東京市場はまさにパニック状態ね」

熊「それだけ今回の世界的な金融危機は根が深いということか」

猫「G7でもいろいろと対策が検討されると思うけど」

牛「なかなかこの不安心理が解消されるまでには、時間もかかりそうや」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄136円19銭、高137円68銭、安135円80銭、引137円35銭(-1円11銭)
13967億円
2年273回 0.850%(+0.055%)
5年75回 1.100%(+0.080%)
10年296回 1.515%(+0.060%)
20年105回 1.990%(%)
30年28回 %(%)


熊「相場は壊れてしまったのか」

牛「前場に日経平均先物が急落してサーキット・ブレーカーが発動したのに続き」

熊「今度は、後場に入り債券先物でサーキット・ブレーカーが発動した」

牛「債券先物は後場に入り、売り気配でのスタートとなり」

熊「そのまま前日比2円安の136円46銭をつけて、サーキット・ブレーカーが発動し、15分間の売買停止となった」

牛「債券先物で初めてサーキット・ブレーカーが発動されたのは、今年4月25日に先物が急落した際と」

熊「その後、9月16日にリーマン・ショックでストップ高をつけたとき以来」

牛「しかし、株先と債先が同じ方向、つまり今回は売りで、同じ日にサーキット・ブレーカーが発動というのも極めて異例」

熊「今回の欧米を中心とする世界的な金融危機が、さらに深刻化し」

牛「市場参加者もリスクを取りづらくなっており、買い手も限られる中にあって、株先はまとまった売りが入った」

熊「大和生命が有価証券の損失が拡大などから経営破たんに追い込まれたことや」

牛「REITの初の破綻なども、不安材料となったとみられ」

熊「投資家の不安心理の高まりにより、それが株の売りに繋がったとみられるが」

牛「債券市場でも、参加者は限られ、板薄の中、そこそこの売買でも値が振れやすくなっている」

熊「たとえば今回の金融危機の影響により、必要に迫られての換金売りなども入ったとみられ」

牛「また、三連休を控えて、業者などによるポジション調整の売りなどが入った可能性もある」.

熊「先物は現物との連動性が薄れており、さらにレポ市場もあまり機能しておらずヘッジ手段にも乏しいことも影響か」

牛「またスワップ絡みでの動きなど、それぞれの要因で値が飛びやすくなっており」

熊「今日は超長期が比較的しっかりしていたが、それでも20年105回は後場一時2.090%まで売られていたのが」

牛「引けにかけては、なんと前日比-0.070%の1.990%が買われるなど、なんか滅茶苦茶な動きともなっていた」

熊「参加者少なく、板も本当に薄そうだ」

牛「現物は20年はちょっと異常な動きながらも、全般に押し目買いの動きも入り」

熊「10年296回は後場に入り一時1.580%が打たれたが、その後前日比+0.050%の1.505%まで買われ」

牛「1.150%が打たれた5年75回にも、一時前日比+0.065%の1.085%と押し目買いが入った」

熊「債券先物は、サーキットブレーカー発動後、前日比2円27銭安の136円19銭で後場寄り付いたあと」

牛「一時2円66銭安の135円80銭まで下落したが、現物に押し目買いがはいったことで引けにかけて買戻しも入り」

熊「一時137円68銭まで戻して、結局、大引は前日比1円11銭安の137円35銭となった」

牛「日経平均は、結局、前日比881.06円安の、8276.43円で引けている」

熊「さてさて今日はG7、そして三連休あとの相場はどうなるのだろうか」

猫「麻生首相は、緊急サミットを提案と報じられたけど、首脳が集っても現在の金融危機への有効な対策を講じるのは難しいんじゃない」

熊「それよりも、より金融の専門家が集る今日のG7で、対応策を煮詰めることの方が重要だと思うぞ」

猫「首相就任中に、なんとしてもサミットに出席したいから、かしらねえ」

牛「こらこら」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月9日(木曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄139円52銭、高139円57銭、安139円11銭、引139円15銭、1898億円
LIFFE、寄138円31銭、高139円39銭、安138円31銭、清算値138円80銭、449億円
CME日経平均先物、引け9185円


熊「下村修・米ボストン大学教授にノーベル化学賞が授与されることに」

牛「前日の、南部陽一郎氏、小林誠氏、益川敏英氏にノーベル物理学賞の受賞に続いての快挙、おめでとうございます」

熊「ここのところ暗い話題ばかりだったところに、まさに一筋のクラゲの光といった感も」

牛「さて、昨日、欧米の中央銀行に加え一部新興国も含め、10の中央銀行が同時に0.5%の緊急利下げを実施した」

熊「利下げを行なったのは、FRBとECB、そしてBOEに、カナダ中銀、スウェーデンのリクスバンクにスイス中銀」

牛「さらに中国、アラブ首長国連邦、そして事前に発表していた香港にクウェートも加えると10の中央銀行」

熊「これだけの中銀が同時に緊急利下げを行なうことは極めて異例、さらに利下げ幅も0.25%ではなく0.5%と大幅なものに」

牛「日銀はもし0.5%下げるとゼロになってしまうなど、すでに政策金利は低い水準にあったことで今回の利下げには加わらなかったが」

熊「今回の同時利下げに対し、歓迎すると発表し、引き続き市場への資金供給拡充などで協力するとし」

牛「さらにFRBと同様に、これまで無利子であった準備預金に対し利息をつけることを検討することなどの検討を白川総裁が指示したそうや」

熊「ここにきて世界的な金融不安により、国内の外銀も資金が取りづらくなり、日銀も毎日積極的な資金供給を行なっているが」

牛「準備預金に利子をつけることにより、準備預金に資金が集れば、より機動的な資金供給ができることなどが目的ともみられる」

熊「この協調利下げに加え、英国では大手行に対しても政府が公的資金を注入するとの発表もあった」

牛「協調利下げ発表後は、欧米の株式市場は一時前日比プラスになる場面もあったが」

熊「作者ですら協調利下げあるかもと言っていたぐらいで、市場ではある程度、昨日の緊急利下げは織り込まれていたとも」

牛「利下げによる実質的な効果というのもすぐには出てこないし、今回の金融危機への根本的な解決策にはなりえない」.

熊「それでも協調利下げが実施されたのは、アナウンスメント効果により、すこしでも市場の不安心理が緩和されればと」

牛「いずれ米国でも市場に促されるかたちで公的資金の注入が実施されるとみられるが」

熊「さらに景気悪化に歯止がかかるといった認識が強まらないと、なかなか株式市場への動意は収まらない」

牛「ここにきての株式市場の相場下落などは、ヘッジファンドなどによる換金売りなどが大きく影響しているとみられ」

熊「そういった売りはまだ続くとみられ、昨日のダウは結局、前日比189.01ドル安となった」

牛「ただ、気になるのが米債も大幅に続落していたこと。10年債の利回りは前日比+0.14%の3.64%に」

熊「米2年債利回りは利下げなどを受けて一時1.32%まで低下したものの、結局前日比+0.1%の1.55%に」

牛「利下げはすでに織り込まれ、むしろリスク許容度が回復するからといった見方などもあったが、どうやろ」

熊「昨日米財務省が資金調達や流動性供給のために、8、9日に2015年から2018年償還の銘柄統合債を約400億ドルの入札すると発表し」

牛「需給への懸念といったものが、米債の上値を抑えたのではないかとみられている」

熊「円債はここにきて、海外投資家からとみられるポジション調整の動きに大きく影響を受けている」

牛「昨日の前場の債券先物の急騰も、スワップ絡みのポジションの解消によるものではないかとの指摘もあり」

熊「昨日は特にスワップ市場での超長期ゾーンの金利が大きく低下、現物債でも超長期ゾーンは後場に入り大きく買われていた」

猫「国内の投資家さんは落ち着きどころを探っているとみられ、当面は動きづらそうね」

熊「引き続き、ヘッジファンドなどの海外投資家のポジション調整でが相場は動いてくるとみられ、波乱含みの展開は続きそうだ」

猫「ドル円も引き続き100円を割り込んでいるし、今日の東京株式市場も上値は重そうね」

牛「しかし、まさに激動の日々やな」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄138円55銭、高139円19銭、安138円20銭、引139円08銭(-47銭)
15265億円
2年273回 0.755%(+0.010%)
5年75回 0.980%(+0.015%)
10年296回 1.405%(+0.030%)
20年105回 2.030%(+0.040%)
30年28回 2.185%(+0.040%)


熊「ポールソン米財務長官は8日の記者会見で、7000億ドルの公的資金を活用する金融安定化法に関し」

牛「不良資産購入、保険制度、保証、資本注入などの広範囲かつ柔軟な権限を与えていると発言し」

熊「あらゆる規模の金融機関の資本強化も含むとし、金融安定化法による資本注入を示唆した」

牛「ただ、実際に動きが取れるまでには時間もかかるとみられ、資本注入を実施するまでのプロセスなどもいまのところは不透明」

熊「朝方発表された8月機械受注(船舶・電力除く民需)は、前月比-14.5%と3か月連続で減少となり」

牛「内閣府は機械受注の基調判断を、減少している、に下方修正した」

熊「機械受注(船舶・電力除く民需)は、設備投資の先行きを示す指標でもあるが、設備投資もかなり厳しそうだな」

牛「昨日、異例の世界の10の中央銀行による緊急同時利下げが実施されたが」

熊「これによる直接的な効果は限られるとみられるが、それなりにアナウンスメント効果もありそうだ」

牛「また、これは世界の金融当局の危機意識の現れでもあり」

熊「今後、積極的な対応策が取られる可能性もあることで、今日の東京市場はやや悲観的な見方も後退したのか」

牛「外為市場では、じりじりと円売りドル買いが進み100円台を回復し」

熊「日経平均は前日比マイナスのスタートとなったが、その後アジア株の上昇もあり、前日比100円を超す上昇となった」

牛「債券先物は売り気配のスタートとなったが、これは株がそこそこしっかりとなったことや」

熊「昨日の米国市場で、米債が需給への懸念などから売られていたことに加え」

牛「昨日の前場の債券先物の急上昇が、海外投資家のポジション調整によるものとみられ」.

熊「割高感も強まっていたことで、朝方は債券先物はあらためて調整売りが入った」

牛「このため、売り気配でのスタートとなり、前日比1円安の138円55銭で寄り付いた」

熊「しかし、先行き不透明感も強く投資家も積極的な売買は入れにくく、板の薄い中一部の参加者の動きに左右されやすく」

牛「寄り付き直後に、板薄の中138円82銭まで買戻されたが」

熊「その後、現物が長期主体に売られたことや、株高などを受けて、再び戻り売りに押され」

牛「一時前日比1円35銭安の138円20銭まで下落するなど、朝方から波乱含みの展開となった」

熊「その後、現物の中期などに押し目買いも入り、先物も再び買戻しが入り139円台をつけるなど、不安定な動きが続いた」

牛「結局、債券先物は前日比47銭安の139円08銭で前場を引けた」

熊「現物は朝方には10年主体に戻り売りが入り、10年296回は前日比+0.065%の1.440%が打たれたが、その後押し目買いも入り1.405%に」

牛「2年273回は前日比+0.040%の0.785%の出合い後0.750%まで買われ、5年75回は一時前日比+0.070%の1.035%打たれたがその後0.980%に」

熊「超長期は20年105回が前日比+0.040%の2.030%まで打たれ、30年28回は前日比+0.030%の2.170%の出合い後に2.195%が打たれた」

牛「現物は朝方売られていた中長期に押し目買い入るも、20年などは上値は重くなった」

熊「日銀は1兆円の即日供給オペとさらに期日15日の即日供給オペ1兆円も通告と引き続き、積極的に資金供給を行なった」

猫「マコーミック米財務次官は、今回の金融危機の克服のため、日本やスウェーデンの教訓を学びたいと発言」

熊「10日のG7では、過去の経験を含めて日本の当局者も、活発に危機対策のための議論に参加してほしい」

猫「ドイツ政府はG7で、金融商品の短期売買などに対する監視強化などに対しての提案を出すそうよ」

牛「短期売買が世界的な信用不安に拍車をかけたとし、行動規範を策定するように求めるそうや」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄138円89銭、高138円91銭、安138円42銭、引138円48銭(-1円09銭)
13951億円
2年273回 0.790%(+0.045%)
5年75回 1.020%(+0.055%)
10年296回 1.460%(+0.085%)
20年105回 2.065%(+0.075%)
30年28回 %(%)


熊「米財務省は金融機関への公的資金の注入に向けて、具体的な手法など実施条件の検討を進める方針と報じられた」

牛「金融機関が発行する優先株を公的資金で購入する案が有力だそうやが、準備に数週間はかかる見通しだとか」

熊「市場はなかなかそれまで待ってくれないと思われ、なんとか一刻も早い具体策の発表を期待したいが」

牛「とはいうものの、昨日の異例とも言える世界の中銀による協調利下げにより」

熊「欧米市場では下げが結局は止まらなかったものの」

牛「東京株式市場では、とりあえずいったんブレーキがかかり」

熊「日経平均は下落となったものの小幅な下げと止まり、TOPIXなどは前日比プラスとなった」

牛「米財務省、多くの米銀の株式所得を検討と報じられ、ドル円は一時101円台をつけ」

熊「アジア株が全般にしっかりとなっていたこともあって、日経平均は一時前日比200円を超す上昇となったが」

牛「その後は上げ幅は縮小し、結局日経平均の引けは前日比45.83円安の9157.49円に」

熊「日銀は昨日、世界的な協調利下げには加わらなかったものの」

牛「今日はその代わりとばかりに、積極的な資金供給を行なった」

熊「朝方2兆円の資金供給に続き、午後にも2兆円の資金供給を行なったことで」

牛「即日開始の資金供給オペとしては、量的緩和解除以来の最大規模となった」

熊「とりあえず、無担保コール翌日物の取引金利はやや低下し、外銀の調達金利も低下したことで、二極化減少はやや緩和されたとか」

牛「債券先物の後場寄付は138円89銭と前場引けからは19銭安に」.

熊「これは、アジア株や米株先の上昇などから日経平均先物が9400円と前場引けからは70円高と前場高値を抜いてきたことによると」

牛「債券先物は戻り売りから138円50銭あたりまで売られたものの、その後138円80銭あたりに買戻されるなど」

熊「次第に方向感なき展開となり、昨日のような仕掛け的な動きも影を潜めていた」

牛「現物も10年債などレンジ内ながら、やや値動きの荒い展開ともなったが」

熊「先行きの不透明感もまだまだ強く、参加者も限られ板が薄いことで、値が飛んでいたようにも」

牛「引けにかけては、現物の長期や超長期にやや戻り売りもみられ」

熊「10年296回は前日比+0.085%の1.460%が引け後に打たれ」

牛「20年105回も引け後に一時、前日比+0.075%の2.065%が打たれる場面も」

熊「債券先物は引け際に138円42銭まで売られ、大引は前日比1円9銭安の138円46銭で引けた」

牛「麻生首相は、世界的な株安を受けた追加経済対策のとりまとめを指示し」

熊「008年度補正予算案が成立した後の今月下旬に打ち出すそうだが」

牛「対策の規模は今年度補正予算案の1兆8000億円を上回るとの見通しも示した」

熊「自民党の保利政調会長は、追加経済対策で赤字国債発行を是認しているわけではない、と発言していたが」

猫「保利氏は、赤字国債発行も場合によってはやむを得ないと言明していたようね」

熊「この二次補正の動向にも、今後は要注意だな」

猫「国会といえば、与謝野大臣の携帯電話は、さすがにワンセグもついているようね」

牛「ただ、国会内での携帯持ち込みは原則禁じられているそうなので、ご注意を」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月8日(水曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄138円22銭、高138円32銭、安137円96銭、引138円03銭、2050億円
LIFFE、寄138円05銭、高138円25銭、安137円90銭、清算値137円91銭、381億円
CME日経平均先物、引け9820円


熊「世界的な金融不安で日本の景気も悪く株安も止まらないという暗い状況に陥っている中に、久しぶりに明るいニュースが伝わった」

牛「日本時間の昨夜、南部陽一郎氏、小林誠氏、益川敏英氏にノーベル物理学賞が授与されると発表された」

熊「作者は早速、子供たちに試験に出るからこの3人の名前を暗記するようにとアドバイスしていたとか」

牛「それはさておき、昨夕、財務省は本日入札予定だった10年物価連動国債の入札を中止すると発表した」

熊「入札日の前日になっての取りやめというのも、極めて珍しい事態だが」

牛「物価連動国債は9月30日に、一回あたり発行予定額を5千億円から3千億円に減額すると発表していた」

熊「今回の金融危機の影響で、海外投資家は物価連動国債などに換金売りを入れてきたとみられ、相場が大きく崩れており」

牛「ここで発行に踏み切ると割高な発行となり、その分国民負担が増加するという事態を避けるための発行中止とみられる」

熊「その欧米の金融不安への対応として、FRBはCPを購入する制度を設立すると発表し」

牛「この発表を受けて、米債は10年債利回りで3.58%に利回りが上昇するなど一時大きく下落する場面も」

熊「また、バーナンキFRB議長は講演で、現在の政策スタンスが依然適切かどうか考慮する必要、と発言」

牛「なんか回りくどい発言やけど、要はこれは早期利下げを示唆する発言と受け止められた」

熊「ブッシュ大統領は、英・仏・伊首脳と市場の安定化について電話で会談を行なったようだが」

牛「英国では、大手銀行が資金支援などを要請するため、英政府と会談したとの報道もあった」

熊「びっくりしたのは、国内銀行を事実上国有化すると発表したアイスランド政府は、やはり財政が耐え切れないとみられ」

牛「なんとアイスランドは、ロシアから5500億円の緊急融資を受けるそうや」.

熊「今回の金融危機がついに、国家同士での直接融資に発展するという異常事態になり、これは国際政治にもいずれ大きな影響を与えそうだ」

牛「昨日の米国市場では、一時変われる場面もあったが、金融不安は拭えず、バンク・オブ・アメリカの増資や減配の発表など嫌気され」

熊「さらに、三菱UFJファイナンシャル・グループがモルガン・スタンレーへの出資を引き揚げるといった噂も加わり」

牛「FRBによるCP購入制度創設発表やバーナンキFRB議長の利下げ示唆などがあったものの、金融株は大きく下落」

熊「バーナンキ議長の、市場の混乱や軟調なデータから、米成長見通し悪化と下振れリスクの高まりを示すとの発言などから」

牛「米景気悪化への懸念も強まり、金融株ばかりでなくハイテク株などにも売りが広がり」

熊「ダウは結局508.39ドルもの下げとなり、ナスダックも108.08ポイント下落した」

牛「米債も株安から一時の下落から、やや値を戻したものの結局、10年は前日比+0.05%の3.50%で引けている」

熊「NY外為市場では、米株安に加えて利下げ観測も加わり、ドルが売られドル円も101円台に」

牛「ということで、本日の東京市場、株はさらに下落基調を強めるとみられるが」

熊「債券については米債が利益確定売りに押されたということもあるが、昨日も欧州など海外投資家による円債などへの換金売りが入ったとみられ」

牛「今日も長期や超長期ゾーンには、そういった売りが入る可能性があり、国内投資家さんも先行き不透明感の強いことで」

熊「積極的には買いづらい。昨日の白川日銀総裁の発言にもあったように景気回復には時間が掛かるとの見方もあり」

猫「押し目買いは入りそうだけど、上値も重くなりそうね」

熊「それにしても日本人3人まとめてノーベル賞にも驚きだったが」

猫「ここにきての欧州での金融機関を巡る動きも、かなりびっくりね」

牛「この欧米市場の混乱は、いつ収束するんやろ」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄138円63銭、高139円82銭、安138円39銭、引139円35銭(+1円05銭)
18190億円
2年273回 0.730%(+0.020%)
5年75回 0.950%(0.000%)
10年296回 1.410%(-0.020%)
20年105回 %(%)
30年28回 %(%)


熊「米国市場ではさらなる金融不安の高まりなどからダウは500ドルを超す下げとなり」

牛「日経平均も前日比460.78円安と前日比500円近い下げで前場を引けている」

熊「欧米の金融不安はさらに強まり、それにともなう景気への影響も危惧され、企業業績への影響が懸念されている」

牛「外為市場では再び円高が進行していることも、輸出関連株にとっての売り材料に」

熊「債券先物はこの株安なども意識され買い気配でのスタートとなり、前日比33銭高の138円63銭で寄り付いた」

牛「その後、138円70銭を高値に戻り売りに押されいったん138円39銭に押され」

熊「現物は10年296回は前日比-0.020%の1.410%の出合いののち、1.435%に後退するなど」

牛「現物は上値の重い展開となっていたが、先物は9時半あたりから妙な動きに」

熊「特に材料が見当たらない中、債券先物はまとまった買いが入り急騰」

牛「これを受けてか、日経平均先物は一時前日比500円安の9710円まで売られ」

熊「株先買い・債券先物売りのポジションのアンワインドでも入ったのか」

牛「しかし、その後の日経平均先物の動向を見ると、どうもそういったポジションとかの動きでもなさそう」

熊「時間外で米債がしっかりしていることや、欧米中銀の早期利下げ観測なども影響したのか」

牛「市場では昨日のバーナンキ議長の利下げを示唆するような発言を受け」

熊「今日にも、BOE、ECB、FRBあたりが協調利下げか、といった期待する声も出ていたようだが」

牛「イングランド銀行では今日から金融政策委員会が開催されるが、明日を待たず今日にも利下げを決定するんか」.

熊「あくまでそういったものは市場観測だけど、それだけ市場が緊迫化しているともいえるか」

牛「今日の債券先物の急上昇は、海外投資家のアセット・スワップの外しではないかとの観測もある」

熊「今日のスワップ市場でも大きな動きがあったとみられ、スワップ市場でのイールドカーブはフラット化していたと」

牛「仕組み債のヘッジに絡んで、長いところはレシーブが強く、債券先物周りの期間などは払いが入っていたとも」

熊「海外投資家による債券先物買いとスワップの払いを組み合わせた取引のまとまったアンワインドが入ったのではないかと」

牛「ヘッジファンドなども、この市場の緊迫化から、ポジション整理を進めざるを得ないとみられ」

熊「そういった動きが債券先物に影響し、139円台を回復し前日比1円以上の上昇となり、一時前日比1円52銭高の139円82銭まで急上昇」

牛「しかし買い戻し一巡後はさすがに戻り売りに押されたが139円07銭までとなり、前場は前日比1円05銭高の139円35銭で引けた」

熊「現物は0年296回は前日比-0.020%の1.410%の出合いののち、1.435%に後退後に再び買われ」

牛「結局、前日比-0.030%の1.400%が買われたが、先物の上昇に比べれば動きは限られ」

熊「先物主導というか、先物だけが勝手に大きく動いていた感じだな」

牛「ただ本日の入札が中止された物価連動国債には前日までの急落の反動もあってか、こちらはしっかり買われていたようや」

熊「当面、海外投資家によるこういったポジション調整の動きはありそうだ」

猫「米大統領候補のオバマさん、財務長官候補としてバフェット氏をあげたそうね」

熊「今回の金融危機に際しても、バフェット氏は活躍していたけど」

猫「もし財務長官となったら、バフェット氏が持っている桁違いの金額の株式とかはどうするのかしらね」

牛「それはそれで米国株式市場にとっては、別な意味で脅威のような気も」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄139円32銭、高139円59銭、安139円15銭、引139円55銭(+1円25銭)
12326億円
2年273回 0.750%(+0.040%)
5年75回 0.970%(+0.020%)
10年296回 1.380%(-0.050%)
20年105回 1.990%(-0.075%)
30年28回 2.155%(-0.090%)


熊「今日の東京株式市場は急落し、前日比900円以上の下落となった」

牛「日経平均の引けは9203.32円と前日比では952.58円の下落」

熊「下落率は9.38%となり、歴代3位というかワースト3位の記録に」

牛「歴代トップは1987年10月のブラック・マンデーの翌日20日につけた14.9%に」

熊「ブラック・マンデーに匹敵するような株の下落と、まさに危機的状況となっている」

牛「もちろん日本市場だけでなく世界の株式市場が大きく下落しており、世界同時株安といった状況となっている」

熊「たとえば株の急落を受けて、インドネシアの証券取引所は取引を停止するという事態に」

牛「外為市場では、円高も進行し、ドル円は節目とみられた100円を割り込んできた」

熊「円はユーロに対しても買われ、1ユーロが一時135円割れに」

牛「株式市場では、機関投資家や海外のファンドなどが換金売りが持ち込まれたとみられ」

熊「買い手が限られる中、先物などの仕掛け的な売りも加わり、自由落下といった状況となった」

牛「これにより東証一部の時価総額は、前日比25兆円も減少し287兆円と300兆円の大台割れ」

熊「300兆円割れは2003年12月以来の約4年10か月ぶりだとか」

牛「時間外取引では、米国株の先物も大きく下落しており」

熊「今日の欧米市場動向も注意が必要となりそうだ」

牛「イングランド銀行では今日から金融政策委員会が開催されるが」.

熊「欧米市場も大きく動揺するようだと、FRBやECBがとりあえず緊急利下げを行なってくる可能性は否定できなくなった」

牛「株式市場の急落の背景は、もちろん欧米の金融危機への懸念もあるが」

熊「それとともに、景気への懸念の強まりなども影響しているとみられ、」

牛「その実質手は効果はさておき、アナウンス効果を狙って、市場の動揺を鎮めるための利下げが行なわれる可能性がありそうや」

熊「債券市場は、後場に入り比較的冷静な動きとなっていた」

牛「そもそも債券先物は前場異常な急騰をしていたことで、さすがに後場は上値が重くなっていた」

熊「現物も動意薄といった感も強まっていたが、ドル円が100円割れ、日経平均の下げが止まらなくなり」

牛「中期は重かったが、長期から超長期にかけて投資家さんの買いが入ったとみられ」

熊「2年273回は一時前日比+0.040%の0.750%、5年75回は前日比+0.020%の0.970%ながら」

牛「10年296回は前日比-0.055%の1.375%と1.4%を大きく割り込み」

熊「超長期20年105回は2%を割り込み、一時前日比-0.080%の1.985%が買われ、30年28回も同-0.080%の2.165%」

牛「結果として、イールドカーブはフラット化」

熊「債券先物は前日比1円25銭高の139円55銭で引けている」

猫「株式市場を見ると、ますます危機的な状況にあるようね」

熊「英国の財務省は、銀行に金融支援を実施するとの発表があった」

猫「また、あらたな動きが出てきたわね」

牛「しかし、ひどい相場になってしまったなあ」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月7日(火曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄138円50銭、高138円61銭、安138円46銭、引138円53銭、1055億円
LIFFE、寄138円60銭、高139円00銭、安138円35銭、清算値138円90銭、459億円
CME日経平均先物、引け10095円


熊「昨日の東京時間で、時間外取引ながらすでに米株が大きく売られ米債は大きく変われるなどやや異常な動きとなっていた」

牛「アジア市場でも軒並み株が下落し、外為市場ではドルやユーロが売られるなどしており」

熊「昨日の欧米の株式市場の動向が気になっていたが、実際にダウは一時前日比800ドル安となる場面もあった」

牛「まず、欧州市場を見てみると、ロンドン株式市場ではFT100種総合株価指数が391.1ポイント下落の4589.2となったが」

熊「この下げ幅は過去最大となり、下げ率では過去3番目の大きさとなった」

牛「そして、FTSEユーロファースト300種指数は84.48ポイントの下落、7.75%と過去最大の下げ率となった」

熊「欧州市場では、ドイツ連銀が不動産金融ヒポ・レアル・エステートに短期流動性を供給することに同意と伝えられ」

牛「欧州の金融機関への不安がむしろ強まったものとみられ、これを受け株が下落し、ユーロが対ドルで下落」

熊「リスク回避の動きから、欧州市場で債券は買われ、ドイツ連邦債は10年で0.17%の利回り低下となった」

牛「トリシェECB総裁は、必要な限り求められる全ての流動性を引き続き供給すると発言」

熊「また、トリシェ総裁は、金融市場に関するリスクを過小評価していた、との発言もあった」

牛「米国市場では、アジアや欧州などの株安を受け、さらに先週末発表された雇用統計などからも米国経済への懸念も強まり」

熊「ダウは一時、過去最大の下落幅となる前日比800ドルもの下げとなったが」

牛「引けにかけては、急速に下げ幅を縮小させ、369.88ドル安の9955.50ドルで引けている」

熊「ダウが引け値で1万ドルを下回るのは、2004年10月以来」

牛「ナスダックは84.43ポイント安の1862.96と、2004年9月以来の安値で引けている」.

熊「ダウの引けにかけての戻りは、何かしらの対応策が講じられるのではないかとの思惑によるものとも」

牛「米債は欧米の金融不安の高まりと、それにともなう株安を受け、10年債利回りは一時3.42%に低下する場面も」

熊「結局、10年債利回りは前日比-0.15%の3.45%、2年債利回りは同-0.16%の1.43%に」

牛「来月からの米国債の増発に関しては、3年物国債の再発行とともに、いくつかの選択肢を検討と日経が伝えている」

熊「目先は危機対応で米国債は買われやすいものの、いずれ日本の1998年末の運用部ショックのようなことが起きないとも限らない」

牛「欧米の金融当局は、なかなか余裕はないかもしれないが、1990年代あたりの日本の状況などの検証をしっかり行なった方が良いのでは」

熊「バーナンキさんに、余計なお世話だ、とか言われそうだが、それはさておき外為市場もたいへんなことに」

牛「比較的に傷が浅いとみられた日本の円が、対ドル、対ユーロで買われ、ドル円はNY時間で一時100円台をつけた」

熊「高金利通貨も売られ、オーストラリアドルは対円で、先週末の81円台から73円台に急落している」

牛「リスク回避の動きは原油先物市場にも影響し、WTIの11月物は前日比6.07ドル安の87.81ドルに」

熊「FRBによる緊急利下げといった思惑も出ているようだが、今日まで日銀の金融政策決定会合が開催される」

牛「ECBでも利下げが議論されたみたいやが、日銀では日本経済への世界的な金融危機の影響なども議論されるとみられ」

熊「結論としては全員一致での現状維持とみられるものの、その結果とともに白川総裁の会見内容にも注目」

猫「債券相場は先物は139円台をトライしそうで、10年債利回りは4月以来の1.3%割れの可能性もありそうね」

熊「金融機関さんの損失も大きいけど、こうなると個人投資家も株安や円高などの影響を大きく受けそうだ」

猫「ダウは1万ドルを割ったけど、日経平均も1万円の大台を割り込みそうね」

牛「この世界的な金融危機連鎖は、どこで止まるんやろか」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄138円73銭、高138円80銭、安137円70銭、引138円15銭(-40銭)
19958億円
2年273回 0.705%(+0.025%)
5年75回 0.945%(+0.045%)
10年296回 1.405%(+0.035%)
20年105回 2.025%(+0.030%)
30年28回 %(%)


熊「昨日の米国市場では、ダウが1万ドルを割り込んだことから」

牛「今日の東京株式市場も仲良く、日経平均は1万円を割り込む」

熊「ただし、米国株式市場は一時の800ドル安から大きく切り返すなどしており」

牛「作者は、この切り返しがちょっと気になっていたようやが」

熊「何かしらの材料があったというわけではなく、協調利下げとか協調介入と思惑かといった指摘もあったが」

牛「それらも現状はあまり現実的ではないとみられ、それなりに米株も押し目買いも入ったのではないかとも」

熊「ただ、原油先物も大きく下落し、外為市場でもユーロやドルが大きく売られるなどしており」

牛「投機筋によるポジション調整といった動きが、あちらこちらに入った可能性もありそうや」

熊「本日の債券市場は株安や米債高などを受け、先物は買い気配でのスタートとなり」

牛「前日比18銭高の138円73銭寄り付き、その後138円80銭まで買われたんやが」

熊「その後、138円70銭を挟んでもみ合ったあと、9時半ぐらいからまとまった売りが入り」

牛「債券先物は急落、138円50銭も割り込みあっさり前日比マイナスとなり」

熊「138円で止まらず、なんと前日比85銭安の137円70銭まで急落の展開に」

牛「先物はそこそこ出来高を伴った下げでもあり、海外投資家によるポジション調整に絡む売りといった可能性も」

熊「ただし、債券先物の建て玉を見ると、ここにきてやっと減少傾向が止まり、昨日は久しぶりに少し増加」

牛「昨日までにそれほど大きな仕掛け的な動きが入ったとも考えづらい」.

熊「今回は先物と同時に現物債も急反落しており、どうやらこれまで買っていた投資家さんによる益出し売りが入ったのではないかと」

牛「業者さんもそこそこ買いポジションとなっていたともみられ、いったんの売り場が形成された可能性も」

熊「現物は5年75回が朝方の0.905%から一時前日比+0.080%の0.980%が打たれ」

牛「10年296回も朝方の1.355%から前日比+0.040%の1.410%がヒットされた」

熊「益出しの売りにしては、やや売り方もオーバーシュートしていたが」

牛「板の薄い中にそこそこまとまった売りが入った可能性もあるが、仕掛け的な動きも加わっていた可能性もある」

熊「債券は売り一巡後は、買戻しも入り先物は138円台を回復し、前日比40銭安の138円15銭で前場を引けた」

牛「株式市場も一部押し目買いも入ったとみられ、日経平均は1万円台を回復し」

熊「前場の引けは、前日比324.63円安の10148.46円に」

牛「債券の中期ゾーン主体の動きは、日銀の金融政策への思惑なども入っていたんやろうか」

熊「後場は、まずその決定会合の結果を確認したい」

牛「声明文の内容とともに、白川総裁の会見内容も注目されるとみられ」

熊「前場に債券はだいぶ動いただけに、後場は静かな動きとなりそうな」

猫「株はそろそろ下げ止まり、というわけにはいかないのかしら」

熊「なかなか今回の欧米主体の金融危機は根も深そうだしなあ」

猫「外為市場でドル円は102円台を回復したようね」

牛「小沢民主党代表が風邪で入院したとか、それで円売り、なんてことはないか」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄138円15銭、高138円38銭、安137円91銭、引138円30銭(-25銭)
13772億円
2年273回 0.705%(+0.025%)
5年75回 0.950%(+0.050%)
10年296回 1.430%(+0.060%)
20年105回 2.055%(+0.060%)
30年28回 %(%)


熊「後場の寄り付き後すぐに、オーストラリア準備銀行がオフィシャルキャッシュレートを1.0%引き下げ6.0%とすると発表」

牛「0.5%の引き下げかとの見方が多かったとみられ、この大幅利下げはまさら予想外」

熊「異例の大幅利下げは、彼入れ金利を大幅に低下させるための措置との豪中銀からの発表も」

牛「リスクバランスの変化により、引き締め度合いを著しく緩める必要があったとのコメントも」

熊「そして、びっくりした記事がもうひとつ」

牛「アイスランド政府は金融危機を回避するため、同国のすべての銀行を事実上国有化する法案を提出し可決されたそうや」

熊「同国の主要銀行は6日、金融市場からの資金調達ができなくなり、銀行間の取引を全面停止したことなどによる措置とみられると報じられた」

牛「まとめてドーンと国有化してしまうとは。それにしても人口30万強、金融不動産がGDPの26%を占めているそうやが、大丈夫なんやろか」

熊「それだけ欧州の金融市場は、危機的状況にあるということだな」

牛「そして、日本では日銀の金融政策決定会合が開催されていたが」

熊「その結果は、予想通りに全員一致での現状維持」

牛「市場ではさすがに利下げと見ていた向きはほとんどいなかったとは思われるが」

熊「一部に基準貸し出し金利を引き下げるのではないかといった見方もあったようだ」

牛「債券先物は138円15銭で寄り付いて、日銀の決定会合が伝わると」

熊「一時137円91銭まで売られる場面もあったが、これは日経平均が下げ幅縮小させていたことも要因か」

牛「後場に入り、日経平均は一時10300円台を回復したが、その後は上値も重くなった」.

熊「日銀が発表した声明文で、足元の景気判断は、停滞していると、表現を据え置いたものの」

牛「先行きは不確実性が大きいとも指摘し、やや長い目でみれば次第に緩やかな成長路線に復してくると」

熊「やや長い目といいう箇所が、なかなか微妙な表現だな、果たしてどれだけ長いと見ているのか」

牛「これらについては、のちほど白川総裁の会見で詳しい内容も明らかになるんかな」

熊「そういえば、発表された8月景気動向指数は一致CIで2.8ポイント低下となり、下げ幅としては過去最大となった」

牛「その後、債券先物はじりじりと切り返し、138円30銭台を回復」

熊「前場、急落する場面もあったが、比較的先物はしっかりとなった反面」

牛「10年276回は引けあと前日比+0.035%の1.435%が打たれるなど重かった」

熊「5年は前場一時0.980%まで打たれたが、後場は0.950%あたりとやや買戻しも」

牛「超長期20年は前日比+0.065%の2.060%がヒットされるなど、長いところには投資家さんの売りも入ったものとみられる」

熊「債券先物は前日比25銭安の138円30銭で引けており、後場は前場のレンジ内の動きに」

牛「外為市場で、ドル円は一時103円台をつける場面もあった」

熊「そして、日経平均は前日比317.19円安の10155.90円で大引となった」

猫「今度、米政府やFRBは企業の資金繰り直接支援のためのCP購入を検討との記事も」

熊「まさに、いつか来た道だな」

猫「とりあえず、今日の東京市場は終わって見ると株も債券も売られたわね」

牛「さて、今日の欧米市場はどうなることやら」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月6日(月曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円68銭、高138円20銭、安137円68銭、引138円03銭、1536億円
LIFFE、寄138円00銭、高138円13銭、安137円60銭、清算値137円60銭、302億円
CME日経平均先物、引け10920円


熊「先週末の米国市場はかなり波乱含みの展開となった」

牛「朝方発表された米雇用統計では、非農業雇用者数は前月比15.9万人減と事前予想よりも悪化したが」

熊「市場への反応は限られ、3日の米国市場では午前中はむしろ買いが入り一時前日比300ドルを超す上げに」

牛「これは、米下院での金融安定化法案の可決への期待からとの見方もあったが」

熊「実際に賛成多数で可決されたら、むしろ米株式市場は材料出尽くしが意識されたのか、戻り売りに押され」

牛「ダウは結局157.47ドル安の10325.38ドル、ナスダックは29.33ポイント安の1947.39で引けている」

熊「シティグループはFDICの支援を受けて、ワコビアの銀行部門買収に合意していたのに対し」

牛「ウェルズ・ファーゴが150億ドルで、政府の支援なしで全部門の買収を提案したそうや」

熊「米国の金融機関の再編の動きもまだまだ流動的、このニュースで3日の米株式市場では朝方の金融株の上昇要因にも」

牛「そして、3日の米債券市場では午前中は株高など意識されて、売られていたものの」

熊「午後に一転、株が反落し、金融安定化法案の実効性などが材料視され、米景気の先行きなどもあらためて懸念され」

牛「米10年債利回りは、前日比-0.04%の3.60%と3日続伸、2年債利回りは同-0.03%の1.59%に」

熊「円債先物も先週のイブニングセッションから、かなり波乱含みの展開となっていた」

牛「3日のイブニングセッションでは137円68銭と15時の引けと同値で寄り付き後」

熊「じりじりと買い進まれて138円台を回復し、138円20銭まで買われ、引けは138円03銭」

牛「これはどうも、来週の英中銀金融政策委員会で利下げを求めるとのブランチフラワー委員の発言が材料視されたとも」.

熊「金先などもこれを受けて買われたようだが、ただし、ランチフラワー委員は9月にも50bpの利下げを主張していた」

牛「そして、LIFFEでの円債先物は3日の午前中の米市場で、株高債券安となったことを受け」

熊「138円ちょうどで寄り付き後、戻り売りに押され137円60銭の安値引けとなった」

牛「しかし、その後、米国市場で株が売られ、米債は切り返したこともあり」

熊「本日の債券先物の寄り付きは、そこそこしっかりとなりそうだ」

牛「4日にパリで開催された欧州4か国首脳などによる緊急会合では。金融安定化のためにあらゆる措置を講じるとしたものの」

熊「サルコジさんが主張した各国の資金拠出による基金設立は見送られた」

牛「今週、金曜日にはパリでG7が開催される予定だが、今回の危機に対し各国の連携した対応なども協議されるとみられる」

熊「協調利下げなど期待する声もあるが、中銀に対してはむしろ情報の共有化や、資金供給などに対しての迅速な行動などが求められる」

牛「そして、欧米の金融機関に対しての救済策についても、政府による、より積極的な対応も求められそうや」

熊「今日から日銀の金融政策決定会合が開催されるが、金融政策は現状維持となりそうだが」

牛「明日の会合後の白川総裁の会見の内容など、今回の世界的な金融危機の中における、日銀の姿勢といったものも注目される」

熊「相場については、先週末の米市場も波乱含みとなっているなどしたことで、むしろ今日は様子見気分を強めることも」

猫「社民党のおたかさんこと、土井たか子前党首は次期衆院選には出馬しないそうね」

熊「次期衆院選宮崎1区の自民候補として取りざたされている東国原宮崎県知事の動向も気になるところ」

猫「マスコミの露出度が高いだけに、選挙への影響は少なからずありそうね」

牛「ドイツ政府は、ドイツ国内の銀行の個人預金を全額保護すると発表したそうやな」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄138円40銭、高138円49銭、安138円02銭、引138円27銭(+59銭)
11708億円
2年273回 0.680%(-0.050%)
5年75回 0.915%(-0.065%)
10年296回 1.380%(-0.065%)
20年105回 2.000%(-0.085%)
30年28回 %(%)


熊「3日発表の米雇用統計は非農業雇用者数が15.9万人減と予想以上の減少となったが、市場への影響は限られた」

牛「米下院での金融修正法案の動向に注目が集り、可決されたのちは法案の実効性に対する懸念も意識され」

熊「結果ダウは157ドル安、米10年債利回りは-0.04%の3.60%と3日続伸に」

牛「円債は2日のイブニングで欧米の利下げ観測で買われ、LIFFEでは売られていたが」

熊「本日の債券先物は、米債高や株安などを受けて買いが先行し買い気配スタートと」

牛「気配を切り上げ、先週末72銭高の138円40銭で寄り付いたが、思いのほか高寄りともなった」

熊「このため、寄り付き後は戻り売りに押され138円02銭まで売られたが」

牛「現物債がしっかりとなり、買戻しも入るが、寄り付きで大きく上げてしまっていたこともあってか」

熊「その後は138円10銭から20銭台でのもみ合いとなり、前場は先週末比59銭高の138円27銭で引けている」

牛「さて、そのしっかりの現物債やけど、先週末同様に幅広い年限に投資家さんの買いが入ったとみられる」

熊「米雇用統計の内容を見ても、米経済の減速傾向は明らかとなり」

牛「欧州でも金融危機などによる経済への影響も懸念され、ECBでは利下げも視野に」

熊「米債も先週は3日続伸となっていたが、質への逃避といった動きもみられ」

牛「日本では、今日から金融政策決定会合が開催されるが」

熊「今回の決定会合での利下げの可能性は少なく、たぶん全員一致での現状維持が明日、決定されるとは思われるが」

牛「日銀もいずれ利下げを行なうのではないかとの見方も出ているようやし」.

熊「1日発表の短観などを見ても、景気後退を裏付ける内容になっていたが」

牛「中川昭一財務相兼金融担当相は昨日テレビで、メガバンクが地方の中小企業から融資を一斉に引き揚げており要は貸し渋りだ、と懸念を表明」

熊「米国で10日に開催されるG7に関して、この事態に対処する責任は日本も持っている、との発言もあったとか」

牛「こうなると財務相兼金融担当相が、日銀に対して利下げを求めてくる、なん事態もないとは言えないような」

熊「地方の中小企業の経営はかなり大変なことは確かでもあるが」

牛「それはさておき、時間外取引で米債が長いところ主体に大きく買われていることもあり」

熊「年金さんやバンクさんなどからの買いばかりでなく、海外投資家さんの買いも入ったのか」

牛「2年273回は0.695%と0.7%割れで出合ったのち、先週末比-0.050%の0.680%まで買われ」

熊「ちなみに短期金融市場は、日銀の積極的な資金供給も功を奏してオペ金利も低下するなど落ち着いてきているが」

牛「その共通担保オペの平均落札レートは、0.655%と一時の0.7%から低下した」

熊「現物債は5年75回も同-0.060%の0.920%に、10年296回は同-0.065%の1.380%まで買われ」

牛「10年債の1.4%割れは9月16日のリーマンショックで、瞬間1.375%をつけて以来の水準に」

熊「20年105回同-0.040%の2.045%の出合い後に、同-0.085%の2.000%ちょうどが買われた」

猫「債券はしっかり、日経平均は大幅安」

熊「当面はこういった地合が続くのだろうな」

猫「4日に放映されたテレビドラマ、ガリレオの視聴率が20.8%だったそうね」

牛「映画のガリレオも公開されたけど、こちらもかなりの成績を上げそうやな、実に面白い」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄138円28銭、高138円83銭、安138円17銭、引138円55銭(+87銭)
16532億円
2年273回 0.675%(-0.055%)
5年75回 0.905%(-0.075%)
10年296回 1.375%(-0.070%)
20年105回 2.005%(-0.080%)
30年28回 2.195%(-0.090%)


熊「日経平均株価は、先週末比465.05円安の10473.09円と2004年2月以来の水準で引けた」

牛「日経平均株価は一時、先週末比で500円以上下落し、10400円を割り込む場面も」

熊「TOPIXは999.05ポイントとなり、2003年12月以来の1000ポイント割れ」

牛「外為市場では、円が対ユーロやドルなど対主要通貨が大きく買われ」

熊「ドル円は一時103円を割り込み、対ユーロでは2006年3月以来の140円割れとなる場面も」

牛「アジア市場全般で、株式市場は大幅に下落」

熊「時間外取引での、米株先物も大きく下落し、反面、米債は長いところ主体に大きく買われ」

牛「これらはつまり、リスク回避の動きということか」

熊「米国では金融安定化法案が下院で可決しても、金融市場での先行き不透明感は拭えず」

牛「それ以上に、欧州の金融市場の動向に懸念も示された」

熊「ドイツ政府が、国内の個人預金を全額保護する方針を表明したことに続き」

牛「デンマーク政府も、国内の銀行預金を全額保護すると発表するなど欧州各国も金融危機への対応に躍起になっており」

熊「それだけ今回の金融危機への懸念がむしろ強まり」

牛「今回の米国発の欧米金融市場を直撃した金融危機の中にあって、唯一怪我が少なかった日本の円に資金が向かったり」

熊「よりリスクの高い株が下落する反面、債券市場では質への逃避から国債主体に買いが入った」

牛「後場に入っての動きは、ややパニック的な動きのようにも思われ」.

熊「月曜日、マンデーだからというわけではないが、今日の欧米市場の動向も気になる」

牛「ブラックマンデーの時も、事前の日本市場は何かを予兆させるような動きとなっていたけど」

熊「欧米市場でもある程度の株の下落は避けられないと思われが、なんとか急落という事態だけは回避してほしい」

牛「後場に入っての債券市場では、まず現物30年28回は先週末比-0.090%の2.195%と2007年11月以来の2.2%割れで出合った」

熊「10年296回は先週末比-0.075%の1.370%が買われ、9月16日のリーマン・ショックの際につけた1.375%を下回り」

牛「5年75回は0.895%と0.9%を一時割り込み、2年273回は0.675%まで利回りが低下」

熊「債券先物も買戻しの動きを強め、先週末比1円を超す上昇となり、一時先週末比1円15銭高の138円83銭をつけてきた」

牛「しかし引けにかけては、債券はややピッチの早い上昇であったことや」

熊「現物は目先の節目に接近したり、割り込んだりしたことで、やや高値警戒も」

牛「市場参加者もちょっとこの動きは気になり、とりあえず欧米市場動向を確認したいと」

熊「欧米の金融市場でもし大きな動揺を示したりすれば、たとえばFRBによる緊急利下げといったことが実施される可能性もないとは言えないが」

牛「結局、債券先物は先週末比87銭高の138円55銭で引けている」

熊「まあ、皆が皆、心配している際には、大きなショックは回避されると思われるが」

猫「結局、東国原宮崎県知事は衆院選には出ないようね」

熊「でも、いずれ国政選挙に出てくるんじゃねえか」

猫「それにしても、なんとなく嫌な相場展開ね」

牛「いまそこにある危機、といった状況に」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月3日(金曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円27銭、高137円27銭、安136円95銭、引136円96銭、1315億円
LIFFE、寄137円07銭、高137円50銭、安137円00銭、清算値137円45銭、477億円
CME日経平均先物、引け11060円


熊「昨日開催されたECBの定例理事会で、政策金利を年4.25%に据え置くことを決めたが」

牛「その後の記者会見で、トリシェ総裁は利下げについて検討したことを明らかにした」

熊「理事会では、最近の市場の混乱について集中的に議論し、それによる成長やインフレに与える影響についても議論」

牛「また、トリシェ総裁はインフレの上振れの余地は少なくなった、とも発言」

熊「そして、経済見通しに関する不透明感が、異例なほど高いとも」

牛「結果としては全会一致での現状維持となったようやが、次回11月での会合での利下げの可能性がこれで強まってきた」

熊「総裁はまた、金融政策スタンスと流動性供給オペとは切り離している、この切り離しは金融の安定にとって重要との発言も」

牛「麻生首相も世界的な金融危機に対応して、解散よりもまずは景気対策と主張しているようやが」

熊「今、解散総選挙となると与党の議席数が230議席台に落ち込むとの自民党が先週実施した情勢判断もかなり影響はしていそうだけど」

牛「日本での衆院の解散時期はどうも10月上旬は見送るとの観測も強まっているが」

熊「欧米の金融危機は日本経済にも大きな影響を与えつつあり、今後の景気悪化が見込まれる中での解散総選挙となると」

牛「選挙結果見通しに関しての不透明感も、高くなってきているような」

熊「その金融危機による景気への影響を最も危惧しているのは、危機の発生源でもある米国の市場」

牛「金融安定化法案は上院を通過したもの、下院でどうなるか、まだ不透明感も強いが」

熊「それ以上に景気への影響が危惧されており、昨日発表された新規失業保険申請件数は49.7万人と2001年9月以来の水準に」

牛「今日発表される9月の米雇用統計でも、非農業部門雇用件数が大きく減少するのではないかとみられている」.

熊「ちなみに市場での予想は、10.5万人減あたりのようだが」

牛「結局ダウ平均は前日比348.22ドル安の10482.85ドル、ナスダックは92.68ポイントの下落となった」

熊「昨日の株の大幅な下落は、市場がFRBに対して利下げを促しているようにも思われた」

牛「米債はその利下げ観測も加わり、2年債利回りは前日比-0.20%の1.62%、10年債利回りは同-0.09%の3.64%に」

熊「今日の東京株式市場は米株の下落を受けて、朝方から売りが先行するとみられ」

牛「CMEの日経平均は11060円の引けとなり、2005年5月以来の11000円割れとなる可能性も出てきた」

熊「債券は先物はまた勝手に大きく上昇しそうな感じだけど」

牛「とりあえず、債券先物12月限の建て玉の減少は昨日はいったんブレーキが掛かったかたちだけど、参加者は引き続き限定的か」

熊「現物は昨日入札された10年債は比較的重くなっていたが、中期債主体に買い進まれるのではないかとも」

牛「長期や超長期は、リーマン破綻後のレポ市場への影響や、欧米金融機関による売りなどが残ると上値は重くなりそうやけど」

熊「本日の債券市場は、朝方から買いが先行し、戻りを試す展開が予想される」

牛「株価動向など睨んで、先物はやや乱高下してくる可能性もある」

熊「ただ、今日の日経新聞のつなぎ国債の記事を含めて、今後の国債の需給なども気になるところ」

猫「週末金曜日だけと、週末も気が抜けないわね」

熊「週末、何かしらの動きが出る可能性もあるし」

猫「そういえば、ついこの間まで夏だと思っていたら、もう10月で秋本番じゃないの」

牛「行楽の秋、食欲の秋、読書の秋、そして株安の秋か」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄137円55銭、高138円00銭、安137円42銭、引137円89銭(+65銭)
13509億円
2年273回 0.720%(-0.050%)
5年75回 0.980%(-0.065%)
10年296回 1.455%(-0.055%)
20年105回 2.085%(-0.055%)
30年28回 %(%)


熊「ホーニグ米カンザスシティ地区連銀総裁は、米経済はバブル後の調整が必要と発言(ロイター)」

牛「このバブルとは住宅バブルを示しているんかな、それとともに影響が大きいのは投資銀行バブルの崩壊も」

熊「また総裁は、今時価会計を変更すれば、多くの問題が生じるとも指摘している」

牛「金融の危機的に状況に対して、会計基準の変更は対処療法としては効果的かもしれないが、のちのちには大きな問題化する恐れもある」

熊「という欧米の金融危機は、欧米の経済も直撃」

牛「ホーニグ米カンザスシティ地区連銀総裁も、第4四半期から来年にかけても低迷が続くとも発言していた」

熊「しかし、米住宅市場の底打ちには、1.5年から2年程度かかるとの見方もある」

牛「実際には先行きがあまりに不透明感強く、そのような中で市場ではやや悲観的な見方が強まっている」

熊「昨日の米国市場ではダウは348ドル安となり」

牛「米債は中期主体に買い進まれ、2年債利回りは前日比-0.20%の1.62%、10年債利回りは同-0.09%の3.64%に低下した」

熊「特に中期が買い進まれていたが、質への逃避とともに、FRBへの利下げ期待もあったとみられる」

牛「これに対して、カンザスシティ地区連銀総裁は、金融政策は市場が機能不全の時は直ちに効果は出ないとも発言」

熊「それは確かにそうだ、トリシェECB総裁も金融政策スタンスと流動性供給オペとは切り離しているとの発言もあった」

牛「しかし、市場に促されるかたちで、FRBがいずれ利下げを行なってくる可能性はやはり否定できない」

熊「ECBでも昨日のトリシェ総裁の発言からは、いずれ利下げを行なう可能性も示唆」

牛「本日の債券先物は買い気配でのスタートとなり、前日比31銭高の137円55銭寄り付いた」.

熊「日経平均先物は前日比80円安の11070円で寄り付いた」

牛「その後日経平均は前日比100円を超す下げとなり、心理的な節目となっていた11000円も割り込んだ」

熊「世界経済への先行き不透明感から、輸出関連株など主体に大きく売られ」

牛「ソニーの株価も3000円を割り込んでいる」

熊「債券市場は、市場参加者も米雇用統計の発表や米下院での金融安定化法案の行方等も見極めたいと」

牛「一時もみ合う場面もあったが、現物は全般に買いが入り」

熊「5年75回は前日比-0.065%の0.980%と1%を割り込み」

牛「昨日、入札された現物10年296回も前日比-0.060%の1.450%まで買われた」

熊「ここにきて重かった超長期も買われ、20年105回は2.1%を割り込み同-0.055%の2.085%に」

牛「債券先物も一時前日比76銭高の138円ちょうどまで買われ、前場は137円89銭で引けた」

熊「日銀は今日も即日での資金供給を行い、これで13日連続となる」

牛「無担保コール翌日物の外銀の調達金利は0.65-0.70%あたりとやや落ち着いてきたようだ」

熊「債券はだいぶ買い進まれたが、さすがに先行き不透明感も強く、後場は様子見気分も強まりそうだ」

猫「麻生首相は、日本の総選挙時期は米大統領選挙時期とは全く別問題と発言したそうね(ロイター)」

熊「11月4日の大統領選挙の結果次第では、日本の総選挙にも影響があるのではとの見方に対しての発言かな」

猫「麻生さん、いったいどのタイミングを狙っているのかしらね」

牛「意外と絞りきれていないんやないか」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄137円90銭、高137円96銭、安136円53銭、引137円68銭(+44銭)
11241億円
2年273回 0.735%(-0.035%)
5年75回 0.980%(-0.065%)
10年296回 1.450%(-0.060%)
20年105回 2.080%(-0.060%)
30年28回 %(%)


熊「債券先物は、珍しく現物債に連動したような動きとなった」

牛「妙な仕掛け人が、やっといなくなってくれたんやろか」

熊「現物債で今日は投資家さんにそれなりに動きがあったためではないかとも」

牛「先物の建て玉減少もそろそろ止まって、ヘッジ機能など本来の機能を取り戻してほしい」

熊「と、長年、債券先物市場でディーリングを行なっていた作者も願っていたようだ」

牛「現物債は中期から超長期にかけて全般に買いが入ったとみられ」

熊「5年75回は後場に入り、一時前日比-0.075%の0.970%が買われ」

牛「昨日、入札された10年296回も前日比-0.060%の1.450%に」

熊「そして、20年105回は前日比-0.060%の2.080%が買われた」

牛「米金融不安により、相場もかなり荒れ模様となっていたが」

熊「ここにきて市場では、欧米の金融機関の動向といったものよりも、欧米の実態経済の動向に注目が集るようになり」

牛「発表された米経済指標も、米国の景気悪化を示すものが多く」

熊「今日は注目の米雇用統計の発表も控えており、これを受けてさらに米国の長期金利が低下する可能性も」

牛「株式市場ではさらなる株の下落も予想されているのか、日経平均は心理的な節目であった11000円をあっさり割り込み」

熊「結局、日経平均は10938.14円の安値引けとなるなど、地合も非常によくない」

牛「ただ、債券先物は一時137円96銭まで買われる場面もあったが」.

熊「前場つけた138円は取れず、その後は戻り売りに押され、一時137円53銭まで押され」

牛「債券先物の大引は、前日比44銭高の137円68銭となった」

熊「さて、米国での雇用統計の発表と、下院での金融安定化法案の行方を見極めたい」

牛「それを受けてのFRBの対応も気になるところやが」

熊「4日には、金融危機への対応を協議する欧州主要4か国首脳とECBの会合がパリで開催される」

牛「この会合には英独仏伊4か国が参加し、フランスのサルコジ大統領、ドイツのメルケル首相、イタリアのベルルスコーニ首相が出席の意向と」

熊「トリシェECB総裁も出席する予定で、昨日の会見でもトリシェ総裁は、異例な状況下で行なわれる特別な会合と指摘している」

牛「このパリでの会合の状況などにも、今後の欧州の動向を見る上で、注意が必要か」

熊「そして、来週は日本でも金融政策決定会合が6日から7日にかけて開催される」

牛「ここでも今回の欧米発の金融危機と世界経済への影響、さらにそれによる日本経済への影響などが議論されるとみられる」

熊「政策変更はないとみられるが、市場からは日銀の利下げを期待する声も出てきそうだな」

牛「7日の白川日銀総裁の会見の内容などにも注目が集りそうや」

熊「いずれにしても、当面、債券市場はしっかりした動きが続きそうだ」

猫「三菱UFJ証券とモルガン・スタンレーの日本法人との合併が検討されているそうね」

熊「日本の金融市場でも、大きな地殻変動が起きつつあるようだ」

猫「清原選手の引退効果で長渕剛さんの、とんぼがオリコンなどのランキングで急上昇だそうよ」

牛「作者みたいな昭和のおやじは、あの場面での、とんぼ、には感動したようや」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。

2008年10月2日(木曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円07銭、高137円25銭、安136円99銭、引137円23銭、1268億円
LIFFE、寄137円25銭、高137円40銭、安137円14銭、清算値137円39銭、208億円
CME日経平均先物、引け11600円


熊「昨日の米国市場では、発表された9月の米ISM製造業景気指数が予想を大きく下回り」

牛「これを受けて米株式市場は下落し、米債は買い進まれた」

熊「ISM製造業景気指数は、米供給管理協会が製造業約350社の購買担当役員にアンケート調査を実施し」

牛「1か月前と比較して、良い、同じ、悪いの三者択一の回答を元に、季節調整を加えた景気動向指数を作成」

熊「1931年から続いている伝統的な経済指標でもあることや、主要な米国の経済指標の中では最も早く発表されることで」

牛「企業の景況感を反映し景気転換の先行指標とされることから、市場での注目度もたいへん高い経済指標となっている」

熊「50%を上回ると景気拡大、下回ると景気後退を示唆している(「ネットで調べる経済指標」より抜粋)」

牛「昨日発表された9月の米ISM製造業景気指数は43.5と前月比6.4ポイントもの低下となり、市場予想を大きく下回った」

熊「米国の金融システム不安が景気にも大きな影響を与えてきていることが、これでも明らかになり」

牛「またこの指標は、FRBの金融政策のスタンスを見極める意味でも注目されている指標とも見られているが」

熊「フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁はインタビューで、経済の見通しが悪化した場合に一段の利下げを支持する可能性を示唆した」

牛「ただし、現段階では追加利下げによる効果に懐疑的とも述べたそうやが」

熊「昨日の米国市場では、米ISM製造業景気指数の発表や、それにより米株が一時大幅に下落したことに加え、プロッサー発言も加わり」

牛「米10年債利回りは一時3.65%に低下、引けは前日比-0.09%の3.73%となった。米2年債利回りは前日比-0.14%の1.82%」

熊「米国株式市場では、ダウが一時約220ドル下げる場面もあったが」

牛「米国時間午後にGEが普通株で120億ドル規模の増資計画を発表」.

熊「そしてウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイがGEの優先株に30億ドル出資することが明らかになり」

牛「これが好感されたことや、上院議会で金融救済策の修正法案が可決との見通しなども加わり、ダウは下げ幅を縮小させ」

熊「ダウ平均は19.59ドル安の10831.07ドル、ナスダックは22.48ポイント安の2069.40ポイントで引けている」

牛「今日は、10年国債の入札が予定されているが、利率は1.5%、296回のリオープンの予想」

熊「先月の10年国債はリーマン破綻の影響でリーマンが落とした分、発行できないという事態となったが」

牛「その後も欧米の金融システム不安は強まり、短期金融市場で欧米の金融機関は資金調達がなかなか難しい状況にもなっており」

熊「その影響なども出る可能性もあり、業者さんもかなり入札には慎重になることが予想され」

牛「平均落札価格と最低落札価格の差であるテールは、それなりに伸びそうとの見方に」

熊「入札そのものはやや低調な結果となっても、昨日の短観でも示されたように日本の景気も良くない中にあって」

牛「投資家さんのセカンダリーニーズはそれなりにあるとみられ、消化とかには問題はなさそうや」

熊「今日の債券相場は、米債高もあってそこそこしっかりのスタートとなりそうだが」

牛「寄り付き後は、入札の動向を見極めながら、慎重な取引となりそう」

熊「気になるのが、債券先物」

猫「昨日の債券先物の建て玉はさらに減少したそうね」

熊「先物があまりに勝手な動きをするためにヘッジ機能も後退し、参加者が減ってきているように思える」

猫「何か対策を講じないと、日本の債券市場そのものが停滞してしまう可能性も」

牛「今日の天気は良さそうやな、これが秋晴れか」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄136円85銭、高137円21銭、安136円81銭、引137円01銭(-3銭)
11114億円
2年273回 0.780%(+0.010%)
5年75回 1.085%(+0.020%)
10年296回 1.520%(+0.020%)
20年105回 2.155%(+0.015%)
30年28回 2.320%(+0.020%)


熊「米上院は金融安定化法案を可決、下院に送付された」

牛「これを受けてブッシュ大統領は、超党派に上院での可決を賞賛したそうや」

熊「さらに米経済は、金融安定化法案の今週の下院可決を必要としているとも大統領はコメントしている」

牛「とにかくここはスピードも必要とされそうや、すでに米経済への影響は9月の米ISM製造業景気指数などを見ても明らか」

熊「9月の米新車販売台数も前年同月比26.6%減となり、17年ぶりの低水準に落ち込んでいる」

牛「1997年から1998年の日本でも、金融システム不安は日本経済を直撃していたが」

熊「当時の同時期にはアジアでの金融危機も発生し、LTCMの救済劇などもあったが」

牛「今回の米国発の金融危機もすでに欧州に飛び火、金融機関への影響とともに、今回もヘッジファンドなどにもかなりの打撃に」

熊「いったん金融危機が収まっても、あらたな問題が今後発生してくる可能性も過去の歴史を見るとありうる」

牛「米景気が急減速となると、少し気が早いけど物価面にも影響を与えてくることも」

熊「とりあえず欧米ではインフレ圧力の緩和ということになろうけど、当時の日本ではデフレが問題視されつつあった」

牛「FRBによる利下げ期待なども市場では出ているようやが、その可能性もないとはいえない」

熊「ただし、日欧の中銀含めての協調利下げといったことは考えづらいけど」

牛「今朝、発表された9月21日から27日の対内債券投資では1兆1177億円の資本流出となっていた」

熊「流出額としては6月3週以来の高い水準とみられるが、リーマンショックなどの影響などから」

牛「欧米の金融機関がキャッシュ化のために保有している日本国債などを売却したものとみられる」.

熊「欧米での短期金融市場で金融機関の資金調達がなかなか難しい状況はまだ続いていることで」

牛「こういった動きは当面続くとみられ、それが現物債の売り要因ともなりそうやな」

熊「今日は10年国債の入札もあることで、10年カレント主体にヘッジ売りが入った」

牛「債券先物でのヘッジ売りが難しくなっているだけに、とりあえず現物などでヘッジ売りを入れざるを得ない」

熊「欧米の金融機関の資金調達が難しくなっているだけに。外資系の業者さんの国債入札への対応も気になり」

牛「入札に向けては慎重に向きも多いようやが、皆が皆、慎重になっている際など結果は良いこともままあるし」

熊「利率1.5%で296回のリオープンとなった、今日の10年国債入札の結果はそれほど悪い結果とはならないのでは」

牛「10年296回は前日比+0.025%の1.525%に対し295回は前日比+0.005%の1.495%と比較的しっかり」

熊「カレントには入札に向けてのヘッジ売りが入っているとみられるが、銘柄によっては買戻しの動きなども」

牛「中期ゾーンは、5年75回は同+0.020%の1.085%、2年273回同+0.020%の0.780%」

熊「超長期20年105回は前日比+0.015%の2.155%、30年は同+0.015%の2.155%」

牛「ちなみに債券先物は売りが先行し、前日比19銭安の136円85銭で寄り付き後、136円81銭安値に買戻され」

熊「137円21銭まで買われたが、その後は137円を挟んだ動きとなり、前場は前日比3銭安の137円01銭で引けている」

猫「日本の首相は、動画で、太郎ちゃんねるを配信するそうね、さすがアキバ系」

熊「それより、なんか補正予算の審議日程巡って、さっそく与野党の攻防戦が始まってしまい」

猫「9日の補正予算成立が不透明になってきたそうね」

牛「選挙日程にも影響しそうやな、いったい選挙はいつになるんやろ」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄137円11銭、高137円24銭、安136円87銭、引137円24銭(+20銭)
11345億円
2年273回 0.770%(0.000%)
5年75回 1.040%(-0.025%)
10年296回 1.510%(+0.010%)
20年105回 2.140%(0.000%)
30年28回 2.320%(+0.020%)


熊「本日実施された10年国債の入札結果は最低落札価格99円65銭、平均落札価格99円78銭となり」

牛「最低落札価格は事前予想を下回り、テールも13銭となり、8月の5銭、9月の4銭に比べて拡大した」

熊「業者さんは、入札に向けてかなり慎重姿勢であったとみられ、そのため結果もやや低調だったが」

牛「今回も外資系の業者さんは、それなりに積極的に応札していたようや」

熊「もちろんこれまで積極的に応札していたリーマンさん名前はなかったけど」

牛「ただし、相場は動意薄」

熊「金融安定化法案は上院で可決したものの、下院での動向などを見極めたいところでもあり、積極的には動きづらい」

牛「次第に様子見気分も強まり、現物債の動きも限られたものとなっていた」

熊「日銀は午後に入り6000億円の共通担保資金供給オペを行なったが」

牛「その後、昨日と同様に即日での4000億円の手形売出オペを実施し」

熊「お金を入れるところには入れて、じゃぶじゃぶとなっているところかには引き上げると」

牛「6000億円の資金供給の際のレートも、全取りレートは0.500%とだいぶ落ち着いてきたようや」

熊「しかし、どうも落ち着かなくなってきたのが、株式市場」

牛「自動車株や、ハイテク、鉄鋼、商社などの株を中心に引けにかけて売られ」

熊「日経平均は前日比200円を超す下げとなり、ザラ場での年初来安値を更新してしまった」

牛「金融安定化法案の行方といったものから、注目材料は世界経済の動向に移ってきたようだ」.

熊「ここにきて米国の経済指標への注目度が強まってきたように」

牛「米金融危機が、米経済に与える影響を市場も気にし始めている」

熊「このため、輸出関連株など世界経済の影響を受けやすい株主体に売り圧力が強まったと」

牛「日本も1997年あたりからの不良債権問題を発端とした金融危機によって、景気がさらに低迷し」

熊「デフレ圧力なども強まり、長期に渡る景気低迷が続くこととなったが」

牛「何事スピード感のある米国といえども、今回のショックはさすがに大きく」

熊「ある程度の期間の景気低迷は避けられないとも、過去の日本の事例を見ると思われる」

牛「FRBによる緊急利下げといった観測なども出ているようやが、緊急はさておき、利下げの可能性は出てきたとみられ」

熊「欧州も金融不安が飛び火して、各国政府も対応に追われるなど、なかなかたいへんなこととなっているし」

牛「この株安を受けて、上値の重かった現物債も中期主体に押し目買いも入り」

熊「2年273回変らずの0.770%、5年75回前日比-0.025%の1.040%が買われ」

牛「20年105回も前日比変らずの2.140%に、そして10年296回は相対的に重いながらも前日比+0.010%の1.510%に」

熊「債券先物も引けにかけて買戻しが入り、前日比20銭高の137円24銭の高値引けとなった」

猫「ニンテンドーDSiの発売が11月1日に決まったようね」

熊「作者、早速買うつもりでいるけど、今回も家族分買う気なのか」

猫「さすがにこのご時世では、そんな浪費は却下されるんじゃないの」

牛「しかし、今日はその任天堂の株価も大幅に下落している」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。


2008年10月1日(火曜日)

・・・・・・・・・・まずは、朝方

東証EVS、寄137円50銭、高137円60銭、安137円29銭、引137円29銭、2600億円
LIFFE、寄137円30銭、高137円49銭、安137円27銭、清算値137円32銭、271億円
CME日経平均先物、引け11655円


熊「米金融安定化法案に反対した下院議員も、昨日の株の急落はさすがにショックだったとみられ」

牛「過去最大の下げ幅をとって、777ショックみたいな報道もあったようやけど」

熊「昨日の米国市場では、金融安定化法案が修正されて早期に成立かとの思惑が強まり」

牛「加えて、米規制当局が時価会計について新たなガイドラインを発表する方針との報道もあり」

熊「住宅ローン債権などの証券化商品の評価を実質的に緩めるといった内容のようだけど」

牛「とりあえず、今の危機に対しての処方箋にはなるかもしれないけど、なんか時代が逆戻りしている印象も」

熊「それはともかく、こういった思惑などにより昨日の米国市場で、ダウは485.21ドル戻している」

牛「前日の777ドル安に較べて全面戻しとはいかなかったものの、それでも昨日の上げ幅は過去三番目だそうや」

熊「米債は株の急反発などを受けて、10年債利回りは前日比+0.25%の3.82%に上昇し、2年債利回りも前日比+0.30%の1.96%と」

牛「発表された米消費者信頼感指数が59.8と前月比プラスとなり、市場予想を上回ったことや」

熊「9月シカゴ購買部協会景気指数も56.7と、こちらも市場予想を上回ったことなども債券の売り材料となったようだ」

牛「昨日、FRBは200億ドルの資金供給を実施したが、FF金利は朝方の7%から一時0.25%まで急低下したそうや」

熊「ドル資金の銀行間取引金利の指標でもあるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)も一時、前日比4.31%上昇し6.88%になったとの報道も」

牛「米国だけでなく欧州でも金融機関の相次ぐ破綻により、資金の出し手はかなり慎重になっているとみられ」

熊「期間が少しでも長いと相手先がどうなるかわからないということもあって、一週間を超すような期間のドル資金の取引はほぼ麻痺状態にある」

牛「日本でも昨日の無担保コール翌日物取引で外銀の一部は1.0%で資金を調達したとみられている」.

熊「日銀の誘導目標値の0.5%どころか、ロンバート金利の0.75%もさらに上回っていたが」

牛「期末要因や手続きがやや煩雑なロンバート貸し出しを避けたところもあって、そういった金利が出合ったとみられる」

熊「その30日の日銀のロンバート貸し出しは、1.3兆円にものぼり過去6番目の大きさだったとか」

牛「日銀といえば、まもなく日銀短観が発表される」

熊「大企業製造業DIはマイナスかとの予想も多いようだが、中小企業などの状況などにも注意が必要となりそうだ」

牛「ただし、寄り付きに関しては米国株式市場の反発と、米債の急落もあり」

熊「今日の債券先物は売りが先行し、昨日の上昇分がかなり剥げ落ちるのではないかと」

牛「明日の10年国債入札も控え、寄り付き後は株価同行などを睨んで、神経質な展開となることも予想される」

熊「実質下期入りすることで、まずは様子を見て、落ち着いたところで投資家さんも動いてくるのではないかとも」

牛「現物は10年債の動向とともに、昨日売られた超長期ゾーンの動きにも注意したい」

熊「昨夕、財務省は物価連動国債の10月の発行額を3000億円に減額し、12月債はこの10月債の原則リオープンとすると」

牛「さらに流動性供給入札について、10月と12月に2000億円ずつ実施」

熊「下期の買入消却について、物価連動国債は毎月800億円実施、固定利付債は12月と2月に各1200億円実施と発表した」

猫「どうやら与党は補正予算を成立させて選挙に臨む意向のようね」

熊「欧米での金融危機により日本経済も大きな影響を受けるとみられ、さすがに補正もほっといての選挙はまずいと判断したのか」

猫「どうでしょうね、自民党も民主党もいかに優位に選挙戦が進められるか、いろいろと対策を練っているんじゃないの」

牛「結局、票を入れるのは国民なんやけどな」


・・・・・・・・・・昼に続く、


・・・・・・・・・・昼、

前場
長期先物2008年12限月
寄137円09銭、高137円35銭、安136円39銭、引136円75銭(-79銭)
16360億円
2年273回 0.765%(+0.010%)
5年75回 1.065%(+0.020%)
10年296回 1.485%(+0.025%)
20年105回 2.150%(+0.020%)
30年28回 2.300%(+0.025%)


熊「朝方に発表された日銀短観では、大企業製造業・業況判断DIはマイナス3となり、2003年6月調査のマイナス5以来、ほぼ5年ぶりのマイナスに」

牛「事前の市場予想ではマイナス2あたりやったが、それより悪化したもののまあ事前予想の範囲内か」

熊「大企業製造業・業況判断DIの12月予測はマイナス4と、さらなる悪化を見込み」

牛「中小製造業の業況判断DIはマイナス17、そして12月予測はマイナス25とこちらはマイナス幅をさらに大きく広げる格好に」

熊「2008年度大企業・全産業の設備投資計画は前年度比プラス1.7%と下方修正されるなど」

牛「あらためて日本の景気後退が意識されるような内容となった」

熊「これによる債券相場への影響は限定的だったとみられるものの」

牛「東京株式市場では、思いのほか戻りも鈍いことで、短観による景気悪化が意識された可能性はありそう」

熊「日経平均先物は前日比190円高の11510円で寄り付き後、11520円を高値に戻り売りに押され」

牛「前場の引け際に11380円まで売られ、前場は前日比100円高の11420円で引けている」

熊「金融安定化法案が修正された上で早期成立かとの思惑も強まったようだが、東京株式市場にはあまり影響はなかったような」

牛「債券市場では短観の影響も限定的ならば、株の影響も限定的」

熊「それでも債券先物は今日も結果は値動きが激しい展開となった」

牛「債券先物は米国市場動向を受けて売りが先行し、売り気配ののち前日比45銭安の137円09銭寄り付いた」

熊「一昨日の債券先物の引けが137円ちょうどだったが、寄り付き後その137円まで売られて」

牛「いったんは買戻しも入り、137円35銭まで買戻しも入るものの」.

熊「その後戻り売りが入り、137円10銭近辺でもみ合ったのち、9時40分あたりから売り圧力を強め」

牛「あっさりと137円ほ割り込み、いったん136円80銭あたりでもみ合いとなったのち」

熊「10時20分あたりから再び売り仕掛けが入り一時前日比1円以上下落し、前日比1円15銭安の136円39銭まで下落した」

牛「現物も中期から超長期にかけて全般に売りも入ったが、先物はやや仕掛け的な動きのようにも見える」

熊「12月限の建て玉が6兆円を割り込み海外からの仕掛け人は去った可能性もあるが、まだ一部仕掛け人は残っていたのか」

牛「ただし、さすがにその後は買戻しも入り、前場の引けは前日比79銭安の136円75銭となった」

熊「明日の10年入札も控えていることもあり、また期初ということで投資家さんも動きづらい」

牛「そんな中に細かい売りなどで現物は押されたんやろか」

熊「10年債は296回が前日比+0.030%の1.490%が打たれたが、1.5%台に乗せたわけでもなく」

牛「むしろ10年カレントには投資家の買いも見られたとか」

熊「中期は2年273回が前日比+0.015%の0.770%まで打たれ、5年75回は1.055%の出合い後前日比+0.030%の1.075%に」

牛「そして超長期は朝方から重くなっていたが、こちらは昨日の売りの余波もあったともみられることで」

熊「20年105回は一時前日比+0.030%の2.160%、30年28回同+0.030%の2.160%が打たれた」

猫「日銀は今日も8000億円の即日での資金供給オペを実施」

熊「その結果は、0.75%と高止まりしており、引き続き外銀さん主体に資金需要は強いものとみられる」

猫「明日の10年入札にもこういった外資系金融機関さんへの影響もあり、業者さんは慎重となりそうね」

牛「前場に債券先物は結構下げたことで、後場は少し値動きは小さくなるんかな」


・・・・・・・・・・引け後に続く、 


・・・・・・・・・・引け後

後場
長期先物2008年12限月
寄136円79銭、高137円10銭、安136円71銭、引137円04銭(-50銭)
11587億円
2年273回 0.770%(+0.015%)
5年75回 1.070%(+0.025%)
10年296回 1.500%(+0.040%)
20年105回 2.145%(+0.015%)
30年28回 2.295%(+0.020%)


熊「麻生首相は所信表明演説で異例の逆質問を行なっていたが」

牛「これに対し今日の代表質問で民主党の小沢代表は、異例ともいえる事実上の所信表明演説を行なった」

熊「選挙を控えて、自民党と民主党の対立姿勢がより強まっているような」

牛「11月2日か9日とも噂される衆院総選挙、果たして結果はどうなるのか」

熊「その前に11月4日には米国で大統領選挙が行なわれる」

牛「世界の政治経済に影響を与える米国大統領が誰になるのか、こちらももちろん注目」

熊「しかし、米国の威光は、サブプライム問題を発端とした金融システム不安の拡大でだいぶ薄れてきたような気もするけど」

牛「短期金融市場など、まさに危機的に状況にあり、米国に続き欧州でも金融機関の破綻も相次いでいる」

熊「9月30日、欧州のインターバンク市場では、翌日物のドルLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)が前日比4.31%上昇し6.875%をつけ」

牛「リーマンショックを受けた9月16日の6.43750%を上回り、さらに一日の上昇幅としては過去最大となった」

熊「ECBはこのためドル資金供給オペを実施し300億ドルの供給に対し供給額の倍以上の応札があり、落札金利も11%に跳ね上がった」

牛「その後500億ドルの追加の供給オペが実施されたが、こちらは札割れとなり供給額は307億ドルとなり落札金利も0.5%に低下」

熊「FRBは200億ドルの資金供給を実施したが、FF金利は朝方に7%に上昇したが、その後一時0.25%まで急低下」

牛「短期金融市場の動きもかなり極端やけど、米国市場でも株や債券の値動きもかなり激しくなっている」

熊「それだけ投資家も神経質になっているとも言えそうだな」

牛「欧州の金融不安の強まりも影響してか、欧州金融機関による日本の債券売りなども昨日、今日見られたとも」.

熊「一般債への売りに加えて、国債は超長期ゾーン主体に入ったのではないかともみられた」

牛「ただし、後場はそういった売りはやや影を潜め、現物の動きは鈍くなっていたが」

熊「明日の10年国債の入札も控え、昨日の短期金融市場の動向を見ても、なかなか欧米の金融機関は資金を取りづらくなっており」

牛「それが国債入札にも影響するのではないかとの警戒感も手伝ってか」

熊「10年296回の利回りは引け後に1.500%ちょうどに上昇している」

牛「前場は国内投資家による買いもみられたようやが、後場はヘッジ売りな押されたものとみられる」

熊「現物は全般に上値が重かったが、先物は下げ渋りに」

牛「むしろ買戻しの動きを強め、引け際に137円台を回復」

熊「前場一時136円39銭まで売られたが、結局、日計りの売りであったのか、そのショートカバーが入ったようだ」

牛「その結果、今日も債券は先物と現物がちぐはぐな動きとなり」

熊「国債入札に向けてのヘッジ機能などは、現在の債券先物にはなくなりつつある」

牛「いつになったら、そういった機能が回復してくれるのか」

熊「建て玉の減少も気になるところ。その先物は前日比50銭安の137円04銭と前場寄り付き水準となった」

猫「日経平均は久しぶりの前日比プラスとなったけど、あまり勢いは感じられないわね」

熊「まだまだ欧米金融市場への不安も根強いし」

猫「金融市場への嵐は去ってはないけど、台風15号は温帯低気圧となって、関東地方への影響はあまりなさそうね」

牛「天気も次第に回復してくるようや」


・・・・・・・・・・お疲れ様でした。